ファンタジーステークス

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ファンタジーステークス
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 京都競馬場
創設 1996年11月2日
2017年の情報
距離 芝1400m
格付け GIII
賞金 1着賞金2900万円
出走条件 サラ系2歳牝馬(国際)(指定)
負担重量 馬齢(54kg)
出典 [1][2]
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ファンタジーステークスは、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。競馬番組表での名称は「KBS京都賞 ファンタジーステークス(ケービーエスきょうとしょう ファンタジーステークス)」と表記される。

競走名の「ファンタジー(Fantasy)」は、「幻想」を意味する英語。また、文学で夢想的な物語全般を指す呼称[3][4][5]

「KBS京都」は、京都市に本社を置く京都放送の呼称。同社より寄贈賞の提供を受けている[3]

正賞はKBS京都賞[1][2]

概要[編集]

1996年に行われた牝馬競走体系の整備に伴って新設された、3歳(現2歳)牝馬による重賞競走[3][4][5]。創設以来、京都競馬場の芝1400m(外回り)で行われ[4][5]、阪神3歳牝馬ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)の関西地区における前哨戦として定着している[3]

2011年まで、阪神3歳牝馬ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)の前哨戦としては唯一の牝馬限定戦だった[4][5]が、2012年に関東地区の前哨戦としてアルテミスステークスが新設されると、本競走の開催時期は1週繰り下げられた[4][5]

創設時から外国産馬・地方競馬所属馬が出走可能[4]なほか、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[4][5]

競走条件[編集]

以下の内容は、2017年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系2歳牝馬

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(9頭まで、優先出走)

負担重量:馬齢(54kg)

阪神ジュベナイルフィリーズのステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は阪神ジュベナイルフィリーズの出走候補馬(3頭まで)に優先出走が認められている[6][7]。また、地方競馬所属馬は本競走で2着以内の成績を収めた馬に阪神ジュベナイルフィリーズの優先出走権が与えられる[6][7]

賞金[編集]

2017年の1着賞金は2900万円で、以下2着1200万円、3着730万円、4着440万円、5着290万円[1][2]

歴史[編集]

  • 1996年 - 3歳牝馬限定の重賞競走(GIII[注 1])として創設、京都競馬場の芝1400m(外回り)で施行[4]。外国産馬・地方競馬所属馬とも出走が可能[4]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格を「2歳牝馬」に変更。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更。
  • 2010年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が9頭まで出走可能になる[4]
    • 格付表記をGIII(国際格付)に変更。

歴代優勝馬[編集]

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1996年11月2日 京都 1400m シーズプリンセス 牝2 1:21.2 四位洋文 伊藤修司 齊藤敬
第2回 1997年11月1日 京都 1400m ロンドンブリッジ 牝2 1:21.2 松永幹夫 中尾謙太郎 (有)下河辺牧場
第3回 1998年11月7日 京都 1400m プリモディーネ 牝2 1:21.7 福永祐一 西橋豊治 伊達秀和
第4回 1999年11月6日 京都 1400m テネシーガール 牝2 1:22.1 山田和広 坪正直 平井豊光
第5回 2000年11月5日 京都 1400m タシロスプリング 牝2 1:21.3 池添謙一 鶴留明雄 (有)日進牧場
第6回 2001年11月4日 京都 1400m キタサンヒボタン 牝2 1:22.6 須貝尚介 須貝彦三 大野商事
第7回 2002年11月3日 京都 1400m ピースオブワールド 牝2 1:22.2 福永祐一 坂口正大 飯田正
第8回 2003年11月9日 京都 1400m スイープトウショウ 牝2 1:22.6 角田晃一 渡辺栄 トウショウ産業(株)
第9回 2004年11月7日 京都 1400m ラインクラフト 牝2 1:21.6 福永祐一 瀬戸口勉 大澤繁昌
第10回 2005年11月6日 京都 1400m アルーリングボイス 牝2 1:21.4 武豊 野村彰彦 (有)サンデーレーシング
第11回 2006年11月5日 京都 1400m アストンマーチャン 牝2 1:20.3 武豊 石坂正 戸佐眞弓
第12回 2007年11月4日 京都 1400m オディール 牝2 1:21.1 安藤勝己 橋口弘次郎 (有)ノースヒルズマネジメント
第13回 2008年11月9日 京都 1400m イナズマアマリリス 牝2 1:23.7 池添謙一 松元茂樹 小泉賢悟
第14回 2009年11月8日 京都 1400m タガノエリザベート 牝2 1:21.2 川田将雅 松田博資 八木昌司
第15回 2010年11月6日 京都 1400m マルモセーラ 牝2 1:22.3 田中健 木原一良 まるも組合
第16回 2011年11月5日 京都 1400m アイムユアーズ 牝2 1:21.3 I.メンディザバル 手塚貴久 ユアストーリー
第17回 2012年11月10日 京都 1400m サウンドリアーナ 牝2 1:20.8 M.デムーロ 佐藤正雄 増田雄一
第18回 2013年11月9日 京都 1400m ベルカント 牝2 1:21.1 武豊 角田晃一 (株)ノースヒルズ
第19回 2014年11月8日 京都 1400m クールホタルビ 牝2 1:21.7 小牧太 清水久詞 川上哲司
第20回 2015年11月7日 京都 1400m キャンディバローズ 牝2 1:21.9 C.ルメール 矢作芳人 猪熊広次
第21回 2016年11月5日 京都 1400m ミスエルテ 牝2 1:21.8 川田将雅 池江泰寿 (有)サンデーレーシング
第22回 2017年11月3日 京都 1400m ベルーガ 牝2 1:22.9 C.デムーロ 中内田充正 R.アンダーソン

脚注・出典[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 30. 2015年11月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 平成29年第5回京都競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2015年11月2日閲覧。
  3. ^ a b c d 2017年度第5回京都競馬特別レース名解説(第1日) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 1. 2015年11月2日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 今週の注目レース(第20回ファンタジーステークス:歴史・プレイバック)”. 日本中央競馬会. 2015年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月2日閲覧。
  5. ^ a b c d e f ファンタジーS特集(レースガイド)”. netkeiba.com. 2015年11月2日閲覧。
  6. ^ a b 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について(平成29年度) (PDF)”. 日本中央競馬会. 2015年11月2日閲覧。
  7. ^ a b 平成29年度競馬番組一般事項 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 21. 2015年11月2日閲覧。

各回競走結果の出典[編集]

外部リンク[編集]