クラスターカップ

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クラスターカップ
開催国 日本の旗 日本
主催者 岩手県競馬組合
競馬場 盛岡競馬場
創設 1996年8月13日
2018年の情報
距離 ダート1200m
格付け JpnIII
賞金 1着賞金2300万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上オープン
負担重量 別定(本文に記載
出典 [1]
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クラスターカップは、岩手県競馬組合盛岡競馬場で施行するダートグレード競走JpnIII)である。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は「農林水産大臣賞典 クラスターカップ」と表記される。

副賞は農林水産大臣賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞、岩手県知事賞、岩手県馬主会会長賞(2018年)[2]

概要[編集]

盛岡競馬場が現在の地に移転新設された1996年に、本格的な中央競馬地方競馬の交流・連携を目指すため、中央・地方全国指定交流競走として創設、第1回は盛岡競馬場のダート1200mであった。翌1997年からはダート競走格付け委員会によってGIIIに格付けされたが、2007年からはJpnIIIに表記変更されている。

2007年・2008年は水沢競馬場のダート1400mで行われ、2009年からは、再び盛岡競馬場のダート1200mに戻り施行されている。

岩手競馬の夏の定番となっている短距離重賞で、特に秋以降の国内ダート短距離路線を占う競走となっている。2010年にこの競走を快勝したサマーウインドは続く東京盃JBCスプリントも勝利し、短距離路線の頂点に立った。

競走条件・賞金(2018年)[編集]

出走資格
  • サラブレッド系3歳以上の競走馬でフルゲートは14頭。出走枠は中央競馬所属馬が5頭、岩手所属馬が4頭、地方他地区所属馬が5頭と定められている。
負担重量[1]
  • 3歳50kg、4歳以上54kg(牝馬2kg減)を基本とし、さらに以下のように斤量が課せられる(2歳時の成績は対象外)。
  1. 本年8月10日より過去のGI・JpnI競走1着馬は5kg増、GII・JpnII競走1着馬は3kg増、GIII・JpnIII競走1着馬は1kg増。
  2. 上記に加え、G・Jpn競走通算3勝以上馬は1kg増、さらに2勝ごとに1kg増。
  3. 負担重量の上限は3歳56kg、4歳以上60kg(牝馬2kg減)。
賞金等
1着2,300万円、2着529万円、3着299万円、4着207万円、5着115万円、着外手当は6着34万5000円、7着23万円、8着以下11万5000円[3]

歴史[編集]

  • 1996年 - 中央・地方全国交流重賞として創設。盛岡競馬場・ダート1200mで施行[1]
  • 1997年 - ダート競走格付け委員会によって統一GIIIに格付け[1]
  • 2002年 - 出走条件を「サラ系3歳以上9歳以下」から「サラ系3歳以上」に変更。
  • 2007年
    • 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更。
    • 施行場・距離を水沢競馬場ダート1400mに変更。
  • 2009年 - 施行場・距離が盛岡競馬場ダート1200mに戻る。

歴代優勝馬[編集]

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現表記を用いる。

全てダートコースで施行。

回数 施行日 開催場 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1996年8月13日 盛岡 1200m トキオクラフティー 牝3 JRA 1:10.8 横山典弘 池江泰郎 坂田時雄
第2回 1997年8月11日 盛岡 1200m トシヴォイス 牡6 JRA 1:11.3 松本達也 柳田次男 上村叶
第3回 1998年8月14日 盛岡 1200m ファーストアロー 牡4 JRA 1:12.3 松本達也 柳田次男 杉本仙次郎
第4回 1999年8月17日 盛岡 1200m アブクマレディー 牝6 JRA 1:11.8 大塚栄三郎 中野栄治 浜野順之助
第5回 2000年8月16日 盛岡 1200m ゴールデンチェリー 牝6 愛知 1:11.2 吉田稔 瀬戸口悟 (株)協栄
第6回 2001年8月15日 盛岡 1200m ノボジャック 牡4 JRA 1:11.4 蛯名正義 森秀行 (有)池ばた
第7回 2002年8月16日 盛岡 1200m サウスヴィグラス 牡6 JRA R1:10.2 柴田善臣 高橋祥泰 南波壽
第8回 2003年8月15日 盛岡 1200m ディバインシルバー 牡5 JRA R1:09.8 安藤勝己 和田正道 櫻井正
第9回 2004年8月13日 盛岡 1200m シャドウスケイプ 牡5 JRA 1:11.3 江田照男 森秀行 飯塚知一
第10回 2005年8月15日 盛岡 1200m エンゲルグレーセ 牡8 JRA 1:10.6 中舘英二 奥平雅士 三島武
第11回 2006年8月14日 盛岡 1200m アグネスジェダイ 牡4 JRA 1:09.8 小牧太 森秀行 渡辺孝男
第12回 2007年8月15日 水沢 1400m メイショウバトラー 牝7 JRA 1:25.7 武豊 高橋成忠 松本好雄
第13回 2008年8月18日 水沢 1400m プライドキム 牡6 船橋 R1:24.3 川島正太郎 川島正行 深見富朗
第14回 2009年8月14日 盛岡 1200m バンブーエール 牡6 JRA 1:10.0 松岡正海 安達昭夫 (有)バンブー牧場
第15回 2010年8月16日 盛岡 1200m サマーウインド 牡5 JRA R1:08.9 藤岡佑介 庄野靖志 (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
第16回 2011年8月15日 盛岡 1200m ドスライス 牡5 JRA 1:10.4 柴田善臣 森秀行 小田吉男
第17回 2012年8月14日 盛岡 1200m タイセイレジェンド 牡5 JRA 1:09.2 内田博幸 矢作芳人 田中成奉
第18回 2013年8月14日 盛岡 1200m ラブミーチャン 牝6 笠松 1:09.5 戸崎圭太 柳江仁 小林祥晃
第19回 2014年8月13日 盛岡 1200m サマリーズ 牝4 JRA 1:09.7 藤岡佑介 藤岡健一 H.H.シェイク・モハメド
第20回 2015年8月12日 盛岡 1200m ダノンレジェンド 牡5 JRA 1:11.1 M.デムーロ 村山明 (株)ダノックス
第21回 2016年8月16日 盛岡 1200m ダノンレジェンド 牡6 JRA 1:09.1 M.デムーロ 村山明 (株)ダノックス
第22回 2017年8月15日 盛岡 1200m ブルドッグボス 牡5 浦和 R1:08.8 左海誠二 小久保智 組)HIM ROCK Racing
第23回 2018年8月15日 盛岡 1200m オウケンビリーヴ 牝5 JRA 1:09.1 北村友一 安田隆行 福井明

Rは、コースレコードを示す。

脚注・出典[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 注目レースピックアップ”. 岩手競馬オフィシャルページ. 2018年8月13日閲覧。
  2. ^ 盛岡競馬出走馬一覧表 平成30年度第6回盛岡競馬第6日8月15日(水) (PDF)”. 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2018年8月13日閲覧。
  3. ^ 平成30年度 第6回 盛岡競馬 改定番組 (PDF)”. 岩手競馬オフィシャルページ. 2018年8月13日閲覧。

各回競走結果の出典[編集]

関連項目[編集]