読売レディス杯

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読売レディス杯
開催国 日本の旗 日本
主催者 石川県(2017年)
競馬場 金沢競馬場
創設 1983年8月7日
2017年の情報
距離 ダート1500m
格付け 重賞
賞金 1着賞金350万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上牝馬オープン・地方全国交流
負担重量 別定
出典 [1]
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読売レディス杯(よみうりレディスはい)は金沢競馬場ダート1500mで施行される地方競馬重賞競走平地競走)である。読売新聞社から優勝杯の提供を受けて冠名が取られている。

概要[編集]

1983年金沢競馬場サラブレッド系4歳(現3歳)以上牝馬の北陸(金沢)所属馬限定の重賞競走「読売杯」として創設。1993年から名称が現在の「読売レディス杯」に変更され、1997年から施行距離が現在のダート1500mに変更された上、北陸・東海地区交流競走となり愛知笠松所属の競走馬が出走可能になった。

2000年からは北陸・東海・近畿地区交流競走として施行され、さらに2003年からは北陸・東海・近畿・中国地区交流競走となった。この年から1着馬のみ、中央競馬エリザベス女王杯トライアル競走の北陸・東海・近畿・中国地区のブロック代表馬としてエリザベス女王杯トライアル(府中牝馬ステークス)への出走権が与えられ、府中牝馬ステークスで上位2着までに入賞するとエリザベス女王杯へ出走可能となる。

2004年から負担重量が定量に変更、2005年は農林水産大臣賞の副賞が付き、「農林水産大臣賞典 読売レディス杯」として施行された。2009年からは負担重量が別定に戻る。

2010年からは地方全国交流競走となり、加えてGRANDAME-JAPAN・古馬シーズンに指定された。

2017年現在、トライアルとして「クイーン特別」が施行されており、優勝馬に本競走の優先出走権が与えられる。

条件・賞金(2017年)[編集]

出走条件
サラブレッド系3歳以上牝馬。地方全国交流で他地区所属馬の出走枠は6頭と定められている[2]
賞金額
1着350万円、2着80万5000円、3着42万円、4着31万5000円、5着21万円、着外6万円[1]

歴史[編集]

  • 1983年 - 金沢競馬場のダート1900mのサラブレッド系4歳(現3歳)以上牝馬の北陸所属馬限定の別定重量の重賞競走「読売杯」として創設。
  • 1987年
    • 金沢のコンコードサニーが史上初の連覇。
    • 金沢の伊藤清松が調教師として史上初の連覇。
  • 1990年 - 金沢の渡辺壮が騎手として史上初の連覇。
  • 1993年 - 名称を現在の「読売レディス杯」に変更。
  • 1997年
    • 施行距離を現在のダート1500mに変更。
    • この年から北陸・東海地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳(現3歳)以上牝馬の北陸・東海所属馬」に変更。
  • 2000年 - この年から北陸・東海・近畿地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳(現3歳)以上牝馬の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「サラブレッド系4歳以上牝馬の北陸・東海・近畿所属馬」から「サラブレッド系3歳以上牝馬の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
    • 負担重量を「別定」から「馬齢」に変更。
  • 2003年
    • この年から北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳以上牝馬の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更。
    • 1着馬のみ、エリザベス女王杯トライアルの出走権が付与される様になる。
    • 愛知の吉田稔が騎手として史上2人目の連覇。
  • 2004年
    • 負担重量を「馬齢」から「定量」に変更。
    • 愛知の吉田稔が騎手として史上初の3連覇。
  • 2005年 - 農林水産大臣賞の副賞が当年のみ付く。
  • 2009年 - 負担重量を「定量」から「別定」に戻す。
  • 2010年
    • この年から地方競馬全国交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳以上牝馬の地方所属馬」に変更。
    • GRANDAME-JAPAN・古馬シーズンに指定。
    • 創設以来、初めて他地区所属馬が掲示板を独占した[3]
  • 2012年
    • 笠松のエーシンクールディが史上2頭目の連覇。
    • 愛知の岡部誠が騎手として史上3人目の連覇。
    • 笠松の伊藤強一が調教師として史上2人目の連覇。

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 1983年8月7日 シバフオスター 牝5 金沢 2:03.4 寺田茂 勝田穂
第2回 1984年8月12日 キクノクイン 牝5 金沢 2:05.8 大瀬戸豊 橋場憲正
第3回 1985年7月14日 フジアコー 牝6 金沢 2:05.8 中川雅之 蝦名弘
第4回 1986年7月20日 コンコードサニー 牝4 金沢 2:03.9 渡辺壮 伊藤清松
第5回 1987年7月19日 コンコードサニー 牝5 金沢 2:05.9 大黒田厚司 伊藤清松
第6回 1988年7月17日 シヤルウイダンス 牝6 金沢 2:05.6 勝田浩 勝田穂
第7回 1989年7月16日 トツプオリオン 牝4 金沢 2:05.6 渡辺壮 黒澤四郎
第8回 1990年7月15日 サニーモレナ 牝3 金沢 2:05.1 渡辺壮 青山義明
第9回 1991年7月14日 メイタカクイン 牝4 金沢 2:06.3 蔵重浩一郎 黒澤四郎
第10回 1992年7月19日 モガミハヤブサ 牝4 金沢 2:05.1 吉井敏雄 近藤襄
第11回 1993年7月18日 マツノガリバー 牝4 金沢 2:04.2 桑野等 青山義明
第12回 1994年7月17日 サツマコムスメ 牝5 金沢 2:06.3 中川雅之 蝦名弘
第13回 1995年7月9日 レディプロムナード 牝6 金沢 2:06.1 渡辺壮 山田桓祝
第14回 1996年8月25日 ジュリアナミハラ 牝4 金沢 2:04.7 米倉知 藤木一男
第15回 1997年7月20日 ユキノゴールド 牝4 金沢 1:36.3 蔵重浩一郎 松野勝己
第16回 1998年8月30日 ビンゴビクトリー 牝4 金沢 1:36.3 端勝成 藤木一男
第17回 1999年8月29日 マジックリボン 牝6 笠松 1:35.7 安藤勝己 荒川友司
第18回 2000年8月27日 ツルギアンバー 牝5 愛知 1:37.5 安部幸夫 安部弘一
第19回 2001年8月28日 シズノサンデー 牝6 金沢 1:36.0 蔵重浩一郎 奥十一
第20回 2002年9月2日 ミスダイアン 牝4 愛知 1:35.1 吉田稔 藤ヶ崎一男
第21回 2003年8月26日 キウィダンス 牝4 愛知 1:34.4 吉田稔 角田輝也
第22回 2004年8月10日 ダイコーマリナ 牝4 愛知 1:38.2 吉田稔 宮本仁
第23回 2005年8月9日 ロイヤルセランガー 牝4 愛知 1:35.5 安部幸夫 角田輝也
第24回 2006年8月1日 ニッシングリン 牝5 笠松 1:36.6 東川公則 藤田正治
第25回 2007年7月30日 リュウヨウ 牝6 金沢 1:36.7 中川雅之 鈴木正也
第26回 2008年7月29日 シールビーバック 牝6 笠松 1:36.6 濱口楠彦 伊藤強一
第27回 2009年7月17日 アウロラプラネット 牝4 金沢 1:35.9 岡部誠 田嶋弘幸
第28回 2010年7月27日 キーポケット 牝6 兵庫 1:35.0 田中学 吉行龍穂
第29回 2011年7月19日 エーシンクールディ 牝5 笠松 1:33.8 岡部誠 伊藤強一
第30回 2012年7月17日 エーシンクールディ 牝6 笠松 1:35.4 岡部誠 伊藤強一
第31回 2013年7月2日 センゲンコスモ 牝6 川崎 1:35.6 吉原寛人 内田勝義
第32回 2014年7月1日 エーシンサルサ 牝4 兵庫 1:35.8 木村健 橋本忠男
第33回 2015年8月11日 エトワールドロゼ 牝4 金沢 1:36.4 田知弘久 金田一昌
第34回 2016年8月9日 トーコーヴィーナス 牝4 兵庫 1:37.3 大山真吾 吉行龍穂
第35回 2017年8月8日 プリンセスバリュー 牝7 大井 1:36.1 吉原寛人 村上頼章

※馬齢は2000年以前についても現表記を用いる。

競走結果の出典[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 平成28年度第8回石川県営第10回金沢競馬第4日競走番組表 (PDF)”. 金沢競馬場 Official Website. 2017年8月7日閲覧。
  2. ^ 読売レディス杯 出走予定馬(登録馬)”. 地方競馬全国協会. 2017年8月7日閲覧。
  3. ^ 1着キーポケット(兵庫)、2着シルバーウインド(愛知)、3着エレーヌ(笠松)、4着アートオブロマンス(兵庫)、5着トウホクビジン(笠松)。