中央競馬

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中央競馬のレースの様子(第46回小倉記念・2010年8月1日)

中央競馬(ちゅうおうけいば、英語: national racing)とは日本中央競馬会(JRA)が主催する競馬である。1954年9月25日東京競馬場京都競馬場において初めて開催された。

概要[編集]

開催[編集]

現在、中央競馬は10の競馬場で年間で最大288日行われる。10の競馬場(競馬場一覧を参照)において、原則、週末の土・日曜日の2日間を4週、計8日間で1つの開催とすることが基本である[注 1]。1年(平年)=365日=52週+1日なので52週÷4週=13開催であるが、関東(東京・中山)で10開催、関西(京都・阪神)で10開催、中京・小倉・福島・新潟がそれぞれ3開催、北海道(札幌・函館)で4開催、合計36開催を基本に2006年まで日数を1開催8日間の固定で日程が組まれていた。ただ各競馬場の改修工事がある場合は代替開催で必ずしも基本通りの開催日程にならないことが多かった。また2007年以降は全体の開催日数288日は変らずに、1開催12日までが可能となって各競馬場の開催日程は毎年変動している。なお年間スケジュールは「暦年制」であるが、1年の開催初日は1月5日、最終日は基本12月27日で、これは年末年始の地方競馬の開催と重複しないようにしているためである。ただし、1月4日[注 2]、および12月28日[注 3]が日曜日に当たる場合、開会日、最終日がそれぞれ前倒し、あとずらしとする場合もある。

2012年は「4大競馬場と新潟競馬場[注 4]の日程を重視」した日程となり、

  • 北海道の開催を函館・札幌それぞれ2回・16日を函館2回・12日間(第1回・第2回とも6日間)、札幌2回・14日間(第1回8日間・第2回6日間)に、福島と中京はそれぞれ3回22日間(福島・中京とも第1回・第2回とも8日間・第3回6日間)、小倉は2回22日間(第1回10日間、第2回12日間。2・3回を統合することで1節削減)に規模を縮小。
  • 3日間の連休開催[注 5]を強化し、9月15-17日に中山と阪神、10月6-8日に東京と京都、12月22-24日に中山と阪神でそれぞれ3日ずつの開催(2011年までと異なり、3競馬場での分担ではない)とする。
  • 更に33年ぶりの変則開催がとられて締め括りは中山の有馬記念では無く阪神の阪神カップとなった。
  • 夏季競馬・東京優駿の盛り上がりと出走馬の円滑な出走サイクルの確保の観点から
    • 春季競馬として行う第2回東京の全8日+第3回東京の前半4日を統合し、第2回東京12日間、また第3回東京の(後半)4日分は夏季競馬扱いとして施行。
    • 中京開催の変更などの見直しの観点から
      • 平年の第3回京都全8日+第2回中京前半4日を第3回京都12日間に統合。
      • 平年の第2回中京後半4日+第3回阪神前半4日を第3回阪神8日間(6月のみ)に統合。
      • 平年の第3回阪神後半4日+第2回小倉前半4日を第2回中京8日間(7月のみ)に統合(事実上阪神と中京の開催場を入れ替え)。
      • 平年の第2回小倉後半4日+第3回小倉全8日を第2回小倉12日間に統合。

2013年は「4大競馬場と中京競馬場の日程を重視」した日程となり、

  • 北海道の開催も函館のみになるため、4回・24日間(第1回、第2回、第3回、第4回とも6日間)として開催する。また通年開催が可能になった中京は4回26日間(第1回、第2回、第4回は6日間、第3回は8日間)に拡大。小倉は20日間に縮小される(第1回8日間、第2回12日間)。
  • 3日間の連休開催を強化し、1月12-14日に中山と京都、9月14-16日に中山と阪神、10月12-14日に東京と京都、12月21-23日に中山と阪神でそれぞれ3日ずつの開催する。
  • 夏季競馬における関東主場開催の見直しの観点から
    • 平年の第3回東京全4日+第2回福島前半4日を第3回東京8日間(6月のみ)に統合。
    • 平年の第2回福島後半4日+第2回新潟前半4日を第2回福島8日間(7月のみ)に統合。
    • 平年の第2回新潟後半4日+第3回新潟全8日を第2回新潟12日間に統合。

といった日程の見直しを行ったが、全体開催数の36回・288日の日程は維持されている。

2014年中山競馬場の改修工事のため、第4回(9月)の開催分を新潟競馬場に振り替えた以外は本来の日程で行われたが、3連休開催のうち、敬老の日(9月15日)には開催せず、3月21日春分の日を含めた3月23日までの3日間開催(中山・中京・阪神のその週の2日間ずつの開催を、1日2場ずつ、3日間に分けて行う)を行った。2015年2008年以来7年ぶりとなる本来の通年スケジュールでの開催となった。

基本的には、4大主場は年間5開催、その他は年間3開催だったが、現在は中京4開催、札幌・函館・小倉2開催となっている。

競走[編集]

競走は競馬番組に従って行われる。1日に開催される競走は最大12であるが、混雑緩和のため、ジャパンカップ開催日の東京競馬および有馬記念開催日の中山競馬は11競走である[注 6]

「競走の数は、1日につき12以内とし、日出から日没までの間に行う」[1]とされるが通常は第1競走が10時頃、途中昼休みを挟んで最終競走が16時15分前後[注 7]が原則であるが、2013年以後、薄暮を含む夏季(6-8月)、及び日没が早く時間的な制約を受ける冬季(11-1月)を除いて、1日の全体の最終競走はファンにゆとりをもって競馬を観戦してもらうために16:25に設定している[2]。なお、2004年からは薄暮開催が行われるようになった。

なお、1997年までは基本的な競走数を11とし、出馬投票によって出走希望馬が多かった競走のうち1つを分割し、最大12競走を開催することもあった(あらかじめ12競走組まれる場合と旧3歳<現・2歳>戦以外のGI開催日は除く)が、1998年からは基本競走数が12に定められたため分割競走は原則行わなくなった。当該項の詳述参照。

1日のメインレースの開催順序については旧来は第3場[注 8]→東日本→西日本、冬期は東日本→第3場→西日本[注 9]と東から西へという流れであったが2009年以降、これが西日本でGI級レースが行われる場合でない限り第3場→西日本→東日本と東西逆転[注 10]した。春期の3月下旬から6月中旬、秋期の9月[注 11]は関西の準薄暮開催、夏期は薄暮開催により競走番号を調整して対応するが、1月下旬から[注 12]3月中旬、10月[注 13]は東日本のレースが1日の最終レースとなる。日没時間の関係で11月、1月は第3場→東日本→西日本の順、12月は東日本→第3場→西日本の順になるため、西日本のレースが1日の最終レースとなる。

入場・開門・指定席[編集]

競馬開催日の競馬場には入場料が必要である。金額は各競馬場ごとに異なる。15歳未満の入場は無料。

競馬非開催日の競馬場(パークウインズ)ならびに場外勝馬投票券発売所(WINS)は入場は無料である。競馬場への未成年者(20歳未満)の入場は保護者の同伴が必要である。WINSは馬券購入が目的となることから未成年者の入場は禁止されている[要出典]

開門は原則9時であるが、GI競走施行日などで来場者が多い場合には繰り上げられる(2013年5月26日東京競馬場は7時20分[3])。馬券の発売・払戻は原則9時30分(東京競馬場は9時25分)から開始されるが中山・中京では第1競走の発走時刻が9時50分の場合、発売開始時刻が5分繰り上がる。また一部投票所では9時から前売発売を行っている。

競馬場の指定席は各競馬場・席によって料金に差異があり、また福島・東京・中山・小倉競馬場の全指定席と中京・京都・阪神競馬場の一部指定席は別途入場料が必要である。指定席の販売は主要4場(通年)と新潟競馬場(夏季のみ)はJRAカードによる前売発売(インターネット予約)と当日発売の併用、それ以外は当日発売のみとなっている。指定席があるエリアへは指定席を購入していない客は入れないが、馬主席章や馬主席通行章を持っている人は指定席エリアに入れる。

1場に1日、「フリーパスの日」が設定されており、該当日は入場料が無料となる。大抵は、その競馬場で行われる主要GⅡ・GⅢの競走である。なお、2011年3月19日 - 21日の開催に関しては特別にフリーパスの日とした。入場料に相当する金額を義援金として捻出するためである。なお一部競馬場では、牝馬限定の重賞競走が施行される日には、女性のみ(同伴者も同)を対象としたフリーパスの日が制定されている。[4]

一部GI競走(天皇賞東京優駿菊花賞ジャパンカップ、有馬記念など)施行日は、入場・指定席の販売が通常とは異なる場合がある。GI競走における入場券・指定席券の販売を参照。

勝馬投票券[編集]

中央競馬では勝馬投票券(馬券)各中央競馬場(非開催の競馬場含む)ならびにWINS、一部の地方競馬の競馬場や場外馬券売場(主に中央競馬の施設の設置されていない地区)で該当競走の発走時刻の前まで購入できる。また電話投票(PAT)会員制で、電話投票やインターネット投票(iモードEZwebといった携帯電話のインターネット接続サービスなど)でも馬券を購入できる。未成年者は勝馬投票券の購入ならびに譲り受けが禁止されている。

以前は中央競馬でも東日本と西日本で勝馬投票券が購入できる競走は異なっていたが(全国発売のグレードワン競走を除き、東西でブロック化されていた)、現在は概ね全国どこの競走でも購入できる。ただし、現在でも一部の馬券売場では、馬投票券が購入できる競走および購入できる額が制限されている。販売している勝馬投票券種類についてはJRAで発売している勝馬投票券を参照。一部の競走では前日発売も行っている。

競走馬・騎手・調教師[編集]

中央競馬に出走できる競走馬は後に掲げた例外を除き、中央競馬に厩舎を置く調教師に管理されたサラブレッド系に限定されている。

  • 指定競走 - 地方競馬に厩舎を置く調教師に管理されたサラブレッド系の馬(一部競走に限りアラブ系の馬も可)が出走できる競走。
  • 特別指定競走 - 地方競馬に厩舎を置く調教師に管理されたサラブレッド系の馬で、認定競走に勝利した2歳・3歳の馬が出走できる競走。
  • 国際競走 - 日本国外に厩舎を置く調教師に管理されたサラブレッド系の馬が出走できる競走。2009年は138競走。

競走馬の産地は日本産のほか、日本国外産(JRAでは「外国産」と表記)でも構わないが、外国産馬は「混合競走」あるいは上記の国際競走に指定されている競走にしか出走できない。外国産馬の記事を参照。

騎乗できる騎手は、中央競馬の騎手免許を所持していなければならない。所持していない場合には、短期免許および競走限定免許を取得しなければならない。調教師として開業するには中央競馬の調教師免許を所持し、なおかつ日本中央競馬会から馬房が割り当てられなければならない。割り当てられる馬房は美浦トレーニングセンター栗東トレーニングセンターにある。騎手ならびに調教師の免許は3月1日を更新の時期としている。

歴史[編集]

参考:JRAホームページ JRAのあゆみJRA60年の歩み

1950年代 - 1970年代[編集]

  • 日本中央競馬会発足以前の国営競馬については競馬の歴史 (日本)を参照。
  • 1954年昭和29年)
    • 9月16日 - 7月1日に公布された日本中央競馬会法により、日本中央競馬会創立。
    • 9月25日 - 日本中央競馬会主催の初めての中央競馬が東京競馬場と京都競馬場で行われる。
  • 1955年(昭和30年)1月 - 競走馬事故見舞金制度が発足。
  • 1956年(昭和31年)
    • 10月 - 日本短波放送による中央競馬実況中継放送開始、中山競馬場の大スタンド改築工事竣工。
    • 12月23日 - 第1回中山グランプリ(翌年からの有馬記念)が中山競馬場で行われる。
  • 1957年(昭和32年)
    • 9月 - 騎手のヘルメット着用及び帽色を枠ごとの色に統一(当時は6枠制)。
    • 12月 - 中山競馬場でトータライザー(勝馬投票券発売集計器)を導入。
  • 1958年(昭和33年)7月 - 福島競馬場のスタンド改築工事竣工。
  • 1959年(昭和34年)
    • 2月23日 - アメリカ遠征中のハクチカラがワシントンバースデーハンデキャップを勝利、日本調教馬初の海外重賞制覇。
    • 9月5日 - 競走計時の表示を従来の1/5秒単位から1/10秒単位に改正。
    • 10月 - 阪神競馬場のスタンド改築工事竣工。
  • 1960年(昭和35年)7月 - 従来の豪州式バリヤー発馬機に代わり、小倉競馬の3歳戦(現2歳)からウッド式スターティングゲートが使用開始される。
  • 1961年(昭和36年)2月 - 中央競馬初となるダートコースが東京競馬場に完成、重勝式勝馬投票券の発売を中止(2011年にWIN5で発売再開)。
  • 1962年(昭和37年)
    • 1月 - 東京競馬場で新型トータライザーを導入。
    • 3月 - 2回中山・3回東京競馬をオリンピック基金臨時競馬として開催することを決定。
  • 1963年(昭和38年)
    • 2月 - オリンピック臨時競馬として2回中山競馬5日間および3回東京競馬5日間が指定。
    • 4月 - 8枠連複制による枠番連勝複式の馬券発売を4大競馬場で開始。1969年に全ての競馬場で発売開始されている。
    • 11月 - 5回京都競馬から場内有線テレビ放送を開始。
  • 1964年(昭和39年)
    • 1月 - 1回中山・京都競馬から場内テレビでオッズと馬体重を発表。
    • 9月 - 中山競馬場のスタンド馬場改修工事竣工、3回中山競馬から競走中の順位表示を実施。
    • 11月15日 - シンザンが史上2頭目の三冠を達成。
  • 1965年(昭和40年)
    • 3月 - 第2回中山競馬から自動タイム計測装置を使用開始、婦人専用発売窓口を設置。
    • 5月14日 - 新潟競馬場、竣工。同年7月10日より22年振りに新潟競馬が再開される。
    • 9月 - 京都競馬場のスタンド馬場改築工事竣工。
  • 1966年(昭和41年)
    • 9月 - 中山競馬場にダートコースが新設される。
    • 10月 - 中山競馬場に中央競馬型トータリゼータ・システムを導入。
  • 1967年(昭和42年)4月 - 厩務員労働組合のストライキのため、4月の4歳(現・3歳)クラシックを含む競走日程が変更される。
  • 1968年(昭和43年)
  • 1969年(昭和44年)
    • 2月 - 関東場外発売所における発売の大幅規制を開始。
    • 3月 - 第8回アジア競馬会議を東京で開催。
    • 9月 - 福島競馬場のスタンド改築工事竣工。
    • 11月11日 - 栗東トレーニングセンター開場。
    • 12月 - 小倉競馬場のスタンド改築工事竣工。
  • 1970年(昭和45年)
    • 8月 - 函館競馬場の新スタンド竣工。
    • 10月 - 中京競馬場の新スタンド竣工。
  • 1971年(昭和46年)
    • 5月 - 東京競馬場のスタンド増築工事竣工。
    • 8月 - 札幌競馬場の新スタンド竣工、京都競馬場にダートコースを新設。
  • 1972年(昭和47年)
    • 馬インフルエンザ蔓延のため、2月下旬まで関東地区の競馬開催が中止される。
    • 12月17日 - 有馬記念で1競走の売得金が初めて100億円台になる。
  • 1973年(昭和48年)
    • 4月 - 東京競馬場の場内有線テレビがカラー化される。
    • 6月 - 自動勝馬投票券発売機を運用開始。
    • 10月 - 東京競馬場で初の地方競馬招待競走が開催される、新潟競馬場の新スタンド竣工。
  • 1974年(昭和49年)
    • 2月 - 電話投票が試験的に開始。
    • 5月3日 - 皐月賞で初のシード制(のちに単枠指定制度に改められる)実施。適用第1号はキタノカチドキ
    • 8月 - 阪神競馬場にダートコースが新設される。
    • 10月 - 日本中央競馬会創立20周年を記念して「外国騎手招待競走」が東京・京都両競馬場で開催される。
  • 1975年(昭和50年)
    • 中央競馬の年間最多入場者数を記録(1,489万8,794人)。
    • 2月 - 新型発馬機(J.S.G.48型)を障害競走から使用開始。
    • 6月 - 札幌競馬場のコースを右回りに変更。
  • 1976年(昭和51年)
    • 6月 - 複合勝馬投票券(ユニット馬券)を中山競馬場で試験的に発売。
    • 10月 - 電話投票(CRTシステム、ARSシステム)の運用を開始。
    • 11月 - 菊花賞で初の2頭シード(トウショウボーイクライムカイザー)。
    • 12月 - 勝馬投票券の全国オンラインシステムが完成。
  • 1977年(昭和52年)
    • 中央競馬の年間の売り上げがはじめて1兆円を突破する(1兆991億6,124万4,100円)。
    • 9月 - 勝馬投票券の買い替え廃止、シード制の拡大などを実施。
  • 1978年(昭和53年)
    • 4月10日 - 美浦トレーニングセンター開場。
    • 12月17日 - 有馬記念の売得金が200億円を超える。

1980年代[編集]

ゴール前に設置されているターフビジョン(2007年10月14日撮影、京都競馬場にて)
  • 1984年(昭和59年)
  • 1986年(昭和61年)11月2日 - メジロラモーヌが史上初の牝馬三冠を達成。
  • 1987年(昭和62年)
    • 日本中央競馬会の略称がJRA(Japan Racing Association)に改められる。
    • 場外勝馬投票券発売所の愛称を「WINS(ウインズ)」に制定。
    • 12月 - 本馬場入場曲と発走ファンファーレが一新される。
  • 1989年平成元年)
    • 1月5日 - 全ての重賞競走において、馬名入りおよびグレード毎に生地・文字色が統一されたゼッケンの使用が開始される。
    • 1月7日 - 昭和天皇の崩御に伴い、競馬開催を自粛。
    • 札幌競馬場に芝コース設置。

1990年代[編集]

2000年代[編集]

2010年代[編集]

競馬場一覧[編集]

名称 所在地 位置 最大入場
人員(人)
最大入場人員の記録日
札幌競馬場 北海道札幌市中央区 地図 60,549 1976年7月11日札幌記念
函館競馬場 北海道函館市 地図 29,757 1974年9月1日函館3歳ステークス
福島競馬場 福島県福島市 地図 47,391 1993年7月11日(七夕賞
中山競馬場 千葉県船橋市 地図 177,779 1990年12月23日有馬記念
東京競馬場 東京都府中市 地図 196,517 1990年5月27日東京優駿
新潟競馬場 新潟県新潟市北区 地図 35,135 1991年4月28日(同日開催の天皇賞・春の影響)
中京競馬場 愛知県豊明市 地図 74,201 1996年5月19日高松宮杯
京都競馬場 京都府京都市伏見区 地図 143,606 1995年11月12日エリザベス女王杯
阪神競馬場 兵庫県宝塚市 地図 92,986 1997年7月6日宝塚記念
小倉競馬場 福岡県北九州市小倉南区 地図 36,745 1997年2月16日小倉大賞典

詳細[編集]

  • 札幌競馬場と中京競馬場は地方競馬を併催していたが、札幌はホッカイドウ競馬が2010年以降、中京は愛知県競馬組合2002年以降休止している。ただし、いずれも地方競馬の開催権は引き続き保持しており、地方競馬全国協会でも地方競馬の競馬場のひとつとして明記している[8]
    • 他に地方競馬が併催された中央競馬の競馬場は函館競馬場・福島競馬場[9]・新潟競馬場があるが、現在はいずれも撤退している。
  • 現在は上記10か所だが、戦前の日本競馬会体制時には以下の競馬場が存在した。実質上の開催は戦後行われていなかったが、長らく「休止」扱いとされていた。年間36開催の根拠もここにあった(12競馬場×3開催)が、1991年競馬法改正によって開催競馬場から削除された。
  • また、現在の東京競馬場が開設される以前は現在の目黒区下目黒に競馬場があった。
  • 各競馬場は中京競馬場を除き、すべてJRAの所有となっている。
    • 中京・阪神以外は国からの譲渡、阪神競馬場は京阪神競馬株式会社(現在は京阪神ビルディング株式会社)から取得。中京競馬場の所有者は名古屋競馬株式会社。

枠順[編集]

8枠の色は、中国の占いである四柱推命に由来している。

1枠(白) 2枠(黒) 3枠(赤) 4枠(青) 5枠(黄) 6枠(緑) 7枠(橙) 8枠(桃)

コース[編集]

中央競馬の競馬場はいずれも芝コースとダートコースで競走が行われる。新潟、中山、京都、阪神の各競馬場は芝コースが内回りと外回りの2つのコースを持つ。芝コースは競馬を行うと損耗するため各競馬場によって芝の損耗状態、生育管理などを踏まえたうえで移動柵によって適宜コース幅を変更して円滑な競走ができるようにコース幅が設定されている。コース幅によって最内からAコース、Bコース、Cコースとアルファベット順に名前がつけられている。

コースの幅員が広く開催が多い東京、京都では移動柵によってコース幅を4 - 5段階、その他の競馬場は2 - 3段階で調整される。コース幅の設定は各競馬場毎の方針によって決められGI級競走が集中する春季と秋季に最内のAコースかBコースを使用し、それ以外のシーズンは移動柵をより外側に出すという方針の競馬場もある。一方で2004年の秋季から2005年の春季の京都競馬場のように秋季から春季にかけてAコース→Bコース→Cコース→Dコースの順に徐々に外側へ柵を出していき、芝の成長が著しい夏季に馬場を回復させて再び秋季にAコースから使っていくという競馬場もある。またローカルの場合、概ね開催の前半がAコース、後半がBコースに設定することもある。使われない場所では芝生の養生、あるいは痛んだ箇所の補修を行う。1、2回京都(1 - 2月)と1回小倉(2月)では積雪時の対策のため外側にも柵が設けられる(かつては1回東京(1 - 2月)でも行われていた)。

特に、芝の損耗状態が激しいほど競走の波乱要素になるともいわれる。また冬季は積雪などによる芝生の損傷などの可能性を考慮して芝コースの競走を大幅に減らし、ダートの競走を多くしている。

またファンサービスの一環として主として春季・夏季開催の最終日終了後に芝コースをファンに一般開放されるケースも増えている。開放する場所は競馬場によって異なり、天候や芝生の損耗状態などの都合で開放しないこともある。

過去には「砂コース」というものも存在した。これは現在のダートコースとは若干違っており砂分が多いコースであったが、ダートコース導入により順次転換され現在では存在していない。古い競走記録に砂コースの記録が残っており、存在していたことを伝えている。

東日本大震災の影響[編集]

開催中止の案内

2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、12日13日に予定していた中山競馬場阪神競馬場小倉競馬場の全競走が中止された[10]

最も大きな被害を受けた福島競馬場では、スタンドの天井が一部で崩落するなど施設が激しく損傷[11]したほか、東京電力福島第一原発事故の影響で馬場の除染や芝コースの張替えも余儀なくされた。中山競馬場でもスタンドの一部で天板が落下したり漏水するなどの被害が出たほか、東京競馬場でも被害が出た。 当初は中山も含めた代替競馬の日程を発表したJRAは日を追うごとに深刻さを増す地震や津波の被害が明らかになると方針を転換し、開催中止を含む大幅な日程変更を発表した。日程変更の概要は以下の通り[12][13]

  • 3月15日:2回中山競馬3日分(3月12日の中止分を含む)と3回中山競馬2日分の開催を中止[14]
  • 3月22日:3回中山競馬の残り6日分と4月9日より開催予定だった1回福島競馬も中止したほか、3月27日で終了予定だった2回小倉競馬の開催を4月10日まで延長[15]
  • 4月1日:小倉開催をさらに2日追加し3回小倉競馬を4月1617日に開催[16]
  • 4月5日:1回新潟競馬を当初の予定より前倒しして4月23日より10日開催することを発表[17]
  • 4月19日:2回福島競馬の開催を中止することを発表[18]
  • 4月26日:1回新潟競馬に続いて2回新潟競馬を5月28日 - 6月12日に6日開催すると発表[19]
  • 5月10日:中止した2回福島競馬の代替として3回中山競馬を6月18日 - 7月10日に開催すると発表[20]。福島競馬場の夏開催が中山に変更されるのは1996年以来15年ぶり。
  • 6月29日:4回東京競馬を1日追加し10月10日に開催、3回福島競馬の開催を中止し代替として5回新潟競馬を10月15日 - 11月20日に12日開催(当初の3回福島競馬に2日追加)、5回小倉競馬を当初の予定より前倒しして11月26日より10日開催することを発表。これにより、2011年の福島競馬はすべて中止された。

3月19日から27日まで5日間の開催は「東北関東大震災被災地支援競馬」として実施し19・20日は阪神・小倉、21日は阪神のみ(12日の中止分)、2627日は阪神・小倉(12・13日の中止分)で開催した。

また、ダービーデーと夏季競馬における薄暮開催を含めた、4月下旬以後の発走時間延長は電力事情に配慮し、すべての競馬場で取りやめることを発表し、予定していたダービーデーと安田記念デーの1日2重賞の開催も、当該GⅠのみを日曜に開催する「土・日分割」に変更された[21]

2011年の開催をすべて中止した福島競馬場では本馬場の除染(ダートコースの砂入れ替え・芝コースの張り替え)や損傷した施設の復旧工事を施し、2012年4月7日より競馬開催を再開した。

競走日程の変更[編集]

主場開催である中山競馬を合計12日間連続で中止したことにより、GIを含む重賞競走やクラシックに向けたトライアル競走も大幅に変更された。変更の対象となった重賞競走、変更後の日程は下表の通り[12][13]

競走名 格付 当初予定 変更後の施行日・競馬場 備考
中京記念 GIII 3月12日・小倉 3月20日・小倉
阪神スプリングジャンプ J・GII 3月12日・阪神 3月21日・阪神
中山牝馬ステークス GIII 3月13日・中山 4月2日・阪神
フィリーズレビュー GII 3月13日・阪神 3月21日・阪神
フラワーカップ GIII 3月19日・中山 3月26日・阪神
スプリングステークス GII 3月20日・中山 3月26日・阪神 「フジテレビ賞」を外す[22]
日経賞 GII 3月26日・中山 4月2日・阪神 距離を芝2400mに変更[22]
マーチステークス GIII 3月27日・中山 4月10日・阪神
ダービー卿チャレンジトロフィー GIII 4月3日・中山 4月3日・阪神
ニュージーランドトロフィー GII 4月9日・中山 4月9日・阪神
中山グランドジャンプ J・GI 4月16日・中山 7月2日・中山 距離を芝4260mに変更[22][注 17]
マイラーズカップ GII 4月16日・阪神 4月17日・阪神
皐月賞 GI 4月17日・中山 4月24日・東京
福島牝馬ステークス GIII 4月23日・福島 4月23日・新潟
フローラステークス GII 4月24日・東京 4月23日・東京
目黒記念 GII 5月29日・東京 5月28日・東京
ユニコーンステークス GIII 6月5日・東京 6月4日・東京
ラジオNIKKEI賞 GIII 7月3日・福島 7月3日・中山
七夕賞 GIII 7月10日・福島 7月10日・中山
マイルチャンピオンシップ南部杯 JpnI 盛岡競馬場 10月10日・東京[23] JRA主催で施行
福島記念 GIII 11月20日・福島 11月20日・新潟

上記のほか、中山で施行予定だった特別競走のうち「アネモネステークス(桜花賞トライアル)」と「ペガサスジャンプステークス」は取りやめとなった。

被災地支援競走[編集]

下表の競走は「被災地支援競走」として施行。いずれも「JRAプレミアムレース」を取りやめ、売上の5%相当額(払戻金に上乗せされる予定だった額)を拠出する[24][25][26][27][28]。また、ダービー・安田記念当日の最終競走はそれぞれ重賞競走(脚注参照)がプレミアム→被災地支援競走に予定されていたが、日程変更措置により最終競走の「1日2重賞」とはせず、前日に開催し、被災地支援レースには別の平地特別競走を割り当てた。

競走名 条件/格付 施行日・競馬場
毎日杯 GIII 3月27日・阪神[29]
マーチステークス GIII 4月10日・阪神[29]
きずな賞 1600万下 4月24日・東京[30]
いぶき賞 オープン 5月1日・京都[31]
みらい賞 1600万下 5月8日・東京[30]
新潟大賞典 GIII 5月8日・新潟[32]
きぼう賞 1600万下 5月15日・東京[30]
のぞみ賞 1600万下 5月22日・東京[33]
つばさ賞 オープン 5月29日・東京[33]
ひかり賞 1600万下 5月29日・東京[33]
ゆうき賞 1000万下 6月26日・阪神[34]

発売・払戻業務への影響[編集]

地震の影響は馬券の発売や払戻業務にも及んだ。

北海道以外の東日本地区でのウインズ一時閉館の案内
  • 3月12・13日は競馬の開催だけでなく、全競馬場・ウィンズにおいての勝ち馬投票券払戻業務も全面中止となり、14・15日に予定されていた平日払戻業務についてもすべて取りやめとなった。
  • 3月末まで北海道を除く東日本地区ではすべての競馬場・ウインズで発売・払戻(平日払戻も含む)を全面的に中止していたが、以下の通り発売・払戻を順次再開していった(プレスリリース発表日を基準)。
    • 3月29日:4月4日から関東・甲信越地区における一部の競馬場・ウインズで、月曜日に限り平日払戻業務を再開した[35]
    • 4月5日:4月9日より新潟競馬場と高崎場外で発売・払戻を再開した[36]。新潟競馬場では当日の全競走、高崎場外では後半6競走に限って発売。
    • 4月12日:4月16日・17日の開催において関東地方の競馬場・ウインズ等でも発売・払戻を再開[37]。新潟競馬場と高崎場外は当日の全競走を発売、その他は後半6競走に限って発売。東北地方に所在するすべての競馬場・ウインズ(臨時場外を含む)、およびウインズ新宿は引き続き発売・払戻とも休止。また、皐月賞の前々日(金曜日)発売を行わないこともあわせて発表した。
    • 4月21日:福島競馬場と種市場外発売所で、払戻業務を以下の通り再開した[38]
      • 福島競馬場:4月23日以降、毎週土・日・月曜の10:00 - 16:00
      • 種市場外:4月24日以降、毎週土・日・月曜の10:00 - 16:00(4月25日は除く)
    • 4月26日:ウインズ津軽・横手場外・盛岡競馬場で発売・払戻業務を、種市場外で発売業務を、ウインズ新白河で払戻業務(5月2日まで。以降は決定しだい発表)をそれぞれ4月30日より再開すると発表した[39]
    • 5月2日:ウインズ新白河の払戻業務を5月16日まで延長(以降は決定しだい発表)[40]
    • 5月17日:ウインズ新宿を建て替えると発表。現施設では5月23・30日に平日払戻サービスのみ行い、以降は一切の業務を休止。また、水沢競馬場での払戻業務を5月21日より再開(土・日曜)、福島競馬場・ウインズ新白河での払戻サービス(土・日・月曜)を6月12日まで延長することも発表[41][42]
    • 6月16日:福島競馬場での場外発売を一部再開。発売所は馬場内投票所に限定し、発売レースも制限された[43]
    • 8月3日:ウインズ新白河の営業を、9月24日より再開すると発表[44]
  • 電話投票・インターネット投票も震災に伴う電話回線などの通信事情に配慮しパソコンを使用したIPAT方式に限定して発売していたが、4月2日以降はすべての方式で発売している[45]
  • なお、2011年1月8日から3月6日までに購入した馬券の払戻有効期限は、以下の通り延長された(プレスリリース発表日を基準)。
    • 3月16日:5月31日まで延長した[46]
    • 5月17日:6月27日まで再延長した[47]

施設の全面建て替えを行ったウインズ新宿は、2014年4月26日に業務を再開した[48]


薄暮開催[編集]

中央競馬では2004年に中央競馬50周年記念「JRAゴールデンジュビリーキャンペーン」の一環として7月から9月の函館競馬場および札幌競馬場における発走時刻を通常より1時間遅くし第1競走は10:55に、15:25発走の第9競走をテレビ中継放送の関係上メイン競走扱いとした上で16:40と17:10に発走する第11・12競走(いずれも特別競走で第11競走は準メイン競走扱い)を「函館(札幌)はくぼ」と題した薄暮競走を試行的に実施した。これは、2005年以降も継続されることとなった。また2005年からは小倉競馬場でも、2009年からは阪神競馬場でも薄暮競走が開催されるようになり2006年からは東京優駿(日本ダービー)開催日も薄暮開催が行われるようになった(薄暮の当該競走は目黒記念)。

また2007年から秋季、2008年からは6 - 7月の開催(2009年に北海道開催共々正式な薄暮開催扱いとなる)、2009・2010年は春季の開催で公式な薄暮開催ではないものの日没がやや遅くなる関西主場の発走時間を30分程度遅らせるようになった。なお、2011年は電力事情に配慮し中止となった[注 18]ほか、2012年以降も電力事情を考慮し日本ダービー開催日を除き、通常の春・秋の準薄暮・夏季の薄暮開催のすべてが中止されるが夏季開催期間中は東京→福島新潟競馬場の6 - 9月開催の一部を最終競走を16:30にずらして行われる。(新潟は2012年、福島は2013年、東京は2014年より。東京は後半4-6日間が対象)

なお、2010・2011年は中京競馬場の馬場改修に伴い、通常の中京最終日に開催すべき「尾張ステークス」の代替として小倉競馬場で「アンコールステークス」を施行したが日没の時間が九州地方では遅いことを踏まえ、阪神の最終競走(平年の中央競馬そのものの最終競走でもあり、16:20発走)の「ファイナルステークス」の次、16:35にスタートした。

2015年度現在の概要[編集]

  • ダービーデーの薄暮開催[49]
    ダービーデー当日は通常より発走時刻を繰り下げ、第1競走を「京都9:50、東京10:05」、最終競走(第12競走)を「京都16:40、東京(目黒記念)17:00」にそれぞれ設定する。
    特別競走は東京は第8-12競走、京都は通常と同じく第9-11競走であるが、メイン競走はいずれも第10競走に制定し、「京都15:15、東京(東京優駿・日本ダービー)15:40」に設定している。
  • 夏季開催の発走時間延長[50]
    関東・関西の主場に北海道での第3場開催が行われる、平年6月第3土曜日[51](第3回東京・第3回阪神各第4日、第1回函館第1日)から、9月第1日曜日[52](第2回新潟・第2回小倉各第12日、第2回札幌第6日)の、原則として関東主場(第3回東京後半4日間、第3回福島、第2回新潟のそれぞれ全期間)の最終第12競走の発走時刻を16:30に設定。
※2013年度までは第3回福島・第2回新潟開催分のみ実施していたが、2014年度から第3回東京にも拡大(6月第2日曜日までは16:25)。ただし、宝塚記念の開催日[53]に関しては、阪神競馬場の最終競走を繰り下げの対象にする。

特別競走・重賞競走[編集]

特別競走は原則として第9 - 11競走(11競走の場合は第8 - 10競走)の3競走であるが近年は第3場(ローカル開催)やGI級競走と障害重賞の開催場の最終競走を特別競走にしたり[注 19]、夏季を中心とした第3場開催の重賞開催日及びGI級開催場の特別競走数を4 - 5競走[注 20]に増やしたりすることもある。

また、GI級開催日は当該競走をその日のメイン競走として盛り上げるため全開催場の競走出走時間・順序を調整し同時開催のGI級以外のメイン競走(重賞・平地特別)をGI級競走の前[注 21]、GI級競走は15時台後半に行うようにしている。ただし11月最終週に行われるジャパンカップと12月開催の中山競馬場での朝日杯フューチュリティステークス(2013年まで)、有馬記念については日没の時間等を考慮して通常の冬季編成と同じ順序[注 22]で発走する他、J・GIの中山グランドジャンプ施行日も福島→阪神→中山の順で発走する(2009年から適用)。また、場内やウインズの混雑緩和という理由でジャパンカップ開催日の東京競馬場および有馬記念開催日の中山競馬場は11競走(特別競走はそれぞれ後半5競走)になる。

なお前述の通り、2006年から東京優駿開催日の第10競走に東京優駿、第12競走に薄暮開催として目黒記念が行われることになった。中央競馬で重賞競走が2つ以上同じ開催日に同じ競馬場で行われた例は2004年11月28日のJRAゴールデンジュビリーデーのジャパンカップダートとジャパンカップがある。しかしこれはJRA創立50周年記念行事の一環として行われたものである。

重賞競走を除く特別競走でも出走頭数が8頭以下になった場合は予定の競走順序を変更することもあり、その日の特別競走で最も賞金条件の高いクラス(一般にはオープン、1600万円クラス)を割り当てるメイン競走であっても準メインなどに降格させることもまれにある。

特別競走の名称は原則として次のものに統一されている。

また、日中の昼休みをこれまでの第5競走終了後から第4競走終了後[注 23]に変更して12時台の開催にも積極的に取り組んでいる。

GI競走[編集]

中央競馬で施行される最高峰のGI[注 24]競走は以下の通り。施行順は2015年[54]の競馬番組に従って並べられている。競走の施行場所、1着賞金、施行コースなどの詳細は各項目に譲る。太字の競走は国際格付けを得られている競走(GI)である。

競走名 備考 出走可能性齢
1 フェブラリーステークス 冬のダートチャンピオン決定戦 4歳以上
2@ 高松宮記念 春の短距離チャンピオン決定戦 4歳以上
3@ 桜花賞 クラシック 牝馬三冠競走第1戦 3歳牝馬
4 中山グランドジャンプ 春の障害チャンピオン決定戦 4歳以上
5@ 皐月賞 クラシック 三冠競走第1戦 3歳牡・牝馬
6@ 天皇賞(春) 長距離チャンピオン決定戦 4歳以上
7@ NHKマイルカップ 3歳マイルチャンピオン決定戦 3歳牡・牝馬
8 ヴィクトリアマイル 春の牝馬チャンピオン決定戦 4歳以上牝馬
9@ 優駿牝馬(オークス) クラシック 牝馬三冠競走第2戦 3歳牝馬
10@ 東京優駿(日本ダービー) クラシック 三冠競走第2戦 3歳牡・牝馬
11 安田記念 春のマイルチャンピオン決定戦 3歳以上
12@ 宝塚記念 春のグランプリ競走 3歳以上
13@ スプリンターズステークス 秋の短距離チャンピオン決定戦 3歳以上
14 秋華賞 牝馬三冠競走最終戦 3歳牝馬
15@ 菊花賞 クラシック 三冠競走最終戦 3歳牡・牝馬
16@ 天皇賞(秋) 中距離チャンピオン決定戦 3歳以上
17 エリザベス女王杯 秋の牝馬チャンピオン決定戦 3歳以上牝馬
18 マイルチャンピオンシップ 秋のマイルチャンピオン決定戦 3歳以上
19@ ジャパンカップ 芝の国際招待競走 3歳以上
20@ チャンピオンズカップ 秋のダートチャンピオン決定戦 3歳以上
21 阪神ジュベナイルフィリーズ 2歳牝馬チャンピオン決定戦 2歳牝馬
22 朝日杯フューチュリティステークス 2歳牡馬チャンピオン決定戦 2歳牡・牝馬
23 中山大障害 秋の障害チャンピオン決定戦 3歳以上
24@ 有馬記念(グランプリ) 1年を締め括るグランプリ競走 3歳以上

@印は原則、ファンファーレを生演奏で行う競走。ただし大規模な災害が起きた年度など、状況によっては生演奏が取り止められる場合もある。[要出典]なお、GII以下の競走は各競馬場の項を参照。

GI競走における入場券・指定席券の販売[編集]

  • 1990年代以後、GI開催競馬場は大勢のファン、特に競馬ブームの一時期は10万人を超すファンが観戦に訪れた。そのため、JRAでは混雑緩和という名目で一部GI級競走(クラシック三冠競走や天皇賞、有馬記念[注 25])では前売りされる記念入場券を事前に購入しないと当日のGI級開催競馬場に入場できない入場制限が実施された。現在は当日入場もできるようになっているが[注 26]、それでも前売り券を購入している人を優先し当日券や回数券購入者は時差入場(開門後から30分後)してもらう処置が取られるケースもある。
  • 主要GI級競走では指定席券をすべて事前の前売りとしているケースも多い。競馬場の指定席の種別によってJRAカード(クレジットカード)による予約制と葉書申し込みや競馬場で指定席を購入した利用者を対象とした抽選による発売とに分かれているので、JRA発表の告知を参考にされたい。
  • 夏季の新潟競馬についても一部の重賞施行日における指定席は、JRAカードによる予約、旅行会社などが企画するツアーの参加、はがきによる抽選発売に限定される。


障害競走のグレード制[編集]

現在地方競馬障害競走は存在しないため、日本では中央競馬のみで行われている。

1999年平地競走の重賞競走と同様、障害競走の重賞にもグレード制が導入。中山グランドジャンプ中山大障害はJ・GIに格付けされており、中山競馬場の名物と言われる年に2回しか使用されない大障害コースを使う。馬も騎手もこの春のグランドジャンプと暮れの大障害のタイトルを目指す。

詳しくは障害競走競馬の競走格付けを参照。

JRAで発売している勝馬投票券[編集]

JRA東京競馬場に設置されている富士通製の自動勝馬投票券発売機

JRAで発売している勝馬投票券は、単勝式(通称:単勝)・複勝式(複勝)・枠番連勝複式(枠連)・馬番連勝複式(馬連)・馬番連勝単式(馬単)・拡大馬番号連勝複式(ワイド)・馬番号三連勝複式(三連複)・馬番号三連勝単式(三連単)の8種類である。

また、このほかにインターネット投票限定で5重勝単勝式(愛称WIN5)を発売している。詳細は同項目を参照。

○…発売 ▲…限定発売 ×…発売なし





















×

中央競馬における3連単の発売は、2008年7月19日から全レース発売されている[注 27]。2008年7月13日までは最終競走から数えて4競走前までの競走(12競走の場合、第9 - 12競走の4競走)に限られていた。また、2006年10月から同じ馬の単勝と複勝を同じ金額で一括購入できる「応援馬券」が発売されている。

通常は開催日の前日に出馬投票を行い馬番を抽選で決定し、開催当日にすべての競走の発売を開始する[注 28]。GI級の場合は前々日に出馬投票 - 馬番決定を行い、それ以後発売を開始する。

投票カード[編集]

投票カード(もしくはマークカード)とは、勝馬投票券を購入する際に使用されるマークシートのカードである。ごく僅かな口頭窓口(口頭によって勝馬投票券が購入できる窓口)以外の窓口で勝馬投票券の購入の際に記入する(口頭窓口でも投票カードでの購入は可能)。現在、投票カードは4種類あり緑色の基本投票カード・ライトカード・赤色のボックス&フォーメーション・青色の連複&連単ながしである。いずれも両面印刷であるが赤色のボックス&フォーメーション・青色の連複&連単ながしのタイプは1枚で片面の利用により、どちらか一方しか利用できない。

数年に一度、デザインが変更される(近年は勝馬投票券の種類の増加に対応するための変更が多い)。昔の投票カードは自動発売機で対応の問題もあり、ある期間は利用可能であるが、余りに古い投票カードは対応できなくなる。

詳細はこちらも参照。

緑色の基本投票カード[編集]

投票カードの記入例
中山競馬場の第11レース・馬連
3-7 100円 4-7 100円 6-7 200円購入の場合

緑色の基本カードは全種類の馬券に対応。両面を利用することで、1枚で1競走に1種類8点または2種類4点ずつ(馬単に限りウラを利用することで購入可能点数が増える)まで購入が可能。

  1. 競走の行われる競馬場をマーク。
    • 中山・東京・京都・阪神・福島・新潟・中京・小倉・札幌・函館の10場の下にある○から1つだけ選ぶ。
      • 例えば京都のレースを投票したいなら京都の下の枠を潰す。
  2. 競走番号をマーク。
    • 1 - 12の上から1つだけ塗り潰して選ぶ。
      • 第11競走を投票したいなら11の下の枠を潰す。
  3. 馬券の種類をマーク。
    • 単勝、複勝、単(勝)+複(勝)(応援馬券)、枠連、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単の9つの下にある○から1つだけ選ぶ。
  4. 枠番号(枠連のみ)または馬番号(その他7賭式)をマーク。
  5. 購入金額をマーク。
    • 30,20,10,5,4,3,2,1と万円・千円・百円の組み合わせ。4800円分を購入する場合は、30・10・5・3・百円にマークすることになる。
  6. 前日発売の競走(重賞など)では、カード左上の「前日発売」をマーク。
  7. 馬単のみ裏(1着・2着の逆順の組み合わせ)も購入できる。
    • 馬単のみ・ウラの○枠を塗り潰すと馬券で「⇔」と「各」が登場。「8-18」をウラにマークをして購入すると8-18と18-8の2つの組み合わせを購入でき、さらに「各」は100円だったら200円となる。
  8. 単+複(応援馬券)は単勝と複勝を同時に購入することになるため、マークカードに記入した金額が100円だったら購入金額は倍の200円となる。なお、この馬券に関しては好きな「馬」を応援していただくという意味をこめて馬番号および馬名の上部に「がんばれ!」(例:「がんばれ!ディープインパクト」)と言う文字が印字される。

ライトカード[編集]

緑色の基本投票カードをベースに、よりシンプルなデザインになっているマークカード。2009年4月25日にウインズ米子で試験導入されたのち、同年5月23日から全国の競馬場およびウインズで導入された。緑色の基本カード同様、全種類の馬券に対応しており両面を利用することで1枚で1競走に1種類5点まで購入が可能であるが、

  • 表裏を利用して2つの式別を購入することは出来ない
  • 応援馬券(単+複のセット馬券)を購入することは出来ない
  • 馬単の表裏セットを購入することは出来ない

ことが基本カードとの違いである。

  1. 競走の行われる競馬場をマーク。
  2. 競走番号をマーク。
    • 1 - 12の数字の下側のマーク欄(以下同じ)を1つだけ塗り潰して選ぶ。
  3. 馬券の種類をマーク。
  4. 枠番号(枠連のみ)または馬番号(その他7賭式)をマーク。
  5. 購入金額をマーク。

赤色のボックスタイプ[編集]

赤色のボックス&フォーメーションタイプは、単勝、複勝を除く6種類の馬券に対応している。片面を利用して、1枚で1競走のボックス買いまたはフォーメーション買いのみ可能。なお、ボックス買いでは枠連のゾロ目は含まれず購入もできない。

  1. 競走の行われる競馬場をマーク。
  2. 競走番号をマーク
  3. 馬券の種類をマーク。
  4. 馬番号または枠番号をマーク。
    • 番号は何点選んでも良い。
  5. 購入金額をマーク。

赤色のフォーメーションタイプ[編集]

  1. 競走の行われる競馬場をマーク。
  2. 競走番号をマーク。
  3. 馬券の種類をマーク。
  4. 馬番号または枠番号をマーク。
  5. 購入金額をマーク。

青色の流しタイプ[編集]

青色の連複&連単流しタイプは単勝、複勝を除く6種類の馬券に対応している。両面とも流し買いのために利用されるが片面は枠連、馬連、ワイド、3連複に対応した連複流し。もう一面が馬単と3連単に対応した連単流し用であり、1枚ではどちらか片面のみが利用可能。3連複と3連単は1頭流し、2頭流しともに対応している。

  1. 競走の行われる競馬場をマーク。
  2. 競走番号をマーク。
  3. 馬券の種類をマーク。
  4. 「軸」と「相手」の馬番号または枠番号をマーク(「軸」は上表で/「相手」は下表で記入)。
  5. 購入金額をマーク。

本馬場入場曲・発走ファンファーレ(発走合図)[編集]

本馬場入場曲[編集]

中央競馬では、以前から出走馬が本馬場入場する際に著名作曲家が作った入場テーマソング演奏テープ)している。最初に本馬場入場曲として使用されたのは、服部逸郎(レイモンド服部)作曲の行進曲『かもめ』で、1952年9月に東京競馬場で初めて流され、1953年4月からは中山競馬場や札幌競馬場、函館競馬場でも使用される様になり、その後数年間使用されたという[注 29]。服部の曲は、他にも1987年まで阪神競馬場の本馬場入場曲として、行進曲『若駒』が使用されていた[注 30]

また、1969年に東京で開催された「アジア競馬会議」のテーマ曲であった渡辺岳夫作曲の『サラブレッド・マーチ』が、重賞競走用本馬場入場曲として使われる事となり、中央競馬の全競馬場で使用された。

1987年、同年に中央競馬会の略称がNCKからJRAに変更されたのを契機に、12月より各競走の本馬場入場曲とファンファーレを一新する事となった。関東はすぎやまこういち、関西、北海道は鷺巣詩郎が作曲したが、『サラブレッド・マーチ』のみ関西の特別競走用に残される事になり、鷺巣によってアレンジされたものが使用された。

2008年には再び曲が変更される事になり、一般競走、特別競走、新馬戦は2008年から、重賞競走は2010年から現在の楽曲が用いられていた。作曲は、一般競走と特別競走、新馬戦は椎名邦仁が、重賞競走は岩代太郎が担当。一般競走、特別競走、GI競走を除く重賞競走の楽曲は東日本、西日本、第3場の3種類ずつ。GI競走は東日本、西日本の2種類、新馬戦は全競馬場共通で1種類が存在した[55]

しかし、2012年以降はGI競走などで再び2009年までの曲が再使用される事になった。2014年はスプリングステークスで『みんなのKEIBA』主題曲の『Now1』が、花のみち特別で宝塚歌劇団の『すみれの花咲く頃』が使用された。

競走馬の引退式の際の本馬場入場の際にも、これらの楽曲が用いられることが多い。一部競走では通常の本馬場入場曲と違う曲を使用していた時期があった(例:バレンタインステークスで『バレンタイン・キッス』、フリーウェイステークスで『中央フリーウェイ』、クリスマス開催ではクリスマス関連の楽曲等)。また、中山競馬場では一時期騎手などのリクエストで本馬場入場曲を決めていた時期があった。また、ファイナルステークスでは専用の楽曲を使用している。

2016年より、京阪杯のみ本馬場入場曲がこの競走専用のものに変更される予定である。この本馬場入場曲は「A Promising Moment」と称し、向谷実が作曲を担当している[56]

新馬戦
1987年 - 2007年
  • 東京 『YMCA
  • 京都 『ライディーン
  • 阪神 『オンリー・ザ・チルドレン』
  • 牝馬限定 『ダンシングクイーン』

ほか開催場によって違っていた。

2008年 -
  • 『ザ・ライジングサン』
一般競走
1987年 - 2007年
2008年 -
  • 東日本 『ザ・マジェスティックマーチ』
  • 西日本 『ヒーローズ・プレリュード』
  • 第3場 『グリーングラスマーチ』
特別競走
1987年 - 2007年
2008年 -
  • 東日本 『アンセム・フォー・ブレイブズ』
  • 西日本 『レジェンドウィルビギン』
  • 第3場 『アバブ・ザ・スカイ』
重賞競走(GI競走を除く)
1987年 - 2009年
  • 東日本 『クロマチックマーチ』
  • 西日本、北海道 『ドラマティック・ワン』
2010年 -
  • 東日本 『A Winner』
  • 西日本 『Get A Chance』
  • 第3場 『To The Top』
GI級競走
1987年 - 2009年・2012年(一部) -
  • 東日本 『グレード・エクウス・マーチ』
  • 西日本 『ザ・チャンピオン』
2010年 -
  • 東日本 『Glory』
  • 西日本 『Victory Road』

発走ファンファーレ[編集]

発走ファンファーレは、以前は各競馬場毎に異なる曲を使用しており、統一性が無かったが、本馬場入場曲同様、1987年より曲が一新された。ファンファーレはグレード毎に設定され、2013年現在もそのまま使用されている。

演奏については、通常は事前録音されたテープを流すが、GI競走については、一部競走を除いて楽団(主に陸上自衛隊海上自衛隊付属の音楽隊、地元の交響楽団、地元の大学の吹奏楽部、NHKマイルカップに限りNHK交響楽団)による生演奏が行われている(ローカル開催(特に夏季)での重賞でも地元の音楽隊・交響楽団による生演奏が行われる場合もある)。

ただし、競馬ブームが頂点に達した1990年代前半から、GI競走を中心に観客がその曲に合わせるかの様に手拍子を打つようになり、特に観客から近いスタンド前に発走地点のある競走(例・東京芝2,400m、京都芝2,000m)などで競走馬に悪影響を与えるケースが発生した。これは、馬群がゴール前に到達するタイミングに併せて、場内放送やテレビ中継の実況のテレビカメラ映像に映り込ませることを目的に、紙吹雪クラッカー紙テープやゴミなど[注 34]を投げ散らすもので、万一の事故を考えれば競走の公正確保にも関わる重大な問題[注 35]であり、JRAは平時より幾度となく「それらの行為は絶対におやめ下さい」とファンに繰り返し告知しているが、改善は遅々として進まず、JRAは現在も苦慮し続けている。

基本的には、観客のモラルと行動の節度に訴える他ないものであるが限界があり、後に追加された障害競走のファンファーレについては、作曲の際に「手拍子を打ちにくいこと」が主要コンセプトの1つになったほどである。平地競走のファンファーレについても、手拍子の問題を理由として何度か変更の話題が上がっている。

また現在ではすっかり定着したファンファーレの生演奏だが、近頃は本番での演奏ミスが多発し、競馬ファンや競馬評論家から演奏を行った団体やJRAに対し、苦情が寄せられるケースが発生している(2005年安田記念のフライング演奏等)。特に音の高低差が激しく、演奏難易度の高い札幌・函館競馬場の重賞ファンファーレにおいてこれらの事例が目立つ。

特殊なケースとして中京競馬場で開催される名鉄杯がある。これについては特別戦であるにもかかわらず賞を提供している名古屋鉄道の看板車輛の1つである名鉄パノラマカーミュージックホーンの音色をアレンジした独自のファンファーレが用意され、また名鉄所属のブラスバンドが生演奏でファンファーレを行っている。

この他、2004年のJRAゴールデンジュビリーキャンペーンの「名馬メモリアル競走」にも特別にファンファーレが用意された[注 36]

詳細は「ファンファーレ (競馬)」を参照。

2012年現在、ファンファーレは以下21曲が使用されている。

  • 東京・中山用、京都・阪神用、札幌・函館用、福島・新潟用、中京・小倉用として各3曲(一般競走用、特別競走用、GI以外の重賞競走用)ずつ
    • ただし1991年1994年に中京・小倉の同時開催となった際は主場扱いの中京で京都・阪神のファンファーレが使用された
  • 東日本GI競走用、西日本GI競走用[注 37]
  • 障害GI競走用[注 38]、GI以外の障害競走用(全競馬場共通)
  • 専用ファンファーレ

ファンファーレの作曲者[編集]

過去に使用されたファンファーレ[編集]

  • 名馬メモリアル競走(2004年のみ。全競馬場共通)
    • 上半期:フランツ・フォン・スッペ(喜歌劇『軽騎兵』序曲、廃止された地方競馬、高崎競馬場の重賞ファンファーレとして使用されていた。また、かつては京都競馬場にて出走馬の馬場入場時のファンファーレとして使用されていた)
    • 下半期:ジョルジュ・ビゼー(『カルメン』組曲より「衛兵の交代」の冒頭のファンファーレ。名古屋競馬場の一般競走のファンファーレとして使用されている。なお、京都競馬場での特別競走では1987年までこの曲が使用されていた)
  • 専用ファンファーレ
    • スプリングステークス(2010年のみ。林田健司作曲)
    • 花のみち特別(2014年のみ。「宝塚歌劇100周年記念」として施行。宝塚歌劇団の『すみれの花咲く頃』をアレンジした独自のファンファーレ)
    • 宝塚市制60周年記念(2014年のみ。手塚治虫原作『鉄腕アトム』の主題歌『鉄腕アトム』をアレンジしたファンファーレ)
    • 北辰特別、大倉山特別(2014年のみ。『札幌オリンピック・ファンファーレ』をアレンジしたファンファーレ)

CD[編集]

中央競馬のファンファーレ「KING OF TURF」[編集]

本節ではすぎやまプロデュースによりポリグラム株式会社から発売・販売されているCDについて記述する。

中央競馬のファンファーレ「KING OF TURF」
# 種別 競馬場 作曲 競走・曲名
1 ファンファーレ
(全曲楽譜付)
東京中山 すぎやまこういち G1競走
2 重賞競走
3 特別競走
4 一般競走
5 西日本[注 40] 宮川泰 G1競走
6 京都阪神 重賞競走
7 特別競走
8 一般競走
9 中京小倉 川口真 重賞競走
10 特別競走
11 一般競走
12 福島新潟 服部克久 重賞競走
13 特別競走
14 一般競走
15 札幌函館 鷺巣詩郎 重賞競走
16 特別競走
17 一般競走
18 マーチ 東京・中山 すぎやまこういち グレード・エクウス・マーチ(Grade Eques March)
19 クロマティック・マーチ(Chromatic March)
20 パドック・マーチ(Paddock March)
21 白馬のギャロップ(White Horse Gallop)
22 キング・オブ・ターフ(King Of Turf)

なお2001年9月27日に「KING OF TURF - 中央競馬のファンファーレ 2001年完全盤 - 」として宝塚記念と障害競走のファンファーレを追加したCDが発売された(2005年4月20日にもレーベルをアニプレックス・SUGIレーベルに変えて、さらに2009年8月5日にも移籍先のキングレコードより再発売された)。曲目は以下のとおり。

KING OF TURF - 中央競馬のファンファーレ 2001年完全盤 -
# 種別 競馬場 作曲 競走・曲名
1 ファンファーレ
(全曲楽譜付)
東日本[注 41] すぎやまこういち G1競走
2 東京・中山 重賞競走
3 特別競走
4 一般競走
5 西日本 宮川泰 G1競走
6 京都・阪神 重賞競走
7 特別競走
8 一般競走
9 阪神[注 42] 早川太海[注 43] 宝塚記念
10 中京・小倉 川口真 重賞競走
11 特別競走
12 一般競走
13 福島・新潟 服部克久 重賞競走
14 特別競走
15 一般競走
16 札幌・函館 鷺巣詩郎 重賞競走
17 特別競走
18 一般競走
19 中山 三枝成彰 J・GI競走(障害競走)
20 全場[注 44] 重賞競走・一般競走(障害競走)
21 マーチ 東京・中山 すぎやまこういち グレード・エクウス・マーチ(Grade Eques March)
22 クロマティック・マーチ(Chromatic March)
23 パドック・マーチ(Paddock March)
24 白馬のギャロップ(White Horse Gallop)
25 キング・オブ・ターフ(King Of Turf)

Road to Glory 〜 岩代太郎 本馬場入場曲(JRA GI・GII・GIII) 〜[編集]

本節では岩代プロデュースによりエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社から発売・販売されているCDについて記述する。

  • 企画・監修・作曲・演奏:岩代太郎
  • 発売日:2012年4月18日
  • 定価:1800円(税抜1714円)
  • 規格品番:AVCD-38499
Road to Glory 〜 岩代太郎 本馬場入場曲(JRA GI・GII・GIII) 〜
# 競走 曲名
1 関東主場GI競走 Glory
2 関西主場GI競走 Victory Road
3 関東主場重賞競走 A Winner
4 関西主場重賞競走 Get A Chance
5 従場重賞競走 To The Top

提供番組(主催番組)[編集]

JRA主催の競馬中継番組の場合、JRAのCMが流れ番組の最初と最後にJRAがスポンサーであることを発表しているがこの場合は「主催 JRA」(「主催は、JRA、日本中央競馬会です」もしくは「この番組は、JRA、日本中央競馬会の主催でお送りします」)とクレジットされる。

テレビの実況中継[編集]

キー局系地上波・関東地区[編集]

以下期間限定

キー局系地上波・関西地区[編集]

かつてはTVQ九州放送は小倉開催(1-2月分の土曜日のみ)、テレビ愛知は中京開催(3・12月分の土曜日のみ)を担当していたが現在は制作は行っておらず、KBS京都制作の中継内でJRAの公式映像(音源:ラジオNIKKEI)を使用し中継する程度である。

地上波独立県域局[編集]

衛星放送[編集]

その他の中央競馬中継は中央競馬テレビ・ラジオ中継一覧参照

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 2006年に競馬法施行規則が改正され、2007年からは1開催における開催日数は8日間を基本としながら最大12日までとなる。ただし、1年間に開催できる日数は原則288日(36開催×8日)に制限されているためある競馬の開催日数を増やすと別の競馬の開催日数を減らすことになる。 2006年までは「1競馬場の1開催8日間」固定であったが、上記の施行規則改正に伴い、2007年は第1回中山競馬・第1回京都競馬が7日、第4回東京競馬・第4回京都競馬が9日で開催されている。他に馬インフルエンザの影響で第2回札幌競馬、第3回新潟競馬、第3回小倉競馬が6日開催となったため第3回福島競馬、第3回中京競馬を10日、第5回東京競馬、第5回京都競馬を9日開催した。従来の施行規則ではこのような対応はできなかった。 2008年は第1回中京競馬、第3回福島競馬を10日、第1回福島競馬、第3回中京競馬を6日開催としている。 2009年函館競馬場の馬場・施設改修に伴う1年間の開催休止のため平年の第1・2回函館開催と第2回札幌開催の計24日分を他の第3場開催に振り返る処置を取っており、第1・2回中京(1・3月)をそれぞれ6日間=第1回の開催は平年9月の第2回札幌2日分と平年の3月の中京開催から移動した4日分を割り当てた。札幌開催は函館代替16日間と平年の第1回札幌8日間を含めた24日分をまとめて、それぞれ12日間ずつの第1・2回札幌として6-9月に開催。9月の第2回札幌残りの6日間は第4回新潟として開催。
  2. ^ 過去2009年2015年
  3. ^ 過去2003年2008年2014年
  4. ^ 新潟競馬場の開催が増えるのは札幌競馬場で第2回開催終了後にスタンド改築を含む改修工事を行うため。
  5. ^ 2004年以後、ハッピーマンデーを利用した9月の敬老の日(年度により10月の体育の日も)のある週を3日間連続開催とする処置をとっており、3場開催である場合、土曜日に関東主場と第3場、日曜日に関東・関西の両主場、月曜日(ハッピーマンデーの祝日)に関西主場と第3場の日程で開催するようになった。上記の詳述のとおり、2012年から第3場を中心とした日程見直しのため、9月のハッピーマンデー時の分割がなくなり、関東・関西両主場での3日間連続開催となった。
  6. ^ 東京優駿開催日の東京競馬は2001年までは10競走、2002年から2005年までは11競走であった。2006年以降の競馬番組では東京優駿開催日は12競走を編成している。
  7. ^ 11月から1月は日没が早いので若干繰り上がる。
  8. ^ 北海道2場はここの扱い。
  9. ^ 1999年は小倉競馬場の改修工事による振替開催により、東日本→西日本→小倉の順。
  10. ^ ジャパンカップ有馬記念の週は日没時間の関係により従来どおりで、東日本(GI開催場)→(開催がある場合第3場)→西日本の順。
  11. ^ 年によっては10月初旬まで。
  12. ^ 年によっては2月から。
  13. ^ 年によっては11月上旬まで。
  14. ^ 当初の予定では、翌週に速歩競走廃止記念の特別競走が2レース予定されていたが、中京競馬場の騒乱発生により開催が中止された為、実施されなかった。
  15. ^ 2007年11月1718日福島競馬場で第3回開催の第9・10日、23日東京京都両競馬場で第5回開催の第9日、2425日中京競馬場で第3回開催の第9・10日が開催されることになった。これに伴い、当初24日(土曜日)に予定されていた京阪杯京都第11競走)は開催日が1日繰り上がって23日(金曜日・勤労感謝の日)に行われることになった。また23日に競馬が開催されることから、同日に後楽園新橋梅田難波の各ウインズで予定されていたジャパンカップ(25日・東京)の金曜発売は行われないこととなった。ちなみに福島は札幌土・日曜分、東京は新潟日曜分、京都は小倉日曜分、中京は新潟・小倉土曜分のそれぞれ振り替え開催だった。
  16. ^ 競馬の特性上、途中退場する客も多数いることや中央競馬では再入場の際にはあらためて入場券を購入する必要があるため他の競技・イベントなどとは違いこの人員がすべて同じ時間帯に競馬場に入っているわけではない。
  17. ^ 通常は芝Bコースを使用しているが、代替開催ではCコースを使用したため、距離が10m延びた。
  18. ^ 但し、阪神競馬場では震災からの再開後「1日2重賞<中山競馬場で予定されていた重賞の代替含む>」となったことから4月中旬まで16:30過ぎに最終競走を行ってはいた。それ以外の期間は年中を通して1日の最終競走の発走時間は基本16:20、G1レース当日は16:25発走で実施した。
  19. ^ 但し2008年7月からの3連勝単式馬券の全レース発売により2009年は旧八大競走と宝塚記念、ジャパンカップ、ジャパンカップダート、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス及びJ・GIを除きGI級競走開催日でも最終レースは一般競走となった(2010年からは再び最終レースは特別競走になる)。
  20. ^ 通常クラシック競走や天皇賞、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念があるときは5競走、他は4競走。
  21. ^ 15時台の前半 一般には第3場→GI級の行わない主場の順。但し、第3場で行われる唯一のGI級競走の高松宮記念開催日は阪神→中山→中京の順〈2012年から適用)。
  22. ^ ジャパンカップ開催日は東京→京都、中山のGI級開催日は中山→中京→阪神。
  23. ^ 第3場開催は通常通り第5競走終了後に昼休み。
  24. ^ かつて、国際セリ名簿基準委員会の勧告に従い「JpnI」を使用していたこともあるが、これをグレードワンと呼ぶのは明らかな誤り。正しくはジーワン
  25. ^ 改修工事中(現スタンド完成前)の東京競馬場では天皇賞(秋)、ジャパンカップも入場制限が行われた。
  26. ^ 2005年の有馬記念中山競馬場)は事前発売の前売券(記念入場券)のみとなり、前売入場券を持っていないと入場することができなかった(回数券による入場もできなかった。なお回数券には入場制限時には使用できない旨の注意書きが書かれている)。これは無敗の三冠馬として絶大な人気を博したディープインパクトが出走を予定しており、中山競馬場における混雑を緩和するための措置である。
  27. ^ 当初は2008年7月19日から9月7日までの期間限定で全レース発売予定だったが、同年9月1日9月13日以降の3連単の全レース発売継続を発表した。
  28. ^ 日曜日の重賞競走では、前日の土曜日から発売される。金曜発売がある一部のGI競走のある週では土曜日に行われる重賞の前日発売も行われる。ただし、これらの前売発売については荒天・降雪などの理由により開催中止のおそれがある場合は発売を中止することがある。
  29. ^ 本馬場入場曲の発案者は、1948年より東京・中山競馬場の場内で流す音楽を選曲していた四天王長政という人物で、1958年発行の月刊「優駿」に、「メロデーとともに」という題名で当時を回顧した記事が記載されている。
  30. ^ 『若駒』は、今もばんえい競馬の重賞競走で入場曲として聴く事が出来る。
  31. ^ 東京・中山・福島・新潟
  32. ^ 京都・阪神・中京・小倉
  33. ^ 札幌・函館
  34. ^ 1990年代の一時期にはを振り回す者が見られ、2000年宝塚記念に至ってはフリスビーと思しき円盤状の物体が飛ばされた模様が、『DREAM競馬』をはじめとするテレビでの競馬中継の画面に映し出されるシーンが見られた。同番組キャスターだった宮川一朗太が、「物を投げ込むのはやめましょう」と視聴者に注意喚起した事や、井崎脩五郎に至っては「投げた者を特定している」と雑誌で公言したこともある。
  35. ^ 公営競技の常として、競走の公正が確保されることが順位・投票券を含めて競走を成立させる絶対条件である。裏を返せば、観客の妨害行為で競走の公正が確保できない事態が発生した場合には、その競走を「不成立」として処理しなければならなくなる。
  36. ^ 初期に使用していたのは、1987年までの京都競馬場の本馬場入場曲であり、後期使用曲も、同じく京都競馬場での特別・重賞競走における発走ファンファーレであった。
  37. ^ 阪神競馬場での生演奏の場合、最終小節のメロディーがオリジナルとは異なることがある(近年では、2009年以降の桜花賞が該当)。
  38. ^ 障害GI(J・GI)は中山競馬場のみで行われているため、事実上「中山」の専用ファンファーレである。
  39. ^ 作曲はミュージックホーンの製作を担当した小糸工業に依頼された作曲家とされるが、今も名前は伏せられている。
  40. ^ 京都・阪神・中京。
  41. ^ 東京・中山。なお2002年2014年スプリンターズステークスにおいて中山の代替で開催された新潟でも使用。
  42. ^ 改装・天災などにより京都の場合あり。
  43. ^ 一般公募によって最優秀賞に選出され、使用されるようになった。
  44. ^ 障害競走の開催の無い札幌と函館を除く。

出典[編集]

  1. ^ 日本中央競馬会競馬施行規程 第68条”. 日本中央競馬会 (2011年2月28日). 2011年6月17日閲覧。
  2. ^ 平成26年度春季競馬番組について(6ページ「9.発走時刻について(2)最終競走の発走時刻について」参照)(2013年11月24日 日本中央競馬会 同11月28日閲覧)
  3. ^ nikkansports.com 入場者大幅増、売得金もアップ/ダービー
  4. ^ 2016年度の「フリーパスの日」のスケジュールが決定!
  5. ^ 2014年度開催日割および重賞競走について 日本中央競馬会(2013年10月21日) 2013年10月26日閲覧
  6. ^ 台風により本日13日の京都開催が中止に 代替開催は明日火曜日 - netkeiba.com、2014年10月13日閲覧
  7. ^ 日本の競馬ハンドブック2013 p366,367,368 発行:一般社団法人 中央競馬振興会
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  48. ^ ウインズ新宿が4月26日(土)にリニューアルオープン! - 日本中央競馬会、2014年11月24日閲覧
  49. ^ 2015年5月31日競馬番組(JRAレーシングカレンダー)
  50. ^ 2014年夏季競馬開催概要について(6頁参照)
  51. ^ (例)2015年6月20日(土) 競馬番組
  52. ^ (例)2015年9月6日(日) 競馬番組
  53. ^ 2015年6月28日(日) 競馬番組
  54. ^ 2015年GIレース一覧日本中央競馬会 2015年1月4日閲覧
  55. ^ 本馬場入場曲が新たな楽曲に! - JRA公式サイト 2009年12月21日
  56. ^ 音楽館が2016年に発売した「京阪電車発車メロディコレクション2016」のボーナストラックにこの本馬場入場曲が収録されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]