ジャパンダートダービー

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ジャパンダートダービー
Japan Dirt Derby[1]
Testa Matta 20090708R1.jpg
第11回ジャパンダートダービー
開催国 日本の旗日本
主催者 特別区競馬組合南関東公営
競馬場 大井競馬場
創設 1999年7月8日
2016年の情報
距離 ダート2000m
格付け JpnI
賞金 1着賞金4500万円
出走条件 サラブレッド系3歳(指定交流)
出走資格も参照
負担重量 56kg牝馬2kg減(南半球産2kg減)
出典 [2]
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ジャパンダートダービーは、特別区競馬組合大井競馬場ダート2000mで施行する地方競馬重賞競走JpnI)である。農林水産大臣が賞を提供しており、正式名称は「農林水産大臣賞典 ジャパンダートダービー」と表記される。

副賞は、農林水産大臣賞、特別区競馬組合管理者賞、日本中央競馬会理事長賞、地方競馬全国協会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、東京都馬主会理事長賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞(2016年)[3]

概要[編集]

1996年に創設された4歳ダート三冠ユニコーンステークスダービーグランプリスーパーダートダービー)の3競走はいずれも秋に開催される競走だった為、「春にも4歳(現3歳)のダートチャンピオン決定戦を」と言う意見があった。また特別区競馬組合が主催するダート4歳ダート三冠競走最終戦のスーパーダートダービーを統一GIIから統一GIに昇格を目指していた思惑とも合致しスーパーダートダービーをスーパーチャンピオンシップと改名の上、4歳ダート三冠から撤退および南関東交流競走に降格させ本競走を統一グレード競走のスーパーダートダービーの後身競走として春季に新設した。春の3歳ダートチャンピオン決定戦の位置付けで、統一JpnIとして開催されている。なお、2006年までは南関東G1が併記されていた。

また新設年よりユニコーンステークス・ダービーグランプリと共に3歳ダート三冠を形成。更に2002年より羽田盃東京ダービーと共に南関東3歳三冠を形成した(1996年から2001年までは東京王冠賞が南関東三冠の二戦目として行われていた)。

なお、2007年までは1着入賞した地方所属馬に限りダービーグランプリの優先出走権が与えられた。

条件・賞金等(2016年)[編集]

出走資格

出走資格サラブレッド系3歳、フルゲート16頭で中央所属馬の出走枠は7頭[4]

負担重量

定量で56kg牝馬54kg(南半球産2k減)[2]

賞金

2016年の賞金額は、1着4,500万円、2着1,575万円、3着900万円、4着450万円、5着225万円[2]、着外手当25万円[5]

優先出走権付与競走[編集]

地方所属馬に限り優先出走権保持馬、指定馬が所属枠内の頭数で出走できる。その競走は以下のとおり。

優先出走権トライアル競走(優先出走権は地方所属馬のみ)[2]
競走名 競馬場 距離 取得条件
兵庫チャンピオンシップ JpnII 園田競馬場 ダート1870m 1着
ユニコーンステークス GIII 日本の旗東京競馬場 ダート1600m 1着
関東オークス JpnII 川崎競馬場 ダート2100m 1着
南関東トライアル競走[2]
競走名 競走格 施行競馬場 施行コース 取得条件
羽田盃 SI 大井競馬場 ダート1800m 1着
東京ダービー SI 大井競馬場 ダート2000m 1着・2着
指定競走(ダービーWeek参加競走)
競走名 競走格 施行競馬場 施行コース 取得条件
九州ダービー栄城賞 S1 佐賀競馬場 ダート2000m 1着入賞
東海ダービー SPI 名古屋競馬場 ダート1900m 1着入賞
兵庫ダービー 重賞 園田競馬場 ダート1870m 1着入賞
岩手ダービーダイヤモンドカップ M1 盛岡競馬場 ダート2000m 1着入賞
北海優駿(ダービー) H1 門別競馬場 ダート2000m 1着入賞

また上記以外のダートグレード競走の1着入賞馬、兵庫チャンピオンシップの2着・3着入賞馬、中央競馬における重賞競走(2歳芝重賞・障害重賞除く)及びオープン特別競走(芝・障害・2歳競走を除く)の1着入賞馬にも指定馬としての権利が与えられる。

歴史[編集]

  • 1999年 - 大井競馬場のダート2000mの4歳(現3歳)の定量の統一グレード競走「ジャパンダートダービー」として創設、格付けは統一GI・南関東G1。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳」から「3歳」に変更。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIに変更。なお、南関東グレード(G1)は併記しないことになった。
  • 2009年 - 中央競馬所属馬の出走枠が5頭から6頭に、南関東所属馬の出走枠が6頭から5頭にそれぞれ変更。
  • 2011年 - 南関東二冠牝馬のクラーベセクレタが3位入線したが、後日、禁止薬物のカフェインが検出されたことから失格となる[6]
  • 2016年 - 中央競馬所属馬の出走枠が1頭増えて7頭となる[4]

歴代優勝馬[編集]

馬齢は2000年以前についても現表記を用いる。

全てダートコース。

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1999年7月8日 オリオンザサンクス 牡3 大井 2:06.9 早田秀治 赤間清松 日浦桂子
第2回 2000年7月12日 マイネルコンバット 牡3 JRA 2:06.4 大西直宏 稲葉隆一 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第3回 2001年7月12日 トーシンブリザード 牡3 船橋 2:05.8 石崎隆之 佐藤賢二 稲垣博信
第4回 2002年7月4日 ゴールドアリュール 牡3 JRA 2:04.1 武豊 池江泰郎 (有)社台レースホース
第5回 2003年7月8日 ビッグウルフ 牡3 JRA 2:04.9 武豊 中尾正 (有)ビッグ
第6回 2004年7月8日 カフェオリンポス 牡3 JRA 2:04.5 柴田善臣 松山康久 西川清
第7回 2005年7月13日 カネヒキリ 牡3 JRA 2:04.9 武豊 角居勝彦 金子真人ホールディングス(株)
第8回 2006年7月12日 フレンドシップ 牡3 JRA 2:06.1 内田博幸 角居勝彦 吉田照哉
第9回 2007年7月11日 フリオーソ 牡3 船橋 2:02.9 今野忠成 川島正行 ダーレー・ジャパン・レーシング(有)
第10回 2008年7月9日 サクセスブロッケン 牡3 JRA 2:04.5 横山典弘 藤原英昭 高嶋哲
第11回 2009年7月8日 テスタマッタ 牡3 JRA 2:04.5 岩田康誠 村山明 吉田和美
第12回 2010年7月14日 マグニフィカ 牡3 船橋 2:05.2 戸崎圭太 川島正行 吉田照哉
第13回 2011年7月13日 グレープブランデー 牡3 JRA 2:04.9 横山典弘 安田隆行 (有)社台レースホース
第14回 2012年7月11日 ハタノヴァンクール 牡3 JRA 2:05.3 四位洋文 昆貢 (有)グッドラック・ファーム
第15回 2013年7月10日 クリソライト 牡3 JRA 2:04.8 内田博幸 音無秀孝 (有)キャロットファーム
第16回 2014年7月9日 カゼノコ 牡3 JRA 2:03.9 秋山真一郎 野中賢二 橳嶋孝司
第17回 2015年7月8日 ノンコノユメ 牡3 JRA 2:05.6 C.ルメール 加藤征弘 山田和正
第18回 2016年7月13日 キョウエイギア 牡3 JRA 2:05.7 戸崎圭太 矢作芳人 田中晴夫

脚注[編集]

参考文献[編集]

注釈[編集]


出典[編集]

  1. ^ 2014 International Cataloguing Standards Book Japan 2014年11月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e 平成28年度 第6回大井競馬競走番組表(決定) (PDF)”. 東京シティ競馬:TOKYO CITY KEIBA. 2016年7月11日閲覧。
  3. ^ 大井競馬出走馬一覧表平成28年度第6回大井競馬第3日7月13日(水) (PDF)”. 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2016年7月11日閲覧。
  4. ^ a b “地方競馬の交流重賞で中央馬の出走枠が拡大”. サンケイスポーツ. (2015年12月6日). http://race.sanspo.com/keiba/news/20151206/etc15120609270001-n1.html 2016年7月11日閲覧。 
  5. ^ 平成28年度大井競馬番組 (PDF)”. 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA. p. 28. 2016年7月11日閲覧。
  6. ^ クラーベセクレタ号の失格に伴う成績の変更について - 東京シティ競馬公式サイト 2011年7月31日閲覧

各回競走結果の出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]