シリウスステークス

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シリウスステークス
Yamanin-Kingly20111001(2).jpg
第15回シリウスステークス
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 阪神競馬場
創設 1997年12月6日
2017年の情報
距離 ダート2000m
格付け GIII
賞金 1着賞金3600万円
賞金総額6800万円
出走条件 サラ系3歳以上(国際)(指定)
負担重量 ハンデキャップ
出典 [1][2][3]
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シリウスステークスは、日本中央競馬会 (JRA) が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

競走名の「シリウスSirius)」は、おおいぬ座のアルファ星。地球から見える恒星(太陽を除く)では最も明るく、鋭く輝くことから西洋では犬の目に例えられ、中国でも「天狼星」と称される[4]

正賞は地方競馬全国協会理事長賞[1][2]

概要[編集]

1997年に創設された、ハンデキャップのダート重賞競走[5]

創設時は阪神競馬場のダート1400mで12月上旬に行われていた[5][6]が、2001年にJBCスプリントが創設されたことに伴い中央競馬のダート重賞路線も整備され、施行時期が初秋の阪神開催に繰り上げられた[5][6]

2007年からは阪神競馬場の馬場改修で新設されたダート2000mに変更[5][6]、2008年からジャパンカップダート(2014年より「チャンピオンズカップ」に改称のうえ、施行場を中京競馬場に変更)が阪神競馬場のダート1800mで行われるようになると、本競走はジャパンカップダートの重要な前哨戦として位置づけられた[5][6]

創設時より外国産馬と地方競馬所属馬が出走可能で、2006年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[5][7][8]

競走条件[編集]

以下の内容は、2017年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬(外国産馬含む)
  • 地方競馬所属馬(4頭まで)
  • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:ハンデキャップ

賞金[編集]

2017年の1着賞金は3600万円で、以下2着1400万円、3着900万円、4着540万円、5着360万円[1][2]

歴史[編集]

  • 1997年 - 4歳以上の馬による重賞(GIII[注 1])として創設、阪神競馬場のダート1400mで施行[6]。当初より外国産馬・地方競馬所属馬(5頭まで)が出走可能[7]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格を「3歳以上」に変更。
  • 2006年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[8]
    • 地方競馬所属馬の出走枠を4頭に変更[8]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国馬の出走枠が8頭に拡大[9]
  • 2016年 - この年のみ「凱旋門賞初売記念 シリウスステークス」として実施される[4]

歴代優勝馬[編集]

距離はすべてダートコース。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1997年12月6日 阪神 1400m トーヨーレインボー 牡3 1:24.0 松永昌博 松永善晴 (有)トーヨークラブ
第2回 1998年12月12日 阪神 1400m マコトライデン 牡4 1:23.6 福永祐一 橋本寿正 眞壁明
第3回 1999年12月11日 阪神 1400m ゴールドティアラ 牝4 1.23.1 武豊 松田国英 吉田和子
第4回 2000年12月9日 阪神 1400m マイネルブライアン 牡3 1:23.3 藤田伸二 宮徹 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第5回 2001年9月29日 阪神 1400m ブロードアピール 牝7 1:23.7 四位洋文 松田国英 金子真人
第6回 2002年9月29日 阪神 1400m スターリングローズ 牡5 1:22.4 和田竜二 北橋修二 (株)協栄
第7回 2003年10月5日 阪神 1400m マイネルセレクト 牡4 1:23.1 大西直宏 中村均 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第8回 2004年10月3日 阪神 1400m アグネスウイング 牡4 1:23.1 幸英明 白井寿昭 渡辺孝男
第9回 2005年10月2日 阪神 1400m ブルーコンコルド 牡5 1:23.9 幸英明 服部利之 (株)荻伏レーシング・クラブ
第10回 2006年9月30日 中京 1700m メイショウバトラー 牝6 1:43.1 佐藤哲三 高橋成忠 松本好雄
第11回 2007年9月29日 阪神 2000m ドラゴンファイヤー 牡3 2:05.1 福永祐一 久保田貴士 窪田芳郎
第12回 2008年10月4日 阪神 2000m マイネルアワグラス 牡4 2:03.8 吉田稔 稲葉隆一 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第13回 2009年10月3日 阪神 2000m ワンダーアキュート 牡3 2:04.5 和田竜二 佐藤正雄 山本信行
第14回 2010年10月2日 阪神 2000m キングスエンブレム 牡5 2:04.4 福永祐一 石坂正 (有)サンデーレーシング
第15回 2011年10月1日 阪神 2000m ヤマニンキングリー 牡6 2:04.3 武豊 河内洋 土井肇
第16回 2012年9月29日 阪神 2000m ナイスミーチュー 牡5 2:03.3 小牧太 橋口弘次郎 (株)ダノックス
第17回 2013年9月28日 阪神 2000m ケイアイレオーネ 牡3 2:03.4 幸英明 西浦勝一 亀田和弘
第18回 2014年10月4日 阪神 2000m クリノスターオー 牡4 2:03.8 幸英明 高橋義忠 栗本守
第19回 2015年10月3日 阪神 2000m アウォーディー 牡5 2:04.6 武豊 松永幹夫 前田幸治
第20回 2016年10月1日 阪神 2000m マスクゾロ 牡5 2:01.7 秋山真一郎 岡田稲男 門野重雄
第21回 2017年9月30日 阪神 2000m メイショウスミトモ 牡6 2:03.9 古川吉洋 南井克巳 松本好雄

同名の競走[編集]

重賞競走が創設される以前の1996年まで、同名の特別競走が行われていた。

優勝馬[編集]

優勝馬の馬齢は、現行表記に揃えている。

施行日 競馬場 距離 条件 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
1990年12月2日 中京 芝1200m オープン ホリノウイナー 牡3 1:09.9 内田国夫 武邦彦 堀内正男
1991年11月24日 中京 芝1200m オープン ミナモトジュニアス 牝4 1:09.1 角田晃一 武田作十郎 佐藤清
1992年11月29日 中京 芝1200m オープン サムソンクイーン 牝5 1:08.7 芹沢純一 鹿戸幸治 田中由子
1993年11月28日 中京 芝1200m オープン ユウキトップラン 牡5 1:08.6 小島貞博 佐山優 雪本秀樹
1994年11月27日 中京 芝1200m オープン エイシンワシントン 牡3 1:07.9 熊沢重文 内藤繁春 平井豊光
1995年11月26日 中京 芝1200m オープン ニホンピロスタディ 牡3 1:08.0 小林徹弥 目野哲也 小林百太郎
1996年12月21日 阪神 芝1200m オープン ニシノファイナル 牝3 1:10.2 菊沢隆仁 松田正弘 (有)西山牧場

出典:netkeiba.com

脚注・出典[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

参考文献[編集]

  • 「シリウスステークス(GIII)」『中央競馬全重賞競走成績集 【古馬関西編】』 日本中央競馬会、2006年、1203-1222頁。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 26. 2016年10月4日閲覧。
  2. ^ a b c d 平成29年第4回阪神競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2016年10月4日閲覧。
  3. ^ 2017年(1 - 12月)ダート交流重賞競走一覧”. 地方競馬全国協会. 2016年10月4日閲覧。
  4. ^ a b 2016年度第4回阪神競馬特別レース名解説 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 5. 2016年10月4日閲覧。
  5. ^ a b c d e f シリウスS特集(レースガイド)”. netkeiba.com. 2016年10月4日閲覧。
  6. ^ a b c d e レースについて:シリウスステークス 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2016年10月4日閲覧。
  7. ^ a b 中央競馬全重賞競走成績集 【古馬関西編】
  8. ^ a b c 第3回 中京競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 3049-3050 (2006年). 2016年10月4日閲覧。(索引番号:27083)
  9. ^ 第4回 阪神競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 2931-2932 (2007年). 2016年10月4日閲覧。(索引番号:27083)

各回競走結果の出典[編集]

外部リンク[編集]