東京スプリント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
東京スプリント
Tokyo Sprint[1]
開催国 日本の旗日本
主催者 特別区競馬組合南関東公営
競馬場 大井競馬場
創設 1991年1月4日
2019年の情報
距離 ダート1200m
格付け JpnIII
賞金 1着賞金2700万円
出走条件 サラブレッド系4歳以上(指定交流)
出走資格も参照
負担重量 グレード別定(本文に記載
出典 [2]
テンプレートを表示

東京スプリント(とうきょうスプリント)は、特別区競馬組合大井競馬場で施行する地方競馬重賞競走ダートグレード競走)である。格付けはJpnIII

副賞は、特別区競馬組合管理者賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、東京都馬主協会理事長賞(2019年)[3]

概要[編集]

旧称は大井競馬場の愛称である「東京シティ競馬(TCK)」に由来した東京シティ盃(とうきょうシティはい)であった。大井競馬の競走体系の整備に伴い[4]2009年度にダートグレード競走に格上げされ「東京スプリント」に改称[4]。回数は東京シティ盃から引き継ぎ、第20回からとなる。

条件・賞金等(2019年)[編集]

出走資格
サラブレッド系4歳以上。出走枠は南関東地区所属原則8頭、南関東地区以外の地方競馬所属原則3頭、中央競馬所属馬5頭と定められている。
負担重量
56kg、牝馬2kg減(南半球産4歳馬1kg減)を基本に、さらに本年4月5日以前のGI・JpnI優勝馬は2kg、GII・JpnII優勝馬は1kgの負担増となる(ただし、2歳時の成績は対象外。)[2]
賞金額
1着2,700万円、2着945万円、3着540万円、4着270万円、5着135万円[2]、着外手当18万円[5]
優先出走権付与[2]
本競走で上位2着までに入った地方競馬所属馬には、かしわ記念の優先出走権が付与される。また、上位2着内のうちの南関東所属最先着馬にはさきたま杯の優先出走権が与えられる。

過去の賞金額[編集]

回数 総額賞金
(万円)
1着賞金
(万円)
2着賞金
(万円)
3着賞金
(万円)
4着賞金
(万円)
5着賞金
(万円)
第20回(2009年) 5,100 3,000 1,050 600 300 150
第21回(2010年)
第22回(2011年) 4,590 2,700 945 540 270 135
第23回(2012年)

上記の表中の「総額賞金」は1着から5着までの着内賞金の和であり(着外手当を含まない)、ICSC(国際セリ名簿基準委員会)ではこれを「purse(賞金総額)」と紹介している[1]

歴史[編集]

  • 1991年 - 大井競馬場ダート1400メートルの重賞東京シティ盃として創設。大井競馬では創設から距離短縮時まで唯一の1400メートル重賞であった。当初は1月に施行されていた。
  • 1995年 - 早田秀治騎手として史上初の連覇。
  • 1997年 - 南関東G3に格付けされる。
  • 2001年 - 馬齢表記の変更に伴い、出走条件を旧5歳以上から4歳以上に変更。
  • 2002年 - スタンド改修工事に伴いダート1390メートルで施行(翌年まで)。
  • 2003年 - 高橋三郎が調教師として史上初の連覇。
  • 2004年 - 施行時期が3月に移行し、マイルグランプリからかしわ記念へと向かう春の南関東マイル路線の開幕戦と位置づけられた。
  • 2005年 - 東京メトロポリタンテレビジョンから優勝杯「東京MXテレビ賞」の提供を受ける。2008年に「TOKYO MX賞」と改称し、2009年の第19回まで提供。
  • 2007年
    • 施行距離が1200メートルに短縮。これにより大井競馬場の1400メートル重賞はいったん消滅する。
    • 御神本訓史が騎手として史上2人目の連覇。
    • 高橋三郎が調教師として自身2度目、史上2人目の連覇。
  • 2008年 - 格付けが南関東SIIIに変更。
  • 2009年 - この年は会計年度をまたいで2回行われた。2回目(第20回)から東京スプリントに改称し、ダートグレード競走となる。施行時期が4月に移行しナイター開催(トゥインクルレース)となる。
  • 2011年 - 節電のため、昼間開催で施行。

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1991年1月04日 ダイコウガルダン 牡7 大井 1:27.7 早田秀治 高岩隆 熊久保勅夫
第2回 1992年1月09日 テツノヒリユウ 牡10 大井 1:25.7 鷹見浩 大山末治 (株)勝俣工務店
第3回 1993年1月14日 ウエルテンシヨン 牡6 大井 1:25.6 久保田信之 大塚三郎 水落廣志
第4回 1994年1月17日 ハナセール 牡7 大井 1:25.5 高橋三郎 物井榮 (有)兼正商事
第5回 1995年1月04日 ブルーファミリー 牡6 大井 1:25.3 早田秀治 栗田繁 森杉茂
第6回 1996年1月18日 ヒカリルーファス 牡5 大井 1:25.9 早田秀治 高岩隆 野口光雄
第7回 1997年1月16日 アマゾンオペラ 牡7 船橋 1:25.8 石崎隆之 出川己代造 柳澤瀀
第8回 1998年1月21日 セントリック 牡6 大井 1:25.9 宮浦正行 岡部盛雄 吉岡善吾
第9回 1999年1月02日 カガヤキローマン 牡7 大井 1:25.9 森下博 高柳恒男 加藤武久
第10回 2000年1月10日 アローセプテンバー 牡6 船橋 1:25.5 左海誠二 北川亮 柳谷泰蔵
第11回 2001年1月17日 サプライズパワー 牡7 船橋 1:24.4 石崎隆之 川島正行 大迫忍
第12回 2002年2月11日 フレアリングマズル 牡4 大井 1:24.4 的場文男 高橋三郎 山口明彦
第13回 2003年1月15日 ハタノアドニス 牡7 大井 1:25.2 内田博幸 高橋三郎 畑末廣郎
第14回 2004年3月17日 ブラウンシャトレー 牡7 船橋 1:24.6 張田京 岡林光浩 小島史代
第15回 2005年3月09日 ブルーローレンス 牡4 川崎 1:25.4 的場文男 足立勝久 黛大介
第16回 2006年3月01日 ベルモントファラオ 牡7 大井 1:25.0 御神本訓史 高橋三郎 (有)ベルモントファーム
第17回 2007年3月14日 フジノウェーブ 牡5 大井 1:11.8 御神本訓史 高橋三郎 大志総合企画(株)
第18回 2008年3月12日 ベルモントストーム 牡7 船橋 1:12.8 石崎隆之 出川克己 (有)ベルモントファーム
第19回 2009年3月04日 フジノウェーブ 牡7 大井 1:12.4 御神本訓史 高橋三郎 大志総合企画(株)
第20回 2009年4月08日 ゼンノパルテノン 牡7 JRA 1:11.6 内田博幸 松永昌博 大迫久美子
第21回 2010年4月07日 スーニ 牡4 JRA 1:12.2 川田将雅 吉田直弘 吉田和美
第22回 2011年4月20日 セレスハント 牡6 JRA 1:10.8 福永祐一 松永幹夫 岡浩二
第23回 2012年4月18日 セイクリムズン 牡6 JRA 1:10.5 岩田康誠 服部利之 金田成基
第24回 2013年4月10日 ラブミーチャン 牝6 笠松 1:11.7 戸崎圭太 柳江仁 小林祥晃
第25回 2014年4月02日 ノーザンリバー 牡6 JRA 1:10.7 蛯名正義 浅見秀一 林正道
第26回 2015年4月08日 ダノンレジェンド 牡5 JRA 1:10.6 丸田恭介 村山明 (株)ダノックス
第27回 2016年4月06日 コーリンベリー 牝5 JRA 1:11.4 松山弘平 小野次郎 伊藤恵子
第28回 2017年4月19日 キタサンサジン 牡5 JRA 1:12.7 内田博幸 梅田智之 (有)大野商事
第29回 2018年4月18日 グレイスフルリープ 牡8 JRA 1:11.8 武豊 橋口慎介 前田晋二
第30回 2019年4月10日 キタサンミカヅキ 牡9 船橋 1:11.6 森泰斗 佐藤賢二 (有)大野商事

2000年以前は旧馬齢表記。

出典:南関東4競馬場公式「東京スプリント競走優勝馬」http://www.nankankeiba.com/win_uma/42.do

脚注[編集]

参考文献[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 2014 International Cataloguing Standards Book Japan2014年11月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e 平成31年度 第1回大井競馬競走番組表(決定) (PDF)”. 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA. 2019年4月8日閲覧。
  3. ^ 大井競馬出走馬一覧表 平成31年度第1回大井競馬第3日4月10日(水) (PDF)”. 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2019年4月8日閲覧。
  4. ^ a b 平成20年度 重賞競走の変更について” (日本語). TCK NEWS. 特別区競馬組合 (2008年11月25日). 2011年4月16日閲覧。
  5. ^ 平成31年度 大井競馬番組 (PDF)”. 特別区競馬組合. p. 28. 2019年4月8日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]