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京浜盃

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京浜盃
開催国 日本の旗日本
主催者 特別区競馬組合南関東公営
競馬場 大井競馬場
第1回施行日 1978年2月17日
2026年の情報
距離 ダート1700m
格付け JpnII
賞金 1着賞金3000万円
出走条件 サラブレッド系3歳オープン(指定交流)
負担重量 定量(56kg、牝馬54kg、南半球産2kg減)
出典 [1]
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京浜盃(けいひんはい)は、特別区競馬組合大井競馬場で施行する地方競馬重賞競走ダートグレード競走JpnII)である。正式名称は「京急電鉄賞 京浜盃」。

優勝杯を提供する京浜急行電鉄2008年平成20年)までの対外通称『京浜急行』および1987年昭和62年)までの略称『京浜』から冠名を取っている。京浜急行電鉄は、横浜市西区(2019年までは東京都港区)に本社を置き、大井競馬場最寄りの立会川駅を通る京急本線を運営する大手私鉄である。

副賞は、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、東京都馬主会理事長賞、特別区競馬組合管理者賞、またNAR生産牧場賞がある(2026年)[2]

概要

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1978年南関東公営競馬サラブレッド系旧4歳馬(馬齢は当時の旧表記)による競走として創設。南関東三冠競走の前哨戦として位置付けられることになった。それまでは南関東所属のサラブレッド3歳限定の準重賞競走「ユースカップ」として施行された。2023年まで格付けはSIIであった。

毎年3歳牡馬の有力馬が多く参戦し、2023年までは羽田盃のみならず、その年の南関東三冠(羽田盃・東京ダービージャパンダートダービー)を占う上で最も重要な競走の一つであった。

2011年では3月31日に施行予定が、東北地方太平洋沖地震の影響により開催中止になったため、4月18日に順延施行。「東日本大震災復興支援競走」として施行された。

2018年は、「京急創立120周年賞 京浜盃」として施行[1]

2024年から三冠体系が改められ、前年まで南関東限定戦だった羽田盃と東京ダービーがJpnIのダートグレード競走となりジャパンダートダービーから改称しかつ施行時期を秋に移したジャパンダートクラシックとともにダート三冠となり、本競走もJpnIIのダートグレード競走に衣替えし[3]、本競走で5着以内に入ったJRA所属馬の上位2頭、及び地方所属馬の上位各2頭に羽田盃への優先出走権が付与されることとなった[4][5]。なお、中央所属馬の羽田盃への優先出走権付与対象は2025年までは5着内の上位2頭であったが、2026年に3着内の上位2頭に変更されている[6][7]

2024年と2025年の中央馬の割当は3頭であったが、2026年からは4頭となっている。

条件・賞金等

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2026年

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出典:[8]

出走資格
  • サラブレッド系3歳、地方・中央選定馬。
    • 中央所属馬の割当は4頭。
    • 前年のサンライズカップの優勝馬とJBC2歳優駿の地方所属の最先着馬[9]は、雲取賞または京浜盃のいずれかの選定においてその成績が重視される(優先出走権ではない)。
負担重量[1]
  • 定量。56kg、牝馬54kg(南半球産2kg減)。
賞金額[1]
1着3000万円、2着1050万円、3着600万円、4着300万円、5着150万円、着外手当23万円[10]
優先出走権付与
  • 地方馬は上位2頭、中央馬は3着以内の上位2頭に羽田盃の優先出走権が付与される(騸馬除く)。

歴代優勝馬

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全て大井競馬場ダートコースで施行。

回数施行日距離優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1978年2月17日1700mハツシバオー牡4大井1分46秒1宮浦正行大山末治佐久間有寿
第2回1979年2月23日1700mダンシンプリンス牡4船橋1分46秒7成田清輔出川己代造高橋金次
第3回1980年2月22日1700mタガワテツオー牡4大井1分47秒1高橋三郎大塚三郎田川金作
第4回1981年3月2日1700mコーナンルビー牡4大井1分45秒9堀千亜樹遠間波満行越路玄太
第5回1982年2月8日1700mホスピタリテイ牡4大井1分48秒0西川栄二朝倉文四郎渡辺泰子
第6回1983年2月7日1700mサンオーイ牡4大井1分47秒7高橋三郎秋谷元次酒巻仁五郎
第7回1984年2月2日1700mステートジヤガー牡4大井1分46秒3山口勲岡部猛安西茂人
第8回1985年2月27日1700mマルゼンアデイアル牡4大井1分48秒4的場文男岡部猛早坂太吉
第9回1986年2月18日1700mハナキオー牡4大井1分47秒3堀千亜樹武森辰己笹井忠一
第10回1987年3月9日1700mクリノロイヤル牡4大井1分47秒7石崎隆之栗田武寺田武治
第11回1988年2月3日1700mナスノダンデー牡4大井1分50秒0宮浦正行福島酉次久保タネ
第12回1989年2月8日1700mロジータ牝4川崎1分50秒5野崎武司福島幸三郎加藤富保
第13回1990年2月6日1700mアウトランセイコー牡4浦和1分49秒0高橋三郎廣瀬龍夫山口克己
第14回1991年2月5日1700mアーバントップ牡4船橋1分49秒4田部和廣及川六郎足立康則
第15回1992年2月5日1700mカシワズプリンセス牝4川崎1分48秒1高橋三郎高橋正豪柏木善治郎
第16回1993年2月4日1700mブルーファミリー牡4大井1分48秒3的場文男栗田繁河本正男
第17回1994年2月3日1700mスペクタクル牡4船橋1分47秒2張田京濱月睦生北條傳三
第18回1995年2月9日1700mジョージタイセイ牡4大井1分48秒7藤村和生武森辰己齊藤哲重
第19回1996年2月19日1700mナイキジャガー牡4大井1分45秒4的場文男長沼正義小野誠治
第20回1997年2月12日1700mキャニオンロマン牡4大井1分48秒2吉井竜一飯野貞次谷川弘一郎
第21回1998年2月23日1700mゴールドヘッド牡4大井1分47秒7的場文男蛯名末五郎中田和宏
第22回1999年2月11日1700mオリオンザサンクス牡4大井1分48秒0早田秀治赤間清松日浦桂子
第23回2000年2月1日1700mアイアイアスリート牡4大井1分48秒7脇本一幸中村健二勝山隆造
第24回2001年2月15日1700mトーシンブリザード牡3船橋1分47秒4石崎隆之佐藤賢二稲垣博信
第25回2002年2月21日1690mノムラリューオー牡3船橋1分48秒4石崎隆之川勝歩野村昭夫
第26回2003年2月20日1690mナイキアディライト牡3船橋1分46秒6石崎隆之出川龍一小野スミ
第27回2004年3月3日1700mベルモントストーム牡3船橋1分47秒6石崎隆之出川克己(有)ベルモントファーム
第28回2005年3月23日1700mシーチャリオット牡3船橋1分46秒0内田博幸川島正行ダーレー・ジャパン・レーシング(有)
第29回2006年3月21日1700mサワライチバン牡3船橋1分48秒2内田博幸佐藤賢二相川てる
第30回2007年3月28日1700mトップサバトン牡3船橋1分46秒7御神本訓史柿本政男木谷ツヤ
第31回2008年3月26日1700mディラクエ牡3川崎1分47秒7今野忠成内田勝義吉田照哉
第32回2009年3月25日1700mナイキハイグレード牡3船橋1分47秒9戸崎圭太川島正行小野誠治
第33回2010年3月18日1700mジーエスライカー牡3大井1分47秒6戸崎圭太栗田裕光佐藤由佳
第34回
(中止)
2011年3月31日
(予定)
東日本大震災の影響により中止
第34回
(代替)
2011年4月18日1700mクラーベセクレタ牝3船橋1分46秒5戸崎圭太川島正行(有)サンデーレーシング
第35回2012年3月28日1700mパンタレイ牡3川崎1分45秒9森泰斗林隆之伊達泰明
第36回2013年3月27日1700mジェネラルグラント牡3船橋1分47秒1石崎駿出川克己(有)サンデーレーシング
第37回2014年3月12日1700mハッピースプリント牡3大井1分47秒6吉原寛人森下淳平(有)辻牧場
第38回2015年3月18日1700mオウマタイム牡3船橋1分46秒6左海誠二林正人山口裕介
第39回2016年3月16日1700mタービランス牡3浦和1分49秒3森泰斗水野貴史泉俊二
第40回2017年3月22日1700mヒガシウィルウィン牡3船橋1分48秒5森泰斗佐藤賢二(株)MMC
第41回2018年3月28日1700mヤマノファイト牡3船橋1分47秒1本橋孝太矢野義幸山口明彦
第42回2019年3月20日1700mステッペンウルフ牡3船橋1分49秒0御神本訓史佐藤賢二(有)新生ファーム
第43回2020年3月18日1700mブラヴール牡3船橋1分48秒7本橋孝太佐藤賢二山口圭子
第44回2021年3月24日1700mチサット牡3大井1分46秒8笹川翼佐宗応和木谷ツヤ
第45回2022年3月30日1700mシャルフジン牡3船橋1分47秒1御神本訓史川島正一吉田勝己
第46回2023年3月29日1700mサベージ牡3大井1分45秒6石崎駿森下淳平山口裕介
第47回2024年3月20日1700mサントノーレ牡3大井1分48秒7服部茂史荒山勝徳(株)ラ・メール
第48回2025年3月26日1700mナチュラルライズ牡3JRA1分45秒5横山武史伊藤圭三吉岡寛行
第49回2026年3月25日1700mロックターミガン牡3JRA1分46秒2西村淳也石坂公一(有)キャロットファーム

出典:南関東4競馬場公式「京浜盃競走優勝馬」https://www.nankankeiba.com/win_uma/47.do

京浜盃の記録

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  • 最多優勝騎手:石崎隆之(5勝)
  • 最多優勝調教師:佐藤賢二(5勝)

第48回終了現在[11]

脚注

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参考文献

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注釈

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    出典

    [編集]
    1. 1 2 3 4 令和7年度 第19回大井競馬競走番組表(決定) (PDF). 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA. 2026年3月23日閲覧。
    2. 大井競馬出走馬一覧表 令和7年度特別区競馬組合営第19回大井競馬第3日3月25日(水) (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2026年3月23日閲覧。
    3. 全日本的なダート競走の体系整備について地方競馬全国協会、2022年11月28日閲覧
    4. 3歳ダート3冠レース体系発表 24年からスタート すべてにトライアルレースを設定日刊スポーツ、2022年11月29日配信・閲覧
    5. 3歳ダート三冠競走等における地方所属馬の出走馬選定方法”. 特別区競馬組合. 2023年5月24日閲覧。
    6. キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2026年3月27日閲覧。
    7. キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2026年3月27日閲覧。
    8. レース紹介|京浜賞 2026年”. 地方競馬全国協会. 2026年3月23日閲覧。
    9. キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2026年3月23日閲覧。
    10. 令和7年度大井競馬競走番組 (PDF). 特別区競馬組合. p. 29. 2026年3月23日閲覧。
    11. ■京浜盃(JpnII)アラカルト(過去全 48 回の分析) (PDF). 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA. 2026年3月23日閲覧。

    関連項目

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    外部リンク

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