テレビくん、どうも!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テレビくん、どうも!
ジャンル トーク番組/バラエティ番組
企画 横澤彪
構成 高平哲郎ほか
ディレクター 木村基子
佐藤義和
吉田正樹
出演者 杉本高文
篠原勝之
長部日出雄
ナレーター 寺田理恵子(出題)
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
プロデューサー 大野三郎
横澤彪
荻野繁
編集 共同テレビジョン
製作 フジテレビジョン
放送
放送局フジテレビ系列
映像形式4:3
音声形式モノラル
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1985年10月6日 - 1988年12月25日
放送時間日曜日9:30 - 10:00
放送分30分

特記事項:
味の素一社提供番組。
テンプレートを表示

テレビくん、どうも!』は、1985年10月6日から1988年12月25日までフジテレビ系列局で放送されていたフジテレビ製作のトークバラエティ番組である。味の素の一社提供。放送時間は毎週日曜 9:30 - 10:00 (日本標準時)。

概要[編集]

明石家さんまが本名の杉本高文名義で出演していた番組で、杉本と3人のゲストがテレビ番組およびテレビ局について対談していた。1986年4月6日放送分からは、最初のCM明けに「テレビくん度テスト」というゲストのテレビっ子度を調べるアンケート方式のコーナーがあった。

スポンサーの味の素のロゴは、番組スタート時点では同社の旧社紋(小文字のアルファベット "a" を象ったもの)+「味の素KK」の白抜き表示だったが、3か月も経たぬうちにオール大文字の「AJINOMOTO」(初代英文ロゴで、現行のものではない)に変更された。

出演者[編集]

スタッフ[編集]

主な内容[編集]

レギュラー3人とゲストによるテレビをテーマにしたトークが中心。毎回「腹の立つテレビ」「深夜番組」「ニュース番組」「教育テレビ正しい見方」など、何らかのトークテーマを決めて行っていた。

「テレビくん度テスト」
ゲストのテレビっ子度を調べるアンケートコーナー。全20問の質問があり、YESまたはNOの数でどれだけテレビっ子なのかを分析する。最初のCM明けに寺田理恵子の「○○さんの、テレビライフに関する質問です。YESかNOかでお答えください」のナレーションで始まる。
以下はそのうちの何問かを抜粋したもの:
  • 朝起きると必ずテレビをつける
  • 新聞のテレビ欄はくまなくチェックする
  • テレビを見て、泣いたことがある
  • テレビを見るため急いで帰ったことがある
  • テレビショッピングで買い物をしたことがある
  • テレビのことで家族や友人とけんかしたことがある
  • テレビのことで局に苦情電話をかけたことがある
  • 料理番組で紹介された料理を作ったことがある
などのテレビに関する質問にゲストが順次答えていき、20問全問YESの場合は「やったねテレビくん」、19 - 16問「ナカナカテレビくん」、15問 - 12問「ソコソコテレビくん」、11問 - 8問「イマイチテレビくん」、7問 - 4問「ガンバレテレビくん」、そして3問以下は「サヨナラテレビくん」とランク分けされる。最後にやはり寺田理恵子が「あなたのテレビくん度は○○点で、○○テレビくんです」とコメントし、続いて杉本高文がランク分けを表記したボードをゲストに見せるという演出だった。

放送局[編集]

  • フジテレビ:日曜 9:30 - 10:00(1985年10月6日 - 1988年12月25日)
  • 北海道文化放送:日曜 9:30 - 10:00(1985年10月6日 - 1988年12月25日)[1]

エピソード[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1985年(昭和60年)10月 - 1988年(昭和63年)12月、テレビ欄。

参考文献[編集]

フジテレビ 日曜 9:30 - 10:00
前番組 番組名 次番組
どっきりQ
関西テレビ制作、遅れネット)
テレビくん、どうも!
(1985年10月6日 - 1988年12月25日)