ラテ兼営(ラテけんえい)とは、同一の者がラジオ放送を行う放送局とテレビジョン放送を行う放送局の両者を開設すること。またはその事業者、すなわち放送事業者をいう。
ラジオ放送とテレビ放送の双方を行うことをラテ兼営、ラジオ放送のみであればラジオ単営、テレビ放送のみであればテレビ単営という[1]。ラジオ放送とテレビ放送の双方を行う放送局をラテ兼営局という[2]。
1つの放送局がラジオ局とテレビ局を兼ねる「ラテ兼営」はマスメディア集中排除原則の例外として認められている[3]。
- ^ 山本明、藤竹暁『図説日本のマス・コミュニケーション』日本放送出版協会、1980年、99頁
- ^ 後藤将之『マス・メディア論』有斐閣、1999年、68頁
- ^ 中野明『図解入門業界研究最新放送業界の動向とカラクリがよーくわかる本』p.53