フィリーズレビュー

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フィリーズレビュー
(桜花賞トライアル)
Fillies' Revue
(Japanese 1000 Guineas Trial)[1]
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2012年フィリーズレビュー
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 阪神競馬場
創設 1967年3月19日
2017年の情報
距離 芝1400m
格付け GII
賞金 1着賞金5200万円
出走条件 サラ系3歳牝馬(国際)(指定)
負担重量 馬齢(54kg)
出典 [2][3]
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フィリーズレビューは、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走GII)である。競馬番組表での名称は「報知杯フィリーズレビュー(桜花賞トライアル)」と表記される[3]

「スポーツ報知」は、報知新聞社が発行するスポーツ紙。同社より寄贈賞の提供を受けている[4]

正賞は報知新聞社賞[2][3]

概要[編集]

3着までの馬に桜花賞の優先出走権が付与されるトライアル競走[4]

1967年に創設された4歳(現3歳)牝馬による重賞競走「阪神4歳牝馬特別(報知杯桜花賞トライアル)」が、本競走の前身[5]。競走名は1983年に「報知杯4歳牝馬特別(ほうちはいよんさいひんばとくべつ)」と改称された後、2001年より現名称となった[5]。施行距離は1975年から1978年まで芝1200mで行われた[5]のを除き、芝1400mでの施行が定着している。

地方競馬所属馬は1995年から、外国産馬は2004年からそれぞれ出走可能になり[6]、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[7]

競走条件[編集]

以下の内容は、2017年現在[2][3]のもの。

出走資格:サラ系3歳牝馬

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(9頭まで、優先出走)

負担重量:馬齢(54kg)

桜花賞のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は桜花賞の出走候補馬(2頭まで)およびJRAの2歳GI競走優勝馬に優先出走が認められ[5][8][9]、JRAで行われる芝の3歳重賞競走優勝馬にも出走資格が与えられる[5]

賞金[編集]

2017年の1着賞金は5200万円で、以下2着2100万円、3着1300万円、4着780万円、5着520万円[2][3]

歴史[編集]

  • 1967年 - 4歳牝馬による桜花賞トライアルの重賞競走として「阪神4歳牝馬特別」の名称で創設。1974年まで「報知杯桜花賞トライアル」の副称もつけられた[5]
  • 1975年 - 名称を「報知杯阪神4歳牝馬特別」に変更[6]
  • 1983年 - 名称を「報知杯4歳牝馬特別」に変更[6]
  • 1984年 - グレード制施行によりGII[注 1]に格付け。
  • 1991年 - 桜花賞の優先出走権取得条件が上位5頭から上位3頭に変更[5]
  • 1995年 - 指定交流競走となり、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる[6]
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳牝馬」に変更。
    • 名称を「報知杯フィリーズレビュー」に変更[5]
  • 2004年
    • 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[10]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更[11]
  • 2010年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が8頭まで出走可能となる[7]
    • 格付表記をGII(国際格付)に変更。
  • 2015年 - 外国馬の出走枠を9頭に変更[12]

歴代優勝馬[編集]

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は第8回まで「阪神4歳牝馬特別」、第9回から第16回は「報知杯阪神4歳牝馬特別」、第17回から第34回は「報知杯4歳牝馬特別」[5][6]

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1967年3月19日 阪神 1400m ヤマピツト 牝3 JRA 1:25.0 池江泰郎 浅見国一 小林信夫
第2回 1968年3月24日 阪神 1400m フアインローズ 牝3 JRA 1:24.3 簗田善則 坪重兵衛 吉田久博
第3回 1969年3月23日 阪神 1400m ヒデコトブキ 牝3 JRA 1:24.5 久保敏文 伊藤修司 伊藤英夫
第4回 1970年3月15日 阪神 1400m タマミ 牝3 JRA 1:24.2 高橋成忠 坂本栄三郎 坂本栄蔵
第5回 1971年3月28日 阪神 1400m エリモジェニー 牝3 JRA 1:24.7 新田幸春 大久保亀治 山本慎一
第6回 1972年4月30日 京都 1400m シンモエダケ 牝3 JRA 1:25.1 藤岡範士 田之上勲 久保光吉
第7回 1973年3月18日 阪神 1400m ニットウチドリ 牝3 JRA 1:22.8 横山富雄 八木沢勝美 鎌田三郎
第8回 1974年3月17日 阪神 1400m エビスオール 牝3 JRA 1:25.8 柴田政見 内藤潔 加藤友三郎
第9回 1975年3月16日 阪神 1200m テスコガビー 牝3 JRA 1:10.4 菅原泰夫 仲住芳雄 長島忠雄
第10回 1976年3月21日 阪神 1200m スカッシュソロン 牝3 JRA 1:10.8 福永洋一 古賀嘉蔵 飯田正
第11回 1977年3月20日 阪神 1200m ダイワテスコ 牝3 JRA 1:10.7 横山富雄 尾形盛次 大城敬三
第12回 1978年3月19日 阪神 1200m サンエムジョオー 牝3 JRA 1:10.1 田所秀孝 田所秀雄 松本肇
第13回 1979年3月18日 阪神 1400m シーバードパーク 牝3 JRA 1:25.4 小迫次男 本郷重彦 ホースマンクラブ
第14回 1980年3月16日 阪神 1400m シャダイダンサー 牝3 JRA 1:23.4 吉永正人 松山吉三郎 吉田善哉
第15回 1981年3月15日 阪神 1400m ブロケード 牝3 JRA 1:25.1 柴田政人 高松邦男 伊達秀和
第16回 1982年3月21日 阪神 1400m ツキマリー 牝3 JRA 1:25.6 太宰義人 中村好夫 望月篤
第17回 1983年3月20日 阪神 1400m ダスゲニー 牝3 JRA 1:24.0 大崎昭一 新関力 三島武
第18回 1984年3月18日 阪神 1400m ダイナシュガー 牝3 JRA 1:24.0 安田富男 高橋祥泰 (有)社台レースホース
第19回 1985年3月17日 阪神 1400m エルプス 牝3 JRA 1:23.7 木藤隆行 久恒久夫 小畑安雄
第20回 1986年3月16日 阪神 1400m メジロラモーヌ 牝3 JRA 1:23.9 河内洋 奥平真治 (有)メジロ牧場
第21回 1987年3月22日 阪神 1400m コーセイ 牝3 JRA 1:24.5 増沢末夫 尾形盛次 (株)アイ・ケイ・テイ・オーナ
第22回 1988年3月20日 阪神 1400m スカーレットリボン 牝3 JRA 1:22.8 竹原啓二 松山康久 (有)社台レースホース)
第23回 1989年3月19日 阪神 1400m コクサイリーベ 牝3 JRA 1:22.8 松本達也 新関力 鮫川三千男
第24回 1990年3月18日 阪神 1400m エイシンサニー 牝3 JRA 1:23.9 岸滋彦 坂口正則 平井豊光
第25回 1991年3月17日 中京 1200m イソノルーブル 牝3 JRA 1:09.8 松永幹夫 清水久雄 磯野俊雄
第26回 1992年3月22日 阪神 1400m ディスコホール 牝3 JRA 1:24.3 岡部幸雄 山内研二 (有)社台レースホース 
第27回 1993年3月21日 阪神 1400m ヤマヒサローレル 牝3 JRA 1:24.0 猿橋重利 湯浅三郎 山口節子
第28回 1994年3月20日 中京 1200m ゴールデンジャック 牝3 JRA 1:10.4 四位洋文 北橋修二 (株)協栄
第29回 1995年3月19日 京都 1400m ライデンリーダー 牝3 笠松 1:21.8 安藤勝己 荒川友司 水野俊一
第30回 1996年3月10日 阪神 1400m リトルオードリー 牝3 JRA 1:21.9 佐藤哲三 小林稔 名古屋友豊(株)
第31回 1997年3月9日 阪神 1400m キョウエイマーチ 牝3 JRA 1:21.4 松永幹夫 野村彰彦 松岡正雄
第32回 1998年3月15日 阪神 1400m マックスキャンドゥ 牝3 JRA 1:22.4 四位洋文 伊藤雄二 田所英子
第33回 1999年3月14日 阪神 1400m フサイチエアデール 牝3 JRA 1:23.0 武豊 松田国英 関口房朗
第34回 2000年3月12日 阪神 1400m サイコーキララ 牝3 JRA 1:23.0 石山繁 浜田光正 (株)中村 
第35回 2001年3月11日 阪神 1400m ローズバド 牝3 JRA 1:21.7 小牧太 橋口弘次郎 (有)社台レースホース
第36回 2002年3月10日 阪神 1400m サクセスビューティ 牝3 JRA 1:21.6 藤田伸二 山内研二 髙嶋哲
第37回 2003年3月16日 阪神 1400m ヤマカツリリー 牝3 JRA 1:22.7 安藤勝己 松元茂樹 山田博康
第38回 2004年3月14日 阪神 1400m ムーヴオブサンデー 牝3 JRA 1:21.3 安藤勝己 松元茂樹 (有)社台レースホース
第39回 2005年3月13日 阪神 1400m ラインクラフト 牝3 JRA 1:21.2 福永祐一 瀬戸口勉 大澤繁昌
第40回 2006年3月12日 阪神 1400m ダイワパッション 牝3 JRA 1:23.1 長谷川浩大 増沢末夫 大城敬三
第41回 2007年3月11日 阪神 1400m アストンマーチャン 牝3 JRA 1:21.8 武豊 石坂正 戸佐眞弓
第42回 2008年3月16日 阪神 1400m マイネレーツェル 牝3 JRA 1:22.5 池添謙一 五十嵐忠男 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第43回 2009年3月15日 阪神 1400m ワンカラット 牝3 JRA 1:22.4 藤岡佑介 藤岡健一 青山洋一
第44回 2010年3月14日 阪神 1400m サウンドバリアー 牝3 JRA 1:22.8 渡辺薫彦 安達昭夫 増田雄一
第45回 2011年3月21日 阪神 1400m フレンチカクタス 牝3 JRA 1:22.3 北村宏司 大竹正博 (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
第46回 2012年3月11日 阪神 1400m アイムユアーズ 牝3 JRA 1:22.8 N.ピンナ 手塚貴久 ユアストーリー
第47回 2013年3月10日 阪神 1400m メイショウマンボ 牝3 JRA 1:22.1 川田将雅 飯田明弘 松本好雄
第48回 2014年3月16日 阪神 1400m ベルカント 牝3 JRA 1:22.3 武豊 角田晃一 (株)ノースヒルズ
第49回 2015年3月15日 阪神 1400m クイーンズリング 牝3 JRA 1:22.5 M.デムーロ 吉村圭司 吉田哲哉
第50回 2016年3月13日 阪神 1400m ソルヴェイグ 牝3 JRA 1:22.1 川田将雅 鮫島一歩 (株)G1レーシング
第51回 2017年3月12日 阪神 1400m カラクレナイ 牝3 JRA 1:21.0 M.デムーロ 松下武士 吉田照哉

脚注・出典[編集]

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参考文献[編集]

  • 「報知杯フィリーズレビュー(GII)(桜花賞トライアル)」『中央競馬全重賞競走成績集 【2歳・3歳編】』 日本中央競馬会、1209-1266頁。

注釈[編集]

  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典[編集]

  1. ^ 2015 International Cataloguing Standards Book Japan (PDF)” (英語). 国際セリ名簿基準委員会(ICSC). 2016年3月7日閲覧。
  2. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 8 (2017年). 2017年3月13日閲覧。
  3. ^ a b c d e 平成29年第1回阪神競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2017年3月13日閲覧。
  4. ^ a b 2017年度第1回阪神競馬特別レース名解説 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 3. 2017年3月12日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i レースについて:フィリーズレビュー 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2017年3月13日閲覧。
  6. ^ a b c d e 中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】
  7. ^ a b 第1回 阪神競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 751-753 (2010年). 2016年3月7日閲覧。(索引番号:06071)
  8. ^ 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について(平成29年度) (PDF)”. 日本中央競馬会. 2017年3月13日閲覧。
  9. ^ 平成29年度競馬番組一般事項 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 20-22. 2017年3月13日閲覧。
  10. ^ 2004年の成績表参照。
  11. ^ 第1回 阪神競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 719-721 (2007年). 2016年3月7日閲覧。(索引番号:06071)
  12. ^ 重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 8 (2015年). 2016年3月7日閲覧。

各回競走結果の出典[編集]

外部リンク[編集]