ファビラスラフイン
| ファビラスラフイン[1] | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 欧字表記 | Fabulous la Fouine[1] | ||||||||
| 品種 | サラブレッド[1] | ||||||||
| 性別 | 牝[1] | ||||||||
| 毛色 | 芦毛[1] | ||||||||
| 生誕 | 1993年4月13日[1] | ||||||||
| 死没 | 2013年5月11日(20歳没) | ||||||||
| 登録日 | 1995年12月14日 | ||||||||
| 抹消日 | 1997年10月24日 | ||||||||
| 父 | Fabulous Dancer[1] | ||||||||
| 母 | Mercalle [1] | ||||||||
| 母の父 | Kaldoun[1] | ||||||||
| 生国 |
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| 生産 | Raymond Le Poder [1] | ||||||||
| 馬主 | 吉田和子[1] | ||||||||
| 調教師 | 長浜博之(栗東)[1] | ||||||||
| 厩務員 | 吉田弘行 | ||||||||
| 競走成績 | |||||||||
| タイトル | JRA賞最優秀4歳牝馬(1996年)[1] | ||||||||
| 生涯成績 | 7戦4勝[1] | ||||||||
| 獲得賞金 | 2億2610万円[1] | ||||||||
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ファビラスラフイン (Fabulous la Fouine) はフランスで生まれ日本で走った競走馬である。名前はファビラスラフィンではなくファビラスラフインである。
※馬齢は旧表記で統一する(テンプレート内は現在の年齢表記)。
戦績[編集]
デビューは4歳の2月と遅めであった。3番人気ではあったが、藤田伸二を背に、2着に7馬身差をつけ勝利。続くさわらび賞では5馬身差、初の重賞挑戦となったニュージーランドトロフィー4歳ステークスも勝利し、デビューから3連勝を飾った。しかし、外国産馬であったため、クラシックには出走できなかった。
そして第1回NHKマイルカップでは1番人気に支持を受け出走したが、バンブーピノの作り出した前半1000mが56秒7という超ハイペースに巻き込まれたことが災いしてか、14着と大敗した。
夏は休養し、第1回秋華賞への出走を目指して調整された。騎手は藤田に別馬(ロゼカラー)の先約があったため、負傷から復帰したばかりの松永幹夫を迎えた。そこでは優駿牝馬(オークス)優勝馬エアグルーヴが圧倒的1番人気に支持され、エアグルーヴと同様にぶっつけで挑むファビラスラフインは短距離馬と思われていたこともあって18.8倍と離れた5番人気にとどまった。
レースは、シルクスプレンダーの逃げで前半の1000mが58秒7とまたもハイペースとなったが、ファビラスラフインは前半を3番手から進み、4コーナーでは2番手まで上がり、その勢いのまま抜け出して押し切った[2]。また、展開に恵まれた勝利ではなく、正攻法の内容で勝利したことで、この馬の実力が示された1戦でもあった。
次走は普通であれば最強牝馬決定戦であるエリザベス女王杯に進むところだが、陣営はジャパンカップに出走することを選択した。
1996年のジャパンカップは、凱旋門賞優勝馬エリシオや、キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス優勝馬のペンタイア、ブリーダーズカップ・ターフ2着馬のシングスピールなど外国馬の強豪が揃った。また日本馬も、天皇賞(秋)の優勝馬バブルガムフェロー、エリザベス女王杯優勝馬のダンスパートナーなどが出走し、ファビラスラフインもここではさすがに見劣りし、7番人気であった。
レースは、カネツクロスが逃げを打ち、ファビラスラフインは2番手に控えた。4コーナーを3番手で回って迎えた最後の直線で、前を行くカネツクロスとエリシオをかわしたファビラスラフインの脚色は衰えず、猛追したシングスピールとの追い比べの結果、ハナ差差されたが2着に入った。日本の牝馬が前年のヒシアマゾンに続いて2年連続で連対を果たし、4歳馬となると日本馬としては牡馬も含めて史上初の連対であった。しかも、後にドバイワールドカップやインターナショナルステークスを勝つシングスピールにハナ差まで迫り、通過タイムも2分23秒台で優秀とあって、2着ではあったが非常に価値のあるレース内容であった。
その後は有馬記念に出走し、4番人気に支持されたが、ジャパンカップの激走による疲れからか10着と敗れた。その後、屈腱炎を発症したため同競走を最後に引退し、同年のJRA賞最優秀4歳牝馬(部門名は当時)を受賞している。
競走成績[編集]
以下の内容は、netkeiba.com[3]およびJBISサーチ[4]に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 | 1着馬(2着馬) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1996.2.24 | 阪神 | 4歳新馬 | ダ1200m(良) | 16 | 5 | 10 | 4.6(3人) | 1着 | 1:12.7(36.8) | -1.2 | 藤田伸二 | 53Kg | (ヒカリルーメン) | |
| 3.16 | 阪神 | さわらび賞 | 500 | 芝1600m(良) | 16 | 7 | 14 | 2.0(1人) | 1着 | 1.34.3(34.9) | -0.8 | 藤田伸二 | 53Kg | (ナリタプロテクター) |
| 4.20 | 東京 | NZT4歳S | GII | 芝1400m(重) | 17 | 1 | 2 | 3.0(1人) | 1着 | 1:22.4(35.7) | -0.3 | 藤田伸二 | 54Kg | (エイシンガイモン) |
| 5.12 | 東京 | NHKマイルC | GI | 芝1600m(良) | 18 | 8 | 16 | 2.3(1人) | 14着 | 1:34.7(37.8) | 2.1 | 藤田伸二 | 55Kg | タイキフォーチュン |
| 10.20 | 京都 | 秋華賞 | GI | 芝2000m(良) | 18 | 7 | 15 | 18.8(5人) | 1着 | 1:58.1(35.9) | -0.2 | 松永幹夫 | 55Kg | (エリモシック) |
| 11.24 | 東京 | ジャパンカップ | GI | 芝2400m(良) | 15 | 2 | 4 | 17.1(7人) | 2着 | 2:23.8(36.0) | 0.0 | 松永幹夫 | 53Kg | シングスピール |
| 12.22 | 中山 | 有馬記念 | GI | 芝2500m(良) | 14 | 6 | 10 | 9.4(4人) | 10着 | 2:36.1(38.9) | 2.3 | 松永幹夫 | 53Kg | サクラローレル |
繁殖成績[編集]
引退後は、社台ファームで繁殖生活へと入った。1999年誕生した初仔から5頭連続で牝馬であったが、2004年にアグネスタキオンとの間に初の牡馬が誕生している。2012年の阪神大賞典を9番仔ギュスターヴクライが優勝し、産駒の重賞初制覇。
| 生年 | 馬名 | 性 | 毛色 | 父 | 戦績 | 厩舎 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初仔 | 1999年 | ファビラスキャット | 牝 | 芦毛 | サンデーサイレンス | 1勝(引退・繁殖) | 栗東・長浜博之 |
| 2番仔 | 2000年 | シュペリユール | 牝 | 鹿毛 | 5勝(引退・繁殖) | ||
| 3番仔 | 2001年 | ラフィンムード | 牝 | 黒鹿毛 | エルコンドルパサー | 0勝(引退・繁殖) | |
| 4番仔 | 2002年 | ラブリネスオブパリ | 牝 | 芦毛 | サンデーサイレンス | 3勝(引退・繁殖) | 美浦・加藤征弘 |
| 5番仔 | 2003年 | ラフィントレイル | 牝 | 黒鹿毛 | エルコンドルパサー | 0勝(引退・繁殖) | 美浦・奥平雅士 |
| 6番仔 | 2004年 | アグレアブル | 牡 | 芦毛 | アグネスタキオン | 1勝(引退) | 美浦・萩原清 |
| 7番仔 | 2005年 | ファビラスボーイ | 牡 | 芦毛 | ジャングルポケット | 3勝(引退) | 美浦・堀井雅広 →栗東・松永幹夫 →門別・田中淳司 →名古屋・今津博之 →高知・別府真司 |
| 8番仔 | 2007年 | ミッドタウンレディ | 牝 | 黒鹿毛 | ゼンノロブロイ | 3勝(引退・繁殖) | 栗東・長浜博之 |
| 9番仔 | 2008年 | ギュスターヴクライ | 牡 | 黒鹿毛 | ハーツクライ | 5勝(引退) | 栗東・荒川義之 |
| 10番仔 | 2009年 | ファビラスタイム | 牝 | 鹿毛 | シンボリクリスエス | 2勝(引退・繁殖) | 栗東・長浜博之 →西脇・田中道夫 |
| 11番仔 | 2011年 | ラフィンテール | 牝 | 芦毛 | ネオユニヴァース | 1勝(引退) | 美浦・伊藤正徳 |
| 12番仔 | 2012年 | エスプリドパリ | 牝 | 芦毛 | ハーツクライ | 0勝(引退・繁殖) | 栗東・吉村圭司 |
血統表[編集]
| ファビラスラフイン (Fabulous la Fouine)の血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
| 父系 | ノーザンダンサー系 |
[§ 2] | ||
父 Fabulous Dancer 1976 鹿毛 |
父の父 Northern Dancer1961 鹿毛 |
Nearctic | Nearco | |
| Lady Angela | ||||
| Natalma | Native Dancer | |||
| Almahmoud | ||||
父の母 Last of the Line1967 青鹿毛 |
The Axe | Mahmoud | ||
| Blackball | ||||
| Bryonia | Honeyway | |||
| Belladonna | ||||
母 Mercalle 1986 芦毛 |
Kaldoun 1975 芦毛 |
Caro | *フォルティノ | |
| Chambord | ||||
| Katana | Le Haar | |||
| Embellie | ||||
母の母 Eole Des Mers1975 黒鹿毛 |
Carvin | *マリーノ | ||
| Coraline | ||||
| Deesse Des Mers | Neptune | |||
| Brise de Mer | ||||
| 母系(F-No.) | (FN:3-e) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | Mahmoud 5・4(父内) | [§ 4] | ||
| 出典 |
| |||
- 母は1990年のカドラン賞(芝4000メートル)の勝ち馬。この馬が短距離馬ではないことは一目瞭然と言える血統構成をしている。
- 3代母Deesse des Mersは仏で16戦15勝(うち障害7戦7勝)の成績を上げている。
脚注・出典[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “ファビラスラフイン(FR)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月20日閲覧。
- ^ この時の走破タイム1分58秒1は、当時のコースレコード(1995年に朝日チャレンジカップで、マイシンザンが記録した1分58秒0)にコンマ1秒差であると同時に、2014年にショウナンパンドラが1分57秒0を記録するまでの秋華賞レコードでもあった。
- ^ “ファビラスラフインの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年8月20日閲覧。
- ^ “ファビラスラフイン 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月20日閲覧。
外部リンク[編集]
- 競走馬成績と情報 netkeiba、Yahoo!スポーツ競馬、JBISサーチ、Racing Post
- ファビラスラフイン(FR) - 競走馬のふるさと案内所
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