福田雄一

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福田 雄一
プロフィール
誕生日 1968年7月12日(48歳)
出身地 日本の旗 日本 栃木県小山市
血液型 A型
主な作品
テレビドラマ 33分探偵』(2008年)
猿ロック』(2009年)
東京DOGS』(2009年)
勇者ヨシヒコシリーズ』(2011年 - )
コドモ警察シリーズ』(2012年 - 2013年)
映画 HK 変態仮面』(2013年)
ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(2008年)
俺はまだ本気出してないだけ』(2013年)
女子ーズ』(2014年)
その他
劇団ブラボーカンパニー座長

福田 雄一(ふくだ ゆういち、1968年7月12日 - )は、日本劇作家放送作家ドラマ映画脚本家、舞台・ドラマ演出家映画監督

栃木県小山市生まれ。成城大学経済学部卒業[1]。劇団「ブラボーカンパニー」座長。マギーとの共同脚本・演出のコントユニット「U-1グランプリ」でも活動する。

来歴[編集]

お笑い好きの父親の影響でクレージーキャッツを見て育つ[2]。小学校の頃、学期末ごとに開催される「お楽しみ会」では毎回台本を書き、コントを披露していた[3]。小山市立小山第一小学校、小山市立小山中学校を経て、栃木県立栃木高等学校へ進学[1]。中学・高校生の頃はゴルフに夢中になり、プロゴルファーになりたいと思っていたが、大学に進学してほしいという父親の希望もあり、高校の先生に薦められてゴルフ部のある成城大学に入学[3]。しかし想像以上に部費がかかることや、自分のゴルフの腕前に夢を諦めざるをえなくなり、一時はノイローゼ状態にも陥る[3]。しかしそんな時にたまたま見た、小劇場ブームを伝えるニュースに昔の「お楽しみ会」の楽しかった思い出がよみがえり、入部先を演劇部に変更[3]。以降、演劇づけの日々を送る[3]

成城大学の学生劇団を母体として1990年に劇団「ブラボーカンパニー」を旗揚げ[2]、座長として全作品の構成・演出を手がける[4]

日本テレワークに入社の後、独立しフリーの放送作家に転身[1]。舞台を手がけるかたわらで、『笑っていいとも!』『SMAP×SMAP』『いきなり!黄金伝説』などバラエティ番組の構成を多数手がける。さらにテレビドラマや映画の脚本・演出にも活動の場を広げ、舞台やバラエティ番組で培った「笑い」のセンスを活かしてコメディ作品を次々に生み出し続け、ムロツヨシ佐藤二朗といった個性派俳優を抜擢してその存在感を、二枚目俳優・女優たちからは弾けた演技でその新たな魅力を引き出して、「コメディの奇才」とも称されようになる[5][6]2009年には自身の舞台作品を映画化した『大洗にも星はふるなり』で映画監督としてもデビューを果たす[7]

2007年にマギーとの共同脚本・演出のユニット「U-1グランプリ」も立ち上げ、自ら出演もしている。

2004年9月5日には出身地の小山市より「小山評定ふるさと大使」に任命されている[1]

人物[編集]

恐妻家であり、『週刊現代』(講談社)でエッセイ「妻の目を盗んでテレビかよ」を執筆している。酒もたばこもギャンブルもゴルフもやらない。[8]

笑いのルーツはアメリカにあると考えている[2]。多くの作品を翻訳・脚色しており、海外のギャグを日本語に翻訳するセンスに定評がある[2]

HKT48指原莉乃が過去に出演していた冠番組『さしこのくせに』を見て「一緒に仕事をしてみたい」と思った[9]ことをきっかけに、『ミューズの鏡』を始めとして、自身の多数の作品に何らかのかたちで指原を起用している[10]。2013年10月9日よりスタートした『指原の乱』(テレビ東京)では構成・演出を担当し、本人も出演して共演を果たした[11]。『コドモ警察』については、指原本人から「(鈴木)福くんと共演したい」と頼まれるかたちでゲストの役を用意している。指原については「天才だ」と語り、「アイツのだめなところをイジって、いじめたくて仕方ない。とりこになってる」、「中途半端なブサイクぶりとかが、逆に気になってすごく構いたくなる。それこそが彼女の最大の魅力で、天性の才能」と語る[10]など評価している。

主な作品[編集]

舞台[編集]

ブラボーカンパニー公演[編集]

U-1グランプリ公演[編集]

  • U-1グランプリCASE 01『取調室』(2007年) - 脚本・演出(マギーと共同)
  • U-1グランプリCASE 02『厨房』(2008年) - 脚本・演出(マギーと共同)
  • U-1グランプリCASE 03『職員室』(2010年) - 脚本・演出(マギーと共同)

外部公演[編集]

  • THE3名様 夏はやっぱり祭りっしょ!!ライブ2006(2006年) - 脚本・監督
  • キバコの会 第二回公演『フォトジェニック』(2009年) - 脚本
  • バンデラスと憂鬱な珈琲(2009年) - 脚本・演出(マギーと共同)
  • 舞台「スマートモテリーマン講座」(2010年・2011年に再演) - 脚本・演出
  • モンティ・パイソンのスパマロット(2012年) - 企画・脚色・演出
    • モンティ・パイソンのSPAMALOT(2015年)[12]
  • フル・モンティ(2014年・2015年) - 演出・翻訳・訳詞
  • 16人のプリンシパル trois(2014年) - 脚本・演出
  • タイトル・オブ・ショウ(2014年) - 翻訳・訳詞・演出
  • THE 39 STEPS(2014年) - 上演台本・演出
  • エドウィン・ドルードの謎(2016年) - 演出[13]
  • ナイスガイ in ニューヨーク(2016年) - 上演台本・演出
  • ヤングフランケンシュタイン(2017年) - 演出・上演台本[14]

バラエティ番組[編集]

特記のないものはすべて構成を担当。太字は現在担当している番組。

テレビドラマ[編集]

脚本[編集]

脚本・演出[編集]

ネットドラマ[編集]

映画[編集]

脚本[編集]

脚本・監督[編集]

ショートムービー[編集]

  • 出発×泡と羊(2015年) - back numberの楽曲「泡と羊」を福田のオリジナル舞台脚本『出発』改訂&映像化[27]

テレビアニメ[編集]

DVD[編集]

楽曲提供[編集]

雑誌連載[編集]

  • 週刊現代講談社 / エッセイ「妻の目を盗んでテレビかよ」
  • 『STAGE SQUARE』vol.1 - 日之出出版 / コラム「こんな内容ならツイッターに書けよ!だけどツイッターって字数に制限あるでしょ?だからここに書かせてよスペシャル」

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 小山ブランド創生協議会
  2. ^ a b c d 祐成秀樹 (2014年11月30日). “福田雄一、演劇でも爆笑の渦…海外ギャグ翻案にセンス”. YOMIURI ONLINE. オリジナル2015年4月4日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/0x9Xq 2016年9月10日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g 福田雄一 (2014年5月26日). 映画『薔薇色のブー子』監督・脚本 福田 雄一さん. (インタビュー). CREATIVE VILLAGE.. http://www.creativevillage.ne.jp/2019 2015年8月27日閲覧。 
  4. ^ 福田 雄一[ふくだ ゆういち]”. ブラボーカンパニー. 2016年11月14日閲覧。
  5. ^ “エンタメシーンを席巻する福田組 俳優のうまみを引き出す福田雄一とは”. ORICON STYLE (オリコン). (2015年7月9日). http://www.oricon.co.jp/special/48140/ 2016年11月14日閲覧。 
  6. ^ 衣輪晋一 (2016年11月9日). ““アゲメン”福田雄一監督、俳優の魅力を開眼させる演出の妙”. ORICON STYLE (オリコン). http://www.oricon.co.jp/special/49497/ 2016年11月14日閲覧。 
  7. ^ 渡貫幹彦 (2009年9月3日). “どこまで笑わせてくれるのか?『大洗にも星はふるなり』が11月公開”. 日経トレンディネット (日経BP社). http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20090903/1028592/?rt=nocnt 2016年11月16日閲覧。 
  8. ^ 「妻の目を盗んでテレビかよ 第246回」『週刊現代』2014年12月20日号、p.145
  9. ^ 「さしこのくせに」を見て指名
  10. ^ a b “福田雄一監督「指原をいじめたくて仕方ない。とりこになってる」”. Spnichi Annex. (2013年6月7日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/06/07/kiji/K20130607005960880.html 2015年8月27日閲覧。 
  11. ^ 指原冠番組で福田雄一とタッグ
  12. ^ 福田雄一,池田成志 (2015年2月13日). 『モンティ・パイソンのSPAMALOT』福田雄一&池田成志ロングインタビュー〈前編〉『狙いのためには“フック”をかけておかないと』. インタビュアー:豹坂. エンタステージ.. http://enterstage.jp/interview/2015/02/001909.html 2015年4月5日閲覧。 
  13. ^ 福田雄一がディケンズに挑む、288通りの結末を持つコメディーミュージカル”. CINRA.NET (2015年8月10日). 2016年9月10日閲覧。
  14. ^ “小栗旬、来夏ミュージカルに初挑戦「歌も踊りも苦手だけど大いに笑いにきて」”. ステージナタリー. (2016年11月29日). http://natalie.mu/stage/news/211089 2016年11月29日閲覧。 
  15. ^ StarSのコメディ番組始動!福田雄一演出に井上芳雄「覚悟決めた」”. ステージナタリー (2016年2月9日). 2016年2月9日閲覧。
  16. ^ Kis-My-Ft2・北山宏光が弁護士に!福田雄一のコメディドラマ『裁判長っ!おなか空きました!』10月5日スタート”. テレビドガッチ (2013年9月13日). 2015年4月5日閲覧。
  17. ^ 福田雄一監督、新作ドラマ自画自賛「自信ある」「面白い」”. ORICON STYLE (2014年7月16日). 2015年4月5日閲覧。
  18. ^ 福田雄一次回作で「ニーチェ先生」をドラマ化”. Smartザテレビジョン (2015年8月27日). 2015年8月27日閲覧。
  19. ^ 福田雄一のAmazonドラマ本日より配信、ムロツヨシ、菅田将暉、乃木坂46西野ら出演”. 映画ナタリー (2016年9月8日). 2016年9月10日閲覧。
  20. ^ “ココリコ田中主演、「ミラクルタイプ」のチームによる密室映画が全国公開”. お笑いナタリー. (2016年4月15日). http://natalie.mu/owarai/news/183662 2016年4月15日閲覧。 
  21. ^ 福田雄一 (2013年). 映画『コドモ警察』福田雄一監督インタビュー. (インタビュー). LUMINO.jp.. http://www.plus-lumino.jp/entertainment/feature/kodomokeisatsu.html 2015年4月5日閲覧。 
  22. ^ 福田雄一 (2013年6月14日). 『俺はまだ本気出してないだけ』福田雄一監督インタビュー「無職って全然自由じゃないですよ」. インタビュアー:藤本エリ. ガジェット通信.. http://getnews.jp/archives/360707 2016年9月10日閲覧。 
  23. ^ “桐谷美玲、戦隊ヒーロー姿を披露!福田雄一監督『女子ーズ』に主演”. シネマトゥデイ. (2013年12月19日). http://www.cinematoday.jp/page/N0059117 2013年12月19日閲覧。 
  24. ^ “菅田将暉、城田優、若葉竜也、柿澤勇人、松下優也ら若手が集結 福田雄一の映画最新作「明烏」が5月公開”. シアターガイド. (2015年2月17日). http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2015/02/17_04.php 2015年2月18日閲覧。 
  25. ^ “「銀魂」小栗旬主演×福田雄一監督で実写映画化、空知英秋「コケてもいいから見たい」”. 映画ナタリー. (2016年7月1日). http://natalie.mu/eiga/news/192851 2016年7月1日閲覧。 
  26. ^ “山崎賢人が「斉木楠雄のΨ難」で主演、監督は「銀魂」も手がける福田雄一”. 映画ナタリー. (2016年8月1日). http://natalie.mu/eiga/news/196418 2016年8月1日閲覧。 
  27. ^ back number×SUNSTAR TONICコラボキャンペーンで福田雄一監督のショートムービーが公開”. シアターガイド (2015年4月2日). 2015年4月5日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]