スプリングステークス

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スプリングステークス
(皐月賞トライアル)
Spring S[1]
(Japanese 2000 Guineas Trial)[1]
Orfevre20110326(2).jpg
第60回スプリングステークス
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 中山競馬場
創設 1952年3月10日
2017年の情報
距離 芝1800m
格付け GII
賞金 1着賞金5400万円
出走条件 サラ系3歳牡馬・牝馬(国際)(指定)
負担重量 馬齢(牡56kg、牝54kg)
出典 [2][3]
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スプリングステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬重賞競走GII)である。競馬番組表での名称は「フジテレビ賞 スプリングステークス(フジテレビしょう スプリングステークス)」と表記される[3]

競走名の「スプリング (Spring)」は、春を意味する英語[4]

寄贈賞を提供するフジテレビは、東京都港区台場に本社を置く放送局[4]

正賞はフジテレビ賞[2][3]

概要[編集]

3着までの馬に皐月賞の優先出走権が与えられるトライアル競走[4][5]。本レースは、1990年まで5着までに優先出走権を付与していたが、1991年から3着までに改められた[5]。皐月賞・東京優駿(日本ダービー)と続く春のクラシック路線、およびNHKマイルカップの重要な前哨戦として位置付けられている[5]

1957年に創設された、4歳(現3歳)馬による重賞競走[4][5]。創設時は東京競馬場の芝1800mで行われ、その後施行場や距離は幾度かの変遷を経て、1960年以降は中山競馬場の芝1800mで定着[5]。負担重量は創設時が別定で、「皐月賞トライアル」の副称がつけられた1958年から定量に変更、2003年からは馬齢に変更された[6][5]

地方競馬所属馬は1995年から、外国産馬は2002年からそれぞれ出走可能になり[7][8]、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[9]

競走条件[編集]

以下の内容は、2017年現在[2][3]のもの。

出走資格:サラ系3歳牡馬・牝馬

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:馬齢(牡56kg、牝54kg)

皐月賞のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は皐月賞の出走候補馬(2頭まで)およびJRAの2歳GI競走優勝馬に優先出走が認められている[5][10][11]ほか、JRAで行われる芝の3歳重賞競走優勝馬にも出走資格が与えられる[5]

賞金[編集]

2017年の1着賞金は5400万円で、以下2着2200万円、3着1400万円、4着810万円、5着540万円[2][3]

歴史[編集]

  • 1952年 - 4歳牡馬・牝馬限定の重賞競走として創設、東京競馬場の芝1800mで施行[5]
  • 1958年 - 皐月賞トライアルに指定され、上位5着までの入賞馬に皐月賞の優先出走権を付与[5]
  • 1964年 - 名称を「フジテレビ賞 スプリングステークス」に変更(2011年は除く)[7]
  • 1984年 - グレード制施行によりGII[注 1]に格付け[5]
  • 1991年 - 皐月賞の優先出走権取得条件が上位5頭から上位3頭の入賞馬に変更[5]
  • 1995年 - 指定交流競走となり、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能となる[7]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳牡馬・牝馬」に変更[7]
  • 2002年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[8]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更[12]
  • 2010年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が8頭まで出走可能となる[9]
    • 格付表記をGII(国際格付)に変更[9]

歴代優勝馬[編集]

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1952年3月10日 東京 1800m アサトモ 牡3 1:57 3/5 野平祐二 望月与一郎 手塚栄一
第2回 1953年3月22日 東京 1800m チエリオ 牝3 1:54 1/5 阿部正太郎 田中和一郎 吉川英治
第3回 1954年3月21日 東京 1800m タカオー 牡3 1:53 1/5 高橋英夫 上村大治郎 高須銀次郎
第4回 1955年3月27日 東京 1600m ナンシーシヤイン 牡3 1:42 4/5 坂本栄三郎 鈴木勝太郎 三ツ矢組合
第5回 1956年3月21日 東京 1600m キタノオー 牡3 1:41 2/5 勝尾竹男 久保田金造 田中留治
第6回 1957年3月21日 東京 1600m ヒカルメイジ 牡3 1:37 3/5 蛯名武五郎 藤本冨良 新田松江
第7回 1958年4月6日 中山 1700m ダイゴホマレ 牡3 1:45 2/5 伊藤竹男 久保田金造 醍醐幸右衛門
第8回 1959年4月5日 中山 1700m メイタイ 牡3 1:47 1/5 八木沢勝美 尾形藤吉 千明康
第9回 1960年4月3日 中山 1800m コダマ 牡3 1:54.0 渡辺正人 武田文吾 伊藤由五郎
第10回 1961年3月26日 中山 1800m ユキロウ 牡3 1:57.3 渡辺正人 松山吉三郎 碓氷
第11回 1962年3月21日 中山 1800m カネツセーキ 牡3 1:53.1 伊藤竹男 久保田金造 カネツ (株)
第12回 1963年3月24日 中山 1800m メイズイ 牡3 1:53.5 森安重勝 尾形藤吉 千明康
第13回 1964年3月29日 東京 1800m シンザン 牡3 1:51.3 栗田勝 武田文吾 橋元幸吉
第14回 1965年3月28日 中山 1800m ダイコーター 牡3 1:50.9 栗田勝 柴田不二男 橋元幸吉
第15回 1966年4月3日 中山 1800m シヨウグン 牡3 1:54.4 中野渡清一 中村広 玉島幸子
第16回 1967年3月26日 中山 1800m メジロフレーム 牡3 1:53.1 矢野一博 八木沢勝美 北野豊吉
第17回 1968年4月28日 中山 1800m マーチス 牡3 1:53.1 保田隆芳 伊藤修司 大久保常吉
第18回 1969年3月30日 中山 1800m ワイルドモア 牡3 1:56.7 森安重勝 尾形藤吉 吉原貞敏
第19回 1970年3月22日 中山 1800m タニノムーティエ 牡3 1:49.9 安田伊佐夫 島崎宏 谷水信夫
第20回 1971年4月11日 中山 1800m メジロゲッコウ 牡3 1:52.1 郷原洋行 大久保末吉 北野俊雄
第21回 1972年5月7日 東京 1800m タイテエム 牡3 1:50.3 須貝四郎 橋田俊三 (有) 名鯛興業
第22回 1973年3月25日 中山 1800m ハイセイコー 牡3 1:51.0 増沢末夫 鈴木勝太郎 (株) ホースマンクラブ
第23回 1974年3月24日 中山 1800m キタノカチドキ 牡3 1:52.1 武邦彦 服部正利 初田豊
第24回 1975年3月23日 中山 1800m ロングホーク 牡3 1:51.8 柴田政人 松田由太郎 中井長一
第25回 1976年3月28日 中山 1800m テンポイント 牡3 1:52.4 鹿戸明 小川佐助 高田久成
第26回 1977年3月27日 中山 1800m ヨシノリュウジン 牡3 1:56.0 中島啓之 尾形藤吉 吉岡啓史
第27回 1978年3月26日 中山 1800m タケデン 牡3 1:51.3 岡部幸雄 元石孝昭 武市伝一
第28回 1979年3月25日 中山 1800m リキアイオー 牡3 1:49.9 星野信幸 伊藤竹男 高山幸雄
第29回 1980年3月23日 中山 1800m サーペンプリンス 牡3 1:54.3 谷原義明 大久保末吉 (有) 内藤
第30回 1981年3月22日 中山 1800m サンエイソロン 牡3 1:53.7 小島太 古山良司 佐藤惣一
第31回 1982年3月28日 中山 1800m ハギノカムイオー 牡3 1:51.5 伊藤清章 伊藤修司 日隈広吉
第32回 1983年3月27日 中山 1800m タケノヒエン 牡3 1:52.5 本田優 星川泉士 武岡嘉一
第33回 1984年3月25日 中山 1800m ビゼンニシキ 牡3 1:50.6 蛯沢誠治 成宮明光 藤田正蔵
第34回 1985年3月24日 中山 1800m ミホシンザン 牡3 1:49.5 柴田政人 田中朋次郎 堤勘時
第35回 1986年3月30日 中山 1800m サニーライト 牡3 1:50.3 大塚栄三郎 吉野勇 栗林英雄
第36回 1987年3月29日 中山 1800m マティリアル 牡3 1:49.3 岡部幸雄 田中和夫 和田共弘
第37回 1988年3月27日 東京 1800m モガミナイン 牡3 1:49.7 安田富男 加藤修甫 ホースメン
第38回 1989年3月26日 中山 1800m ナルシスノワール 牡3 1:49.8 菅原泰夫 田之上勲 粟田攻
第39回 1990年3月25日 中山 1800m アズマイースト 牡3 1:48.9 菅原泰夫 仲住芳雄 (株)東牧場
第40回 1991年3月24日 中山 1800m シンホリスキー 牡3 1:50.3 武豊 岩元市三 林幸雄
第41回 1992年3月29日 中山 1800m ミホノブルボン 牡3 1:50.1 小島貞博 戸山為夫 (有)ミホノインターナショナル
第42回 1993年3月28日 中山 1800m マルチマックス 牡3 1:49.9 田中勝春 橋田満 森本忠治
第43回 1994年3月27日 中山 1800m ナリタブライアン 牡3 1:49.1 南井克巳 大久保正陽 山路秀則
第44回 1995年3月26日 中山 1800m ナリタキングオー 牡3 1:54.5 南井克巳 中尾謙太郎 山路秀則
第45回 1996年3月24日 中山 1800m バブルガムフェロー 牡3 1:50.1 岡部幸雄 藤沢和雄 (有) 社台レースホース
第46回 1997年3月16日 中山 1800m ビッグサンデー 牡3 1:52.2 蛯名正義 中尾正 (有) ビッグ
第47回 1998年3月22日 中山 1800m クリールサイクロン 牡3 1:49.8 蛯名正義 稲葉隆一 横山修二
第48回 1999年3月21日 中山 1800m ワンダーファング 牡3 1:51.2 幸英明 領家政蔵 山本信行
第49回 2000年3月19日 中山 1800m ダイタクリーヴァ 牡3 1:49.1 高橋亮 橋口弘次郎 (有) 太陽ファーム
第50回 2001年3月18日 中山 1800m アグネスゴールド 牡3 1:50.1 河内洋 長浜博之 渡辺孝男
第51回 2002年3月17日 中山 1800m タニノギムレット 牡3 1:46.9 四位洋文 松田国英 谷水雄三
第52回 2003年3月23日 中山 1800m ネオユニヴァース 牡3 1:48.2 M.デムーロ 瀬戸口勉 (有) キャロットファーム
第53回 2004年3月21日 中山 1800m ブラックタイド 牡3 1:48.3 横山典弘 池江泰郎 金子真人
第54回 2005年3月20日 中山 1800m ダンスインザモア 牡3 1:47.3 蛯名正義 相沢郁 木浪巖
第55回 2006年3月19日 中山 1800m メイショウサムソン 牡3 1:48.9 石橋守 瀬戸口勉 松本好雄
第56回 2007年3月18日 中山 1800m フライングアップル 牡3 1:49.0 横山典弘 藤沢和雄 山本英俊
第57回 2008年3月23日 中山 1800m スマイルジャック 牡3 1:48.9 小牧太 小檜山悟 齊藤四方司
第58回 2009年3月22日 中山 1800m アンライバルド 牡3 1:50.8 岩田康誠 友道康夫 (有) サンデーレーシング
第59回 2010年3月21日 中山 1800m アリゼオ 牡3 1:48.2 横山典弘 堀宣行 (有) 社台レースホース
第60回 2011年3月26日 阪神 1800m オルフェーヴル 牡3 1:46.4 池添謙一 池江泰寿 (有) サンデーレーシング
第61回 2012年3月18日 中山 1800m グランデッツァ 牡3 1:50.7 M.デムーロ 平田修 (有) 社台レースホース
第62回 2013年3月17日 中山 1800m ロゴタイプ 牡3 1:47.8 C.デムーロ 田中剛 吉田照哉
第63回 2014年3月23日 中山 1800m ロサギガンティア 牡3 1:48.4 M.デムーロ 藤沢和雄 (有) 社台レースホース
第64回 2015年3月22日 中山 1800m キタサンブラック 牡3 1:49.1 北村宏司 清水久詞 (有) 大野商事
第65回 2016年3月20日 中山 1800m マウントロブソン 牡3 1:48.1 A.シュタルケ 堀宣行 (株) 金子真人ホールディングス
第66回 2017年3月19日 中山 1800m ウインブライト 牡3 1:48.4 松岡正海 畠山吉宏 (有) ウイン

脚注・出典[編集]

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参考文献[編集]

  • 「フジテレビ賞スプリングステークス(GII)(皐月賞トライアル)」『中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】』 日本中央競馬会、2006年、533-606頁。

注釈[編集]

  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典[編集]

  1. ^ a b 2015 International Cataloguing Standards Book Japan (PDF)” (英語). 国際セリ名簿基準委員会 (ICSC). 2016年3月22日閲覧。
  2. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関東) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 9. 2016年3月22日閲覧。
  3. ^ a b c d e 平成29年第2回中山競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2016年3月22日閲覧。
  4. ^ a b c d 2016年度第2回中山競馬特別レース名解説 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 4. 2016年3月22日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l レースについて:スプリングステークス 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2016年3月22日閲覧。
  6. ^ スプリングステークス (G2 / 2016.3.20 中山競馬場・芝1800m)”. 一般社団法人中山馬主協会. 2016年3月22日閲覧。
  7. ^ a b c d 中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】
  8. ^ a b 2002年の成績表参照。
  9. ^ a b c 第2回 中山競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 667-668 (2010年). 2016年3月22日閲覧。(索引番号:05095)
  10. ^ 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について(平成29年度) (PDF)”. 日本中央競馬会. 2016年3月22日閲覧。
  11. ^ 平成29年度競馬番組一般事項 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 20-22. 2016年3月22日閲覧。
  12. ^ 第2回 中山競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 636-637 (2007年). 2016年3月22日閲覧。(索引番号:05095)

各回競走結果の出典[編集]

外部リンク[編集]