シンハライト

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シンハライト
Sinhalite IMG 9802r 20160410.jpg
2016年桜花賞パドック
欧字表記 Sinhalite[1]
品種 サラブレッド[2]
性別 [2]
毛色 黒鹿毛[2]
生誕 2013年4月11日[2]
抹消日 2016年11月17日[3]
ディープインパクト[2]
シンハリーズ[2]
母の父 Singspiel[2]
生国 日本の旗 日本北海道安平町[2]
生産者 ノーザンファーム[2]
馬主 (有)キャロットファーム[2]
調教師 石坂正栗東[2]
競走成績
タイトル JRA賞最優秀3歳牝馬(2016年)
生涯成績 6戦5勝[2]
獲得賞金 2億8642万6000円[2]
勝ち鞍
GI 優駿牝馬 2016年
GII ローズS 2016年
GIII チューリップ賞 2016年
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シンハライトSinhalite)は、日本中央競馬会 (JRA) に登録されていた競走馬である。主な勝ち鞍は2016年優駿牝馬(GI)、ローズステークス(GII)、チューリップ賞(GIII)。

馬名は宝石名で、輝かしい成績をおさめられるようにと、母名より連想されたものである[4]

経歴[編集]

2015年[編集]

2015年7月、函館競馬場でのゲート試験に池添謙一騎乗で合格[5]。その縁が元で、同年10月10日京都競馬場で池添を背にデビュー。道中3・4番手に位置取り、直線で先頭に立つとそのまま押し切り1番人気に応えた[6]

2016年[編集]

年明け初戦は1月17日の紅梅ステークス。直線で豪快な末脚を繰り出して快勝[7]。3月5日のチューリップ賞は最後の直線でジュエラーとの接戦となったがハナ差制してデビュー3連勝となった[8]。4月10日の桜花賞に2番人気で出走、直線早めに抜け出すもゴール前でジュエラーにかわされ、数センチ (cm) 単位のハナ差2着に敗れる[9]。5月22日の優駿牝馬はジュエラーの骨折による回避もあり1番人気に推され、道中後方に構えて脚を溜め、直線で馬群を割って抜け出しGI初制覇を果たした[10][注釈 1]

4か月の休養を経て、ローズステークスに出走。このレースでは、桜花賞馬のジュエラーとの再対決に注目が集まった[12]。レースでは道中中団に位置し、最後の直線で末脚を炸裂させて差し切り、前哨戦をものにした[13]。その後、秋華賞に向けて調整されていたが、10月5日に左前浅屈腱炎が判明、9カ月以上の休養を要する見込みとなり、秋華賞への出走を断念した[14]

北海道安平町のノーザンファームで経過をみていたが、良化がみられず、11月16日、所属するキャロットクラブから引退が発表され[15]、翌11月17日付で競走馬登録を抹消された[3]。引退後はノーザンファームで繁殖牝馬となる[3]

競走成績[編集]

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2015.10.10 京都 2歳新馬 芝1600m(良) 15 6 10 002.40(1人) 01着 01:36.3(34.7) -0.2 池添謙一 54kg (オウケンビリーヴ)
2016.01.17 京都 紅梅S OP 芝1400m(良) 13 6 9 003.00(1人) 01着 01:21.5(33.7) -0.0 池添謙一 54kg (ワントゥワン)
0000.03.05 阪神 チューリップ賞 GIII 芝1600m(良) 16 6 11 005.60(2人) 01着 01:32.8(33.0) -0.0 池添謙一 54kg ジュエラー
0000.04.10 阪神 桜花賞 GI 芝1600m(良) 18 6 12 004.90(2人) 02着 01:33.4(33.7) -0.0 池添謙一 55kg ジュエラー
0000.05.22 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m(良) 18 2 3 002.00(1人) 01着 02:25.0(33.5) -0.0 池添謙一 55kg チェッキーノ
0000.09.18 阪神 ローズS GII 芝1800m(重) 15 4 7 001.60(1人) 01着 01:46.7(33.7) -0.0 池添謙一 54kg クロコスミア

繁殖成績[編集]

生年 馬名 毛色 厩舎 馬主 戦績
初仔 2018年 セブンサミット 青鹿毛 モーリス 栗東・石坂正
→栗東・西村真幸
(有)キャロットファーム 8戦1勝(現役)
2番仔 2019年 アルジュナ 鹿毛 キングカメハメハ 栗東・池添学 (有)キャロットファーム 未出走(引退)
3番仔 2020年 シンハライトの2020 黒鹿毛 ロードカナロア (デビュー前)
4番仔 2021年 シンハライトの2021 鹿毛 レイデオロ (デビュー前)
  • 2022年9月20日現在[16]

血統表[編集]

シンハライト血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

ディープインパクト
2002 鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

*シンハリーズ
2002 栗毛
Singspiel
1992 鹿毛
In The Wings Sadler's Wells
High Hawk
Glorious Song Halo
Ballade
母の母
Baize
1993 栗毛
Efisio Formidable
Eldoret
Bayonne Bay Express
Lambay
母系(F-No.) (FN:6-e) [§ 3]
5代内の近親交配 Halo 18.75% 3×4、Northern Dancer 6.25% 5×5 [§ 4]
出典
  1. ^ [1]
  2. ^ [17]
  3. ^ [1]
  4. ^ [1]


脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ なお、最後の直線で外側に斜行し、他馬と接触・バランスを崩したことにより、鞍上の池添謙一は2日間の騎乗停止となった[11]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 血統情報:5代血統表|シンハライト”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2016年5月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m シンハライト netkeibaより 2016年9月20日閲覧
  3. ^ a b c シンハライト号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2016年11月17日). 2016年11月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年11月17日閲覧。
  4. ^ “シンハライト の競走馬情報”. POG-INFO. http://poginfo.ddo.jp/pogs/horseData/show/2013105906 2016年5月28日閲覧。 
  5. ^ “【オークス】シンハライト、余裕の先着!池添総仕上げで「勝ちたい」”. スポーツ報知. (2016年5月19日). オリジナルの2016年7月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160701204551/http://www.hochi.co.jp/horserace/20160518-OHT1T50177.html 2016年5月28日閲覧。 
  6. ^ 【京都5R新馬戦】シンハライトが人気に応えて新馬勝ちスポーツニッポン、2016年5月25日閲覧
  7. ^ 【紅梅S】シンハライト桜候補に名乗りデイリースポーツ、2016年5月25日閲覧
  8. ^ シンハライトが接戦を制し無傷の3連勝!/チューリップ賞netkeiba.com、2016年5月25日閲覧
  9. ^ “【桜花賞】2着シンハライトの池添「抜け出すのが早かったかも。悔しいです」”. スポーツ報知. (2016年4月10日). オリジナルの2016年4月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160412235350/http://www.hochi.co.jp/horserace/20160410-OHT1T50137.html 2016年5月25日閲覧。 
  10. ^ 【オークス】シンハライトが樫の女王にデイリースポーツ、2016年5月25日閲覧
  11. ^ 池添謙一騎手が騎乗停止 - netkeiba.com、2016年5月28日閲覧
  12. ^ 2016年ローズSの結果・払戻 netkeibaより 2016年9月19日閲覧
  13. ^ オークス馬シンハライトが豪快差し切りV! 桜花賞馬ジュエラー11着/ローズS netkeibaより 2016年9月19日閲覧
  14. ^ シンハライト号が故障”. 日本中央競馬会 (2016年10月5日). 2016年10月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年10月5日閲覧。
  15. ^ “オークス馬シンハライトが引退 キャロットクラブが発表”. スポーツ報知. (2016年11月16日). オリジナルの2016年11月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161117141255/http://www.hochi.co.jp/horserace/20161116-OHT1T50106.html 2016年11月17日閲覧。 
  16. ^ 繁殖牝馬情報:牝系情報|シンハライト|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年4月1日閲覧。
  17. ^ シンハライトの繁殖牝馬情報”. 競馬ラボ. 2021年5月4日閲覧。
  18. ^ デルマーオークス歴代優勝馬-equibase、2016年5月28日閲覧
  19. ^ アダムスピーク - netkeiba.com、2016年5月28日閲覧
  20. ^ リラヴァティ - netkeiba.com、2016年12月6日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]