ゴールドアリュール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ゴールドアリュール
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 (1999-03-03) 1999年3月3日
死没 2017年2月18日(18歳没)
サンデーサイレンス
ニキーヤ
母の父 Nureyev
生国 日本の旗 日本北海道追分町
生産 追分ファーム
馬主 (有)社台レースホース
調教師 池江泰郎栗東
競走成績
生涯成績 16戦8勝
獲得賞金 4億1037万6000円
テンプレートを表示

ゴールドアリュール (Gold Allure) は日本競走馬。引退後は種牡馬。馬名の由来は「黄金の魅力」。また厩舎の先輩であるステイゴールドにあやかって名付けられた。おもな勝鞍はフェブラリーステークス東京大賞典ジャパンダートダービーダービーグランプリ2002年平成14年)のJRA賞最優秀ダートホースNARグランプリ特別表彰馬およびダートグレード競走特別賞に選出。サンデーサイレンス産駒唯一のダートGI優勝馬。

戦績[編集]

デビューは2001年平成13年)11月11日京都競馬場新馬戦で2着。2週間後の新馬戦で初勝利を挙げるもののその後は勝ちきれず、6戦1勝という成績であったため、7戦目よりダート路線に転向する。以後9戦目の東京優駿(日本ダービー)以外はダート競走に出走した。東京優駿(日本ダービー)では13番人気ながら、直線で先頭に並び掛ける等、最後まで見せ場を作り、5着となった。なお、ダービー以降、芝のレースに出走しなかったが、芝のレースでは一度も掲示板を外したことがない。

ダート転向後は武豊を主戦騎手としてフェブラリーステークスを始めGI競走を4勝(この馬でのジャパンダートダービー勝利が武豊の大井競馬場初重賞制覇であった)。その勢いに乗ってUAEドバイナド・アルシバ競馬場で行われるドバイワールドカップへの参戦が決定するもイラク戦争勃発により渡航が不可能となり出走を断念せざるを得なくなる。返す刀で出走したアンタレスステークスを59kgの斤量を背負いながらも8馬身差で優勝、その2ヶ月後交流GI帝王賞に出走するが、1.1倍の1番人気にも関わらず勝ったネームヴァリューから3秒3も離された11着に大敗した。武豊は最終追い切りで乗ったところ違和感を覚えていたと自身のホームページで語っている。その後の検査で喘鳴症を発症している事が判明。完治には手術と長期の休養を要するとの事から引退が決定した。

競走成績[編集]

年月日 競馬場 競走名


オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離馬場 タイム
上り3F
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2001. 11. 11 京都 2歳新馬 13 5 7 5.3 (3人) 2着 熊沢重文 54 芝1800m(良) 1:48.3 (36.1) 0.1 ヤマニンセラフィム
11. 25 京都 2歳新馬 9 3 3 1.4 (1人) 1着 熊沢重文 54 芝1800m(良) 1:48.7 (35.4) -0.2 (アンフィトリオン)
12. 23 中山 ホープフルS OP 15 4 7 1.9 (1人) 4着 武豊 55 芝2000m(良) 2:02.0 (36.9) 0.3 タイガーカフェ
2002. 1. 26 小倉 くすのき賞 14 4 6 2.2 (1人) 3着 内田浩一 55 芝1800m(不) 1:52.3 (38.3) 0.4 タケハナオペラ
2. 23 中山 水仙賞 16 6 12 5.0 (2人) 5着 後藤浩輝 55 芝2200m(良) 2:14.8 (35.3) 0.6 ダディーズドリーム
3. 9 阪神 ゆきやなぎ賞 13 7 10 3.6 (1人) 4着 熊沢重文 55 芝2000m(良) 2:01.5 (35.6) 0.8 ユウキャラット
4. 13 阪神 3歳500万下 14 6 9 4.5 (2人) 1着 上村洋行 55 ダ1800m(稍) 1:51.6 (38.0) -0.7 (マイネルディバイン)
4. 27 京都 端午S OP 13 5 7 2.4 (1人) 1着 上村洋行 55 ダ1800m(良) 1:50.6 (36.4) -0.7 (カイトヒルウインド)
5. 26 東京 東京優駿 GI 18 8 18 48.1 (13人) 5着 上村洋行 57 芝2400m(良) 2:26.5 (35.6) 0.3 タニノギムレット
7. 4 大井 ジャパンDダービー GI 15 4 8 1.5 (1人) 1着 武豊 56 ダ2000m(良) 2:04.1 (37.4) -1.3 (インタータイヨウ)
9. 23 盛岡 ダービーGP GI 14 4 5 1.1 (1人) 1着 武豊 56 ダ2000m(良) 2:08.1 (41.5) -1.6 スターキングマン
11. 23 中山 ジャパンCダート GI 16 4 8 2.6 (2人) 5着 武豊 55 ダ1800m(良) 1:52.6 (38.9) 0.4 イーグルカフェ
12. 29 大井 東京大賞典 GI 16 2 4 1.5 (1人) 1着 武豊 55 ダ2000m(良) 2:05.6 (38.3) -0.3 ビワシンセイキ
2003. 2. 23 中山 フェブラリーS GI 16 3 5 3.1 (1人) 1着 武豊 57 ダ1800m(稍) 1:50.9 (38.1) -0.1 (ビワシンセイキ)
4. 27 京都 アンタレスS GIII 16 5 9 1.4 (1人) 1着 武豊 59 ダ1800m(稍) 1:49.7 (37.2) -1.3 (イーグルカフェ)
6. 25 大井 帝王賞 GI 15 6 11 1.1 (1人) 11着 武豊 57 ダ2000m(不) 2:07.9 (40.9) 3.3 ネームヴァリュー

種牡馬時代[編集]

2004年から北海道勇払郡安平町社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、2005年にファーストクロップとなる産駒が誕生した。

2007年7月12日旭川競馬場でコバルトブルーが勝利した。この勝利が地方、中央通じての産駒初勝利となった。その後同年12月13日に2008年の種付け料が180万円アップの300万円に設定されたことが発表された。2009年にはエスポワールシチーかしわ記念を制し、産駒が統一GI初勝利を果たした。同馬はその後ジャパンカップダートも制し、本馬の産駒による中央GI初勝利も達成している。

産駒は主にダートで実績を挙げているが、中にはダービー卿チャレンジトロフィーに勝利し、皐月賞でも2着に入るなど、芝で好走したタケミカヅチのような産駒も出ている。

2017年2月18日に心臓疾患のため急死[1]。18歳没。

年度別成績(中央+地方)[編集]

出走 勝利 順位 AEI 収得賞金
頭数 回数 頭数 回数
2007年 162 746 23 27 106 0.87 1億5973万4000円
2008年 140 713 67 107 27 1.55 8億7593万4000円
2009年 199 1425 101 182 13 2.07 16億5579万7000円
2010年 240 1783 122 235 12 1.64 15億8143万3000円
2011年 288 1971 122 255 13 1.52 17億1271万3000円
2012年 335 2530 169 312 10 1.38 17億8023万8000円
2013年 382 2754 188 335 11 1.38 20億5978万7000円

グレード制重賞勝利馬[編集]

太字はGI(またはJpnI)競走

地方重賞優勝馬[編集]

血統表[編集]

ゴールドアリュール血統サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系) / (Almahmoud4×5=9.38% Northern Dancer3×5=15.62%(母内)) (血統表の出典)[§ 1]
父系 ヘイロー系サンデーサイレンス系
[§ 2]

*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
父の父
Halo
1969 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
父の母
Wishing Well
1975 鹿毛
Understanding Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss

*ニキーヤ
Nikiya
1993 鹿毛
Nureyev
1977 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Special Forli
Thong
母の母
Reluctant Guest
1986 鹿毛
Hostage Nijinsky
Entente
Vaguely Royal Vaguely Noble
Shoshanna F-No.9-h
母系(F-No.) 9号族(FN:9-h) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer3×5、Almahmoud4×5 [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ ゴールドアリュール 5代血統表2017年7月15日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com ゴールドアリュール 5代血統表2017年7月15日閲覧。
  3. ^ JBISサーチ ゴールドアリュール 5代血統表2017年7月15日閲覧。
  4. ^ JBISサーチ ゴールドアリュール 5代血統表2017年7月15日閲覧。

半弟に根岸ステークスを制したゴールスキー(父ネオユニヴァース)がいる。

脚注[編集]

  1. ^ 03年フェブラリーS覇者ゴールドアリュール死す 産駒2頭が父子制覇狙いあす出走 -(デイリースポーツ)-Yahoo!ニュース、2017年2月18日閲覧
  2. ^ コパノリッキーnetkeiba.com 2015年1月26日閲覧
  3. ^ ダイオライト記念競走優勝馬 - 南関東4競馬公式サイト 2015年3月12日閲覧
  4. ^ クリソライトが優勝、クリノスターオーが2着で日本馬のワンツー/コリアカップnetkeiba.com 2016年9月11日閲覧
  5. ^ 父アリュールに捧ぐ!ゴールドドリームがGI初制覇サンケイスポーツ 2017年2月19日閲覧。

外部リンク[編集]