東京新聞杯

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東京新聞杯
Tokyo Shimbun Hai[1]
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 東京競馬場
創設 1951年4月22日[2]
2017年の情報
距離 芝1600m
格付け GIII
賞金 1着賞金3900万円
出走条件 サラ系4歳以上(国際)
負担重量 別定(#競走条件を参照)
出典 [3][4]
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東京新聞杯(とうきょうしんぶんはい)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

競走名の「東京新聞」は、中日新聞東京本社が発行する日刊紙[5]

正賞は中日新聞社[3]

概要[編集]

1951年に創設された5歳(現4歳)以上の馬による重賞競走「東京杯」が、本競走の前身[6][7]

創設当初は東京競馬場の芝2400mで天皇賞(春)の前後に行われていたが、1966年より現名称に変更、あわせて施行時期も1月下旬 - 2月上旬に繰り上げられた[7]。その後、施行距離や施行場の度重なる変更を経て、1984年より東京競馬場の芝1600mに短縮。これにより、「安田記念」へ向けた春の古馬短距離路線に組み入れられ現在に至る[7]

外国産馬は1994年、外国馬は2005年よりそれぞれ出走可能になった[2][8]

競走条件[編集]

以下の内容は、2017年現在[3][4]のもの。

出走資格:サラ系4歳以上

  • JRA所属馬
  • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:別定

  • 56kg、牝馬2kg減
    • 日本馬:収得賞金3,000万円超過馬は超過額2,000万円毎に1kg増
    • 外国馬:GI競走1着馬5kg増、GII競走1着馬3kg増、GIII競走1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

賞金[編集]

2017年の1着賞金は3900万円で、以下2着1600万円、3着980万円、4着590万円、5着390万円[3][4]

歴史[編集]

  • 1951年 - 5歳以上の馬による重賞競走として「東京杯」の名称で創設、東京競馬場の芝2400mで施行[7][6]
  • 1959年 - 負担重量をハンデキャップに変更[7][6]
  • 1966年 - 名称を「東京新聞杯」に変更[7]
  • 1981年 - 負担重量を別定に戻す[7][6]
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け。
  • 1994年 - 混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる[2]
  • 1995年 - 積雪の影響でダート1600mに変更して施行したため、グレード外となる[2]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、競走条件を「4歳以上」に変更[2]
  • 2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[8]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[9]

歴代優勝馬[編集]

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は第15回まで「東京杯」、第16回以降は「東京新聞杯」[7]

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1951年4月22日 東京 2400m トサミドリ 牡5 2:30 2/5 田中康三 稗田虎伊 齋藤健二郎
第2回 1952年5月18日 東京 2400m ミツハタ 牡4 2:29 2/5 渡辺正人 矢野幸夫 河野信一
第3回 1953年3月29日 東京 2400m モリマツ 牡4 2:36 3/5 田中康三 福薗盛吉 森島秋松
第4回 1954年3月28日 東京 2400m ハクリヨウ 牡4 2:30 2/5 保田隆芳 尾形藤吉 西博
第5回 1955年5月15日 東京 2400m タカオー 牡4 2:30 1/5 古山良司 上村大治郎 高須銀次郎
第6回 1956年5月13日 東京 2400m オートキツ 牡4 2:31 2/5 二本柳俊夫 大久保房松 川口鷲太郎
第7回 1957年5月12日 東京 2400m ハクチカラ 牡4 2:32 2/5 保田隆芳 尾形藤吉 西博
第8回 1958年5月3日 東京 2400m ミツル 牝5 2:29 4/5 野平祐二 尾形藤吉 永田雅一
第9回 1959年5月10日 東京 2400m クリペロ 牡4 2:30.0 森安弘明 尾形藤吉 栗林友二 
第10回 1960年5月8日 東京 2400m コマツヒカリ 牡4 2:28.8 伊藤竹男 大久保房松 エス・ケイ[注 2]
第11回 1961年5月3日 東京 2400m タカマガハラ 牡4 2:29.4 加賀武見 小西喜蔵 平井太郎
第12回 1962年5月3日 東京 2400m トウコン 牡4 2:28.7 山岡忞 矢野幸夫 塩飽望
第13回 1963年5月5日 東京 2400m アサマフジ 牝4 2:29.7 加賀武見 矢野幸夫 北野ミヤ
第14回 1964年4月26日 東京 2400m ミオソチス 牝4 2:30.4 高松三太 川上武一 伊達政志
第15回 1965年4月25日 中山 2400m ヤマドリ 牡4 2:29.5 森安弘明 森末之助 清水友太郎
第16回 1966年2月6日 東京 2400m コレヒデ 牡4 2:28.9 保田隆芳 尾形藤吉 千明康
第17回 1967年2月19日 東京 2400m セフトウエー 牡5 2:31.4 野平祐二 野平省三 鈴木晴
第18回 1968年2月11日 中山 2200m オンワードヒル 牡5 2:16.1 牧野三雄 中村広 樫山純三
第19回 1969年2月2日 東京 ダート2100m タケシバオー 牡4 2:09.5 保田隆芳 三井末太郎 小畑正雄
第20回 1970年2月8日 東京 ダート2100m マスミノル 牡4 2:11.3 加賀武見 阿部正太郎 増山栄一
第21回 1971年1月31日 東京 2000m トレンタム 牡4 2:02.4 坪井正美 二本柳俊夫 河野通
第22回 1972年3月26日 中山 2000m アカネテンリュウ 牡6 2:07.3 星野信幸 橋本輝雄 関野栄一
第23回 1973年2月4日 東京 2000m スガノホマレ 牡4 2:01.1 野平祐二 秋山史郎 菅原光太郎
第24回 1974年2月3日 東京 2000m ユウシオ 牡4 2:02.1 郷原洋行 菊池一雄 碓氷勝三郎
第25回 1975年2月2日 東京 2000m フジノパーシア 牡4 2:02.5 大崎昭一 柴田寛 真田繁次
第26回 1976年2月8日 東京 2000m アグネスビューチー 牝5 2:02.2 大崎昭一 稗田敏男 吉田権三郎
第27回 1977年2月6日 東京 2000m トウフクセダン 牡4 2:02.2 宮田仁 大久保末吉 井上芳春
第28回 1978年2月5日 東京 2000m スズサフラン 牝5 2:01.5 中島啓之 仲住芳雄 小紫芳夫
第29回 1979年2月4日 中山 2000m メジロファントム 牡4 2:02.0 宮田仁 大久保洋吉 北野俊雄
第30回 1980年2月3日 東京 2000m フジアドミラブル 牡4 2:02.4 中島啓之 見上恒芳 荒木栄一
第31回 1981年2月1日 東京 2000m ドロッポロード 牡4 2:01.7 中野栄治 荒木静雄 瀧村修蔵
第32回 1982年2月7日 東京 2000m モンテプリンス 牡5 2:00.8 吉永正人 松山吉三郎 毛利喜八
第33回 1983年2月6日 東京 2000m タカラテンリュウ 牡4 2:02.1 嶋田功 佐々木亜良 原田さち子
第34回 1984年2月5日 東京 1600m シンボリヨーク 牡5 1:37.6 中野栄治 保田隆芳 シンボリ牧場
第35回 1985年2月3日 東京 1600m ドウカンヤシマ 牡5 1:35.4 大塚栄三郎 田中朋次郎 新井興業(株)
第36回 1986年2月2日 東京 1600m ギャロップダイナ 牡6 1:35.0 柴崎勇 矢野進 (有)社台レースホース
第37回 1987年2月8日 東京 1600m エビスジョウジ 牡6 1:35.1 坂井千明 相川勝敏 加藤友三郎
第38回 1988年2月7日 東京 1600m カイラスアモン 牡4 1:34.7 安田富男 松山吉三郎 (株)アモン
第39回 1989年2月5日 東京 1600m トウショウマリオ 牡4 1:35.6 柴田政人 奥平真治 トウショウ産業(株)
第40回 1990年2月4日 東京 1600m ホクトヘリオス 牡6 1:34.6 柴田善臣 中野隆良 金森森商事(株)
第41回 1991年2月3日 東京 1600m ホリノウイナー 牡4 1:33.9 武豊 武邦彦 堀内正男
第42回 1992年2月9日 東京 1600m ナルシスノワール 牡6 1:34.4 菅原泰夫 田之上勲 粟田攻
第43回 1993年2月7日 東京 1600m キョウワホウセキ 牝4 1:33.9 武豊 武邦彦 浅川吉男
第44回 1994年2月6日 東京 1600m セキテイリュウオー 牡5 1:33.6 田中勝春 藤原敏文 (株)新元観光
第45回 1995年2月5日 東京 ダート1600m ゴールデンアイ 牡7 1:37.8 田中剛 柄崎孝 高橋賢一
第46回 1996年2月4日 東京 1600m トロットサンダー 牡7 1:34.4 横山典弘 内藤一雄 藤本照男
第47回 1997年2月2日 東京 1600m ベストタイアップ 牡5 1:33.7 岡部幸雄 松山康久 吉田照哉
第48回 1998年2月8日 東京 1600m ビッグサンデー 牡4 1:34.2 蛯名正義 中尾正 (有)ビッグ
第49回 1999年2月7日 東京 1600m キングヘイロー 牡4 1:33.5 柴田善臣 坂口正大 浅川吉男
第50回 2000年1月30日 東京 1600m ダイワカーリアン 牡7 1:33.6 北村宏司 二ノ宮敬宇 大和商事(株)
第51回 2001年1月30日 東京 1600m チェックメイト 牡6 1:34.2 藤田伸二 山内研二 深見富朗
第52回 2002年1月27日 東京 1600m アドマイヤコジーン 牡6 1:37.7 後藤浩輝 橋田満 近藤利一
第53回 2003年2月2日 中山 1600m ボールドブライアン 牡4 1:32.3 柴田善臣 藤沢和雄 小林英一
第54回 2004年2月1日 東京 1600m ウインラディウス 牡6 1:33.0 田中勝春 藤沢和雄 (株)ウイン
第55回 2005年1月30日 東京 1600m ハットトリック 牡4 1:33.7 武豊 角居勝彦 (有)キャロットファーム
第56回 2006年1月28日 東京 1600m フジサイレンス 牡6 1:33.7 江田照男 田子冬樹 浅野恭秀
第57回 2007年1月27日 東京 1600m スズカフェニックス 牡5 1:32.7 武豊 橋田満 永井啓弍
第58回 2008年2月2日 東京 1600m ローレルゲレイロ 牡4 1:32.8 藤田伸二 昆貢 (株)ローレルレーシング
第59回 2009年1月31日 東京 1600m アブソリュート 牡5 1:36.9 田中勝春 宗像義忠 薗部博之
第60回 2010年1月30日 東京 1600m レッドスパーダ 牡4 1:32.1 横山典弘 藤沢和雄 (株)東京ホースレーシング
第61回 2011年2月6日 東京 1600m スマイルジャック 牡6 1:32.5 三浦皇成 小桧山悟 齊藤四方司
第62回 2012年2月5日 東京 1600m ガルボ 牡5 1:32.8 石橋脩 清水英克 石川一義
第63回 2013年2月3日 東京 1600m クラレント 牡4 1:32.9 岩田康誠 橋口弘次郎 前田晋二
第64回 2014年2月17日 東京 1600m ホエールキャプチャ 牝6 1:33.2 蛯名正義 田中清隆 嶋田賢
第65回 2015年2月8日 東京 1600m ヴァンセンヌ 牡6 1:35.7 福永祐一 松永幹夫 (有)社台レースホース
第66回 2016年2月7日 東京 1600m スマートレイアー 牝6 1:34.1 吉田隼人 大久保龍志 大川徹
第67回 2017年2月5日 東京 1600m ブラックスピネル 牡4 1:34.9 M.デムーロ 音無秀孝 (有)サンデーレーシング

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 「東京新聞杯(GIII)」『中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】』 日本中央競馬会、2006年、201-273頁。

注釈[編集]

  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。
  2. ^ 小松重雄の仮定名称。[要出典]

出典[編集]

  1. ^ Tokyo Shimbun Hai”. International Federation of Horseracing Authorities. 2016年2月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e 中央競馬全重賞競走成績集
  3. ^ a b c d 平成29年第1回東京競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2017年2月6日閲覧。
  4. ^ a b c 重賞競走一覧(レース別・関東) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 3 (2017年). 2017年2月6日閲覧。
  5. ^ 2017年度第1回東京競馬特別レース名解説 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 2. 2017年2月6日閲覧。
  6. ^ a b c d 東京新聞杯レースガイド”. netkeiba.com. 2014年6月28日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h レースについて:東京新聞杯 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2017年2月6日閲覧。
  8. ^ a b 2005年の成績表
  9. ^ 第1回 東京競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 323-324 (2007年). 2016年1月26日閲覧。(索引番号:03011)

各回競走結果の出典[編集]

外部リンク[編集]