サラリーマン (オレたちひょうきん族)

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サラリーマンは、フジテレビジョンバラエティ番組オレたちひょうきん族』で明石家さんまが演じていたキャラクター

概要[編集]

  • さんまが演じた敵キャラクター。電球のついたマントで体を覆って登場、スーツに身を固め「一千光年の宇宙から派遣された悪の使者…」とするが、商事会社(高卒、給料手取り18万、毎日2時間残業)に勤める無難な人。メガネとスーツが特徴の普通のサラリーマン「フフフ」と不適な笑みを浮かべながら名刺を差し出す技を持ち、よく名刺交換をしていた。というキャラクター。
  • 変身パターンは、ナンデスカマン同様、コント中に突然たけしの愛人ネタに移行し、さんまの「帰ってよ」の後、たけしが首を締めつつ正体を見破り、さんまが高笑いと共に変身する、というものだった。
  • 金持ちのタケちゃんマン7を恨んでおり(例えば、ボーナスが出た事を自慢するがタケちゃんマンのギャラは袋が縦に立つほど貰っていた等)、酔っぱらった勢いでタケちゃんマン7にからむのが得意技。
  • キャラクターとして地味すぎた為か、後にてこ入れとして登場3週目には、スクーターに乗ったサラリーマンライダーにパワーアップした。
  • ビートたけしによると、「出世する事と家を買う事を諦めたサラリーマン程、やっかいな者はいない。怖い物知らずだから、無茶できる」と発言していて、これがモチーフになったと思われる。スタッフや出演者からの内輪受けはよかったが、メイン視聴者となった子供からの評判が悪かったため、一ヶ月で姿を消した。これを表す出来事に当時のスタッフは、番組で強く印象が残った場面のひとつとして、このサラリーマン絡みの場面をあげている。タケちゃんマン7が「何だお前、普通の人じゃないか」と絡んだのに対し、サラリーマンが「普通の人が一番怖いんだ」と返した、というもので、そのスタッフはサラリーマンの台詞に、さんまの「鋭さ」を感じた、としている。たけしも、2012年の27時間テレビにおいて、さんまの口からこのキャラクターに関する話題が出た瞬間に大笑いし、「あの時代にあれは凄かった。何のメイクもなく、頭にネクタイかなんか巻いて『サラリーマンだ!』ってのは」と発言している。
  • さんまによれば、キャラクター作りに気合いを入れ、演じていてノリが良かったが、当時の「ひょうきん族」は当初の20~35歳の男性層(さんまや紳助がこの層を狙ってこの番組を作っていったと話している)だけでなく、幼年層にまで視聴者層が広がっていたので、子供らにとって地味なキャラクターは支持を得られずに短命に終わり、最終回スペシャルも出演はなかった(最後に登場した回は社長に上り詰めたが会社が倒産したというオチ)。なお、スタッフからは「(視聴者からは)絶対にウケない」と言うお墨付きをもらっていたらしい。
  • ビートたけしはこのキャラが一番好きだったと語っており、ひょうきん族マニアの甲斐よしひろもこのキャラクターをイチオシ。島田紳助も、『ひょうきん族』の最終回の一回前で番組の名場面を振り返る企画において、「これはポイントが高い」と評価し、DVDでは最終巻の特典映像になるなど、通好みのキャラだった。出演者にとっても印象が強いキャラクターであり、2012年の『27時間テレビ』において、さんま自身が「タケちゃんマンVSブラックデビルのシリーズで、唯一タケちゃんマンに勝ったキャラクター」と発言している(但し、アミダばばあもタケちゃんマンロボを打ち破っているため、この発言は適当ではないが、さんまにとって忘れられない回であったのは間違いない)。

その後[編集]

  • さんまにとっても、印象的なキャラクターだったらしく、『さんまのSUPERからくりTV』で、さんまが松岡修造とのテニス対決に負けた罰ゲーム「サラリーマンかくし芸コンテスト」で、「サラリーマンだからこれで行こう」とこのキャラクターで出ようとしたが、ロケ地が真冬の新宿、当時の形にこだわりすぎてトレンチコートを用意しなかったために寒さに耐えられず、敢え無く断念した。たけし・さんまの有名人の集まる店でも、サラリーマンを演じ「『レインボーブリッジ』とかけまして・・・もうかかっとるわ。」というなぞかけにみせた大ボケに鬼瓦権造をズッコケさせ、2008年27時間テレビでは、テレビ情報誌などでは言及されなかったものの、短縮鉄道の夜コーナーで「短縮鉄道の夜はサラリーマンが出てくるからこれで」と満を持して登場したが、その際に,『はねるのトびら』出演者の西野亮廣からは「もっと派手なキャラクターにしてください!」と言われたが、塚地武雅は「鮮明に覚えている」とコメントしており(1984年当時より月収が上がったことにも言及していた)、評価が分かれた。