和田竜二

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和田竜二
Ryuji-Wada20110522.jpg
2011年東海S表彰式
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 滋賀県[1]
生年月日 (1977-06-23) 1977年6月23日(39歳)[1]
身長 165cm[1]
体重 50kg[1]
血液型 O型[1]
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 栗東・岩元市三(1996.3.1 - 2010.4.7)
栗東・フリー(2010.4.8 -)[2]
初免許年 1996年[1]
免許区分 平地[3]
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和田 竜二(わだ りゅうじ、1977年6月23日 - )は日本中央競馬会 (JRA) 栗東トレーニングセンター所属の騎手競馬学校花の12期生のひとり[4]

来歴[編集]

父・和田守は厩務員で、松永善晴厩舎でトーヨーシアトルを担当し、その後河内洋厩舎でヤマニンキングリーなどを担当した[5]。兄・和田裕一も厩務員(坂口正大厩舎→牧田和弥厩舎所属)で、デュランダルなどを担当[6]。甥(姉の子)に、同じくJRA騎手の岩崎翼がいる[6]

1996年栗東・岩元市三厩舎所属騎手としてデビュー、3月16日エスティートップで初勝利[7]。同年12月にステイヤーズステークスをサージュウェルズで制し、花の12期生の中では最初に重賞を制覇する[8]などデビュー年は33勝を挙げ、関西の新人騎手賞にあたる中央競馬関西放送記者クラブ賞を獲得している[9]

1999年皐月賞テイエムオペラオーで制しGI初制覇、翌2000年にはテイエムオペラオーとのコンビで京都記念阪神大賞典天皇賞(春)宝塚記念京都大賞典→天皇賞(秋)→ジャパンカップ有馬記念、と重賞を8連勝して前人未到の古馬GIグランドスラムを達成するなど活躍。この時期の勝利騎手インタビューでは、大声で「シャー」などと声を発するなどのパフォーマンスで一躍有名となった。有馬記念を勝ったときにはアントニオ猪木の決め台詞である「1、2、3、ダー!!」で締めた。引退式では「オペラオーにはたくさんの物を貰ったが、あの馬には何も返せなかった。これからは一流の騎手になって、オペラオーに認められるようになりたい。」と誓った。

2012年11月4日京都競馬場第8競走、ラディアーレで通算勝ち星800勝を達成[10]。翌日に川崎競馬場で行われたJBCクラシックでは、ワンダーアキュートで2001年の天皇賞(春)以来11年ぶりとなるGI勝利をおさめた[11]

2014年12月21日、阪神第8競走でエーシンヘディングに騎乗し、史上16人目のJRA通算13000回騎乗を達成した[12]

2016年5月8日の京都競馬第6競走、ウェーブヒーローで中央競馬史上30人目の通算1000勝を達成[13]

エピソード[編集]

  • 競馬雑誌・週刊Gallopの騎手デジカメ日記のコーナーの担当のひとりとして、エッセイ記事を執筆していたことがある。
  • コスプレが好きで、イベントで女性もののかつらを付けて登場したり、着ぐるみを着て登場したり何かと笑いを取ろうとすることが多い。とくに京都競馬場で年2回行われる「騎手とファンとの集い」での必ず何かのコスプレをした姿で登場する光景はこのイベントの風物詩となっている。
  • 100勝するごとに京都府京丹後市の児童養護施設への寄付活動を続けている[14][15]

おもな騎乗馬[編集]

騎乗成績[編集]

日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗[41][42] 1996年3月2日 1回阪神3日2R 4歳未勝利 テイエムカミカゼ 12頭 6 7着
初勝利 1996年3月16日 1回阪神7日1R 4歳未勝利 エスティートップ 10頭 6 1着
重賞初騎乗 1996年9月15日 5回中山4日11R オールカマー サージュウェルズ 9頭 8 6着
重賞初勝利 1996年12月7日 6回中山3日11R ステイヤーズS サージュウェルズ 12頭 8 1着
GI初騎乗 1997年4月13日 3回中山8日10R 皐月賞 テイエムトップダン 18頭 6 12着
GI初勝利 1999年4月18日 3回中山8日11R 皐月賞 テイエムオペラオー 17頭 5 1着
年度 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率 表彰
1996年 33 31 35 468 .071 .137 .212 中央競馬関西放送記者クラブ賞
1997年 21 26 30 366 .057 .128 .210
1998年 31 36 29 411 .075 .163 .234 フェアプレー賞(関西)
1999年 36 30 38 417 .086 .158 .249
2000年 41 37 47 487 .084 .160 .257
2001年 39 40 29 513 .076 .154 .211
2002年 40 43 40 528 .076 .157 .233
2003年 32 40 40 569 .056 .127 .197
2004年 35 39 47 591 .059 .125 .205 フェアプレー賞(関西)[43]
2005年 50 62 62 725 .069 .154 .240
2006年 68 62 60 843 .081 .154 .225 小倉ターフ賞
2007年 55 61 67 829 .066 .140 .221
2008年 44 82 59 787 .056 .160 .235
2009年 70 73 68 894 .078 .160 .236
2010年 67 93 85 954 .070 .168 .257
2011年 70 68 76 892 .078 .155 .240
2012年 80 88 81 960 .083 .175 .259
2013年 48 81 55 832 .058 .155 .221
2014年 68 82 74 957 .071 .157 .234
2015年 48 67 70 857 .056 .134 .216
2016年 69 90 83 968 .071 .164 .250
中央 1045 1231 1175 14848 .070 .153 .232
地方[44] 74 63 57 395 .187 .347

(中央の戦績は2017年2月26日現在 JRA騎手名鑑より)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 和田竜二 | 競馬騎手の公式サイト | TEAM GRIP(チームグリップ)”. TEAM GRIP. 2016年4月23日閲覧。
  2. ^ 和田竜二騎手がフリーに”. 日経ラジオ社. 2016年4月24日閲覧。
  3. ^ 平成28年度 騎手免許試験合格者 (PDF)”. 日本中央競馬会 (2016年2月11日). 2016年4月7日閲覧。
  4. ^ 和田竜二×細江純子 花の12期生対談 第1回│ ジョッキーインタビュー!CLUB GRIP │ TEAM GRIP(チームグリップ)”. TEAM GRIP. 2016年4月24日閲覧。
  5. ^ キングリー和田父 打倒竜二/JCダート - nikkansports.com 2011年11月30日(2014年8月18日閲覧)
  6. ^ a b サラブレッドルーキー岩崎翼が羽ばたく - nikkansports.com 2013年7月30日(2014年8月18日閲覧)
  7. ^ 和田竜二のプロフィール|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2016年4月23日閲覧。
  8. ^ 和田騎手&岩元師の師弟コンビでメモリアル達成!! - 競馬ラボ 2010年1月30日(2014年8月18日閲覧)
  9. ^ 平成27年度「中央競馬関西放送記者クラブ賞」の決定について (PDF)”. 日本中央競馬会 (2015年12月27日). 2016年4月23日閲覧。
  10. ^ 和田竜二騎手 JRA通算800勝達成 - ラジオNIKKEI 2012年11月4日(2014年8月18日閲覧)
  11. ^ JBCクラシック】ワンダーアキュート 5馬身ちぎった初G1 - スポニチAnnex 2012年11月6日(2014年8月18日閲覧)
  12. ^ 開催競馬場・今日の出来事 - JRA 2014年12月21日(2015年3月21日閲覧)
  13. ^ 和田竜二騎手、JRA通算1000勝達成 - netkeiba.com 2016年5月8日 (2016年5月26日閲覧)
  14. ^ 和田竜二騎手が熊本地震被災地支援に200万円寄付”. 日刊スポーツ新聞社. 2016年4月20日閲覧。
  15. ^ 和田竜二騎手が児童福祉施設に寄付”. スポーツニッポン新聞社. 2016年4月20日閲覧。
  16. ^ ステイヤーズS|1996年12月07日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  17. ^ 毎日杯|1997年03月23日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  18. ^ カブトヤマ記念|1999年10月24日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  19. ^ 福島記念|1999年11月21日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  20. ^ テイエムオペラオー”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  21. ^ 京王杯3歳ステークス|2000年11月11日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  22. ^ TV西日本北九州記念|2002年07月14日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  23. ^ シリウスステークス|2002年09月29日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  24. ^ 白山大賞典|2002年10月14日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  25. ^ ダービー卿チャレンジ|2003年04月06日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  26. ^ クーリンガー”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  27. ^ スポニチ賞京都金杯|2006年01月05日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  28. ^ 朝日チャレンジカップ|2006年09月09日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  29. ^ 小倉2歳ステークス|2007年09月02日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  30. ^ マーメイドステークス|2009年06月21日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  31. ^ ワンダーアキュート”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  32. ^ 阪神大賞典|2011年03月20日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  33. ^ 朝日チャレンジカップ|2011年09月10日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  34. ^ 兵庫ジュニアグランプ|2011年11月23日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  35. ^ 小倉2歳ステークス|2012年09月02日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  36. ^ きさらぎ賞|2013年02月03日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  37. ^ ホウライアキコ”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  38. ^ 小倉記念|2014年08月10日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  39. ^ 京阪杯|2015年11月29日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  40. ^ 小倉記念|2016年08月07日”. netkeiba.com. 2016年8月22日閲覧。
  41. ^ 和田竜二のプロフィール|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  42. ^ 4歳未勝利|1996年03月02日”. netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  43. ^ 平成16年度厩舎関係表彰者決まる”. 競馬ブック. 2016年4月23日閲覧。
  44. ^ 地方競馬 データ情報”. 地方競馬全国協会. 2016年4月24日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]