角田晃一

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角田晃一
Koichi-Tsunoda20100424.jpg
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 鳥取県[1]西伯郡名和町
(現・大山町
生年月日 (1970-11-18) 1970年11月18日(48歳)
身長 164.0cm[1]
体重 51.0kg[1]
血液型 A型[1]
騎手情報
所属団体 日本中央競馬会
所属厩舎 栗東・渡辺栄(1989.3.1 - 2004.2.29)
栗東・フリー(2004.3.1 - 引退)
初免許年 1989年
免許区分 平地
騎手引退日 2010年2月28日
重賞勝利 38勝 (JRA)
G1級勝利 10勝 (JRA)
通算勝利 713勝
調教師情報
初免許年 2010年(2011年開業)
経歴
所属 栗東トレーニングセンター
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角田 晃一(つのだ こういち、1970年11月18日[1] - )は日本中央競馬会 (JRA) 所属の調教師で、元騎手

来歴[編集]

1970年鳥取県西伯郡名和町にて4人兄妹の長男として出生。長兄でありながら体躯が小さかったものの、運動が得意であった角田に父は騎手になることを進路の一つとして提案。競馬とは無縁の環境であった鳥取で生まれ育ち、競馬サークルにも知人のいなかった角田であったが、父の勧め通り競馬学校に進学、1989年栗東・渡辺栄厩舎所属の騎手としてデビュー。同期には田中勝春佐藤哲三らがいる。

デビュー当初「うちの馬は全てお前に任せる」と告げた渡辺は、他厩舎からも騎乗馬を回してもらうよう手配するなど角田を支援。その期待に応え初年度43勝を挙げ、1989年のJRA賞最多勝利新人騎手として表彰された[2]

師匠の渡辺の縁で、鶴留明雄・山本正司といった武田文吾一門の厩舎の馬に騎乗することがあった角田は1991年シスタートウショウに騎乗し桜花賞を制覇、デビュー3年目にしてGIジョッキーとなる。気性難であった同馬を乗りこなせた要因を後に角田は「競馬学校時代に癖馬ばかり乗らされた経験が生きている」と語っている[3]

1994年にはノースフライトとのコンビで安田記念マイルチャンピオンシップを制し、GIを2勝。デビューから5年間での重賞11勝のうち、10勝が牝馬に騎乗してのものであり、牝馬に騎乗しての活躍が目立つことから、この頃より「牝馬の角田」と呼ばれるようになる。さらに翌年ヒシアケボノスプリンターズステークスを制覇。前年ノースフライトのGI2勝と足し当時の古馬短距離GI全制覇という記録を達成。佐山優調教師・ヒシの冠名の競走馬を所有している阿部雅一郎オーナーからの信頼が厚く、この他ヒシミラクルでGI3勝を記録するなど、一時期をのぞいて長く主戦として活躍をした。

2001年は、ジャングルポケット東京優駿を制覇。同馬主・同厩舎・同騎手で、幻の三冠馬と呼ばれたフジキセキ以来の念願を成就している。

角田はその後渡辺栄厩舎の定年解散に伴い2004年3月よりフリーへと転向。これにより後にGI馬となるスイープトウショウフサイチパンドラの主戦を降ろされる不運に見舞われ、勝ち鞍を大幅に減らした時期があったが、2007年サマージョッキーズシリーズ初代チャンピオンを獲得し、第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場を果たすなど徐々に騎乗回数を回復し、勝ち鞍も伸ばしていた。

騎手生活末期は松永昌博厩舎の主戦騎手として騎乗していた。2010年2月に調教師免許試験に合格し、同年2月28日付で引退することが発表された[4][5][6]。同年3月1日より中竹和也厩舎にて技術調教師として活動。翌2011年3月1日付で調教師として開業した(栗東:馬房数14)[7]2013年11月9日ファンタジーステークスで管理馬のベルカントが優勝、調教師として重賞初制覇となった[8]

長男は2014年ジョッキーベイビーズ優勝者で、父の日本ダービー優勝を映像で見て騎手に憧れ2017年4月に競馬学校に36期生として入学した[9] [10]

騎手成績[編集]

日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 1989年3月4日 1回阪神3日1R 3歳未勝利 ミツワシンゲキ 9頭 2 3着
初勝利 1989年3月18日 1回阪神7日8R 4歳上400万円下 ヤマニントリガー 8頭 7 1着
重賞初騎乗 1989年6月4日 3回阪神6日11R 阪急杯 ワンモアマイハート 18頭 15 16着
重賞初勝利 1990年6月10日 3回東京8日11R エプソムカップ サマンサトウショウ 14頭 3 1着
GI初騎乗 1989年11月12日 5回京都4日10R エリザベス女王杯 シンビクトリー 20頭 14 3着
GI初勝利 1991年4月7日 3回京都6日10R 桜花賞 シスタートウショウ 18頭 4 1着
年度 勝利数 勝率 連対率 備考
1989年 43勝 .126 .250 JRA賞最多勝利新人騎手
1990年 47勝 .098 .172
1991年 67勝 .149 .241 優秀騎手賞(勝率部門)
1992年 52勝 .138 .245 優秀騎手賞(勝率部門)
1993年 49勝 .125 .222 フェアプレー賞
1994年 57勝 .130 .240
1995年 42勝 .111 .202
1996年 45勝 .102 .172 フェアプレー賞(関西)
1997年 34勝 .083 .147 フェアプレー賞(関西)
1998年 16勝 .055 .131
1999年 26勝 .078 .162
2000年 36勝 .095 .170 フェアプレー賞(関西)
2001年 30勝 .069 .160 フェアプレー賞(関西)
2002年 31勝 .074 .109
2003年 20勝 .049 .112
2004年 14勝 .043 .122
2005年 10勝 .036 .098
2006年 18勝 .054 .119
2007年 24勝 .056 .148 サマージョッキーズシリーズ チャンピオン
2008年 30勝 .056 .116
2009年 19勝 .046 .109
2010年 3勝 .071 .143
通算 713勝 .086 .164

代表騎乗馬[編集]

調教師成績[編集]

日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2011年3月5日 1回阪神3日1R 3歳未勝利 サイキョウファスト 15頭 11 11着
初勝利 2011年4月24日 1回新潟2日7R 4歳上500万下 ロックンロール 12頭 1 1着
重賞初出走 2011年7月17日 3回新潟2日11R アイビスSD シャウトライン 15頭 7 4着
重賞初勝利 2013年11月9日 5回京都3日11R ファンタジーS ベルカント 18頭 4 1着

主な管理馬[編集]

※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。

主な厩舎所属者[編集]

※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。

  • 坂口貴大(2011年-現在 調教助手)
  • 白坂聡(2011年-現在 調教助手)
  • 柴原央明(2012年-現在 調教助手)

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 騎手1998、180頁
  2. ^ JRA賞 バックナンバー”. JRA. 2015年9月13日閲覧。
  3. ^ 騎手という稼業/52頁。
  4. ^ 2010年度 調教師・騎手免許試験合格者(JRA公式ウェブサイト)
  5. ^ 菊沢、塚田、角田、西原、橋本騎手が2月28日(日)付けで引退(JRA公式ウェブサイト)
  6. ^ 同時に騎手免許の更新も行い試験に合格していたが、調教師免許との併用は現行の規定ではできないため、騎手免許に関しては返上した。
  7. ^ 2011年3月1日付け 調教師別貸付馬房数一覧表(栗東)(JRA公式ウェブサイト)
  8. ^ ベルカント逃げ切った/ファンタジーS(nikkansports.com)
  9. ^ 角田師長男・大和君「父の日本ダービーを見て騎手に憧れた」
  10. ^ 唯一の女性入学者・古川奈穂さん「騎手になるための第一歩」競馬学校入学式
  11. ^ 2014年兵庫ゴールドトロフィー結果 - JBIS、2014年12月25日閲覧

関連項目[編集]