小倉2歳ステークス

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小倉2歳ステークス
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 小倉競馬場
創設 1981年8月30日
2017年の情報
距離 芝1200m
格付け GIII
賞金 1着賞金3100万円
出走条件 サラ系2歳(国際)(特指)
負担重量 馬齢(54kg)
出典 [1][2]
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小倉2歳ステークス(こくらにさいステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が小倉競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

概要[編集]

1981年に創設された、3歳(現2歳)馬による重賞競走[3]。1984年より、グレード制施行によりGIII[注 1]に格付けされた。小倉競馬の2歳チャンピオン決定戦に位置付けられているほか、夏季小倉開催の最終週を飾る競走でもある[3]

1995年から外国産馬が、1996年から地方競馬所属馬がそれぞれ出走可能になったほか、2010年より外国馬も出走可能になった[3]

競走条件[編集]

出走条件:サラ系2歳

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(中京2歳ステークス・フェニックス賞の2着以内馬のみ)[3]
  • 外国調教馬(9頭まで、優先出走)

負担重量:馬齢重量(54Kg[2]

賞金[編集]

2017年の1着賞金は3100万円で、以下2着1200万円、3着780万円、4着470万円、5着310万円[1][2]

歴史[編集]

  • 1981年 - 3歳馬による重賞競走として創設、小倉競馬場・芝1200mで施行[3]
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け。
  • 1995年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[4]
  • 1996年 - 特別指定交流競走に指定され、フェニックス賞の2着以内に入った地方馬が出走可能となる[3]
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格を「2歳」に変更。
    • 名称を「小倉2歳ステークス」に変更。
    • 負担重量を54kgに変更。
  • 2007年
    • 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[5]
    • 馬インフルエンザの影響によりJRA所属馬のみで施行。
  • 2010年
  • 2012年 - 中京2歳ステークスの2着以内に入った地方馬が出走可能となる[7]
  • 2013年 - 未勝利馬・未出走馬が出走可能になる[7][8]

歴代優勝馬[編集]

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。

競走名は第1回から第20回まで「小倉3歳ステークス」、第21回以降は「小倉2歳ステークス」。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1981年8月30日 小倉 1200m ホクトマツシマ 牝2 1:11.1 久保一秋 吉永猛 丹羽信雄
第2回 1982年9月5日 京都 1200m ダイゼンキング 牡2 1:09.9 田原成貴 中村好夫 大塚弘美
第3回 1983年9月4日 小倉 1200m トーアファルコン 牡2 1:10.8 田島信行 服部正利 伊藤昭
第4回 1984年9月2日 小倉 1200m ダイナシュペール 牝2 1:11.4 岩元市三 布施正 (有)社台レースホース
第5回 1985年9月1日 小倉 1200m キョウワシンザン 牝2 1:11.8 樋口弘 吉岡八郎 浅川吉男
第6回 1986年8月31日 小倉 1200m サンキンハヤテ 牡2 1:10.6 東田幸男 橋口弘次郎 河原藤一
第7回 1987年9月6日 小倉 1200m ポットナポレオン 牡2 1:11.1 松永昌博 橋田満 (有)ポット牧場
第8回 1988年9月4日 小倉 1200m ダンデイアポロ 牡2 1:12.0 安田隆行 田中康三 西谷昇
第9回 1989年9月3日 小倉 1200m ハギノハイタッチ 牡2 1:11.2 安田隆行 松元省一 日隈広吉
第10回 1990年9月2日 小倉 1200m テイエムリズム 牝2 1:10.3 河内洋 岩元市三 竹園正繼
第11回 1991年9月1日 小倉 1200m ジンクタモンオー 牡2 1:10.4 村本善之 新井仁 林儀信
第12回 1992年9月6日 小倉 1200m マルカアイリス 牝2 1:10.5 加用正 瀬戸口勉 河長産業(株)
第13回 1993年9月5日 小倉 1200m ナガラフラッシュ 牝2 1:10.3 安田隆行 瀬戸口勉 鶴田澄子
第14回 1994年9月4日 小倉 1200m エイシンサンサン 牝2 1:11.1 岸滋彦 坂口正則 平井豊光
第15回 1995年9月3日 小倉 1200m エイシンイットオー 牡2 1:11.5 南井克巳 坂口正則 平井豊光
第16回 1996年9月1日 小倉 1200m ゴッドスピード 牡2 1:11.3 石橋守 瀬戸口勉 近藤俊典
第17回 1997年8月31日 小倉 1200m タケイチケントウ 牡2 1:09.6 常石勝義 中尾正 竹中健一
第18回 1998年9月6日 京都 1200m コウエイロマン 牝2 1:10.4 高橋亮 橋口弘次郎 伊東政清
第19回 1999年9月5日 小倉 1200m アルーリングアクト 牝2 1:11.0 秋山真一郎 野村彰彦 日本ダイナースクラブ
第20回 2000年9月3日 小倉 1200m リキセレナード 牝2 1:11.1 福永祐一 瀬戸口勉 後藤繁樹
第21回 2001年9月2日 小倉 1200m タムロチェリー 牝2 1:10.6 小池隆生 西園正都 谷口屯
第22回 2002年9月1日 小倉 1200m メイプルロード 牝2 1:09.8 芹沢純一 田所秀孝 (有)ターフ・スポート
第23回 2003年9月7日 小倉 1200m メイショウボーラー 牡2 1:09.3 福永祐一 白井寿昭 松本好雄
第24回 2004年9月5日 小倉 1200m コスモヴァレンチ 牝2 1:08.2 武幸四郎 加用正 岡田美佐子
第25回 2005年9月4日 小倉 1200m アルーリングボイス 牝2 1:09.1 武豊 野村彰彦 (有)サンデーレーシング
第26回 2006年9月3日 小倉 1200m アストンマーチャン 牝2 1:08.4 鮫島良太 石坂正 戸佐眞弓
第27回 2007年9月2日 小倉 1200m マルブツイースター 牡2 1:09.3 和田竜二 中尾正 大澤毅
第28回 2008年9月7日 小倉 1200m デグラーティア 牝2 1:09.1 浜中俊 宮本博 (有)サンデーレーシング
第29回 2009年9月6日 小倉 1200m ジュエルオブナイル 牝2 1:09.0 鮫島良太 荒川義之 (株)グリーンファーム
第30回 2010年9月5日 小倉 1200m ブラウンワイルド 牡2 1:08.7 浜中俊 坂口正則 キャピタルクラブ
第31回 2011年9月4日 小倉 1200m エピセアローム 牝2 1:08.8 浜中俊 石坂正 吉田勝己
第32回 2012年9月2日 小倉 1200m マイネルエテルネル 牡2 1:07.9 和田竜二 西園正都 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第33回 2013年9月1日 小倉 1200m ホウライアキコ 牝2 1:08.8 和田竜二 南井克巳 橋元幸平
第34回 2014年9月7日 小倉 1200m オーミアリス 牝2 1:08.4 国分優作 藤沢則雄 岩崎僖澄
第35回 2015年9月6日 小倉 1200m シュウジ 牡2 1:08.9 岩田康誠 橋口弘次郎 安原浩司
第36回 2016年9月4日 小倉 1200m レーヌミノル 牝2 1:08.0 浜中俊 本田優 吉岡實
第37回 2017年9月3日 小倉 1200m アサクサゲンキ 牡2 1:09.1 武豊 音無秀孝 田原慶子

1980年までの「小倉3歳ステークス」、「小倉3歳特別」[編集]

現在の重賞競走が創設される以前にも、同名の特別競走が行われていた。

  • 1961年 - 3歳(現2歳)馬による3歳重量(牡馬53kg・牝馬52kg)の一般競走として小倉3歳特別が創設され、小倉競馬場・芝1100mで施行。
  • 1964年 - 施行距離を芝1200mに変更。
  • 1965年 - 名称を小倉3歳ステークスに変更。
  • 1969年 - 施行距離を芝1600mに変更。
  • 1970年 - 施行距離を芝1200mに戻す。
  • 1980年 - 本年のみデイリースポーツより寄贈賞を受けてデイリースポーツ賞小倉3歳ステークスとして施行。

1980年までの優勝馬[編集]

施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主[要出典]
1961年7月30日 ミヤジテンリュウ 牝2 1:07.2 平松秀雄 夏村辰男 曽我薫
1962年9月1日 クニノオー 牡2 1:07.4 二ツ森馨   釜崎国光
1963年9月7日 ミンドクイン 牝2 1:06.6 高橋成忠 柳田次男 網屋畩太郎
1964年7月25日 ベロナ 牝2 1:12.5 須貝彦三 橋田俊三 野上辰之助
1965年8月22日 カリムスタア 牝2 1:13.6 池江泰郎   北浦梅之助
1966年11月23日 アトラス 牡2 1:12.9 武邦彦 武平三 松岡重雄
1967年10月15日 タイトルモアー 牡2 1:12.3 瀬戸口勉 上田武司 大木末松
1968年9月8日 キョウホウ 牡2 1:13.3 瀬戸口勉 上田武司 山田甚吉
1969年12月28日 ズイエイショウ 牡2 1:39.6 瀬戸口勉 上田武司 山田甚吉
1970年8月23日 ワイエムホマレ 牡2 1:12.7 中野勝也 田之上勲 松本美太郎
1971年9月5日 テツミノリ 牡2 1:12.4 田之上幸男 田之上勲 神田薫
1972年9月15日 クリオンワード 牡2 1:13.0 安田伊佐夫 栗田勝 樫山純三
1973年9月2日 マークエイト 牡2 1:12.7 井高淳一 曽場広作 石橋平和
1974年9月1日 リンネス 牝2 1:12.4 作田誠二 見上恒芳 樋口一成
1975年9月7日 ジョータカバル 牝2 1:11.2 二ツ森馨 渋川久作 上田けい子
1976年9月5日 ヤングエンペラー 牝2 1:11.0 四位満教 柳田次男 梶原重雄
1977年9月4日 スズカフラワー 牝2 1:11.6 古川隆文 諏訪佐市 永井永一
1978年9月3日 スカイユウホウ 牡2 1:10.9 飯田明弘 中村好夫 田中正志
1979年9月2日 タマモコトブキ 牡2 1:11.2 久保一秋 吉永猛 三野道夫
1980年8月31日 ネーハイフォルティ 牝2 1:15.7 岩元市三 布施正 内海都一

脚注・出典[編集]

参考文献[編集]

  • 「小倉2歳ステークス(GIII)」『中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】』 日本中央競馬会、2006年、907-942頁。

注釈[編集]

  1. ^ a b 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典[編集]

  1. ^ a b 重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 24 (2017年). 2016年9月5日閲覧。
  2. ^ a b c 平成29年第2回小倉競馬番組(第7日 - 第12日) (PDF)”. 日本中央競馬会. 2016年9月5日閲覧。
  3. ^ a b c d e f レースについて:小倉2歳ステークス 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2016年9月5日閲覧。
  4. ^ 中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】
  5. ^ 第3回 小倉競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 2538-2540 (2007年). 2016年9月5日閲覧。(索引番号:23070)
  6. ^ a b c 第3回 小倉競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 2607-2609 (2010年). 2016年9月5日閲覧。(索引番号:23094)
  7. ^ a b 重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 24 (2012年). 2016年9月5日閲覧。
  8. ^ 重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 24 (2013年). 2016年9月5日閲覧。

各回競走結果の出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]