動物のお医者さん

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動物のお医者さん
ジャンル 動物漫画
漫画
作者 佐々木倫子
出版社 日本の旗白泉社
掲載誌 花とゆめ
レーベル 花とゆめコミックス
白泉社文庫
発表期間 花とゆめ 1988年No.1 - 1993年No.24
巻数 全12巻(花とゆめコミックス)
全8巻(白泉社文庫)
全6巻(愛蔵版)
テンプレート - ノート

動物のお医者さん』(どうぶつのおいしゃさん)は、佐々木倫子による日本少女漫画1987年から1993年にかけて白泉社花とゆめ』に連載。全119話。単行本は、花とゆめCOMICSで全12巻、白泉社文庫版では全8巻、愛蔵版が全6巻。2,000万部以上の売り上げを記録した。2003年にはテレビドラマ化された。

札幌市にある「H大学獣医学部」を舞台に、獣医師を目指す学生の日常をコメディタッチで描いている。

作品概要[編集]

登場人物・動物[編集]

西根家[編集]

西根 公輝(にしね まさき) / ハムテル / キミテル
演 - 吉沢悠
主人公。H大学獣医学部の大学生。友人からは名前の「公輝」を分解した「ハムテル」、祖母からは「キミテル」など、みんなの呼びたいように呼ばれているため、ドラマ版を含めて両親[2]、菅原教授、亀松教授ぐらいしか彼の本名を口にしない。
高校時代、同級生の二階堂と共に、帰宅の近道であるH大獣医学部の解剖実習室横を通り抜けようとした時、供養塔の墓石の影に居たハスキー犬の子犬チョビと、漆原教授出会ったことで獣医の道に進む事になる。
チョビを探して現れた漆原教授に「いい飼い主」になれる素質を見抜かれてチョビの飼い主を押し付けられ、その後の通院経験[3]から「獣医になれば飼っている動物たちの治療費が浮く」と手近なH大学獣医学部病院学講座を進路に選んだ。
初対面の漆原教授から「高校生にしてはじいさんぽい落ち着き」と評される沈着冷静な青年で、時に祖母や友人から「根暗」と言われるほどだが、漆原教授との勝負に多少熱くなったり、祖母や菅原教授相手にいたずらじみたことをする、お茶目な面もある。
冷静さ[4]に加えて、なにごともそつなくこなし、試験で赤点を取ったこともない[5]ため、周囲からの信頼もあついが、頼みごとなどを原因に、いつの間にかトラブルに巻き込まれていることもしばしば。
本人曰く「温室育ち」の世間知らずで、アルバイト経験もないが、清原に頼まれて犬の散歩のバイトを代行したり、夏休みには二階堂といっしょに馬舎のバイトを経験している。
動物には少年の頃から優しく接し、変わり者や凶暴なキャラクターを除けば動物からも好かれやすいが、チョビに礼儀作法を教育するなどしつけにもぬかりがない。
とても大きいが古すぎて幽霊屋敷と勘違いされる屋敷[6]に、祖母のタカと2人暮らしで、家事もこなすが、家が広すぎるため、使っていない部屋は埃だらけで放置している。ピアノを高い技量で弾きこなせるが、音感は皆無に等しく、ピアノの調律が狂っていても気が付かない。
犬ぞりレース愛好家のブッチャーに若さを見込まれ、マッシャー(そりの操縦者)となり、3回目の大会では見事に優勝を果たした。物語終盤では博士課程に進み、動物病院へ修行に出て、将来的には二階堂と共に開業したいと考えている。
西根 タカ(にしね タカ)
演 - 岸田今日子(少女時代:吉野きみか
ハムテルの祖母。ハムテルからは「おばあさん」と呼ばれている。原作では、常に着物姿で登場する。
上品ではあるものの気性が荒くて押しが強く、根に持つ割には都合の悪いことをすぐ忘れるタイプ。我がままで怒りっぽいトラブルメーカーだが、楽天家でどこか憎めない祖母に、ハムテルは大概うまく押し切られて逆らえない。
立場上は飼い主であるミケはおろか、自分で預かってきた動物の世話もハムテルに押し付け、口だけ出すという気楽な立場を貫いており、ハムテルが獣医学部に進んだ際には近所に吹聴したため、住民が比較的軽い容態(下痢や無気力)の患畜を動物病院ではなく西根家へ連れて来るようになってしまう。重症の動物を持ち込まれたら対処しきれないというハムテルの不安が的中し、卵詰まりで瀕死の文鳥を持ち込まれた時には流石にタカも後悔しかけたが、祖父が小鳥を多数飼育していた経験と咄嗟の機転で、有り合わせのサラダ油により卵詰りの処置に成功してしまい、お気楽な考えが改まることは無かった。
少女時代から現在の家で暮らしていて、孫のハムテルが同じ姓(=娘の絹代と少なくとも2代続けて入婿を迎えている)など、それなりに名家で裕福な育ちであるらしく、女学校にも通っており学もある。夫の描写が全くないため、他界したか別れたかは不明である。文化的な芸事を通じての交友が広い。趣味は園芸。
チョビ
- 柊瑠美
ハムテルの飼い犬で、シベリアン・ハスキーのメス。ハムテルにはとても忠実で、彼のことをとても慕っている。ハムテルが子供の命名の本まで読んで名前を考えている間に、祖母や二階堂が好き勝手な名前で呼び続け、二階堂が動物相手に乱用する「チョビ」という呼びかけを自分の名前と思い込んだため、そのまま定着してしまった。
動物とのコミュニケーションは先輩猫であるミケから教え込まれ、命の恩人でもある彼女には、大きく成長したあとも頭があがらない。人間とのコミュニケーションはハムテルとタカから教育を受け、人や食べ物に損害を与えない『西根家で最も安全な動物』と評される。
般若と形容されるほどの強面で初対面の相手にはよく怖がられるが、菱沼から「箱入りハスキー犬だものね」と言われるほど温厚かつ従順で、賢く聞き分けの良い、受動的な性格。一人称は「ワタシ」。興味のあることに対しては「あそんでるの?」、不快な状況に対しては「ひー」「やーん」などのセリフも使う。
動物どうしのやりとりでも比較的上品で常識的な性格で、その能力と性格から犬ぞりのリーダーを勤めたり、大人しさを買われて人気天才子役の少女らと共にペットモデルとしてポスターになったことがある。
怒らないという訳ではなく、温厚さと要領の悪さから怒るタイミングがわからない[7]だけで、ハムテルが興奮した犬ぞりのハスキー犬に手を噛まれて怪我をした時には、「仲間を守る」という意識から他のチームメンバー犬とともに咄嗟にその犬に噛みつき、作中唯一の怒りの描写と共に、ハムテルへの親愛を見せた。
母親は高い首輪を付けていた迷い犬のハスキー犬で、ある家の床下で出産したが力尽きてしまい、生き残っていた幼犬のチョビは家主から漆原に手渡された。付属家畜病院で他の子犬と共に貰い手を待っていたが、この頃から漆原に「どうしてそんなに鈍臭いんだ」と言われるほど要領が悪く、人が見に来ている時に毛布の隙間で寝ていて気付かれなかったり、子供の前であくびをして怖がらせ貰い手がつかなかった。最終的に漆原が飼う決心をし、連れて帰ろうとしたその日に気まぐれで抜け出し、高校時代のハムテルと出会う。赤ん坊だったこの当時の記憶はチョビ自身には全く無く、漆原からその事実を聞いて恥ずかしさで泣いていたが、ハムテル達に慰められた。
劇中では一度、雷の音と光でパニックになってハムテルからはぐれ、行方不明になったことがある。ハムテルは「誰かに好かれて飼われてしまって帰ってこれなくなったのでは?」と心配したが、実際には引き綱がわりの鎖が切り株に挟まって動けなくなっていた。最終的には切り株を自力で掘り返して引っこ抜き、そのまま引き摺って一人で帰ってきた。これには、普段感情を表に出さないハムテルも、パジャマ姿のままチョビに抱きつき満面の笑みを浮かべている。それ以来、雷やそれに似た音、カメラのフラッシュが苦手となる。
テレビドラマ版の“チョビ”の本名も“chobi”という。スタッフが数ヵ月かけて、長野県内で見つけた。あまりにも原作とそっくりなため、放映局のテレビ朝日には、「CGか特殊メイクではないか」という問い合わせまであったという[要出典]
ミケ
声 - 山本圭子
タカの飼い猫。首にリボンを巻いているメスの三毛猫。なぜか動物同士の会話や思考が関西弁になっており、ハムテルを「ハムやん」と呼んでいる。
水が苦手で泳げないが、狩りが得意でネズミやスズメを狩ることに情熱を持ち、近所のスーパーのネズミ捕りテープに引っかかったネズミを横取りしようとし、ともすればハムテルに叱られると分かっていてなおスナネズミにも狩猟本能をたぎらせる。元々はタカの友人宅で生まれた4匹の子猫の中の1匹で、二度ほど貰い手がついたが紆余曲折をへてタカの飼い猫になる。プライドが高く、もともと神経質だったが、幼少期に遭遇した不運な出来事のせいもあり、以前はかなり不良少女的な性格だったらしい。
かなり気も強く、犬にも喧嘩を売るほどだが、飢えた親子連れの野良猫の為、ハムテルに餌を用意させるなど面倒見のよい姉御肌でもある。ハムテル宅周辺の地域をテリトリーとする猫社会の女ボスで、その様子は「裁判官兼区役所員」とも。また、幼いチョビのしつけをしたのも彼女で、チョビが成犬になってからもスズメやカエルの取り方を教えようとする。チョビには「ミケちゃん」と呼ばれている。
要領がよく、タカの寵愛を受けているため、西根家での立場は高い。チョビやハムテルに遊びにさそわれると、子どもの相手をするのはごめんだと渋々な態度を取りつつも、いざ遊びはじめると本気になって見境がなくなる。
タカが留守の間に、ハムテルが大学に連れていった事もあるが、避妊手術予定の猫と間違われ、麻酔をかけられ腹の毛を剃られた。ハムテル達に発見されて手術は行われずに済んだが、ハムテルはタカに怒られ、「西根家の動物は病院にかかるとハゲを作られる」というジンクスができた。
ヒヨちゃん
声 - 大塚明夫
凶暴で喧嘩好きなオスのニワトリ。もともとは、鷹匠に憧れていた小学生のハムテルが鷹のように操ることを夢見て、道端の露店で購入したヒヨコであり、名前も「買った時、ヒヨコだったから」という理由でつけられた[8]
品種はごくありふれた卵用種の白色レグホン。漫画内では「西根家最強の生物」と紹介されている。ニワトリとしては相当の老齢であるが、老いてなお、つつかれれば流血沙汰になり、小屋から出す時も扉を開くと飛びかかってくるほど凶暴で、縄張りである西根家の庭に入ってくれば大型犬のチョビすら追いまわし、飼い主のハムテルにも蹴りを入れる。これが結果的に西根家を押し売りや泥棒などから守っているが、無害なはずの二階堂もよく蹴られ、流血した事もある。
ハムテルが小学生の頃には、鷹匠の真似事でヒヨちゃんを訓練していたが、しょっちゅう鳴くニワトリの習性に辟易したタカが、ヒヨちゃんを大音量のラジカセの下に置いた段ボール箱に閉じ込めたため、一時は臆病な性格だった。庭に迷い込んだ近所の犬とのケンカで勝って以来、行き過ぎた自信をつけ、ハムテルも「もう、あるがままのヒヨちゃんでいい」としつけを放棄しているため、現在の凶暴性を獲得している。
一時、大病(インフルエンザ)を患うが、復帰後さらに凶暴になる。彼に乱暴な治療をした漆原教授にも飛び掛り、作中の動物では唯一互角の戦いを見せた。
二階堂の親戚から預けられた(押しつけられた)凶暴な2羽のメスとお見合いをしたことがあるが、双方の気性の激しさが災いして大失敗に終わり、そのニワトリは隣の家に住み着いている。自分よりある程度小さい動物に対しては優しい(というより無関心な)一面があり、小柄で可愛い茶色のオスニワトリが唯一の友達。
スナネズミ
付属家畜病院の診療を手伝った「お礼」として漆原教授からハムテルに押し付けられた。両方オスだから増えないという触れ込みだったものの、実際にはオスメス揃っていたせいで繁殖し、何匹かは大学の同級生、先輩などに里子に出され、後のエピソードに登場している。
最初に貰った2匹は、ハムテルに見た目から「おとうさん」や「おかあさん」と名付けられたが、授乳の様子などから「おとうさん」がメス、「おかあさん」がオスだったと判明する。毛皮が大好きで、ミケの腹の上でも昼寝してしまうという、生存本能に欠ける暢気な存在である。自分より大きなものが素早く飛んでくると気絶する習性がある。ハムテルはケージの床材に新聞紙を使用しているため、毛が全体的に灰色っぽい。泳げる者と泳げない者がいる。あるきっかけで「お父さん」だけ日本酒を飲むようになり、たまにハムテルや祖母と一緒に晩酌をしている。
コロ
タカが女学生時代に飼っていた犬。故犬(故人)。
近所の獣医である西町家畜診療所で爪を切ってもらった際、切りすぎで出血してしまったことがあり、タカは三代目の孫が院長を勤める現在に至るまで、西町家畜診療所へ西根家の動物を通院させる事を禁じている。
当時としては珍しい犬の爪きり[9]をした経緯についてハムテルが不思議に思い、いろいろと思い出してみると、爪の切りすぎはタカが意地を張ったことも原因であることが判明した。
西根 絹代(にしね きぬよ)
演 - 真矢みき
ハムテルの母でタカの娘。ピアニストだったが、本番に弱い性質でよく失敗していたため、後にオペラ歌手へ転身。ハムテルの少年時代には夫の祥平ともども同居していたが、音楽活動のため現在はドイツ在住。『トスカ』の日本公演で主役を務めるついでに北海道の実家を訪れた。多忙なためか、ハムテルと高校から付き合いがある二階堂ですら死別したのかと勘違いするほど長期間姿を見せておらず、ハムテルの大学合格祝いを数年経ってからプレゼントする事になった。
基本的に親子仲は良好だが、ハムテルから冗談混じりに「血の繋がりを感じられない」と思われるほど、実母のタカに似たお気楽な性格。同僚の欧米人から見ると外見がまだ少女のように見えるらしく、彼らからは親しみを込めて「ばけもの」と呼ばれている。趣味は土木工事で、庭にあるコンクリートの池は彼女の作。
西根 祥平(にしね しょうへい)
演 - 小木茂光
ハムテルの父で婿養子。ピアニストだが簡単な指揮もできる。絹代と共にドイツ在住。ハムテルの動じない性格は、この人から受け継がれたもので、容姿もよく似ている。しかし、ハムテルよりは笑顔が多く、やわらかい印象がある。若干天然ボケぎみ。妻の尻に敷かれているようだが、妻を尊敬しているために何も言わないだけである。ハムテルを本名で呼ぶ数少ない人物。

H大学[編集]

学生[編集]

二階堂 昭夫(にかいどう あきお)
演 - 要潤
高校時代からのハムテルの親友で、意味もなくハムテルの家にいたりするため、日常シーンにもよく登場する。可愛い動物・関心を引く動物をひっくるめて「チョビ」と呼ぶ奇癖があったため、結果的にチョビの名付け親になっている。他にも、モズの「ポチ」やモモンガの「モモちゃん」など、作中の動物の名付け親になることもしばしば。
ネズミ」という字に触れることさえ拒絶する大のネズミ嫌いだが、主体性がなく優柔不断な性格が災いし、なかばハムテルにくっついていくような形でH大獣医学部に入学したことで、実習では避けて通れない実験用ラット・マウスや、診察に来る齧歯類ペットの扱いに苦労する事になる。
自らの主体性の無さは自覚しており、自立すべく発奮したこともあるが、結局ハムテルと同じく博士課程に進学。最終エピソードでは、ハムテルの足手まといになるまいと1人で動物病院に就職しようとしたが、期待され過ぎたプレッシャーと、突然現れたネズミに悲鳴をあげたことでハムスターなど齧歯類の診察に支障が出る[10]のがバレてしまい、結局は2人での開業を目指すことを決めた。
ネズミ以外の動物に対しては特に難はないが、ヒヨちゃんとは相性が悪く、頻繁に蹴りを喰らっている。
九州出身の両親と妹の奈緒、二人の弟である拓哉と稔の6人家族で、後にニッキ・ヒガシ・カッちゃんと名付けられた三匹の白いネコが加わる。妹弟達はかなり歳が離れており、いつも「にいちゃん遊んで〜」と好かれているが、勉強を邪魔されることから、よく西根家に避難している。両親の生家がある九州には親戚がおり、ハムテルを伴って旅行した際には、北海道では見られない暑い地方特有のペットの飼育習慣[11]などを目の当たりにした。
ドラマでは、美人に弱いという設定が加わり、初対面の菱沼に見惚れたり見ず知らずの女性を口説くなど、年相応の青年らしい描写が多く存在する。原作でも、美人の奥さんをもつ漆原教授を羨むシーンがあった。
連載初期の人物紹介では「スティングの髪型をしたハムテルの友人」と書かれていた。
清原 貴志(きよはら たかし)
演 - 高杉瑞穂
ハムテルや二階堂の同期で、阿波野や中川と同じ繁殖学講座に所属。体が大きく、無表情で飄々としている変わり者。冬には白衣の上に綿入れを着ていたり、スリッパだったりと服装には無頓着[12]。試験期間中に過去問やレポートを販売し、犬の散歩のアルバイトでぼったくりをするなど、がめついところがある。
講座配属後は研究室に布団やテレビなどの家財を持ち込み、ほとんど下宿には帰らず研究室に寝泊りしていたらしく、卒業前に研究室の机を整理した際には大量の私物が不要品となった。大柄で体力もあり、同期が揃って西根家に滞在した際には、鍋のフタを武器にヒヨちゃんとトレーニングを繰り広げた。
原作では卒業後に東京で就職し社員寮に入った。飼い犬の平九郎を置き去り気味にハムテルの元へ残した事で一騒動起こったが、老夫婦が営む下宿先を見つけ「防犯用の猛犬」として平九郎を売り込んだことで、社員寮を出て迎えに来た[13]。その後、阿波野ら同級生と共に動物病院を開業したが、ドラマではアメリカに留学した。
阿波野 萌(あわの もえ)
演 - 平井理央
ハムテルや二階堂の同期で、清原や中川と同じ繁殖学講座に所属。数少ない女子学生。小柄で腕も短いため、牛の胎児の触診などでは苦労している。小学校の頃に愛犬をかばって自転車に轢かれた事があり、周囲から「死ぬほどの動物好き」と言われるほど。在学中もチャコという名の猫を飼っていたが、就職が決まって社員寮へ入る事になり、泣く泣く実家へ送ることになった。
原作では卒業後に就職した後、清原ら同級生と共に動物病院を開業。
原作ではやや気の強い面をもつが、ドラマでは性格が変更されており、気弱で涙もろい人物になっている。
中川(なかがわ)
ハムテルや二階堂の同期で、清原や阿波野と同じ繁殖学講座に所属。坊ちゃん刈りのような前髪をした育ちの良さそうな男子学生。常に笑顔を絶やさない明るい性格をしており、周囲の雰囲気を全く察することなくはしゃぐこともある。意外に計算高い。
漆原教授からもらったガブリエル(後述)という名の猫を飼っている。
卒業後は大学院へは行かず九州F県カンガルーワールドに勤務。学会で訪れた元同級生たちにカンガルーのボロとり(フン掃除)を手伝わせた。実家は札幌市
石田(いしだ)
ハムテルや二階堂の同期の髪の長い女性。所属講座は不明。
ハムテルからもらったスナネズミを1匹飼っていて、ハムテルたちが『ひまわり乗馬倶楽部』(後述)でアルバイトしている間、ハムテル宅のスナネズミを預かってくれた。群れへのエサやりぐらいしか繋がりのない西根家とは違い、単独飼いされている彼女のスナネズミ「ウイちゃん(後述)」との間にはコミュニケーションが成立している。
嶋田 小夜(しまだ さよ)
演 - 加賀美早紀
公衆衛生学講座所属。原作ではハムテルや二階堂の1年先輩。desireの時の中森明菜のような髪型。何事もきちんと片付いていないと気が済まない「片付け魔」な性格で、最初は獣医学部付属家畜病院に所属していたが、漆原教授のあまりのガサツさと無神経さに耐えきれずに公衆衛生学講座に転属した過去がある。
普段はおとなしく綺麗好きな印象だが、実際は几帳面な菅原教授以上に口やかましく、片付かないことを我慢している。いつ限界を超えて怒り出すか分からず、繊細な菅原教授は威圧感から気の休まる暇が無い。
ドラマ版ではハムテルたちと同期の設定で、公衆衛生学講座への所属を決めたのは新種の細菌を2度発見した菱沼に憧れてということになっている。
小林(こばやし)
ハムテルたちの後輩の獣医学部生。実家が動物病院であることから、父親に強制されて獣医学部に入った。その反発から、もともとの志望であったミュージシャン(当時のヴィジュアル系)風の格好をしており、新入生が次第に「オシャレをしても見ているのは牛や馬」と段々化粧やオシャレをしなくなる中で派手な髪染めなど1人ポリシーを貫いていた。学内でも有名人だったが、自分には音楽の才能がなかったと判断してその道には見切りをつけていた模様。もともと動物には親切で、「父親に職業を強制されたのが面白くないだけで、獣医師になることが嫌なわけじゃない」と気づいてからは次第に性格も丸くなった。
当初は動物の純粋さや優しさへの信頼感に一方的な所があり[14]、馬に髪の毛を噛み切られた際には動物不信に陥った事もある。のちに病院学講座に入り、ハムテルたちと慌しい毎日を送り、先輩や教授に敬語を遣える、ごく普通の学生らしくなっていった。連載後半では、合鴨の卵を預かるという出来事で意外と好奇心旺盛な一面も明らかになる。
家族構成は父(小林動物病院院長)。母親は父親の横暴が原因で離婚してどこかに行ってしまったらしい。
赤いスポーツカーを所有しているが、菱沼らによってほぼレンタカー代わりにされている。
小泉(こいずみ)
ハムテルたちの後輩で、獣医学部病院学講座に所属。小林とは学年は違うが幼なじみ。
子供の頃「地獄の番犬のような」と表現するほどの凄まじい犬に追いかけられ怪我をした、という記憶から犬が大の苦手で、大人しいチョビさえ実際の体格以上に巨大に見えてしまうほど。ただし、当時の現場を見ていた小林によれば、相手は黒い中型犬で「犬が子供にじゃれている」程度の微笑ましい光景だったので誰も助けず、怪我というのも小泉が転んだだけという状況だったらしい。
獣医師として犬が苦手なのは良くないと自覚しており、狂犬病予防接種の助手などで犬に慣れようとするが、「怖い顔の犬に慣れる」と、大人しいが顔の怖いメスのハスキー犬プチに臨んだ際には、彼女の宝物を奪い取る結果になってしまい追いかけられ、犬嫌いを悪化させた。
星野(ほしの)
ハムテルたちの1年先輩。プレッシャーに弱い。漆原教授や高屋敷助教授の帰宅後に急患の仔犬が持ち込まれた際、自信のなさからハムテルと二階堂に処置を押し付け、自転車で手放し運転で両手で謝りながら逃亡した。
単行本12巻では開業しているが、工事の遅れで開院が秋にずれ込み、繁忙期を逃したのが原因で経営不振に陥り、病院が潰れる悪夢にうなされている[15]。いつの間にか結婚していたらしく、さり気なく夫婦自慢をして精神の安定を図っていた。
岩田(いわた)、帰山(かえりやま)
菱沼が所属する、公衆衛生学講座所属。
講座で卒業の挨拶をした際、岩田は菱沼に「会社でえらくなったら 迎えにきてあげるから」と告げ、いつえらくなるのかと聞かれた際、「定年 まぎわ」と答えたため、彼らよりも3歳年上の菱沼は激怒した。

院生[編集]

菱沼 聖子(ひしぬま せいこ)
演 - 和久井映見
獣医学部公衆衛生学講座に所属している、ハムテル達の先輩。マイペースな性格で、動作や話す速度も通常の人と比べて遅い。そのことを反映して、彼女の台詞の吹き出しは細かい波線状の独特の線で描かれている。クラミジア梅毒などの研究をしており、遺伝子組換えに使う大腸菌の培養もしている。研究者としてはかなり運に恵まれており[16]、研究成果から商品化されたものもある。
原作での初登場時はそれなりに女性らしく落ち着いた態度だったが、途中からはその変人ぶりが強調して描かれるようになり、体温計に表示されないほどの低体温、超低血圧痛覚が非常に鈍い、感染症などの病気に対する抵抗力が異常に強いが、その一方痛覚も鈍いために症状を自覚しにくいといった特異体質のエピソードが頻出する。物語の進行と共に益々人間離れしてゆき、怒ると体から静電気を発することも発覚した。また、季節の変わり目には親知らずが伸び、さらには超音波を聴き取ることもできるらしい。
終盤には博士課程からオーバードクターを経て、連載末期にようやく丸大製薬という製薬会社に就職したが[17]、就職後も大学で研究を続けていて、会社も近所であることから、さぼって大学を訪れることもしばしば。
動物好きではあるが、緩慢な動作から予測不能な行動を取るため大抵の動物とは相性が悪く、特に飼い猫のフクちゃんは、苦手なシャンプーをさせる為にと、麻酔を打って無理やり風呂に入れたのが原因で常に距離を置かれる関係。動きの鈍さからくる手際の悪さで、獣医学部で飼育されている豚に豚コレラの予防接種の件でストレスを与えてしまったこともある。
フクちゃんとの関係が悪化してからは近所に住む猫にもよくちょっかいを出すが、アパートの近所をうろつく野良猫(後に飼い猫と判明)のハナちゃんからは恐怖刺激の道具としか思われていない。縄張り外からやってきた黒猫のニャオンだけが触らせてくれたが、彼はやや離れた家の飼い猫だった。一時はハムテル宅から里子に出されたスナネズミも飼っていたが、空き巣に遭った一件で動物好きの警察官に譲っている。
札幌からJRで45分の港町に実家がある。親戚一同は札幌市から車で5時間のところにある街で牧場を経営しており、ハムテルたちと一緒に帰省したこともあるが、幼少期に菱沼がしでかした一件[18]で菱沼本人は牧場の手伝いを拒否され、不審に思ったハムテル達が疑心暗鬼にかられた事で、ちょっとした騒動の原因にもなった。
変人ぶりとは裏腹に美人でモデル体型だが男運がなく、菅原教授から持ち込まれた縁談は別の相手に決まり、実家の母が近所の主婦仲間から持ち込まれた縁談は母に断られ、単行本第9巻では大学構内の雪道を歩く彼女にほのかな想いを寄せる男子高校生から告白されたこともあるが、札幌五輪を知らない[19]ことを理由に菱沼の方から断った。
綾小路(あやのこうじ)
演 - 雛形あきこ
伝染病学講座の博士課程で、菱沼と同期だが、人よりテンポの遅い菱沼を馬鹿にして、その菱沼が有用な遺伝子を2度も発見したことへの嫉妬からちょっかいを出す。
伝染病学教授(演 - 寺泉憲)からも「キツイ性格の子ですまんね」と言われるほどで、菱沼が唯一ムキになる相手。喋りのとろさを「口にハエがとまるんじゃないの?」とからかった綾小路に対し、菱沼は「アタシだってはやく喋ろうと思えば喋れるのよッ」と言い返したが、直後に「口は動くんだけど頭の考えるのが追いつかない」と発言したため綾小路は「こんなアタマにハエのとまったような人に私は負けたのかしら」と悔しがっていた。後に、就職はせず、オーバードクターの身分となった。
ドラマでは、きつい性格が更に強調されている。
張(ちょう)
演 - チューヤン
中国人で公衆衛生学講座の国費留学生。もともとは中国語英語しか話せなかったが、同じ講座で英語の離せない菱沼が頑なに日本語だけで対応していたことから、結果的に日本語も話せるようになる。ただし尊敬語丁寧語などの敬語の使い分けは不十分[20]で、菱沼に対し「おまえのおかげさまで話せるようになったよ」と答えたり、実験動物のラットに「ラットさんのお子さん」と言ってしまったりする。論文と研究の件でアメリカから菱沼に電話が来た際には応対を押し付けられたが、相手のアメリカ人研究者は日本語が堪能だった。いつもにこやかでマイペース。他にドイツ語フランス語も堪能なエリート留学生である。
岡田先輩(おかだ)
演 - 蛍原徹
獣医学部の先輩。1人暮らしの酒好きで、自分の飼っているスナネズミとしょっちゅう晩酌をしている。ハムテルにスナネズミを預けて双方のネズミが入り混じってしまった時には「酒を飲むのが岡田宅のネズミ」と見分けることが出来た。
ドラマ版では非社交的な人物として描かれており、スナネズミが唯一の友という有様だった。漆原教授のアフリカ旅行に同行して人生観が変わったという設定は、原作の工藤(獣医学部の先輩)が元になっている。
神矢(かみや)
演 - ふかわりょう
菱沼と同級生で、元公衆衛生学講座所属。乳酸菌飲料メーカーに入社していたが、仕事内容と上司の理不尽さに嫌気がさし公衆衛生の博士課程に戻ってきた。菱沼と同じ遺伝子分野の研究をしている。
就業時のトラウマが抜けきっておらず、いつも人魂が周りに飛んでいるような暗い雰囲気を醸し出している。
菱沼と同時期に、外国の獣医学専門誌に論文を提出したが、論文審査を申し込む前置きの手紙を書き添えずに論文だけを送り付けたため主査の怒りを買い[21]、論文をつき返されてしまった。ちなみに、論文のレベルが掲載出来るほどではなかったのか、手紙を添えなかったことが原因なのかは不明とのこと。
工藤(くどう)
獣医学部の先輩。第10話登場時に長かった髪は、病院講座所属後に短く刈っている。学生寮では普段、半纏を着用している[22]
病院講座に入ってすぐに、漆原教授のアフリカ標本採集ツアーに参加。そのツアーの内容というのが「昼夜を問わずに毎日毎日ジャングルの中で、野生のネズミを獲るというそれはハードなもの」で、帰国後人生観が大きく変わってしまった。

教官[編集]

漆原 信(うるしはら まこと)
演 - 江守徹
獣医学部病院学講座の教授。H大付属家畜病院の病院長でもある。ハムテルがチョビと出会った際に「良い飼い主の素質」を見抜き[23]、「君は~~~獣医になる!!」という予言で獣医師を目指すきっかけを作った人物でもある。既婚者で、娘2人と美人だが根に持つタイプの奥さんを持つ。しるこドリンクが好物。好きな芸能人は、往年の美人女優原節子。実家は仕出し店を営んでいて、妹夫婦が跡を継いでいる。
初登場時を含め、ことあるごとにアフリカ文化の扮装をしたがり「アフリカファン」と注釈がつくほどのアフリカ好きで、実際に赴任した経験もある。研究室は怪しげなアフリカン・アートが溢れているが、これはアフリカ赴任中、ひょんなことから地元の人間にウィッチドクターと勘違いされ、畏れ敬われて「奉納」されたものがきっかけで、本物のウィッチドクターとの賭けで入手したもの。ただし勝率は高くなく、漆原が負けた際には赴任先の借家の家電製品などを手放していた。また勝負の内容も「家畜の病気を治療してみせろ」など、相手にうまく利用されるような物だった。
行動はがさつで常識はずれ、勝負事には手段を選ばず、子供っぽい意地を張ることもある上に人使いも荒い。学生から「破壊の神様みたいな人」「教授が困ると周囲はその10倍困る」と言われるトラブルメーカーだが、気合いと集中力が必要な局面での能力は抜群で洞察力も鋭く、問題を直感的に解決に導く点では誰からも一目置かれており、周囲がお手上げの問題を強引に解決しまうことも多い。また、激務をまったく苦にしないバイタリティの持ち主で、牛の出産のために連日大学に泊まりこんだり、貰い犬募集中の子犬を毎日自ら世話したり、貰い手がないチョビを引き取るつもりでいたり、子犬だったチョビが部屋を抜け出した際には、学生を召集して自らも探しに出たりしている。
原稿書きなど興が乗らない事には怠惰だが、教授としての業務にも積極的で、あらゆる学生の性格、交友関係を把握し、試験ではカンニングペーパーを見逃さない事でも有名。就職委員を担当すれば、次々と就職先を見つけては内定を取らせている。大掃除の際にハムテルが発見した落書きから、過去には漆原に恋心を抱いた女子学生もいたらしい。
原作におけるモデルは北海道大学名誉教授橋本信夫である[24]
菅原(すがわら)
演 - 草刈正雄(友情出演)
獣医学部公衆衛生学講座の教授。イギリス紳士風の風貌を持つ上品な教授で、立派で真面目な大学教授の典型(ただしドラマ版では、特に後半に暑苦しい一面を見せることもあった)。
大の好きで、うっかり彼の前で馬の悪口を言った学生が、単位がもらえず留年し、挙句に就職にも失敗したという噂もある。
極めて厳格な性格で几帳面、なにごとも論理的に進めるため、学生からの信頼も厚い。漆原とは正反対の性格だが、学生時代の同期で40年来の腐れ縁の親友であり、優等生タイプの彼にとって、型にはまらない漆原をどこかでうらやましがっていたらしい描写もある。公衆衛生が専門であり微生物の扱いには長けているが、漆原とは逆で獣医師としての臨床からは長らく遠ざかっているため、手術や注射のような治療技術は苦手。やや難解なユーモアのセンスを持ち合わせている。菱沼がよく細菌を全滅させてしまうため、掲示板にあらゆる人がアドバイスの紙を貼っている場所に「細菌はとうきびが好き」「細菌は競馬場が好き」などのいたずらをした。繊細でやや神経質な性格のため、漆原には学生時代から振り回されていたが、話が進むにつれて、菱沼や小夜にも振り回されることが多くなった。原作では特徴的な口髭を生やしているが、ドラマ版では髭はない。
研究熱心ではあるが、長年自身の講座が貧しい[25]事が悩み。
既婚者で、ぽっちゃり気味の気が強い妻がいる。シャーリーという名のポインター犬(後述)を飼っている。
大学へは車で通勤している。だが登場のたび(主に漆原と菱沼が原因で)必ずと言っていいほどボロボロになり、一度買い換える羽目になっている。
第87話では、ハムテル達の学年が受験する獣医師国家試験で試験委員を務める。
ハムテルや二階堂のことを一度も名前で呼んだことがない。ドラマではハムテルをあだ名で呼ばず「西根君」としており、ハムテルの両親を除いて彼を唯一あだ名以外で呼ぶ人物である。
高屋敷 一郎(たかやしき いちろう)
H大学病院学講座の助教授。既婚者で娘がいる。極めて常識的な人物。比較的若い。漆原に振り回されることも多い。
真面目一徹な性格で、女性全般を苦手としている。特に身なりが派手な学生(小林のようなビジュアル系ファッションや化粧の濃い女性)は嫌いである。不器用で口下手であり、愛娘の飼っていたスナネズミが死亡した際にも、なぐさめるつもりで「解剖して死因を調べる」と申し出たところ口をきいてもらえなくなり、機嫌をとるためハムテルにスナネズミをもらいに来たこともある。[26]
ドラマ版には登場しないが、オリジナルキャラクターの矢倉助手(演:菊池均也)に役割の一部が移管されている。
亀松 彰男(かめまつ あきお)
演 - 西村淳二
細胞検査などの組織学を教える、H大学獣医学部元教授。定年退職しており、後に非常勤講師として勤務。仙人のような長いひげが特徴。実験用スナネズミのケージに敷く、木材で出来た「チップ」というものを集める作業の際に、チップが衣服に入らないように防備していたため、学生と間違われていた。
二階堂が猫の拭い液を集めて研究している卒論では、自身がかつて駆け出しだった頃に二階堂と同じ研究をしていた今泉先生(後述)が、「猫の泉」なる場所で101匹の猫の拭い液を収集していた事を教えてくれた。
村田教授(むらた)
H大にある研究所の1つ、応用電気研究所、通称「応電」の教授。レーザーなどを研究している。アロハシャツ姿にレーザー防護用ゴーグルという出で立ちで、さらに応電は比較的研究予算が豊富な研究所であるため、漆原が学生達に「応電はハワイだ![27]」と言った事もある。
美人の女性秘書がついており、「応電のゴミ捨て場にはいいものが落ちている」と聞きつけゴミ漁りをしていた菱沼は、この秘書と出くわして親切にしてもらい、逆に自分の惨めさを悲しんで泣いた。
ハムテルと二階堂が、秘書から「村田教授が獣医学部で秘書を見た」と聞かされた事で、学生たちに秘書の居る学部という夢を抱かせた[28]が、村田から直接話を聞いてみると、年齢や態度から学生には見えなかった菱沼と、お茶請けの皿を片付けにきた小夜[29]を秘書だと勘違いしていただけだったため、学生達の夢は崩れ去った。
大久保(おおくぼ)
H大獣医学部では、内科を教えている教授。カンニングには「寛大というか 無頓着」で、学生達からは「ホトケの大久保先生」と呼ばれている。たまたま試験監督に当たったが、試験直前に前日に食べたものが原因で腹痛を起こしてしまい、代わりにカンニングに厳しい漆原が来てしまった。

その他の人物[編集]

ブッチャー
流暢な日本語を操る白人の中年男性。趣味で犬ぞりレースをやっており、チョビを見込んでチームにスカウトし、ハムテルをそりの操縦者であるマッシャーに指名する。
ハムテル達は犬ぞりの本場から移住してきた「犬ぞり暦ウン十年」のベテランによるスカウトと思い込んでいたが、実際には「日本に住んでウン十年」のアウトドア全般が趣味という人物で、犬ぞりも最近始めて楽しさにハマってしまったという素人だった。犬の訓練やそり引きの配置などは真面目で熱心に取り組んでおり、ハムテルの犬ぞり大会入賞に貢献した。
芝(しば)
付属家畜病院の常連飼い主で、シベリアンハスキーのハーレー(後述)を始め、色々変わった動物[30]を飼っている女性。
小島(こじま)
付属家畜病院の常連飼い主の一人で、猫をたくさん飼っている女性。「先生 うちのネコちゃんはね~」が口癖。あまり人の話を聞かない人物であり、来院すると漆原が怒りやすくなる厄介な飼い主。
ユリちゃん / 加藤 百合子(かとう ゆりこ)
演 - 加藤治子
部屋のすみに居るのが好きな猫の「すみっこ」を連れて病院にやってくる飼い主。穏やかな風貌をした高齢の未亡人で、動物の病気について豊富な知識を持ち、全く含むところのない「無心」な発言で漆原の調子を狂わせる。
落ち着いた雰囲気や、結婚で苗字が変わっていたことでまったく気付かれていなかったが、実は漆原と菅原の大学時代の薬理学の助教授、鬼丸百合子その人であり、助教授時代の彼女は「ユリちゃんの薬理」と通称される難しく厳しい授業と、怒ると黒板を投げつけてくるほどの激しさで有名だった(菅原曰く、黒板を投げるほど怒らせたのは漆原だけらしい)。
しかし行動の滅茶苦茶さ故に退学になりかけた漆原をかばい続けたのもまた彼女(と菅原)であり、その経緯から漆原は彼女に頭が上がらない。この事実を知った学生たちからは「どうして退学にしてくれなかったんです!とりかえしのつかないことをしてくれた!!」と怨嗟の声が上がったが、ユリちゃんは「ホホホホホ」と笑ってごまかすだけだった。
磯貝(いそがい)
M大学獣医学部教授。漆原の同期で、2人がまだ学生の頃、漆原がまちがって彼の弁当を食べてしまったことから大喧嘩になって以来の犬猿の仲。
学会では各々が担当する学生の発表時にささいな揚げ足の取り合いをし、あげく乱闘にまで発展することもある。作者の別作品『Heaven?』にも獣医役でカメオ出演している。
斎藤(さいとう)
ハムテルの近所の家に住んでいる、タカの茶飲み友達。ミケの母猫の飼い主。
本間(ほんま)
ハムテルの近所の家に住んでいる、老婦人。首輪抜けが得意な犬のカリンちゃん(後述)に、うっかりパンをあげてしまったことで足繁く家に通われるようになってしまい、タカによれば「寝込んでしまいましたとさ」との事。
二階堂 里穂(にかいどう りほ)
二階堂の従妹で、九州在住の受験生。大学を2校受験したが、2つとも不合格になり受けられる大学が無く、海外に留学しようと思うが両親に反対され、まったくの思いつきでH大獣医学部を受験する。国内の大学にすると言って安心させた両親は、空港で飛び立つ飛行機に向かって「北海道やら外国と同じたいーッ」(※九州弁で「北海道なんて外国と同じじゃないか」)と嘆いていた。
二階堂曰く、幼少期に羊を指差して「プードル」と言ったり、豚を放牧するものだと思い込み、チョビを熊と勘違いするなど、動物に関する知識や興味は皆無。
H大学構内にあるクラーク像前でハムテル達と待ち合わせしたが、H大のクラーク像は胸像であり、本人はさっぽろ羊ヶ丘展望台にある、腕をあげ指を差している全身の像を探し回ったため合流できず、仕方なく観光名所ポプラ並木で満足して帰ろうとした所、偶然出会った菱沼に「観光名所としてのポプラ並木は構内の別の場所」と教えられた事でさらに迷ってしまう。最終的に学内の雪中で遭難しかかり、人生を悲観し睡魔[31]に襲われたところを牛糞まみれの白犬ジュリ(後述)に擦り寄られたことなどに嫌気がさし、「こげん大学受からんでよか!!」(※九州弁で「こんな大学受からなくていい!!」)と浪人することになった。宣言した日がH大の合格発表よりもだいぶ前であった事から、負け惜しみにはならなかった。
先々代の西町家畜診療所院長
ハムテル宅の近所にある動物病院の院長。当時の西町は牛馬を専門に見る家畜の病院だったが、下痢ぎみだった愛犬コロを連れたタカが強引に来院した際には仕方なく診療を受け付け、検査の為にコロの尿を持ってくるよう指示している。
一回分の採尿で良かった所、タカは一日かけて全ての尿を一升瓶に集めて持っていったが、匂いを嗅いだだけで漢方下剤である大黄が原因[32]だと見抜き、検査もせずその場で全てトイレに流して捨ててしまった。採尿の苦労を無碍にされたと怒ったタカは「飼い主の心の機微のわからないじいさん」と今でも逆恨みしており、なにもしないのは癪だとばかりに自分からコロの爪きりを依頼し、結果的に切りすぎて出血させることになってしまった事については、すっかり忘れていた。
現在の西町家畜診療所院長
演 - 清水章吾
先々代の院長の孫で、タカが一瞬うろたえるほど当時の先々代に風貌が似ている老人。病院は清潔で温情会計と、医者としてはまともだが、腕試しにとタカが持参し寄生虫だと偽ったミケの便(消化していないそうめん)を検査後に割り箸でほぐしたり、チョビの便(寄生虫かと思ったらミカンの粒だった)を処分せず持ち帰らせたため、タカから「デリカシーがない」と言われている。
コロの尿を捨てられて怒っていたタカの正反対とも言える反応を見たハムテルは「それは先々代が反省して飼い主の心の機微を伝えたからじゃないでしょうか」と言ってみたものの、タカは「そんなわけないでしょ」と結局は西町への不満を募らせた。
動物好きの幼い曾孫が獣医師に興味を持っているため、一人前になるまで動物病院を存続させる中継ぎ獣医の紹介を漆原教授に頼んでいた。その中継ぎに、進路を迷っていた二階堂が抜擢された事で、タカは「裏切られた」と言い出し、ハムテルは受け入れようと努力した。結果的に二階堂のネズミ嫌いが発覚して話は流れたが、ハムテルと二階堂が開業する意思を伝えると、中古機材の提供などで協力する姿勢を見せた[33]
原嶋 麻衣子(はらしま まいこ)
数多くのテレビドラマコマーシャル等で活躍する、天才子役。わがままな性格で、自分をコマーシャルから降板させることが出来ないのを分かっているため、共演している他の子役やスタッフにも態度が悪い[34]
犬と一緒に写るポスターの撮影で機嫌が悪かったため、菱沼にいじり回されても抵抗しない様子を撮影スタッフに目撃されたチョビが「忍耐力のある犬」として紹介されることになった。
撮影中のチョビがフラッシュに驚き、二階堂の発言から雷嫌いだと気付くと太鼓を鳴らして驚かせ、打ち解けたと思いきや尻尾にリボンを結んで困らせるなどしていたが、犬嫌いという訳ではなく、家で小型犬を飼っている。機嫌を損ねていた原因は、この犬の尻尾に「かわいいと思って」リボンを結ぼうとして怒らせ尻を噛まれていたせいで、チョビの尻尾にリボンを結んだのも、実は嫌がらせではなく同じ理由からだった。
最終的にチョビを受け入れて撮影は上手くいったが、フラッシュに驚き疲れたチョビの目は焦点が合っておらず、さらに苦労して撮影したポスターの内容は「動物に触ったら手を洗おう」だったため、チョビには内緒にされた。
倉嶋
漆原の大学時代の後輩で、ハムテルの研修先として紹介された倉嶋動物病院の院長を勤める。明るく爽やかな男性で、受付終了時間が過ぎても電話があれば患畜を受け入れ、治療費が高いと言われれば分割払いを認めるなど、柔軟性があり飼い主からの人望も厚い。
しかし、研修を進めるうちに「なぜか常連飼い主は午前中に診察に来ない」「午前中は研修が無い」「一部の飼い主からだけ評判が良くない」といった不審な点が見え始める。試しにハムテルが朝の病院を訪ねてみると、雄叫びとゴンゴンという音が聞こえ、額から流血しながら笑顔で現れる倉嶋と出くわす。
実はひどい低血圧で朝が弱く、出勤すると頭に水道で冷水を浴び(冷たさで雄叫びが出ていた)、それでも目覚めない時は壁に額をぶつけていた。低血圧が女性に多いため[35]、恥ずかしくてハムテルに言えなかったが、隠す必要が無くなって以降、ハムテルはフルタイムの研修となった。
第11巻後半の狂犬病予防接種の話では、注射の痛さのあまり吠えかかってくる動物たちをキレのいい飛びすさりでかわしながらスピーディーに注射を行っていたが、疲れがピークに達し飛びすさりにキレがなくなってきたとき犬に飛びかかられ、注射針が自身の手の甲に刺さってしまい、人医(※専門用語で、人間の病院の事)へ行くハメに。
今泉教授
単行本第9巻にて、回想での登場。40年前に、二階堂の卒業論文「ネコの体表にいる菌」に似た研究論文を作成した人物で、「猫の泉」と称する猫の集会所を知っており、そこで101匹もの猫の拭い液を採取・収集したという。現在は定年を迎えている亀松教授が駆け出しの頃、すでに「定年まぎわ」の年齢であり、ハムテルたちの年代に生きていたら100歳ほどになるらしい。
サンプル集めに悩んでいた二階堂とハムテルの前にも今泉教授らしき人物が現れ、手招きされた二人は、猫が大量にいる暗い水場に導かれて大量のサンプル集めに成功する。あまりに都合の良い展開に菱沼からは「夢ではないか?」と言われたが、2人の腕には沢山の傷があり、なんとか昼間に同じ場所を突き止めてみると、そこにはペンギンの形をした水飲み場があり、蛇口が壊れて常に水が出ているために猫が水を飲みに集まっている場所だった[36]
峰夫妻
西根家の近所に住む、老夫婦。旅行へ行く際、西根家にセキセイインコ3匹を預ける。預けるにあたって、タカに「万が一のことがあっても文句は言いません」という念書を書かされた。その中の一羽のオスが蛇口に写った自分をメスと勘違いし、求愛行動をしてタカに呆れられた[37]
栗山犬猫病院院長
二階堂家の近所で開業している、動物病院院長。2年前(連載当時)、転落・骨折した母白猫を治療。二階堂家の隣人に、飼っていた白猫を譲ることを勧めた。2年後に二階堂弟妹たちに一匹ずつあてがう形で、再び飼うことを提案する。
エンゼル動物病院院長夫妻
二階堂が自力で捜した、修行先の動物病院院長夫妻。二階堂が訪れた時には、院長は二階堂が修行を申し込む直前。雇っていた獣医師が急に退職した事から過労で倒れる寸前で、受付をしている院長夫人は臨月を迎えていた。
その事から、「恩師にたてついたバチがあたったのだろうか」という事態に陥り、常連の飼い主の一人が第二次大戦の頃、「衛生兵でした」と申し出て、手伝ってくれる事に。
菱沼 智(ひしぬま さとし)
聖子の従弟。札幌市から車で5時間の距離にある町で牧場を営んでいる。真面目な青年だが、父親(聖子の叔父)とは折り合いが悪い。
パソコンで牧場の牛を管理しているが(牛のデータを入力して交配を考え、乳量を増やすため)、父親が人工授精師に「安いのでいい」といい加減に決めてしまうため、頭を痛めている。
智の父
聖子の叔父。聖子曰くデリカシーに欠ける性格だが、牛飼いとしては大ベテラン。
ちなみにここの牧場では、ナイター放牧を行っている。
板長
漆原教授の実家である、仕出し店の料理長。少年時代、板場で盗み食いをする漆原とは食材を巡って争い、そのため、漆原の成人後も犬猿の仲[38]。少年の漆原を騙すために、水飴の缶の中に洗剤を詰めたりしていた。
M山動物園園長
第49話で登場。類人猿担当の沖田さん・長谷部さん(後述)がインフルエンザに感染し、病欠したため、その間ハムテル・二階堂と共に類人猿たちの世話をすることに。飼育の現場を離れて十数年経っており、あまり世話は得意ではない[39]
沖田(おきた)、長谷部(はせべ)
M山動物園の類人猿の飼育員。担当は、沖田がゴリラオランウータン、長谷部がチンパンジー
向田(むこうだ)
M山動物園の獣医。
大田原(おおたわら)
第90話で登場。H大獣医学部の先輩で、A山動物園の獣医を務める。
産まれてすぐ、母アザラシを亡くしたゴマフアザラシのデブリン(後述)の世話をしているが、嫌われているため、変装して1日2回、餌やりをしている。
谷崎(たにざき)
H大構内にある、「応用電気研究所」で村田教授(前述)の秘書をしている。
美人で親切。ハムテルと二階堂が付属図書館に漆原教授が借りていた本の返却へ行った際、「うちの教授が(秘書を)見たと申しておりましたが…」と、獣医学部に秘書がいるらしいという話を教えた。

その他の動物たち[編集]

シーザー
ブッチャーの飼い犬のオスのハスキー犬。犬ぞりレースにおいては、リーダーを務める。非常にやる気があり、リーダーとしての適性はあるのだが、無神経な性格でとにかくうるさい。「オレはやるぜ オレはやるぜ」というセリフとともに四六時中吠えているシーンが多く描かれている。
平九郎(へいくろう)
清原の飼い犬。性格は温厚で、怖い顔のチョビを相手にしても怖がらず、大学にいる間の遊び相手にもなっている。
清原が就職のために上京した際、世話をハムテルに押し付けて(一時的に)置き去りにされたが、東京での飼育環境を入手した清原が迎えに来たときには、豊かな大学の環境よりも清原を選んで一緒に上京した。
フッくん
下村の飼い犬。春に開催された、獣医学部の運動会直前。
借り物競争[40]

に出場する6年生がハムをあげて手なずけていたが、種目が始まった時間に遊びに行ってしまう。

リリー
生まれたてのチョビが漆原のもとに預けられた当時の、学生が飼っていた小型犬。チョビを含む4匹の子犬の乳母犬にするため、子育てが終わった彼女が大学に連れて来られた。最初は受け入れなかったために、漆原が力づくで授乳をさせ、リリーも渋々子犬を受け入れる様になったが、次第に母性が目覚め始め、子犬に手を出そうとする漆原を威嚇するようになった。最後は子犬が大きくなってきたことと、漆原が力づくでチョビに自分の顔を覚えさせようとしたために、育児に嫌気がさして実家に帰ることになった。
プルプル
T市家畜衛生試験場で飼育されているメスのヒツジ。家畜衛生試験場で飼われているヒツジの中でも一際大きく、凶暴。前脚の蹄で突いて足跡を付ける「プルプルのチョキ」が必殺技。子羊もプルプルに似て大きい。
ナツコ
付属家畜病院の患畜。メスのセント・バーナードで、一見ヤクザ風の飼い主がいる。飼い主には溺愛されている。
単行本第9巻掲載の犬ぞりレース大会にて、漆原の犬ぞりチームに参加させられる。
シャーリー
菅原教授の家で飼われている、雌のポインター犬。一人称は、「アタシ」。元々は菅原教授の友人が飼っていた猟犬だったが、飼い主が仕留めた獲物をねこばばして食べてしまったことが原因で、山に捨てられるところだったのを菅原が引き取った。
元々が猟犬だったためか気性が荒く、年1回の狂犬病予防接種を嫌がり牙をむく・シャンプーを嫌がるなど、菅原教授を困らせている。
ハーレー
雄のシベリアンハスキー。仔犬のころからムクムクとした毛がチャームポイント。だがそれが災いし、毎年夏になると熱射病を患うため、見かねた飼い主の芝さんが美容室へ連れて行き、6時間がかりの散髪を敢行。その結果は、やせこけてまるでハイエナのような風貌になったため、散歩に連れて行けば注目を集めるハメになり、夜中に散歩をすることに。しかしハーレー自身は涼しく過ごせるようになり上機嫌であった。
オオニシキ号
ひまわり乗馬倶楽部で一番大きなサラブレッド。乗馬倶楽部でアルバイトを始めた頃のハムテルたちから、ばんえい競馬用の馬と勘違いされるほど大柄。競走馬時代は荒天の中で豪快に勝ったレースが多かったことから、ファンも多い人気馬であった。意外と人懐っこい。
リュウセイ号
ひまわり乗馬倶楽部で飼われているオス馬。臆病で人見知りが激しく、ひまわり乗馬倶楽部でアルバイトするハムテルたちにもなかなかなついてくれない。セイラムライト号(後述)にモーションをかけられた時には、強烈な蹴りを入れてフッた。
セイラムライト号
ハムテルたちがひまわり乗馬倶楽部でアルバイトをして2年目に、新しく加わった馬。オーナーいわく「かわいいヤツだが異常に惚れっぽい」。好みは「自分よりも小柄な馬」[41]で、相手がオスかメスかは関係ない。
ウイちゃん
石田の飼いスナネズミ。1匹だけで飼育されているせいか、石田とのコミュニケーションがきちんと取られている。
ピーちゃんとゴンベ姉妹
ヒヨちゃんのお見合い相手として、二階堂から紹介されたメスのニワトリ。お見合い初日から、ヒヨちゃんとの相性は最悪。
元々は二階堂の親戚宅で飼育されていたが、姉妹揃って「ひどく戦闘的な性格」で、亭主の雄鶏を蹴り殺しそうになったことが一度や二度ではなく、何度相手を取り替えてもその繰り返しで、親戚が困り果てて二階堂に押し付けた。最後には2羽がかりでヒヨちゃんを襲うが反撃にあい、西根家を後にした。数日後、たまたま近所を歩いていたハムテルと二階堂が高田さん宅(西根家の裏向い)にいるのを発見。以前から飼われていた高田家の鶏たちとケンカしていた。その後は、高田家で飼われている。
ナルちゃん、ピーちゃん、けめこ兄妹
西根家の近所に住む、峰夫妻(先述)の飼いセキセイインコ。ナルちゃんとピーちゃんがオスで、けめこがメス。峰夫妻が旅行に行くため、その間西根家であずかることになった。
ちなみにナルちゃんは、所謂「ナルシスト」であり鏡に映った自分の姿に求愛のポーズをし、タカを呆れさせた。
ジュリ
獣医学部の学生の飼い犬(誰が飼っているかは不明)。元々は白い犬だが、汚れることを気にせず牛糞を体にこすりつけることから、茶色い毛並みに。おまけに人間に体をこすり付ける性癖があるため、「猫に育てられた犬」という噂がある。
ブルちゃん
獣医学部の学生の飼い犬(ジュリ同様、誰が飼っているかは不明)。ブルドッグ
人相(犬相)の悪さではチョビとタメを張るほどで、獣医学部駐車場にハムテルたちの母校の後輩たちがバイクを無断駐輪した一件では、チョビと2人(2匹)で番犬として駐車場に繋がれていた。
カリン
西根家の近所に住む、親子(名前は不明)の飼い犬。エサは十分に与えられているのにも関わらず、首輪を外してはしょっちゅう抜け出して、余所でえさを貰う食いしん坊。後日、診察の結果寄生虫がいることが判明。投薬治療により完治したが、食べた分だけ太るようになって首輪抜けが出来なくなった。
フクちゃん
菱沼の飼い猫。高級な長毛種(多分ペルシャ猫チンチラ)のオス。
別名・「ノラのフクちゃん」。
高級な種類であるにもかかわらず、気さくな性格であちこちに別宅(エサをくれる家庭)がある。汚れることを全く気にしていないが、汚さを見かねた菱沼が、食事中の彼に背後からこっそり麻酔を打ち、眠った隙にシャンプーを行ったが、途中で目を覚まして反撃。それ以来、飼い主である菱沼とは距離を置いている。
ニャオン
菱沼のアパートにちょくちょく顔を出すようになった、長毛種の黒猫。隣の部屋の事務所に使われている場所に閉じ込められてベランダで助けを求めているのを菱沼が発見し、放置されていた風呂のフタをハシゴにして助けた。初対面で菱沼は野良だと思っていたが、後に飼い猫であることが判明。動物にあまり好かれない菱沼が唯一、なつかれた動物。
ハナちゃん
白黒のブチ猫。鼻の横に黒い点があり、菱沼は「鼻くそハナちゃん」と呼ぶ。警戒心が強く、菱沼を肝試し対象としてしか見ていない。時に菱沼の頭の回転が速くなり逆に驚かされて失禁する。後に、菱沼が住むアパートの住人(女性)の飼い猫であることが判明。
源三(げんぞう)
菱沼の実家で飼っている、オスの柴犬。得意技は「降参(服従のポーズ)」すること[42]。菱沼が実家で暮らしている頃は、家族の中で一番若くてトロい彼女をなめてかかっていたが、H大2年生の時、運転免許を取得して間もなく、運転が下手だった彼女が車庫入れに失敗して犬小屋に衝突、破壊して以来、彼女を恐れるようになった。
セリカ
H大獣医学部で飼育されている馬。年中鼻水を垂らしていて、学生が厩舎を清掃中、背中を向けると作業着で鼻水をふく。ハムテルが菅原教授に仕掛けてついに菅原教授も鼻水の餌食になった。極めつけは毛繕いの「お礼」に、学生の髪をむしり食べる。小林も髪をむしられ、地味な坊主頭に変えることになった。
モモンガ兄妹
幼獣だった頃、巣穴のあった木が森林伐採にあい、母親を亡くし漆原教授宅に持ち込まれる。チョビ同様、漆原に育てられて成長。家畜病院に連れて来られ、その可愛らしさに学生たちが夢中になるが、夜行性の動物であるため活発になると同時に、あちこちで排泄する悪癖があり、それを知っていた漆原は窓の外からその惨事を笑いながらみていた。結局ペットとして飼うことを断念。その後、H大学構内の原生林に新たに巣箱を設け、放された。
第106話では、雪の中で眠っている所をチョビに発見された[43]
プチ
ハムテルが所属している、犬ぞりチームのメンバーの1匹。メスのシベリアン・ハスキー。飼い主は鮮魚店を営んでおり、エサはのお頭などの上等な物を食べているため、ハムテルが時々肉をやると喜んで、宝物の魚の頭蓋骨を見せてくれる(ただし見せてくれるだけで、あげる気はないらしい)。人相(犬相)は悪いが、性格はボーっとしている。
シロ
二階堂がかつて飼っていた白猫(雌)で、ヒガシ・ニッキ・カッちゃん兄弟の母。
二階堂の弟妹たちの「手加減を知らない」溺愛に恐れをなし、2階の窓から飛び降り(息子達の項を参照)、犬猫病院から退院後。二階堂家の隣人に引き取られた。
ヒガシ・ニッキ・カッちゃん兄弟
二階堂家で飼われている、白猫兄弟。実は2年前(連載当時)、二階堂が飼っていた白猫(雌)の子供。母白猫は二階堂の弟妹たちの溺愛に恐れをなし、「自殺未遂」した(二階堂談)。幸い、一命は取り留めたが栗山院長(前述)に諭され、隣人に譲ることに。
その後、母猫がこっそりと二階堂家へ仔猫たちを伴い、二階堂が与えたエサを食べていた。二階堂は見たら逃げるとわかっていたため、見ないでいたが、つい目が合ってしまい、当時の猫と気付く。しかしついに弟妹たちと遭遇。猫が1匹と思っていたが、子猫が3匹もいて驚いていた。二階堂は飼うことを反対したが、両親も動物が大好きで飼いたいと言い出し、栗山院長に相談すると「もう弟妹たちも成長したし大丈夫だろう」と許可。二階堂は時間を決めて遊ぶように弟妹たちに注意したが、両親に「お父さんとお母さんも触りたい」と言われ「大人は我慢してください!」と怒った。
アン
K県にある、二階堂本家で飼われているヨークシャーテリア。「思っていたのと違う」と、二階堂が驚く坊っちゃん刈りの毛並み。生まれてから一度も、美容室に行ったことが無い。トイレのしつけが出来ておらず、トイレの外で排泄している。ある日、抜け毛に気付いた二階堂が地元の動物病院へ連れて行き、白癬菌症を患っていることが判明。顔全体まで、病状が進んでいたことから毛刈りをすると、チワワそっくりの容貌に(ただし軟膏で治療したため、つるりぬるりとした体になった)。
スコシ
タカの知り合いである、イギリス人夫妻の飼い犬[44]。お風呂が嫌い。夫妻が来日してすぐに、ひどく衰弱しているところを保護され、動物病院へ連れて行き、その後回復。だが、性格が「かわいくない」ことから、飼い主が見つからず結局自分達が飼うことに。
クルタン
家畜病院の患畜。レストラン(廃業)の隣の家に住む女性に飼われている犬。若干太り気味で、便秘を患っている。白衣を着て治療に当たる漆原を見て、レストランが営業されていた頃に、よく残り物をくれたチーフシェフと似ていたことから、大喜びで飛びつくものの、無理矢理薬をゲンコツ付きで飲ませたことから、激怒。診察室で大暴れし、獣医が嫌いになる。だがその後、便秘の治療で何回か家畜病院へ行くうちに体が楽になることに気付き、便秘がつらくなると自発的(勝手に)に、自宅の垣根をくぐり抜けてやってくるようになった。
ポチ
バードウォッチングに参加した、ハムテルが保護したモズのヒナ。いずれ野生に帰さなければいけないため、西根家の温室で放し飼いにすることに。ハムテルの顔を見ると、エサをくれる人と認識して、甘えた声をあげるように。2、3週間で飛べるようになり、エサとして与えた鶏のササミを部屋干ししていたハムテルのトレーナーに、早贄するようになる。チョビとも仲良くなるが、野生に戻れなくなることを危惧したハムテルによって放された[45]
キューちゃん
公衆衛生学講座で保護している、迷い九官鳥。飼い主は、大企業の支店長一家。言葉遣いが悪く(第一声が「クソババア」だった)、チョビも含めて講座の女性陣に人気が無い。
「クソババア」の発言は、支店長一家の幼い息子が、姉弟ゲンカの腹いせにキューちゃんに教え込んだもので、無事に帰されたものの、言葉遣いの悪さを案じた菅原教授が日本昔話を教えたため、一寸法師桃太郎が混ざった話をしゃべるようになった。
デブリン
A山動物園で飼育されている、ゴマフアザラシの赤ちゃん。生後9日で母アザラシを亡くし、飼育員が母親がわりとなってエサを与えている。
中々エサを食べてくれず、ハムテルが「ミルク入りホッケ」を与えることを提案。実習終盤、ようやくハムテル達に慣れてきたが、可愛くなってきたところで実習が終了。1年後、成獣になったデブリンを訪問したが、ハムテル達を覚えていなかった。
ガブリエル
中川の飼い猫。親猫に先立たれ、身寄りのなくなった彼を漆原教授から押し付けられた。「あんまり小さいので育たないかも」という漆原の言葉を真に受けた中川は、ガブリエルを大切に育てる。そのため体は頑丈になったがネコ社会にはなじめないまま成長し、ミケの元で行儀見習い(中川は武者修行のつもりだった)をさせるため預けられたことがある。ちなみに、名前の由来は「ヒトをガブリガブリと噛む」から。
モモちゃん
繁殖学講座で飼育されている、。3学期が始まってすぐ産気付き、清原たちが泊り込んでお産の立ち会いにあたる。
ジェニー、ビーナス
菱沼智(前述)の牧場で飼育されている、牛。妊娠中。
ハムテル達が泊りに来た翌朝。電牧(※・電流が流れるようになっている、牧柵。)の故障により、他の牛達とともに集団脱走。その途次、ビーナスが産気付いてしまい出産[46]。その直後、後産[47]狙いのキツネや猫たちに囲まれ、危機に瀕するも、智の父が動物達を一喝して追い払い難を逃れた。
ケン
ハムテルたちが大学に入学して、教養部で一般教養をしていた頃にタカが保護したポメラニアン。子犬だと思っていたが、新聞の迷い犬の欄を改めて確認したところ、歯がなく視力が弱っていて年齢が18歳(人間に換算すると88歳)だと判った[48]。「心臓病の持病あり」と掲載されているのを見て、驚愕。あわててチョビから引き離し、本当の飼い主に連絡を取り、帰した。
ピーちゃん
ハムテルが留守中に、西根家へ診察に連れて来られた文鳥。メス。タカの奮闘により無事出産する。
チャコ
阿波野の飼い猫。H大卒業時まで飼っていたが、就職・入社後。社員寮に入ることになり、泣く泣く実家の両親の元へ送られた。
さぶ
西根家の近所にある、『山東』の飼い犬。ハムテル曰く「思索家で求道家」であり、「名犬さぶ」と書かれた犬小屋に住んでいる。常に自分を試練の場に置いて生きている(雨の日も小屋から出て雨に打たれながら立っていたり、寒い夜でも小屋の外で寝ていたり)。そうやって自分を高めている割には人懐っこく、往来の人が見たいときには芸を披露してくれる[49]
シロさん
西根家の近所で飼われている、「プードルの血でも入っているのだろうか」と思われるようなウェーブのかかった柔らかい白い毛並みに、どこか悲しげな瞳を持つ犬。かなりの美形。
一見「薄幸の美少女」を思わせるが、実は去年の秋(連載当時)に鎖を切って隣の家に侵入し、漬物用に干していた大根を盗み食いしていた。実はベジタリアンで、普段食べるエサは野菜ばかり。「お手」のポーズを勘違いしている。
ジョン
西根家の近所で飼われている犬。ミケがしょっちゅう、自分の(飼い主の)家の門柱で肝試しをしているため、犬猿の仲。
ケンさん、キョウさん、ポンタちゃん、ジュリエッタ兄妹
西根家の裏向かいに住む、高田家で飼われている兄妹。オスのケンさんの名前の由来は、「危険のケン」。同じくオスのキョウさんは、「凶暴のキョウ」。
西根家のヒヨちゃんとは、永遠のライバル。後に迷いこんできた、二階堂親戚家出身のピーちゃん&ゴンベ姉妹(前述)とは彼女達がやって来た当初、ケンカしていたが後に一緒に暮らすようになる。
すみっこ
加藤百合子の飼い猫で、家畜病院の患畜。いつも部屋の隅にいることから、「すみっこ」と名付けられたようだ。
パフ
西根家の近所で飼われている、犬。室内で飼われているが、外(玄関)へ出る時はラジカセでつながれている。
仔犬のころから、ラジカセにつながれており、自分では動かせないと思っている。
黄色(きいろ)、ガッツ
中川が働いている、カンガルーワールドで飼育されている、カンガルーの群れのボス。
黄色は女・子どもの群れのボスで、ガッツは大人のオスの群れのボス。ハムテルと清原のミスで柵から出てしまい、ついに真のボスを決める戦いに至ってしまう。しかしハムテルの機転でボス争いは回避された。
営業部長(えいぎょうぶちょう)
カンガルーワールドで飼育されている、メスのカンガルー
子供がおり、初対面のハムテルたちに「みる?」と仔カンガルーをお腹から見せるサービスをしてくれる。

原作に登場する場所・建築物[編集]

モデルとなったと推定される場所を含む。()に作品中での表記を記す。

北海道大学(H大学)
作品の活動の中心となる大学
桑園・日本中央競馬会札幌競馬場(札幌中央競馬場)
文庫版1巻で菅原教授のメモに登場。「桑園」はJR北海道函館本線札沼線)の駅名(札幌競馬場の最寄り駅)で、地名としては存在しないものの、その周辺地域を指す呼称として用いられている。
藻岩山・藻岩山ロープウェイ(○いわ山)
チョビが遭難した山。
旭川市旭山動物園(A山動物園)
文庫版6巻で、ハムテル達の実習先として登場。
札幌市円山動物園(M山動物園)
ハムテル達の実習先として登場。
北海道立滝川畜産試験場(T市家畜衛生試験場)
ハムテル達の夏休み期間におこなわれる牧場実習先として登場。
福岡県北九州市グリーンパーク・響灘緑地(カンガルーワールド)
カンガルー広場がある。中川の卒業後の勤務先のモデルとなった施設。
さっぽろ羊ヶ丘展望台(指さしているクラーク像
大学受験のため渡道した、二階堂の従妹・里穂が待ち合わせ場所と勘違いして彼女の想像での登場。
実際の待ち合わせ場所はH大学構内のクラーク銅像だった。
小樽市(港と運河と水族館のまち)
菱沼の産まれ故郷で、札幌からJRで45分の距離。
北海道立真駒内公園 (作中でも同名・国際犬ぞりレース札幌大会開催地)
ハムテルが所属している、ブッチャーが監督を務める犬ぞりチームが毎年参加している犬ぞりレース大会の開催地。

コミックス[編集]

単行本[編集]

文庫本[編集]

愛蔵版[編集]

テレビドラマ[編集]

動物のお医者さん
ジャンル テレビドラマ
放送時間 木曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 2003年4月17日 - 6月26日(11回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 佐藤嗣麻子
深沢正樹
久野昌宏
山崎貴
原作 佐々木倫子
脚本 横田理恵
古沢良太
江頭美智留
プロデューサー 高橋浩太郎
出演者 吉沢悠
要潤
高杉瑞穂
平井理央
加賀美早紀
和久井映見
雛形あきこ
岸田今日子
江守徹
柊瑠美
山本圭子
音声 ステレオ放送
エンディング 諌山実生「朝陽の中で微笑んで」
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テレビ朝日系列の『木曜ドラマ』枠(毎週木曜日21:00 - 21:54、JST)で2003年4月17日から6月26日まで放送された日本のテレビドラマ。主演は吉沢悠

概要[編集]

脚本には横田理恵・江頭美智留(共にごくせん)や古沢良太(ALWAYS 三丁目の夕日)、演出には映画監督の佐藤嗣麻子(エコエコアザラク)や山崎貴(ALWAYS 三丁目の夕日)が起用されている。また、ストーリー進行などに多少の変更があり、H大学は北海道大学ではなく埼玉県の城西大学で撮影された。放送終了後はDVDビデオ化された。なお、主要キャストの一人である平井理央が放送の2年後にフジテレビアナウンサーとなったため(2012年に退社し、タレント・女優業を再開)、在職期間中はパブリシティ権の関係上再放送が困難と思われたが、BS朝日や、スカイパーフェクTV!ケーブルテレビ等のテレ朝チャンネルでは再放送が行われている。劇中ナレーションはキートン山田が担当している。

キャスト[編集]

キャストは#登場人物・動物を参照。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 監督 視聴率
第1話 2003年4月17日 「私はチョビ」
【「運命」「チョビの病気」「ミケの危機」】
横田理恵 佐藤嗣麻子 13.7%
第2話 2003年4月24日 「女といふもの…」
【「タカの執念」「菅原教授の悩み」「菱沼の恋人」】
深沢正樹 10.8%
第3話 2003年5月01日 「チョビ牧場へ行く」「ネズミの見分け方」
【「いいネズミ、の見分け方」「漆原の罪と罰」】
古沢良太 久野昌宏 09.9%
第4話 2003年5月08日 「チョビ飼い主を探す」「怪しいアルバイト」
【「怪しいアルバイト」「タカの孫自慢」「飼い主は誰?」】
横田理恵 10.1%
第5話 2003年5月15日 「しるこ+スシ=爆弾」「チョビ達を狙う犯人」
【「雨の日の惨劇」「二階堂の試練」「夜の訪問者」】
古沢良太 佐藤嗣麻子 08.6%
第6話 2003年5月22日 「チョビとミケ、麻雀と試験に乱入!ハムテル絶体絶命…」
【「家族の大勝負」「ハムテルの試験対策」「漆原の弱点」】
横田理恵 久野昌宏 07.6%
第7話 2003年5月29日 「ミケの家出」「英語出来なくてなぜ悪い」
【「ミケの家出」「英語のかべ」「清原の愛情」】
古沢良太 山崎貴 09.1%
第8話 2003年6月05日 「ヒヨちゃん、病に倒れる」「菱沼を迎えにきた男」
【「ヒヨちゃん、病に伏す」「菱沼の就職」「ネズミ捕獲作戦」】
佐藤嗣麻子 11.3%
第9話 2003年6月12日 「西根家の蔵で、殺人事件」「菱沼の宿敵はゴージャス女」
【「菱沼のライバル」「クリスマスの思い出」「謎の細菌メモ」】
横田理恵 久野昌宏 09.2%
第10話 2003年6月19日 「さよなら、平九郎」「漆原の秘密・口紅の美女!」
【「間違いだらけの講座選び」「漆原の秘密!?」「さよなら、平九郎」】
江頭美智留 山崎貴 08.8%
最終話 2003年6月26日 「チョビ、山で行方不明!生きていて…」
【「チョビ、帰らず」「宿命の対決」】
横田理恵
(Aパート)
古沢良太
(Bパート)
佐藤嗣麻子
(Aパート)
久野昌宏
(Bパート)
09.7%
平均視聴率 9.9%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

TVドラマ版における原作との相違点[編集]

  • 前述にもあるがタカはハムテルを「キミテルさん」と呼んでいる(原作では呼び捨て)。
  • 原作掲載時期にはそれほど流通していなかった携帯電話が所々で登場(3話後半、最終話前半など)する。
  • 前述どおり嶋田小夜が、ハムテル達の同級生(原作では1年先輩)になっている。
  • 舞台が北海道であるか定かではない。北国ネタは扉の氷結で閉じ込められる一編だけ映像化されている。
  • 4話後半は試験場が舞台だが同じ場所がメインとなる原作で登場した羊のプルプルの出る話が映像化されていない。
  • 同じく4話後半で劇中崖から滑ったのは原作では二階堂のみだがドラマではハムテルも一緒に滑っている。そのため民家に助けを求めるメンバーからハムテルがカットされている上、原作とは違い放置された状態になっている。また同作で漆原がお菓子を大量に持ち込んでいたのがばれるシーンも買い物チーム出発後から前に変更されている。
  • 1話Aパートで漆原がハムテルに賭けの題材として出したのが、原作ではカシオ計算機電卓カシオミニ」だったが、ドラマでは電子辞書に変更されている。
  • 6話Aパートの、家族内での賭け麻雀の敗者への罰ゲームの内容が、屋根の雪下ろしから、テレビ撮影のために家の大掃除をするに変更されている。このときの帰国理由も正月から、演奏会のために変更されている。
  • 10話Aパートの、原作にもあった「大根の大食いで勝った人が講座に来たらどうするんです」の台詞を受ける形で回想と思われる、岡田先輩が大根の大食いで勝利するシーンが挿入される。
  • 最終回前半の話において、原作にはなかったハムテルが焦り故からか、タカに対して逆ギレし、その直後無理がたたって過労で倒れるという描写が追加(原作ではすべての話を通じてハムテルが怒る描写はない)。
  • 最終回前半の話において、原作では最終的にチョビ捜索の増員に立候補したのはハムテル達の友人+菱沼だったが、ドラマではチョビ捜索のため講義をサボっていることが漆原と菅原にばれた(原作では一応は大学にいっている描写がある)後、漆原の招集により集められた獣医学部の学生多数+菅原が捜索に加わった。また、漆原が招集したためか彼が捜索の陣頭指揮を担当している。
  • 最終回後半の運動会は原作では優勝チームにビールが進呈されるだけだったが、ドラマでは最下位チームが運動会の後のパーティの後片付けを全部やるという罰ゲームがあるという設定が追加されている。そのためか、原作では教師チームのみだった特訓シーンがほかの学部たちも必死になって特訓しているシーンが追加されている。
  • 最終回後半の運動会は原作では特に実行委員は登場していないが、ドラマでは亀松先生が実行委員となっている。
  • 最終回後半の『動物借り物競争』において、原作では最下位だった漆原の順位が1位になっている。原作ではチョビがハムテルの言うことをしっかり聞いていたからだが、ドラマでは漆原が試供品のドッグフードでチョビを釣ったため。これはドラマ内でカットされた『子犬おいでおいで競争』内で漆原がやったこと(漫画内で使ったのはお弁当のおかずのメンチカツ)の部分を流用したためと思われる。
  • 最終回後半の運動会の最終種目が原作の『スウェーデンリレー』から原作でその直前に行われた『直検競争』に変更。さらに漆原がくじで選んだ物と実際に引いた物も原作と異なっている(原作では漆原は1回目がカップめん「赤いきつね」と間違え「緑のたぬき」、2回目がガンダムと間違え鉄腕アトムの人形だったがドラマでは1回目が探す物がシャンプーなのに対しリンスを引き2回目はリンスを引くくじをえらぶもボディソープを選んでしまう)。また、ハムテルも2回目のくじで選んだ物と引いた物が異なる(原作で2回目に引いた物が狐のぬいぐるみだったのに対し選んだ物は鴨のぬいぐるみ)。
  • ハムテルの友人の中で名前の設定が明確でないため、レギュラーからもれたと思われる「眼鏡の人物」が、最終回後半の学部内運動会に登場し、ハムテルのサポートをした。
  • 最終回の1つ前の話(10話Cパート)で清原がアメリカ留学したため、チョビの捜索や運動会内での彼の描写(酒飲み競争で酒を飲みすぎる、優勝商品のビールを羨ましがる等)がすべてカットになった。
テレビ朝日系列 木曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
恋は戦い!
(2003.1.9 - 2003.3.13)
動物のお医者さん
(2003.4.17 - 2003.6.26)
菊次郎とさき
(第1シリーズ)
(2003.7.3 - 2003.9.11)

脚注[編集]

  1. ^ 札幌H大学獣医学部研究会 『コミックに見る獣医学部の研究』(データハウス、1994年) ISBN 4-88718-270-8
  2. ^ 原作では母からも「ハムテル」と呼ばれる
  3. ^ 漆原のがさつな治療の様子も含めて
  4. ^ 冷静な上、あまり野次馬根性がない。
  5. ^ 「赤点でなければいい」という考え方なので、ぎりぎり合格といった成績を取る
  6. ^ 原作第2話にて「大正時代に建てられた」と明かされている
  7. ^ ワガママな小型犬と一時的に同居した際には「何度か怒ろうと思った」が結局怒れなかった
  8. ^ チョビの名前を考える第一巻のエピソードで、安直なネーミングセンスをタカに蒸し返されている
  9. ^ 充分に散歩をする犬は爪が適度に磨り減るため
  10. ^ 院長曰く「ネズミはけっこう来る(来院する)のでねえ」とのこと。
  11. ^ チャウチャウライオンのように散髪されていた。
  12. ^ H大学卒業式後に開かれた獣医学部の卒業コンパでは、白衣にいつものトレーナーという姿で出席し、漆原から「もっと卒業式らしい服を着てこい」と注意されるなど、TPOも気にしない。
  13. ^ 猛犬とは程遠い平九郎だが、老夫婦は犬が来た事そのものを喜んでいた
  14. ^ 権威的な父親との不仲、スポーツカーの所有、ミュージシャンへの傾倒なども含めた、ステレオタイプな人物像としてネタにされた。豚や飼い猫と不仲な菱沼から「(動物は)裏切るわよ」と言われて「アンタ オレを動物不信にさせたいのか!?」と怒ったこともある。
  15. ^ その事を聞いた、西根家の一同からは「その先輩は商才がないんだよ」と言われていた。
  16. ^ 有用な細菌や遺伝子を発見するのは運の要素も強く、作中で「非常に運の良い女性と言える」と評されている。
  17. ^ 極端な人手不足で悩んでいた同社の人事部部長は漆原の同期生で「数年前に就職委員を務めた際、なべ底景気だった頃で路頭に迷う寸前だった学生を入社させてくれた恩」と称して、人材紹介にかこつけて菱沼を売り込んだ
  18. ^ 牛の栄養にいいだろうと思い、ビスケットやキャンディなどを飼料に加えたが、牛が消化できない物や腐った物が混じっていたため、消化不良で搾乳が出来ず経営難に陥った。ちなみに、売り物である鶏卵にもマジックで絵を描いていた。(本人曰く そのほうが良く売れるだろうと思っていた。)
  19. ^ テーマソングである『虹と雪のバラード』を歌えない
  20. ^ 菱沼が専門誌に提出した、論文の返事待ちの際。「「とてもよろしく」って書いた?」と訊ね、「「とてもよろしく」じゃない「くれぐれもよろしく」」と注意された。
  21. ^ 主査からの手紙には「何の前触れもなく 論文だけを送り付けてくるとは大変失礼である」と書かれていた。そのため、ハムテル達は「もっとビジネスライクなんだろうと思っていた」と驚いていた。
  22. ^ 漆原から「講義の時には着てこないでね」と釘を刺されている。
  23. ^ 身分などを問いただした際、どさくさ紛れに家の広さなども確認している
  24. ^ アフリカの仮面いっぱい 札幌芸術の森美術館で展覧会
  25. ^ 菱沼たちから「研究に使う遠心分離機が壊れたから買い換えて欲しい」と言われた際。「お金がないんだ 文部省がお金をくれない」と、こぼしていた。
  26. ^ 獣医学部に厚生省から、助成金が下りる事になった話では、マンションを衝動買いしてしまった。
  27. ^ 自分たちの学部とは別世界のようなものだから比較するな、という意味で
  28. ^ 秘書の存在を実感できないため、洗濯をしたりプリンを作ってくれたりするという空想に浸り、ハムテル達は「それじゃあまるでお母さんだよ」と呆れていた
  29. ^ 片付けに執着するあまり、下げるタイミングが早すぎた
  30. ^ 付属家畜病院に、皮膚病コウモリを連れて来ていた。
  31. ^ 寒さによる衰弱ではなく受験勉強による寝不足
  32. ^ 便秘気味のコロの為に、タカの祖父が飲ませていた
  33. ^ 本人曰く「私が働きたいだけ働いてから」、2〜3年後との事。
  34. ^ ハムテルが食べ物で釣ったり、二階堂が他の子役を褒めたりするなどして彼女のやる気を出そうとするも、「じゃあその子で撮れば?」と言い放ち、二階堂を激怒させた。
  35. ^ 同じく低血圧の菱沼から「気持ちはわかるけど」と、同情されたと同時に幻滅されている。
  36. ^ 日の光の下でこの光景を見たハムテルは「まさか 40年前からこう(蛇口が壊れたまま)なんじゃ…」と呆れていた
  37. ^ タカ曰く「神話に出てくるバカそっくりだよ!!」
  38. ^ 漆原は店主の息子であるため、包丁を振りかざす料理長(当時は下っ端の若手だった)も「こら〜このくそぼっちゃんめ」と罵るのが関の山だった。ちなみに料理長となってからは、漆原(教授)のことを「若だんな」と呼んでいる。
  39. ^ 中々サル舎の清掃が出来ず、最後はホースを使ってゴリラ・オランウータン・チンパンジーを部屋へ戻し、ようやく清掃が出来たものの、この水責めが原因で自身が風邪を引いてしまう。しかもそれが、サル達に感染。
  40. ^ 獣医学部で借り物競争は、物ではなく動物が借り物である(※大会プログラムに、「飼っている動物をなるべくつれてきてください。」と書かれている。)。
  41. ^ チョビにも興味を示したが、途中でやめた。そのため、ハムテルたちからは彼女が犬だからかと、戸惑っていた。
  42. ^ しかし菱沼は「降参」を「プライドのない犬がする」ことだと言って、あまりよく思っていない。
  43. ^ 西根家のスナネズミ同様、生存本能に欠ける事が判明。
  44. ^ 「小さい」または「チビ」の意味で「スコシ(少し)」と名付けた。日本語としては誤りなのだが、イギリス人のネーミングとしてはあまりにハードルが高すぎたらしい。
  45. ^ 偶然、ポチを見に来た漆原教授に驚いて、飛び去って行った。
  46. ^ 一緒についてきたチョビが立ち会うかたちとなり、「シエー」と驚いていた。
  47. ^ 出産後、胎盤が胎内からおりる事。
  48. ^ おまけに耳が遠い事もわかった。
  49. ^ この説明を聞いた二階堂は「ただのヘンな犬じゃないかよ!!」とツッコミを入れた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]