チャレンジカップ (中央競馬)

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チャレンジカップ
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2018年チャレンジカップ
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 阪神競馬場
創設 1950年11月26日
2017年の情報
距離 芝2000m
格付け GIII
賞金 1着賞金4100万円
出走条件 サラ系3歳以上(国際)(特指)
負担重量 別定
出典 [1][2]
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チャレンジカップは、日本中央競馬会 (JRA) が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

概要[編集]

1950年に、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として「チャレンジカップ」の名称で創設[3][4][5]。1953年に「朝日チャレンジカップ(あさひチャレンジカップ)」と改称[3][4][5]され、以来長らくこの名称で定着していたが、2014年より朝日杯フューチュリティステークスの施行場が阪神競馬場へ移されたことに伴い[4]、名称は創設時の「チャレンジカップ」に戻された[5]

距離は第2回まで芝2400mで行われたが、1952年より2000mに変更[3][5]。負担重量や開催時期は幾度か変更され、2012年から2016年は芝1800mのハンデ戦で12月に行われているが[5]、2017年より中距離競走体系の整備に伴い芝2000mに変更されるとともに別定戦となった[6]


外国産馬は1978年から1983年まで、および1993年から2004年まで混合競走として出走が可能になった[5]ほか、1997年から地方競馬所属馬が出走可能になった[5]。2005年から国際競走となり、外国馬も出走可能になった[5]

競走条件[編集]

以下の内容は、2017年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬(外国産馬含む)
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:別定

  • 3歳55kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減 2016年12月3日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
  • 2016年12月2日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

賞金[編集]

2017年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]

歴史[編集]

  • 1950年 - 4歳以上の馬による重賞競走として「チャレンジカップ」の名称で創設、阪神競馬場の芝2400mで施行[5]
  • 1953年 - 名称を「朝日チャレンジカップ」に変更[5]
  • 1978年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる(1983年まで)[5]
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け。
  • 1993年 - 混合競走に再指定(2004年まで)[5]
  • 1997年 - 特別指定交流競走となり、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能となる[5]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳以上」に変更。
  • 2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[5]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[5]
  • 2012年 - 外国調教馬の出走枠を9頭に変更[5]
  • 2014年 - 名称を創設時の「チャレンジカップ」に戻す[5]

歴代優勝馬[編集]

距離はすべて芝コース。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は第1回から第3回、および第65回以降が「チャレンジカップ」、第4回から第64回は「朝日チャレンジカップ」[5]

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1950年11月26日 阪神 2400m タカクラヤマ 牡3 2:32 2/5 橋田俊三 坂本勇次郎 平島五郎
第2回 1951年10月14日 阪神 2400m サチホマレ 牡3 2:34 0/5 上田三千夫 上田武司 上田清次郎
第3回 1952年11月3日 阪神 2000m ノーベル 牡3 2:06 0/5 上田三千夫 上田武司 上田清次郎
第4回 1953年11月1日 阪神 2000m ダイニカツフジ 牡3 2:07 2/5 清田十一 伊藤勝吉 伊藤由五郎
第5回 1954年10月31日 阪神 2000m ミスバンブトン 牝4 2:04 0/5 清田十一 伊藤勝吉 樋口正一
第6回 1955年11月6日 阪神 2000m ヤサカ 牡3 2:04 0/5 栗田勝 武田文吾 熊谷忠夫
第7回 1956年10月21日 阪神 2000m フアイナルスコア 牡6 2:03 3/5 近藤武夫 伊藤勝吉 仁木清七
第8回 1957年12月29日 阪神 2000m サールス 牝5 2:07 0/5 清田十一 伊藤勝吉 松本英吉
第9回 1958年12月28日 阪神 2000m エータイム 牡3 2:08 1/5 清田十一 伊藤勝吉 谷口俊二郎
第10回 1959年12月27日 阪神 2000m ミスイエリユウ 牝4 2:06.4 高橋成忠 佐藤勇 石田一
第11回 1960年12月25日 阪神 2000m シーザー 牡3 2:07.0 清田十一 伊藤勝吉 伊藤由五郎
第12回 1961年10月29日 阪神 2000m ミスハツライ 牝3 2:09.9 田所秀雄 柴田不二男 大久保常吉
第13回 1962年11月4日 阪神 2000m リユウライト 牡4 2:07.4 宮本悳 橋本正晴 三好諦三
第14回 1963年10月27日 阪神 2000m パスポート 牝3 2:05.4 高橋成忠 清水茂次 吉田喜一
第15回 1964年10月25日 阪神 2000m バリモスニセイ 牡3 2:05.7 諏訪真 諏訪佐市 小杉咲枝
第16回 1965年10月17日 阪神 2000m ゴールデンパス 牡3 2:03.4 坂田正行 高橋直 木村喜一
第17回 1966年10月30日 京都 2000m ナスノコトブキ 牡3 2:04.1 森安弘明 稲葉秀男 那須野牧場
第18回 1967年10月1日 阪神 2000m タフネス 牡3 2:03.3 高橋成忠 庄野穂積 北前米子
第19回 1968年10月6日 阪神 2000m タニノハローモア 牡3 2:03.1 宮本悳 戸山為夫 谷水信夫
第20回 1969年9月28日 阪神 2000m ダテホーライ 牡4 2:01.9 宇田明彦 星川泉士 (株)伊達牧場
第21回 1970年9月20日 阪神 2000m ケイサンタ 牝3 2:05.1 池江泰郎 浅見国一 内田恵司
第22回 1971年9月26日 阪神 2000m ケイサンタ 牝4 2:08.5 安田伊佐夫 浅見国一 内田恵司
第23回 1972年9月24日 阪神 2000m シングン 牡4 2:02.2 吉岡八郎 坂口正二 奈村信重
第24回 1973年9月23日 阪神 2000m タニノチカラ 牡4 2:06.6 田島日出雄 島崎宏 谷水雄三
第25回 1974年9月15日 阪神 2000m スリーヨーク 牡3 2:00.6 稲部和久 諏訪佐市 永井商事(株)
第26回 1975年9月21日 阪神 2000m ロングホーク 牡3 2:00.3 武邦彦 松田由太郎 中井長一
第27回 1976年9月26日 阪神 2000m ケイシュウフオード 牡3 2:00.5 福永洋一 日迫清 松岡正雄
第28回 1977年9月25日 阪神 2000m ホクトボーイ 牡4 2:00.9 久保敏文 久保道雄 森滋
第29回 1978年9月24日 阪神 2000m ハシコトブキ 牡4 2:00.5 河内洋 内藤繁春 (株)シンザンクラブ
第30回 1979年9月23日 中京 2000m バンブトンコート 牡4 1:59.9 伊藤清章 伊藤修司 樋口正蔵
第31回 1980年9月21日 阪神 2000m アグネスレディー 牝4 2:01.6 河内洋 長浜彦三郎 渡辺孝男
第32回 1981年9月13日 阪神 2000m ラフオンテース 牝4 2:01.9 岩元市三 布施正 小柴タマヲ
第33回 1982年9月19日 阪神 2000m ヒカリデユール 牡5 2:00.5 河内洋 須貝彦三 佐々洋
第34回 1983年9月18日 阪神 2000m ミスラディカル 牝4 2:00.6 音無秀孝 田中良平 小田切有一
第35回 1984年9月16日 阪神 2000m ニホンピロウイナー 牡4 1:59.8 南井克巳 服部正利 小林百太郎
第36回 1985年9月15日 阪神 2000m ワカオライデン 牡4 2:00.2 小谷内秀夫 戸山為夫 小塚美近
第37回 1986年9月14日 阪神 2000m ドウカンヤシマ 牡6 1:59.7 清水英次 鹿戸明 新井興業(株)
第38回 1987年9月20日 阪神 2000m プレジデントシチー 牡4 2:00.8 南井克巳 中尾謙太郎 (株)友駿ホースクラブ
第39回 1988年9月18日 阪神 2000m タニノスイセイ 牡5 1:58.6 武豊 宮本悳 (有)カントリー牧場
第40回 1989年9月17日 阪神 2000m ハツシバエース 騸6 2:00.0 岡冨俊一 中村覚之助 (有)大成牧場
第41回 1990年9月16日 中京 2000m ファンドリポポ 牝4 2:01.9 南井克巳 岩元市三 水戸富雄
第42回 1991年9月15日 中京 2000m ヌエボトウショウ 牝4 1:59.1 角田晃一 渡辺栄 トウショウ産業(株)
第43回 1992年9月20日 阪神 2000m レットイットビー 牡4 2:03.7 佐藤哲三 吉岡八郎 マエコウファーム(有)
第44回 1993年9月19日 阪神 2000m ウィッシュドリーム 牡4 2:04.3 武豊 坪憲章 (株)日本ダイナースクラブ
第45回 1994年9月11日 中京 2000m ツルマルガール 牝3 1:58.7 武豊 橋口弘次郎 鶴田任男
第46回 1995年9月10日 京都 2000m マイシンザン 牡5 1:58.0 熊沢重文 山本正司 菅原吾一
第47回 1996年9月8日 阪神 2000m マーベラスサンデー 牡4 1:59.5 武豊 大沢真 笹原貞生
第48回 1997年9月7日 阪神 2000m シンカイウン 牡5 1:59.3 南井克巳 二分久男 林哲夫
第49回 1998年9月13日 阪神 2000m ランフォザドリーム 牝4 2:01.2 河内洋 田中耕太郎 高瀬牧場
第50回 1999年9月12日 阪神 2000m ツルマルツヨシ 牡4 1:59.5 藤田伸二 二分久男 鶴田任男
第51回 2000年9月9日 阪神 2000m ミッキーダンス 牡4 1:58.3 佐藤哲三 服部利之 三木久史
第52回 2001年9月8日 阪神 2000m イブキガバメント 牡5 1:59.4 河内洋 橋口弘次郎 (有)伊吹
第53回 2002年9月7日 阪神 2000m タップダンスシチー 牡5 1:58.1 佐藤哲三 佐々木晶三 (株)友駿ホースクラブ
第54回 2003年9月13日 阪神 2000m カンファーベスト 牡4 1:58.3 安藤勝己 佐藤吉勝 奥村清晴
第55回 2004年9月11日 阪神 2000m スズカマンボ 牡3 2:01.6 武豊 橋田満 永井啓弐
第56回 2005年9月10日 阪神 2000m ワンモアチャッター 牡5 1:59.4 福永祐一 友道康夫 松井一三
第57回 2006年9月9日 中京 2000m トリリオンカット 牡6 1:57.4 和田竜二 音無秀孝 (有)キャロットファーム
第58回 2007年9月8日 阪神 2000m インティライミ 牡5 2:00.0 佐藤哲三 佐々木晶三 (有)サンデーレーシング
第59回 2008年9月15日 阪神 2000m ドリームジャーニー 牡4 1:58.5 池添謙一 池江泰寿 (有)サンデーレーシング
第60回 2009年9月12日 阪神 2000m キャプテントゥーレ 牡4 2:00.0 川田将雅 森秀行 (有)社台レースホース
第61回 2010年9月11日 阪神 2000m キャプテントゥーレ 牡5 1:59.2 小牧太 森秀行 (有)社台レースホース
第62回 2011年9月10日 阪神 2000m ミッキードリーム 牡4 1:59.6 和田竜二 音無秀孝 野田みづき
第63回 2012年12月8日 阪神 1800m ショウリュウムーン 牝5 1:46.6 秋山真一郎 佐々木晶三 上田亙
第64回 2013年12月7日 阪神 1800m アルキメデス 牡4 1:46.5 M.バルザローナ 藤原英昭 H.H.シェイク・モハメド
第65回 2014年12月13日 阪神 1800m トーセンスターダム 牡3 1:45.9 武豊 池江泰寿 島川隆哉
第66回 2015年12月12日 阪神 1800m フルーキー 牡5 1:46.1 M.デムーロ 角居勝彦 金子真人ホールディングス(株)
第67回 2016年12月10日 阪神 1800m マイネルハニー 牡3 1:46.5 柴田大知 栗田博憲 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第68回 2017年12月2日 阪神 2000m サトノクロニクル 牡3 1:58.6 M.デムーロ 池江泰寿 (株)サトミホースカンパニー
第69回 2018年12月1日 阪神 2000m エアウィンザー 牡4 1:58.3 M.デムーロ 中竹和也 (株)ラッキーフィールド

脚注・出典[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典[編集]

  1. ^ a b c 重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 36. 2017年2月22日閲覧。
  2. ^ a b c 平成29年第5回阪神競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2015年12月14日閲覧。
  3. ^ a b c 2017年度第5回阪神競馬特別レース名解説(1日目) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 1. 2015年12月14日閲覧。
  4. ^ a b c レースガイド(チャレンジC)”. netkeiba.com. 2015年12月14日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 今週の注目レース(第66回チャレンジカップ:プレイバック)”. 日本中央競馬会. 2015年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月14日閲覧。
  6. ^ 2017年度開催日割および重賞競走について日本中央競馬会、2016年10月17日閲覧

各回競走結果の出典[編集]

外部リンク[編集]