JBCレディスクラシック

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JBCレディスクラシック
Medeia JBC-Ladies'-Classic 2013.jpg
2013年JBCレディスクラシック
開催国 日本の旗 日本
主催者 持ち回り
競馬場 持ち回り
創設 2011年11月3日
2017年の情報
距離 ダート1800m
格付け JpnI
賞金 1着賞金4100万円
出走条件 サラ系3歳以上牝馬指定交流
負担重量 定量(#競走条件を参照)
出典 [1]
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JBCレディスクラシック(ジェイビーシーレディスクラシック)は、日本のJBC実行委員会と施行競馬場を管轄する地方競馬主催者が、各地の競馬場で持ち回り開催する重賞競走JpnI)である。農林水産省より賞の寄贈を受けており、正式名称は「農林水産大臣賞典 JBCレディスクラシック」と表記される。

農林水産大臣賞、ジャパンブリーダーズカップ協会会長賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞、神奈川県馬主協会会長賞、よみうりランド賞、管理者賞(2016年)[2]

概要[編集]

アメリカのブリーダーズカップに範をとりながら、将来的にダートの各カテゴリー(年齢・性別・距離など)におけるチャンピオン決定戦とすべく、生産者が主導して実施する「JBC競走」のひとつとして、2011年に創設された[3]。2001年より施行しているJBCクラシックJBCスプリントとともに、2015年現在は3つのJpnI競走が同一日に同一の競馬場で施行される[1]。開催地は固定されておらず、各地の競馬場が持ち回りで施行している。

日本グレード格付け管理委員会の取り決め規定[注 1]により、創設から2年間はダートグレード競走としての格付けはされず、2011年は「(南関東)S1」、2012年は「重賞」として施行された。2013年より日本グレード格付け管理委員会によって、JpnIに新規格付けされた[4]

施行距離はダート1800mを原則としているが、施行場の距離設定の都合により前後する場合がある[注 2]

競走条件・賞金[編集]

以下の内容は、2016年の開催概要[1]に基づく。

競走条件[編集]

サラブレッド系3歳以上の地方競馬および中央競馬選定馬(牝馬限定)

  • 出走可能頭数:14頭
  • 出走枠
    • 地方競馬所属馬:8頭
    • 中央競馬所属馬:6頭
  • 父馬が、一般社団法人ジャパンブリーダーズカップ協会(JBC協会)に当該馬の生産年度に有効な種牡馬登録されている馬[1]
  • 以下のトライアル競走を優勝し、優先出走権を付与された[5]
  • その他の馬は、JBC出走馬選定委員会により選定

父馬がJBC協会に種牡馬登録されていない馬は、当該馬の馬主がJBC協会の定める「追加登録料(1着賞金の2%相当額)」をJBC協会に支払えば、当該年、当該馬に係る同種牡馬登録がなされたものとして出走が可能(当該馬について過去に支払われた追加登録料は、本年も有効とする。ただし、本来支払うべき追加登録料が過去に支払われた追加登録料を超える場合は、その差額を支払うものとする)[1]

トライアル競走[編集]

競走名 競馬場 距離
レディスプレリュード JpnII 大井競馬場 ダート1800m

上記のほか、各地区地方競馬で施行される一部の重賞競走が「JBC指定競走」として、JBC出走馬選定要領により定められている。優先出走権の付与はないが、選定にあたってその成績が重要視される[5]

負担重量[編集]

定量。3歳54kg、4歳以上55kg(南半球産3歳1kg減)[6]

賞金[編集]

2016年の賞金額は、1着4100万円、2着1435万円、3着820万円、4着410万円、5着205万円、着外手当30万円[6]

1着賞金は創設から2012年まで4000万円だったが、2013年から4100万円に増額された[7]。地方競馬の主催者によって賞金の配分が異なるため1着賞金に変更がなくても2着以下の賞金が増減することがある[注 3]

歴史[編集]

  • 2011年 - 中央競馬・全国地方競馬指定交流・定量の重賞競走「JBCレディスクラシック」を創設。
  • 2013年 - JpnIに格付け。

歴代優勝馬[編集]

距離はすべてダートコース。

施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2011年11月3日 大井 1800m ミラクルレジェンド 牝4 JRA 1:49.6 岩田康誠 藤原英昭 吉田照哉
第2回 2012年11月5日 川崎 1600m ミラクルレジェンド 牝5 JRA 1:40.7 岩田康誠 藤原英昭 吉田照哉
第3回 2013年11月4日 金沢 1500m メーデイア 牝5 JRA 1.33.3 浜中俊 笹田和秀 (有)社台レースホース
第4回 2014年11月3日 盛岡 1800m サンビスタ 牝5 JRA 1:49.3 岩田康誠 角居勝彦 (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
第5回 2015年11月3日 大井 1800m ホワイトフーガ 牝3 JRA 1:51.5 大野拓弥 高木登 西森鶴
第6回 2016年11月3日 川崎 1600m ホワイトフーガ 牝4 JRA 1:41.3 蛯名正義 高木登 西森鶴

参考文献[編集]

脚注・出典[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 重賞が新設される場合、過去に同じ条件かそれに準じる競走が重賞格上げになる場合を除いて、最低2年間はダートグレードを含めたグレード格(Gグレード、Jpnグレードとも)を付けず「(新設)重賞」の扱いとする。
  2. ^ 1800mの競走は浦和川崎金沢園田の各競馬場では施行できない。
  3. ^ 2013年(金沢)、2014年(盛岡)の2~5着の賞金は1着賞金の23%,13%,9%,5%、2010年~2012年、2015年(南関東)は35%,20%,10%,5%となっている。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 第16回JBC 開催概要”. 地方競馬全国協会. 2016年11月1日閲覧。
  2. ^ 平成28年度第10回川崎競馬競走番組 (PDF)”. 川崎競馬公式Webサイト. 2016年11月1日閲覧。
  3. ^ JBC特設サイト2015”. 地方競馬全国協会. 2015年9月17日閲覧。
  4. ^ 2013年ダート交流重賞の新規格付けについて〜我が国初のダート牝馬JpnI競走誕生!〜”. 地方競馬全国協会. 2015年9月17日閲覧。
  5. ^ a b Road to JBC レース紹介”. 地方競馬全国協会. 2016年11月1日閲覧。
  6. ^ a b 農林水産大臣賞典 第6回 JBCレディスクラシック競走(JpnⅠ)[指定交流]出走予定馬 更新(3)”. 川崎競馬公式Webサイト. 2016年11月1日閲覧。
  7. ^ JBCレディスクラシック 歴代優勝馬”. 地方競馬全国協会. 2015年9月17日閲覧。

各回競走結果の出典[編集]

馬主名義
JBISサーチより(最終閲覧日:2015年11月4日)

外部リンク[編集]