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紫苑ステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紫苑ステークス
(秋華賞トライアル)
Shion Stakes[1]
(Shuka Sho Trial)
第10回紫苑ステークス(2025年9月7日)
優勝馬:ケリフレッドアスク 鞍上:西塚洸二
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 中山競馬場
第1回施行日 2016年9月10日
創設 2000年
2026年の情報
距離 芝2000m
格付け GII
賞金 1着賞金5200万円
出走条件 サラ系3歳牝馬(国際)(指定)
負担重量 馬齢重量(55kg)
出典 [2][3]
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紫苑ステークス(しおんステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬重賞競走GII)である。

競走名の「紫苑」は日本・朝鮮・中国・シベリアなどに分布するキク科の多年草。秋には茎頂が分枝し、淡紫色の頭花をつける。花言葉は「思い出」「追憶」[4][5]

概要

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1996年にエリザベス女王杯の古馬開放に伴い、新たに秋の4歳(現:3歳)牝馬の目標レースとなる秋華賞が新設され、関東圏におけるトライアル競走としてはクイーンステークスが指定されるが、2000年の牝馬重賞路線の整備により古馬に開放かつ札幌競馬場での開催に移設されたことに伴い、新たに関東圏からの秋華賞へのトライアル競走の役目を担う形で、同年に4歳(現:3歳)牝馬によるオープン特別として創設される。

その後、2016年より重賞(GIII)に格上げされた[4]。これにより、従前、2着以内の馬に与えられていた秋華賞の優先出走権が、3着以内の馬までに拡大されている[4]

重賞昇格後、本競走の出走馬が本番の秋華賞で好走するケースが顕著になっており、2024年までの勝馬9頭のうち秋華賞勝馬および後の海外GIウイナー2頭ずつを輩出した。JRAは「秋華賞の前哨戦として競走内容が充実している」として、2023年からのGII競走への昇格を日本グレード格付け管理委員会に申請[6]。2023年1月19日にGII格付け申請が承認され「GII」に昇格[7]。競馬サークル全体の大きな注目を集める競走に成長している。

2025年からは、同じ4回中山競馬開幕週に行われてきたGIII京成杯オータムハンデキャップと開催曜日を入れ替え、日曜日のメインレースとして行われる。

競走条件

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以下の内容は、2026年現在のもの[2][3][8]

出走資格:サラ系3歳牝馬

負担重量:馬齢(55kg)

賞金

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2026年の1着賞金は5200万円で、以下2着2100万円、3着1300万円、4着780万円、5着520万円[2][3]

歴史

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  • 2000年 - 4歳牝馬限定のオープン特別として、中山競馬場の芝1800mで創設。2着馬までに秋華賞の優先出走権を付与。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳牝馬」に変更。
  • 2007年 - 施行距離を芝2000mに変更。
  • 2013年 - この年に限り「トウカイテイオー追悼競走」の副題が付く[9]
  • 2016年 - 重賞(GIII)に格付け、優先出走権付与も3着までに変更[10]国際競走に指定される。
  • 2018年 - 「中山競馬場開設90周年記念」の副題が付く[11]
  • 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[12]
  • 2023年 - GIIに昇格[13]
  • 2025年 - 施行日を日曜日に変更(同週の京成杯オータムハンデキャップと入れ替え)。

歴代優勝馬

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コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回2016年9月10日中山2000mビッシュ牝31:59.7戸崎圭太鹿戸雄一窪田康志
第2回2017年9月9日中山2000mディアドラ牝31:59.8岩田康誠橋田満森田藤治
第3回2018年9月8日中山2000mノームコア牝31:58.0C.ルメール萩原清池谷誠一
第4回2019年9月7日中山2000mパッシングスルー牝31:58.3戸崎圭太黒岩陽一(有)キャロットファーム
第5回2020年9月12日中山2000mマルターズディオサ牝32:02.1田辺裕信手塚貴久藤田在子
第6回2021年9月11日中山2000mファインルージュ牝31:58.2福永祐一岩戸孝樹六井元一
第7回2022年9月10日中山2000mスタニングローズ牝31:59.9坂井瑠星高野友和(有)サンデーレーシング
第8回2023年9月9日中山2000mモリアーナ牝31:58.0横山典弘武藤善則高橋文男
第9回2024年9月7日中山2000mクリスマスパレード牝31:56.6石川裕紀人加藤士津八(株)G1レーシング
第10回2025年9月7日中山2000mケリフレッドアスク牝31:59.1西塚洸二藤原英昭廣崎利洋

2015年までの優勝馬

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施行日競馬場距離条件優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
2000年9月9日中山1800mオープンメジロマリー牝31:50.3吉田豊大久保洋吉メジロ商事(株)
2001年9月8日中山1800mオープンレディパステル牝31:47.3蛯名正義田中清隆(株)ロードホースクラブ
2002年9月7日新潟1800mオープンオースミコスモ牝31:47.0常石勝義中尾正山路秀則
2003年9月13日中山1800mオープンレンドフェリーチェ牝31:49.7中舘英二宮徹(有)社台レースホース
2004年9月11日中山1800mオープンインゴット牝31:47.3北村宏司藤沢和雄堤賢一
2005年9月10日中山1800mオープンコスモマーベラス牝31:49.1柴田善臣中村均岡田美佐子
2006年9月9日中山1800mオープンサンドリオン牝31:47.2川田将雅安田隆行(有)ノースヒルズマネジメント
2007年9月8日中山2000mオープンアルコセニョーラ牝31:59.6中舘英二畠山重則中村政勝
2008年9月13日中山2000mオープンモエレカトリーナ牝31:59.4松岡正海畠山重則(有)ビッグレッドファーム
2009年9月12日中山2000mオープンダイアナバローズ牝32:00.4北村宏司小笠倫弘猪熊広次
2010年9月11日中山2000mオープンディアアレトゥーサ牝31:58.8内田博幸畠山吉宏高樽さゆり
2011年9月10日中山2000mオープンカルマート牝31:58.2安藤勝己戸田博文(有)サンデーレーシング
2012年9月9日中山2000mオープンパララサルー牝31:58.4三浦皇成国枝栄(株)G1レーシング
2013年9月7日中山2000mオープンセキショウ牝31:59.3吉田豊杉浦宏昭山岸桂市
2014年9月13日新潟2000mオープンレーヴデトワール牝32:03.3川田将雅松田博資(有)サンデーレーシング
2015年9月12日中山2000mオープンクインズミラーグロ牝32:00.2吉田豊和田正道(株)クイーンズ・ランチ

出典

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  1. 2014 International Cataloguing Standards Book 2014年12月8日閲覧
  2. 1 2 3 重賞競走詳細(レース別・関東) (PDF). 日本中央競馬会. p. 32. 2025年9月7日閲覧。
  3. 1 2 3 2025年第4回中山競馬番組 (PDF). 日本中央競馬会. 2025年9月7日閲覧。
  4. 1 2 3 歴史・コース:紫苑ステークス 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2025年9月7日閲覧。
  5. 2025年第4回中山競馬特別レース名解説(第1日) (PDF). 日本中央競馬会. 2025年9月7日閲覧。
  6. 令和5年度開催日割および重賞競走等について - 日本中央競馬会 2022年10月17日 (PDF)
  7. 紫苑ステークスのGⅡ格付けと新潟牝馬ステークスのリステッド格付け日本中央競馬会、2023年1月19日配信・閲覧
  8. 中央競馬指定交流競走に出走する地方競馬所属馬の決定方法(2025年秋季競馬) (PDF). 日本中央競馬会. 2025年9月7日閲覧。
  9. 2013年の成績表参照。
  10. 平成28年度の重賞競走の主な変更点について (PDF). 日本中央競馬会. 2021年8月9日閲覧。
  11. 2018年の成績表参照。
  12. 9月12日(土曜)から10月4日(日曜)までの中央競馬の開催等”. 日本中央競馬会 (2020年8月27日). 2020年9月19日閲覧。
  13. 令和5年度(2023年度)開催日割および重賞競走日本中央競馬会、2022年10月17日閲覧

各回競走結果の出典

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外部リンク

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