コンテンツにスキップ

ハイセイコー記念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハイセイコー記念
開催国 日本の旗日本
主催者 特別区競馬組合南関東公営
競馬場 大井競馬場
第1回施行日 1968年12月1日
2025年の情報
距離 ダート1600m
格付け SI
賞金 1着賞金2200万円
出走条件 サラブレッド系2歳オープン・南関東所属
負担重量 定量(55kg、牝馬54kg、南半球産3kg減)
出典 [1]
テンプレートを表示

ハイセイコー記念(ハイセイコーきねん)は、特別区競馬組合大井競馬場で施行する地方競馬重賞競走SI)である[注 1]

概要

[編集]

1968年青雲賞として、南関東公営競馬の所属馬限定・サラブレッド系3歳(当時の馬齢表記。現表記・2歳)による競走として創設。1972年の第5回競走で優勝し、その後中央競馬に移籍して国民的人気を得たハイセイコー2000年に死亡)を記念して、2001年から現在の競走名に改称された。ハイセイコーはこの競走のレコードタイム(1分39秒2)を未だに保持している。

2009年及び2011年2020年からは未来優駿シリーズに選定された。2020年現在、全日本2歳優駿トライアルとなっている。

2020年より、全日本2歳優駿への路線を確立するため、グレードをSIに格上げして施行する[2]

2021年からは2歳チャンピオンシリーズの対象競走にも指定されている。

条件・賞金等(2025年)

[編集]
出走条件
サラブレッド系2歳、南関東所属
負担重量
定量。55kg、牝馬54kg(南半球産3kg減)[1]
賞金額
1着2,200万円、2着770万円、3着440万円、4着220万円、5着110万円[1]、着外手当20万円[3]
副賞
特別区競馬組合管理者賞、地方競馬全国協会理事長賞[4]
優先出走権付与
優勝馬に全日本2歳優駿の優先出走権が付与される[1]

歴史

[編集]

年表

[編集]
  • 1968年 - 3歳の競走馬による重賞競走「青雲賞」の名称で創設、大井競馬場・ダート1600mで第1回が施行された。
  • 1972年 - 無敗馬ハイセイコーが優勝。
  • 1981年 - 無敗馬ホスピタリテイが優勝。
  • 1987年 - 無敗馬ナスノダンデーが優勝。
  • 1988年 - 1着賞金が1300万円に増額。
  • 1989年 - 1着賞金が1500万円に増額。
  • 1990年 - 1着賞金が1900万円に増額。
  • 1991年 - 1着賞金が2200万円に増額。
  • 1992年
    • 1着賞金が2500万円に増額。
    • 無敗馬ブルーファミリーが優勝。
  • 1994年 - 1着賞金が2000万円に減額。
  • 1995年 - 南関東地区のグレード制施行により、南関東G2に格付け。
  • 1997年
    • 1着賞金が2100万円に増額。
    • 無敗馬ゴールドヘッドが優勝。
  • 1999年 - 1着賞金が2000万円に減額。
  • 2000年 - 無敗馬レオボストンが優勝。
  • 2001年
    • 馬齢表記を国際基準へ変更したのに伴い、競走条件を「3歳」から「2歳」に変更。
    • 名称を「ハイセイコー記念」に変更。
  • 2004年 - ファンファーレを「駿馬、翔ぶ」に変更。
  • 2005年 - 無敗馬アタゴハヤブサが優勝。
  • 2006年 - 無敗馬ロイヤルボスが優勝。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をSIIに変更。
  • 2011年
    • 1着賞金が1800万円に減額。
    • ファンファーレを「準重賞・重賞」に変更。
  • 2016年 - 無敗馬ミサイルマンが優勝。
  • 2018年 - 売得金額が3億5237万4000円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数は6554人を記録した。
  • 2020年
    • SIに格上げ。
    • 1着賞金が2200万円に増額。
    • 無敗馬アランバローズが優勝。
    • 売得金額が3億6195万3700円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数は486人を記録した。
  • 2021年
    • 当年から2歳チャンピオンシリーズの対象競走に指定される。
    • 売得金額が6億8994万4500円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数は704人を記録した。
  • 2022年 - 無敗馬マンダリンヒーローが優勝。
  • 2023年
    • 無敗馬ダテノショウグンが優勝。
    • 売得金額が6億9422万5100円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数は4309人を記録した。

歴代優勝馬

[編集]

Rはレースレコードタイム

回数施行日優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1968年12月1日カミヤス牡3船橋1:43.1溝辺正安藤栄作安達保多
第2回1969年12月2日タマプチー牡3大井1:41.2赤間清松竹内美喜男花田まさ
第3回1970年11月16日フジプリンス牡3船橋1:42.2赤間清松出川己代造出川日出
第4回1971年11月12日パールナデイア牡3浦和1:42.2松浦備川村忠夫深田清
第5回1972年11月27日ハイセイコー牡3大井R:1:39.2高橋三郎伊藤正美(有)王優
第6回1973年12月21日オロマツホース牡3船橋1:42.1桑島孝春米山仲司蒲生牧子
第7回1974年11月15日シタヤロープ牡3船橋1:41.6佐々木竹見江口勇高氏茂二
第8回1975年11月17日リツリンサカエ牡3大井1:41.7宮浦正行中野要熊切蓮造
第9回1976年11月4日サンコーモンド牡3大井1:41.7赤間清松竹内美喜男(有)兼正商事
第10回1977年11月21日リマンドタイコウ牝3大井1:40.6高橋三郎鈴木冨士雄(資)太興
第11回1978年11月6日マイリマンド牡3大井1:40.0高橋三郎菊池千秋古川一男
第12回1979年11月13日タガワテツオー牡3大井1:40.5S.コーゼン大塚三郎田川金作
第13回1980年11月18日ステイード牡3大井1:40.1高橋三郎朝倉文四郎粟田攻
第14回1981年11月24日ホスピタリテイ牡3大井1:41.1西川栄二朝倉文四郎渡辺泰子
第15回1982年12月2日チユウオーリーガル牡3大井1:40.0佐々木洋一田村勝男(有)中央牧場
第16回1983年11月24日ブリージーラツド牡3大井1:41.7松本勉秋谷元次栗林英雄
第17回1984年11月27日テイオーカン牡3大井1:41.8的場文男朝倉文四郎古岡秀人
第18回1985年11月20日タカシマリーガル牡3大井1:43.0宮浦正行武智一夫石島いと
第19回1986年11月26日ダイゴクランド牡3浦和1:45.7本間光雄川村忠夫川井五郎
第20回1987年11月25日ナスノダンデー牡3大井1:45.5宮浦正行福島酉次久保タネ
第21回1988年11月30日リバテイリツチ牡3大井1:47.1鈴木啓之小筆昌宗像進
第22回1989年11月27日マスコツトキング牡3川崎1:44.5佐々木竹見岩本亀五郎本多佳治
第23回1990年11月21日フジノリニアー牝3川崎1:45.4野崎武司山崎三郎野武芳夫
第24回1991年11月14日ナイキゴージャス牡3大井1:43.5的場文男長沼正義小野誠治
第25回1992年12月2日ブルーファミリー牡3大井1:41.6的場文男栗田繁河本正男
第26回1993年11月29日サブノトウシヨウ牡3大井1:43.5秋吉和美矢作和人中川三郎
第27回1994年11月28日ジョージタイセイ牡3大井1:42.4藤村和生武森辰己齊藤哲重
第28回1995年11月30日バクシンマーチ牡3大井1:42.6張田京荒井勝弘米山清一
第29回1996年11月15日セイントサブリナ牝3大井1:43.2張田京荒井勝弘内海正章
第30回1997年11月18日ゴールドヘッド牡3大井1:43.6的場文男蛯名末五郎中田和宏
第31回1998年11月11日ハイフレンドアトム牡3大井1:43.7的場文男栗田裕光高橋顯輔
第32回1999年11月10日イチコウキャプテン牡3大井1:45.1藤村和生矢作和人市川弘
第33回2000年11月17日レオボストン牡3大井1:42.5鷹見浩栗田泰昌田中竜雨
第34回2001年11月1日スオウリージェント牡2大井1:43.2森下博庄子連兵磯部尭
第35回2002年10月16日スオウライデン牡2大井1:42.0森下博庄子連兵磯部尭
第36回2003年11月26日シルクビート牡2大井1:41.2的場文男矢作和人(株)ワンアップアドバイザー
第37回2004年11月11日トウケイファイヤー牡2大井1:40.7有年淳矢作和人東京都競馬(株)
第38回2005年11月16日アタゴハヤブサ牡2大井1:41.2的場文男蛯名末五郎坪野谷和平
第39回2006年11月8日ロイヤルボス牡2川崎1:41.3内田博幸長谷川茂(有)スタッグ・ワールド
第40回2007年11月28日ヴァイタルシーズ牡2川崎1:41.9酒井忍武井榮一松崎務
第41回2008年11月12日ナイキハイグレード牡2船橋1:41.9戸崎圭太川島正行小野誠治
第42回2009年11月4日ショウリュウ牡2大井1:42.9的場文男市村誠渡邊千鶴
第43回2010年11月10日セルサス牡2船橋1:41.4石崎駿佐藤賢二(有)エッジ
第44回2011年10月12日ドラゴンシップ牝2船橋1:42.7御神本訓史川島正行窪田康志
第45回2012年11月14日ソルテ牡2大井1:43.2金子正彦寺田新太郎(株)フロンティア・キリー
第46回2013年10月16日ブラックヘブン牡2大井1:42.2有年淳鷹見浩(株)BETTER LIFE CORP
第47回2014年11月12日ストゥディウム牡2船橋1:41.7石崎駿矢野義幸(株)Nicks
第48回2015年10月14日トロヴァオ牡2大井1:41.2本田正重荒山勝徳(有)キャロットファーム
第49回2016年11月17日ミサイルマン牡2大井1:43.0笹川翼森下淳平山口裕介
第50回2017年11月1日ハセノパイロ牡2船橋1:42.2本田正重佐藤賢二長谷川文夫
第51回2018年11月14日ラプラス牡2大井1:43.8矢野貴之藤田輝信吉田勝己
第52回2019年11月13日ゴールドビルダー牡2船橋1:42.7森泰斗佐藤賢二居城寿与
第53回2020年11月17日アランバローズ牡2船橋1:40.8左海誠二林正人猪熊広次
第54回2021年11月17日ノブレスノア牡2浦和1:42.6森泰斗小久保智島川隆哉
第55回2022年11月16日マンダリンヒーロー牡2大井1:41.7矢野貴之藤田輝信新井浩明
第56回2023年10月31日ダテノショウグン牡2大井1:42.5御神本訓史森下淳平鈴木雅俊
第57回2024年11月6日スマイルマンボ牡2大井1:42.6矢野貴之坂井英光山田徳光
第58回2025年11月12日ゼーロス牡2大井1:41.4笹川翼荒山勝徳(株)カナヤマホールディングス
  • 競走名:第1回 - 第33回 青雲賞、第34回 - ハイセイコー記念
  • 格付け:第29回 - 第39回(南関東G2)、第40回 - 第52回(SII)、第53回 -(SI)
  • 距離:第1回 - 第34回・第37回 - ダート1600m、第35回 - 第36回 ダート1590m
  • 出走条件:サラブレッド系2歳馬・南関東公営競馬所属
  • 2000年以前の優勝馬の馬齢は旧表記を用いる。

出典:南関東4競馬場公式「ハイセイコー記念競走優勝馬」https://www.nankankeiba.com/win_uma/27.do

記録

[編集]
  • レースレコード - ハイセイコー(第5回、1分39秒2)
  • 最多優勝調教師 - 4勝
  • 同一調教師の最多連覇記録 - 2連覇
    • 朝倉文四郎(第13・14回)
    • 荒井勝弘(第28・29回)
    • 庄子連兵(第34・35回)
    • 矢作和人(第36・37回)
  • 最多優勝騎手 - 8勝
    • 的場文男(第17回・第24回・第25回・第30回・第31回・第36回・第38回・第42回)
  • 同一騎手の最多連覇記録 - 2連覇
  • 最多優勝馬主 - 2勝
    • 磯部尭(第34・35回)
  • 最多勝利種牡馬 - 4勝

脚注

[編集]

参考文献

[編集]

注釈

[編集]
  1. このレース以外のハイセイコーの名を冠したレースとしてはJRAゴールデンジュビリーキャンペーンの「名馬メモリアル競走」の一つとして「ハイセイコーメモリアル」が2004年中山競馬場で施行された。

出典

[編集]
  1. 1 2 3 4 5 令和7年度 第12回大井競馬競走番組表(決定) (PDF). 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA. 2025年11月10日閲覧。
  2. 2020年度(令和2年度) 開催日程及び重賞競走日程について”. nankankeiba.com. 2019年11月12日閲覧。
  3. 令和7年度大井競馬番組 (PDF). 特別区競馬組合. p. 29. 2025年11月10日閲覧。
  4. 大井競馬出走馬一覧表令和7年度特別区競馬組合営第12回大井競馬第3日11月12日(水) (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2025年11月10日閲覧。

関連項目

[編集]
上記の2つはどちらも同じく全日本2歳優駿の南関東トライアル競走。

外部リンク

[編集]