レパードステークス

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レパードステークス
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 新潟競馬場
創設 2009年8月23日
2022年の情報
距離 ダート1800m
格付け GIII
賞金 1着賞金4100万円
出走条件 サラブレッド系3歳(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量 馬齢(56kg、牝馬2kg減)
出典 [1][2]
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レパードステークス(Leopard Stakes)とは、日本中央競馬会(JRA)新潟競馬場ダート1800mで施行する中央競馬重賞競走(GIII)である。

競走名の「Leopard」は、イギリス国王の紋章である盾の脇に描かれている獅子のことであり、ユニコーンと対をなす動物として扱われている。また、「」を意味する英語。古代ローマでは、豹の息には不思議な香りがあるとされ、それによって動物たちを狩ることができると恐れられた。その香りに対抗できる唯一の動物がユニコーンだと信じられていた[3]

正賞は地方競馬全国協会理事長賞[1][2]

概要[編集]

ダート適性をもつ3歳馬の出走機会の拡大、夏季競馬の振興、及びジャパンカップダート(現・チャンピオンズカップ)を頂点とする秋季ダート重賞路線のさらなる充実を図る観点から、2009年より3歳馬限定競走として新設された[4]。創設時より国際競走として外国馬が出走可能なほか、地方競馬所属馬も3頭まで出走可能となっている[5]

2010年までは格付けされず、第1回は「新設重賞」、第2回は「重賞」と表記[注 1]。2011年の第3回より、GIIIに新規格付された。

2024年からは全日本的なダート競走の体系整備に伴い、同年から秋季に移設される「ジャパンダートクラシック[注 2]の前哨戦として施行される予定[6]

競走条件・賞金[編集]

以下の内容は、2022年現在のもの[1][2][7]

競走条件[編集]

出走資格
サラ系3歳競走馬
  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(3頭まで)
  • 外国馬(優先出走)
負担重量:馬齢重量(牡・騸56kg、牝馬54kg)

賞金[編集]

2022年の1着賞金は4000万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着600万円、5着400万円[1][2]

歴史[編集]

過去に同名の特別競走が施行されていたが、開催地や条件がともに異なり関連性はない。また、新潟競馬場でのダートグレード競走は2001年に新潟県競馬組合主催で施行された朱鷺大賞典以来にもなる。

歴代優勝馬[編集]

コース種別を記載していない距離は、ダートコースを表す。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2009年8月23日 新潟 1800m トランセンド 牡3 1:49.5 松岡正海 安田隆行 前田幸治
第2回 2010年8月22日 新潟 1800m ミラクルレジェンド 牝3 1:51.8 北村宏司 藤原英昭 吉田照哉
第3回 2011年8月21日 新潟 1800m ボレアス 牡3 1:52.0 武豊 吉田直弘 金子真人ホールディングス(株)
第4回 2012年8月5日 新潟 1800m ホッコータルマエ 牡3 1:51.8 幸英明 西浦勝一 矢部幸一
第5回 2013年8月4日 新潟 1800m インカンテーション 牡3 1:50.3 大野拓弥 羽月友彦 (有)ターフ・スポート
第6回 2014年8月10日 新潟 1800m アジアエクスプレス 牡3 1:50.4 戸崎圭太 手塚貴久 馬場幸夫
第7回 2015年8月9日 新潟 1800m クロスクリーガー 牡3 1:51.9 岩田康誠 庄野靖志 辻高史
第8回 2016年8月7日 新潟 1800m グレンツェント 牡3 1:50.0 戸崎圭太 加藤征弘 (有)シルクレーシング
第9回 2017年8月6日 新潟 1800m ローズプリンスダム 牡3 1:52.9 木幡巧也 畠山吉宏 岡田牧雄
第10回 2018年8月5日 新潟 1800m グリム 牡3 1:52.0 内田博幸 野中賢二 (株)カナヤマホールディングス
第11回 2019年8月4日 新潟 1800m ハヤヤッコ 牡3 1:51.3 田辺裕信 国枝栄 金子真人ホールディングス(株)
第12回 2020年8月9日 新潟 1800m ケンシンコウ 牡3 1:49.2 丸山元気 小西一男 天野克彦
第13回 2021年8月8日 新潟 1800m メイショウムラクモ 牡3 1:51.3 柴田善臣 和田勇介 松本好雄
第14回 2022年8月7日 新潟 1800m カフジオクタゴン 牡3 1:51.9 C.ホー 矢作芳人 加藤守

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 日本グレード格付け管理委員会の取り決めによる。但し、天候不良による芝コースからダートコースに変更されたために格付け取り消しのレース(過去数例)は除く。
  2. ^ 2023年まで夏季にジャパンダートダービーとして施行。
  3. ^ 2011年は水沢競馬場が被災し、2007年以来4年ぶりに盛岡競馬場で開催した。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関東) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 28. 2022年8月14日閲覧。
  2. ^ a b c d 令和4年第2回新潟競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2022年8月14日閲覧。
  3. ^ 2022年度第3回新潟競馬特別レース名解説 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 4. 2021年7月27日閲覧。
  4. ^ レースについて:レパードステークス 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2022年8月14日閲覧。
  5. ^ 第3回 新潟競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 2604-2605. 2016年8月8日閲覧。
  6. ^ お知らせ|地方競馬情報サイト” (日本語). 2022年11月28日閲覧。
  7. ^ 中央競馬指定交流競走に出走する地方競馬所属馬の決定方法(令和4年夏季競馬) (PDF)”. 日本中央競馬会. 2022年8月14日閲覧。
  8. ^ 平成21年度競馬番組等について”. 日本中央競馬会 (2008年11月18日). 2008年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月2日閲覧。
  9. ^ 平成22年度夏季競馬番組の概要について”. 日本中央競馬会 (2010年4月18日). 2014年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月30日閲覧。
  10. ^ 平成22年度競馬番組等について”. 日本中央競馬会 (2009年11月18日). 2013年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月26日閲覧。
  11. ^ 平成23年度競馬番組等について”. 日本中央競馬会 (2010年11月19日). 2013年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月29日閲覧。
  12. ^ 平成24年度夏季競馬番組の概要について”. 日本中央競馬会 (2012年4月8日). 2013年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月11日閲覧。
  13. ^ 平成26年度競馬番組等について”. 日本中央競馬会 (2013年11月20日). 2014年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月8日閲覧。
  14. ^ ディープインパクト号追悼関連行事のお知らせ”. 日本中央競馬会 (2019年8月1日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月1日閲覧。
  15. ^ 【レパードS】10番人気ハヤヤッコがV! 史上初、白毛馬のJRA重賞制覇!/JRAレース結果 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ (2019年8月4日). 2022年7月16日閲覧。
  16. ^ 7月25日(土曜)から8月9日(日曜)までの中央競馬の開催等”. 日本中央競馬会 (2020年7月17日). 2020年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月2日閲覧。

各回競走結果の出典[編集]

外部リンク[編集]