ダイタクリーヴァ

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ダイタクリーヴァ
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1997年3月24日(21歳)
登録日 1999年9月30日
抹消日 2002年6月14日
フジキセキ
スプリングネヴァー
母の父 サクラユタカオー
生国 日本の旗 日本北海道平取町
生産 雅牧場
馬主 太陽ファーム
調教師 橋口弘次郎栗東
厩務員 甲斐正文
競走成績
生涯成績 19戦7勝
獲得賞金 4億243万9千円
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ダイタクリーヴァ日本競走馬種牡馬である。競走馬時代に中央競馬京都金杯2勝など重賞競走5勝を挙げた。半弟は中長距離重賞で活躍し重賞3勝のダイタクバートラム、伯父にマイルチャンピオンシップを2勝したダイタクヘリオスがいる。

戦績[編集]

デビューは1999年の11月で、安藤勝己を鞍上に勝利を挙げる。このときの2着馬はエイシンプレストンであった。次走の白菊賞(500万下条件戦)は2着だったものの、北九州3歳ステークス(平年開催では中京3歳ステークスにあたる)に勝利すると、明けて2000年シンザン記念スプリングステークスと3連勝を飾る。そして皐月賞では単勝1番人気に支持されるもエアシャカールクビ差2着に敗れる。一度はNHKマイルカップに進むと発表されたが最終的に東京優駿(日本ダービー)に出走。2番人気に支持されたが、距離延長でまったく動けず12着と初めての惨敗を喫した。

秋はマイル路線に目標を定め、富士ステークスで3着のあと、マイルチャンピオンシップに駒を進めるが、当日のレースで主戦騎手高橋亮が落馬負傷。急遽安藤勝己への乗り替わりが発表されてから、急に人気が上がり最終的に1番人気となる珍事もあった。レースでは最短距離を通り内から抜け出したが、ゴール前でアグネスデジタルの強襲に遭い2着惜敗。次走の鳴尾記念では松永幹夫に乗り替わって勝利。2001年の京都金杯ではアグネスデジタルに雪辱を果たすが、次走の中山記念で3着に敗れ、のちに左前脚の骨折が発覚する。

復帰した同年の秋は前年と同じローテーションで臨み、河内洋を鞍上に迎え、まず富士ステークスで2着。マイルチャンピオンシップでは1番人気に推されるが、スタートで出遅れ、第4コーナーも大外を回るロスが響き9着と惨敗。鳴尾記念では武豊の騎乗で2着に入り、翌2002年の京都金杯を史上初となる連覇で勝利する。しかしその後は精彩を欠き、安田記念17着惨敗後、レース中に屈腱を断裂していたことが発覚し、引退を余儀なくされた。

競走成績[編集]

年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
1999.11.06 京都 3歳新馬 13 02.9(1人) 01着 安藤勝己 54 芝1600m(良) 1.35.2 (34.8) -0.7 エイシンプレストン
0000.11.21 京都 白菊賞 12 02.0(1人) 02着 藤田伸二 54 芝1600m(良) 1.35.5 (36.6) -0.3 ロスマリヌス
0000.12.19 小倉 北九州3歳S 12 01.7(1人) 01着 高橋亮 54 芝1800m(良) 1.50.1 (34.9) -0.2 (チタニックオー)
2000.01.09 京都 シンザン記念 GIII 15 02.0(1人) 01着 高橋亮 55 芝1600m(良) 1.35.4 (35.0) -0.5 (チタニックオー)
0000.03.19 中山 スプリングS GII 16 01.8(1人) 01着 高橋亮 56 芝1800m(良) 1.49.1 (36.2) -0.1 (パープルエビス)
0000.04.16 中山 皐月賞 GI 18 03.3(1人) 02着 高橋亮 57 芝2000m(稍) 2.01.8 (35.8) -0.0 エアシャカール
0000.05.28 東京 東京優駿 GI 18 04.8(2人) 12着 高橋亮 57 芝2400m(良) 2.28.4 (37.7) -2.2 アグネスフライト
0000.10.21 東京 富士S GIII 16 07.3(4人) 03着 高橋亮 56 芝1600m(良) 1.34.1 (35.1) -0.2 ダイワカーリアン
0000.11.19 京都 マイルCS GI 18 04.8(1人) 02着 安藤勝己 55 芝1600m(良) 1.32.7 (34.6) -0.1 アグネスデジタル
0000.12.10 阪神 鳴尾記念 GIII 16 01.7(1人) 01着 松永幹夫 56.5 芝2000m(良) 1.59.3 (35.8) -0.1 ヤマニンリスペクト
2001.01.05 京都 京都金杯 GIII 16 02.1(1人) 01着 松永幹夫 58 芝1600m(良) 1.33.4 (34.3) -0.4 (エリモセントラル)
0000.02.25 中山 中山記念 GII 13 01.7(1人) 03着 松永幹夫 58 芝1800m(良) 1.48.7 (37.2) -1.0 アメリカンボス
0000.10.20 東京 富士S GIII 14 02.7(2人) 02着 河内洋 58 芝1600m(良) 1.33.5 (35.3) -0.3 クリスザブレイヴ
0000.11.18 京都 マイルCS GI 18 02.8(1人) 09着 河内洋 57 芝1600m(良) 1.33.7 (33.8) -0.5 ゼンノエルシド
0000.12.09 阪神 鳴尾記念 GIII 13 02.3(1人) 02着 武豊 58.5 芝2000m(良) 1.59.9 (35.2) -0.1 メイショウオウドウ
2002.01.05 京都 京都金杯 GIII 15 01.7(1人) 01着 武豊 58.5 芝1600m(良) 1.33.8 (34.9) -0.1 (ゴッドオブチャンス)
0000.04.13 阪神 マイラーズC GII 14 03.9(2人) 08着 松永幹夫 59 芝1600m(良) 1.33.5 (36.3) -0.9 ミレニアムバイオ
0000.05.12 東京 京王杯SC GII 18 06.5(2人) 09着 松永幹夫 58 芝1400m(良) 1.21.0 (34.2) -0.7 ゴッドオブチャンス
0000.06.02 東京 安田記念 GI 18 17.1(8人) 17着 松永幹夫 58 芝1600m(良) 1.35.1 (36.9) -1.8 アドマイヤコジーン

引退後[編集]

引退後、フジキセキの後継種牡馬として、2003年から門別町ブリーダーズ・スタリオン・ステーションに繋養された。なお、本馬はサンデーサイレンスの孫で、かつ重賞勝ち馬のなかでは、最初に種牡馬入りした馬である。ちなみにもっとも早く種牡馬入りしたのは2002年に種牡馬入りし、同年限りで繁殖も引退した同じフジキセキ産駒のキタイである。

初年度産駒は2006年にデビュー。2年目産駒のブライティアパルスが2010年マーメイドステークスを制して初の中央競馬重賞勝ち馬となった。

2007年、この年の種付けシーズン終了後の10月31日日高軽種馬農協 (HBA) 門別種馬場に移動した。2010年の種付けシーズン終了後、この年いっぱいで門別種馬場が閉鎖されるのにともない、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションにふたたび移動。2013年むかわ町の個人牧場で、2014年からは太平洋ナショナルスタッドで繋養されている[1][2]

主な産駒[編集]

血統表[編集]

ダイタクリーヴァ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ヘイロー系サンデーサイレンス系
[§ 2]

フジキセキ 1992
青鹿毛 日本
父の父
*サンデーサイレンス 1986
Sunday Silence
青鹿毛 アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ミルレーサー 1983
Millracer
鹿毛 アメリカ
Le Fabuleux Wild Risk
Anguar
Marston's Mill In Reality
Millicent

スプリングネヴァー 1992
栗毛 日本
サクラユタカオー 1982
栗毛 日本
* テスコボーイ
Tesco Boy
Princely Gift
Suncourt
アンジェリカ * ネヴァービート
スターハイネス
母の母
ネヴアーイチバン 1971
黒鹿毛 日本
* ネヴァービート
Never Beat
Never Say Die
Bride Elect
ミスナンバイチバン * ハロウェー
* スタイルパッチ F-No.8-g
母系(F-No.) 8号族(FN:8-g) [§ 3]
5代内の近親交配 ネヴァービート 4×3=18.75%、Nasrullah 5×5=6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ ダイタクリーヴァ 5代血統表2017年9月11日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com ダイタクリーヴァ 5代血統表2017年9月11日閲覧。
  3. ^ JBISサーチ ダイタクリーヴァ 5代血統表2017年9月11日閲覧。
  4. ^ netkeiba.com ダイタクリーヴァ 5代血統表2017年9月11日閲覧。
近親
上記2頭以外の近親についてはミスナンバイチバン#ミスナンバイチバンの主要なファミリーラインを参照。

出典・脚注[編集]

  1. ^ “供用種牡馬一覧”. JBISサーチ. http://www.jbis.or.jp/topics/stallion/?year=2014&x=25&y=7 2014年12月17日閲覧。 
  2. ^ 供用種牡馬一覧”. JBISサーチ. 2015年4月27日閲覧。

外部リンク[編集]