石坂正

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石坂正
Sei-Ishizaka20120408.jpg
2012年桜花賞表彰式
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 佐賀県
生年月日 (1950-12-24) 1950年12月24日(66歳)
所属団体 日本中央競馬会
初免許年 1997年(1998年開業)
重賞勝利 中央47勝/地方17勝/海外1勝
G1級勝利 中央14勝/地方8勝/海外1勝
経歴
所属 内藤繁春(1979年 - 1982年)
橋口弘次郎(1982年 - 開業)
栗東T.C.(開業 - )
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石坂 正(いしざか せい、1950年12月24日 - )は日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターに所属する調教師ヴァーミリアン三冠牝馬ジェンティルドンナほか、数々の活躍馬を管理している。佐賀県出身。立命館大学経済学部卒。

経歴[編集]

1950年、佐賀県に生まれる。父親は佐賀大学にて英文学専攻の教授をしていた。学生時代から熱心な競馬ファンであり、立命館大学を卒業後に北海道へ移り、競走馬の牧場に就職。この時は長続きせず退職し、以後しばしアルバイト生活を送った。しかし1978年、致命的な骨折からの闘病を続けていた競走馬・テンポイント死亡の報に接して、突如「無性に牧場で働きたく」なり、競馬雑誌に掲載されていた優駿牧場(現・待兼牧場)の従業員募集に応募、28歳で同場に就職した。

半年後、優駿牧場創立者の一名である中央競馬調教師・内藤繁春滋賀県栗東トレーニングセンター所属)に誘われ、内藤の元で厩務員となった。翌年調教助手資格を取得し、1982年には新規開業した同郷の橋口弘次郎厩舎へ移籍。以後15年間橋口厩舎で助手を務めた。

調教師時代[編集]

1997年3月、通算12回目の受験で調教師免許を取得し、翌1998年3月、栗東トレーニングセンターに自身の厩舎を開業した。初年度から11勝と新人としては好成績を挙げた。2年目は期待馬であったキョウエイユカの死亡などもあり12勝と伸びなかったが、翌2000年10月、管理馬ダイタクヤマトスプリンターズステークスで16頭立て16番人気という低評価を覆して優勝。石坂と共に重賞初勝利をGI競走で飾った。同馬は石坂の開業祝いに橋口厩舎から転厩となった経緯があり、移籍当時は準オープン馬であった。

2001年からは年間30勝前後を安定して記録するようになり、2006年には アロンダイトジャパンカップダートを制して6年ぶりのGI制覇。2007年にはヴァーミリアンアストンマーチャンで5つのGI級競走(含むJpnI)を制した。ヴァーミリアンは世界最高賞金競走のドバイワールドカップに2年連続で出走したほか、2009年にはJBCクラシックを制したことでGI勝利が8となり、JRA顕彰馬シンボリルドルフテイエムオペラオーディープインパクトなどが保持したGI勝利数の日本記録を更新。最終的には2010年に川崎記念を制して記録を9まで伸ばした。

2011年には自己最高の年間44勝(JRA)を挙げて優秀調教師賞を初受賞した。翌2012年にはジェンティルドンナ桜花賞を勝ちクラシック競走初勝利。さらに同馬は優駿牝馬(オークス)、秋華賞を制して史上4頭目の牝馬三冠を達成し、石坂も史上11人目の牝馬三冠トレーナーとなった。

調教師成績[編集]

日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 1998年3月7日 1回中京3日9R 沈丁花賞 ダンツチャージ 16頭 9 4着
初勝利 1998年3月21日 1回阪神7日7R 4歳500万下 ダンツチャージ 10頭 2 1着
重賞初出走 1999年2月7日 2回京都4日11R きさらぎ賞 サンキングラッド 15頭 12 4着
GI初出走 1999年12月5日 5回阪神2日11R 阪神3歳牝馬S マターラミツル 14頭 11 6着
GI初勝利 2000年12月7日 5回中山8日11R スプリンターズS ダイタクヤマト 16頭 16 1着

受賞[編集]

主な管理馬[編集]

GI級競走優勝馬
その他重賞競走優勝馬

主な厩舎所属者[編集]

※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 優駿』2001年10月号(日本中央競馬会)江面弘也「石坂正調教師 - テンポイントが導いた競馬の世界への道」

脚注[編集]

  1. ^ 2014年有馬記念レース結果netkeiba.com 2014年12月30日閲覧
  2. ^ 2012年シンザン記念レース結果netkeiba.com 2014年12月30日閲覧
  3. ^ 2012年ローズステークスレース結果netkeiba.com 2014年12月30日閲覧
  4. ^ 【オークス】樫の女王はシンハライト!桜のリベンジ果たすなどサンケイスポーツ 2016年5月23日閲覧