高嶋哲

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たかしま てつ
高嶋 哲
すばるステークス表彰式(2019年1月19日)
生誕 (1934-05-03) 1934年5月3日(89歳)[1]
日本の旗 日本 鹿児島県[1]
職業
肩書き
配偶者 高嶋 祐子[1]
子供 高嶋 航(息子)[1]
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高嶋 哲(たかしま てつ、1934年5月3日[1] - )は、日本実業家馬主

ディスプレイなどの電子機器などを手掛ける株式会社ナナオ(現・EIZO)の創業者である[1]

経歴[編集]

鹿児島県出身。自社以外の役職ではウォーターフロントパーク金沢代表、株式会社クスリのアオキ社外監査役、22世紀環境・文化財団理事長[1]、ざぶん賞実行委員会副会長[1]なども務め、過去にはアイレム(現・アピエス)株式会社の社長も務めていた。

略歴[編集]

  • 1968年 - 3月、株式会社ナナオの前身にあたる羽咋電機株式会社を設立する。
  • 1982年 - アイレム株式会社の社長となる-1997年退任(ナナオと兼任-2001年退任)。

馬主活動[編集]

タカシマの勝負服を着用した亀田温心

日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は黄、緑襷、袖水色二本輪、冠名には「サクセス」を用いるが、冠名のない所有馬もいる。2021年より名義を法人化し、「株式会社タカシマ」の名義で馬主活動を続けている。また妻の祐子、息子の航も馬主であるが、哲と航は中山馬主協会、祐子は京都馬主協会に所属している[1]

高嶋祐子の勝負服を着用した北村宏司

馬主になったきっかけは、友人から「馬を持ったらおもしろいよ」と所有を勧められていたこと[1]。最初は金沢競馬で馬主となり、のちにJRAの馬主資格を取得した[1]。なお、馬名の名付けは妻に任せているという[1]

所有馬のほとんどは栗東トレーニングセンター厩舎に預託。かつては山内研二厩舎が多かった。

来歴[編集]

主な所有馬[編集]

GI級競走優勝馬[編集]

重賞競走優勝馬[編集]

その他の所有馬[編集]

  • サクセスリー(2002年牛若丸ジャンプステークス)
  • ヒューマ(2003年橘ステークス、2004年根岸ステークス2着)

妻・祐子の所有馬[編集]

重賞競走優勝馬

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 週刊競馬ブック 2008年9月14日号 P209-211

参考文献[編集]

  • 週刊競馬ブック』2008年9月14日号
    • 芦谷有香「芦谷有香のオーナーサロン vol.306 サクセスブロッケンの高嶋 哲氏 インタビュー」