連続テレビ小説

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連続テレビ小説』(れんぞくテレビしょうせつ)は、1961年(昭和36年)から放送されているNHKテレビドラマシリーズ(帯ドラマ形式の連続ドラマ)。通称朝ドラ(あさドラ)[1]

概要[編集]

NHKにおける朝の時間帯の帯ドラマの枠の総称である(夜の時間帯の帯ドラマ枠としては、過去に銀河ドラマ→銀河テレビ小説ドラマ新銀河夜の連続ドラマ(よるドラ)が存在した)。主人公(多くの場合は女性)の半生・生涯を中心に、それをとりまく家族や家庭を描いたホームドラマの体裁がほとんどである。

大河ドラマ』と並んで、NHK、ひいては日本のドラマの代表格としてメディアでも取り上げられ、帯ドラマでは唯一、スポーツ紙等で週ごとの視聴率の記された記事が公開されている(ただし、各作品の最終週についてはこの限りではない)。放送形態は数度の変遷を経て、2020年現在は1回15分・週5話・半年間(26週・130回前後)である。放送開始以来、自然災害時における短期間の放送中断(後述)を除き、枠としての中断は一度もない。

歴代作品一覧[編集]

見出し凡例
  • 赤色背景 = 現行放送作品
  • (1年) = 1年間にわたって放送されたもの(原則4月開始-翌年3月完結)、他は半年間(原則4-9月、10-翌年3月)
  • 「A/B」 = 制作局: A = 東京(JOAK)、B = 大阪(JOBK、緑色背景)
  • 「%」 = 最高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)[2]
  • 「主演」の「*」 = 語り兼任(『純と愛』、『あまちゃん』、『ひよっこ』は一部他の出演者が担当)
  • 「原作」の「※」 = 原案
  • 「モデルの人物・企業」 = 伝記物を中心に、ドラマの中で描かれた人物・企業・団体などの実在するモデルになったもの
舞台地 脚本(原作) モデルの人物・企業 % 主演
1 娘と私(1年) 196100 A 東京 山下与志一獅子文六 - - 北沢彪(男性)*
2 あしたの風(1年) 196200 A 香川 山下与志一(壺井栄 - - 渡辺富美子
3 あかつき(1年) 196300 A 東京 山下与志一(武者小路実篤 - - 佐分利信(男性)
4 うず潮(1年) 196400 B 広島/東京/長野 田中澄江林芙美子 林芙美子 47.8 林美智子
5 たまゆら(1年) 196500 A 宮崎 山田豊/尾崎甫川端康成 - 44.7 笠智衆(男性)
6 おはなはん(1年) 196600 A 愛媛/東京 小野田勇林謙一 - 56.4 樫山文枝
7 たひ旅路(1年) 196700 A 三重/北海道 平岩弓枝 - 56.9 横内正(男性)日色ともゑ
8 あしたこそ(1年) 196800 A 東京 橋田壽賀子/中沢昭二森村桂 - 55.5 藤田弓子
9 のふ信子とおばあちゃん(1年) 196900 A 佐賀 井手俊郎(獅子文六) - 46.8 大谷直子
10 (1年) 197000 A 鳥取 田中澄江 - 48.8 南田洋子
11 まゆ繭子ひとり(1年) 197100 A 青森/東京/宮城/広島/石川 高橋玄洋三浦哲郎 - 55.2 山口果林
12 あい藍より青く(1年) 197200 A 熊本 山田太一 - 53.3 真木洋子
13 きた北の家族(1年) 197300 A 北海道/石川 楠田芳子 - 51.8 高橋洋子
14 はと鳩子の海(1年) 197400 A 山口/茨城 林秀彦/中井多津夫 - 53.3 斉藤こず恵藤田美保子*
15 みす水色の時 1975前 A 長野/東京 石森史郎 - 46.8 大竹しのぶ
16 おはようさん 1975後 B 大阪 松田暢子田辺聖子 - 44.0 秋野暢子*
17 雲のじゅうたん 1976前 A 秋田/東京 田向正健 - 48.7 浅茅陽子
18 ひの火の国に 1976後 B 熊本 石堂淑朗 - 43.9 鈴鹿景子
19 いちばん星 1977前 A 山形 宮内婦貴子結城亮一 佐藤千夜子 44.9 高瀬春奈五大路子
20 かさ風見鶏 1977後 B 和歌山/兵庫 杉山義法 ハインリヒ・フロインドリーブ夫妻 48.3 新井春美
21 おていちゃん 1978前 A 東京 寺内小春沢村貞子 沢村貞子 50.0 友里千賀子
22 わたしは海 1978後 B 広島/京都 岩間芳樹 - 42.1 相原友子
23 まあマー姉ちゃん 1979前 A 福岡/東京 小山内美江子長谷川町子 長谷川町子、姉妹社 49.9 熊谷真実
24 あゆ鮎のうた 1979後 B 滋賀/大阪 花登筐 - 49.1 山咲千里
25 なっちゃんの写真館 1980前 A 徳島 寺内小春 立木香都子(立木義浩実母) 45.1 星野知子
26 虹を織る 1980後 B 山口/兵庫 秋田佐知子 宝塚歌劇団 45.7 紺野美沙子
27 まんさくの花 1981前 A 秋田 高橋正圀 - 42.4 中村明美*
28 ほん*本日も晴天なり 1981後 A 東京 小山内美江子 近藤富枝NHK放送センター 43.3 原日出子
29 はいハイカラさん 1982前 A 神奈川/静岡 - 大藪郁子 44.9 手塚理美
30 よーいドン 1982後 B 大阪/京都 杉山義法 - 43.1 藤吉久美子
31 おしん(1年) 198300 A 山形/東京
佐賀/三重
橋田壽賀子 丸山静江和田カツヤオハン)の説あり 62.9 小林綾子田中裕子乙羽信子
32 ろまロマンス 1984前 A 北海道/東京 田向正健 - 47.3 榎木孝明(男性)
33 ここ心はいつもラムネ色 1984後 B 大阪/東京 冨川元文 秋田實 48.6 新藤栄作(男性)
34 みお澪つくし 1985前 A 千葉 ジェームス三木 - 55.3 沢口靖子
35 いちばん太鼓 1985後 B 福岡/大阪 井沢満 - 39.9 岡野進一郎(男性)
36 はね駒 1986前 A 福島/宮城 寺内小春 磯村春子 49.7 斉藤由貴
37 みや都の風 1986後 B 京都/大阪/奈良 重森孝子 - 44.9 加納みゆき
38 ちよチョッちゃん 1987前 A 北海道/東京 金子成人黒柳朝 黒柳朝、黒柳徹子 46.7 古村比呂
39 はっさい先生 1987後 B 東京/大阪/滋賀 高橋正圀 - 44.5 若村麻由美
40 のんノンちゃんの夢 1988前 A 高知/東京 佐藤繁子 - 50.6 藤田朋子
41 しゆ純ちゃんの応援歌 1988後 B 和歌山/大阪/兵庫 布勢博一 - 44.0 山口智子
42 青春家族 1989前 A 東京/静岡 井沢満 - 44.2 いしだあゆみ清水美砂
43 わつ和っこの金メダル 1989後 B 山口/大阪 重森孝子 鐘紡バレーボール部、ニチボー貝塚バレーボール部 40.5 渡辺梓
44 凛凛と 1990前 A 富山/東京 矢島正雄 川原田政太郎高柳健次郎 39.5 田中実(男性)
45 きよ京、ふたり 1990後 B 京都 竹山洋 - 41.6 山本陽子畠田理恵
46 きみ君の名は(1年) 199100 A 東京/北海道/新潟
三重/愛知/静岡
井沢満/横光晃/宮村優子
菊田一夫
- 34.6 鈴木京香倉田てつを(男性)
47 おんなは度胸 1992前 B 東京/大阪 橋田壽賀子 - 45.4 泉ピン子桜井幸子
48 ひらり 1992後 A 東京 内館牧子 - 42.9 石田ひかり
49 ええにょぼ 1993前 B 京都/兵庫 東多江子 - 44.5 戸田菜穂
50 かりん 1993後 A 長野/東京 松原敏春 - 35.7 細川直美
51 ひあぴあの 1994前 B 大阪/大分/京都 冨川元文/宮村優子 - 30.6 純名里沙
52 はる春よ、来い(1年) 1994後
1995前
A 大阪/東京/静岡 橋田壽賀子 29.4 安田成美中田喜子
53 はし走らんか! 1995後 B 福岡/大阪 金子成人(長谷川法世 - 28.0 三国一夫(男性)*
54 ひまわり 1996前 A 東京/福島 井上由美子 - 29.6 松嶋菜々子
55 ふたりっ子 1996後 B 大阪/兵庫 大石静 - 31.9 岩崎ひろみ菊池麻衣子
56 あぐり 1997前 A 岡山/東京/山梨 清水有生吉行あぐり 吉行あぐり、吉行淳之介 31.5 田中美里
57 あまか甘辛しゃん 1997後 B 兵庫 宮村優子/長川千佳子 - 30.0 佐藤夕美子
58 てん天うらら 1998前 A 栃木/東京 神山由美子門野晴子 - 35.6 須藤理彩
59 やんちゃくれ 1998後 B 大阪 中山乃莉子/石原武龍 - 26.3 小西美帆
60 すずらん 1999前 A 北海道/東京 清水有生 - 30.4 遠野凪子
61 あすか 1999後 B 奈良/京都 鈴木聡 - 27.6 竹内結子
62 わた*私の青空 2000前 A 青森/東京 内館牧子 - 28.3 田畑智子
63 おおオードリー 2000後 B 京都/熊本 大石静 24.0 岡本綾*
64 ちゅらさん 2001前 A 沖縄/東京 岡田惠和 - 29.3 国仲涼子
65 ほんまもん 2001後 B 和歌山/大阪/京都 西荻弓絵 - 25.1 池脇千鶴
66 さくら 2002前 A ハワイ/岐阜/東京 田渕久美子 - 27.5 高野志穂
67 まんてん 2002後 B 鹿児島/大阪 マキノノゾミ - 23.6 宮地真緒
68 こころ 2003前 A 東京/新潟 青柳祐美子 - 26.0 中越典子
69 てるてる家族 2003後 B 大阪/長崎 大森寿美男なかにし礼 なかにし礼・石田ゆり夫妻、いしだあゆみ石田治子 22.0 石原さとみ*
70 てん天花 2004前 A 宮城/東京 竹山洋 - 20.0 藤澤恵麻
71 わかば 2004後 B 兵庫/宮崎 尾西兼一 - 19.9 原田夏希
72 ふあファイト 2005前 A 群馬/東京 橋部敦子 高崎競馬場 21.9 本仮屋ユイカ
73 かせ風のハルカ 2005後 B 大分/大阪 大森美香 - 21.3 村川絵梨
74 しゆ*純情きらり 2006前 A 愛知/東京 浅野妙子津島佑子 津島佑子とその父兄ら 24.2 宮﨑あおい
75 いも芋たこなんきん 2006後 B 大阪 長川千佳子(田辺聖子 田辺聖子 20.3 藤山直美
76 どんど晴れ 2007前 A 岩手/神奈川 小松江里子 - 24.8 比嘉愛未
77 ちりとてちん 2007後 B 福井/大阪 藤本有紀 - 18.8 貫地谷しほり
78 ひと 2008前 A 東京 鈴木聡 - 18.5 榮倉奈々
79 だんだん 2008後 B 島根/京都 森脇京子 - 18.7 三倉茉奈三倉佳奈
80 つばさ 2009前 A 埼玉 戸田山雅司 - 17.7 多部未華子
81 うえウェルかめ 2009後 B 徳島 相良敦子 - 20.6 倉科カナ
82 ゲゲゲの女房 2010前 A 島根/東京 山本むつみ武良布枝 武良布枝・水木しげる夫妻 23.6 松下奈緒
83 てっぱん 2010後 B 広島/大阪 寺田敏雄/今井雅子/関えり香 - 23.6 瀧本美織
84 おひさま 2011前 A 長野 岡田惠和 - 22.6 井上真央
85 かあカーネーション 2011後 B 大阪 渡辺あや 小篠綾子コシノジュンコヒロコミチコ(コシノ3姉妹) 25.0 尾野真千子*→夏木マリ*
86 うめ梅ちゃん先生 2012前 A 東京 尾崎将也 - 24.9 堀北真希
87 しゆ純と愛 2012後 B 沖縄/大阪 遊川和彦 - 20.2 夏菜*
88 あまちゃん 2013前 A 岩手/東京 宮藤官九郎 三陸鉄道 27.0 能年玲奈*
89 ごちそうさん 2013後 B 東京/大阪 森下佳子 - 27.3
90 はな花子とアン 2014前 A 山梨/東京 中園ミホ村岡恵理 村岡花子 25.9 吉高由里子
91 マッサン 2014後 B 大阪/北海道
広島/スコットランド
羽原大介 竹鶴政孝リタ夫妻、ニッカウィスキーサントリーなど 25.0 玉山鉄二(男性)
シャーロット・ケイト・フォックス
92 まれ 2015前 A 石川/神奈川 篠﨑絵里子 - 22.7 土屋太鳳
93 あさが来た 2015後 B 京都/大阪/福岡 大森美香(古川智映子 広岡浅子加島屋(加島銀行)、大同生命保険日本女子大学 27.2 波瑠
94 とと姉ちゃん 2016前 A 静岡/東京 西田征史 大橋鎭子暮しの手帖 25.9 高畑充希
95 べっぴんさん 2016後 B 兵庫/大阪/滋賀 渡辺千穂 坂野惇子ファミリア 22.5 芳根京子
96 ひよっこ 2017前 A 茨城/東京 岡田惠和 - 24.4 有村架純*
97 わろてんか 2017後 B 京都/大阪 吉田智子 吉本せい吉本興業 22.5 葵わかな
98 半分、青い。 2018前 A 岐阜/東京 北川悦吏子 - 24.5 永野芽郁
99 まんぷく 2018後 B 大阪 福田靖 安藤仁子百福夫妻、日清食品チキンラーメン 23.8 安藤サクラ
100 なつぞら 2019前 A 東京/北海道 大森寿美男 奥山玲子東映動画(現・東映アニメーション) 23.8 広瀬すず
101 スカーレット 2019後 B 大阪/滋賀 水橋文美江 神山清子 22.4 戸田恵梨香
102 エール 2020前[注 1] A 福島/愛知/東京 吉田照幸/清水友佳子/嶋田うれ葉林宏司 古関裕而 22.1 窪田正孝(男性)
103 おちょやん 2020後[注 2] B 大阪/京都 八津弘幸 浪花千栄子松竹新喜劇 18.9 杉咲花
104 おかえりモネ 2021前[注 3] A 宮城/東京 安達奈緒子 ウェザーニューズ 清原果耶
105 カムカムエヴリバディ 2021後[注 4] B 京都/岡山/大阪 藤本有紀 平川唯一 上白石萌音
深津絵里
川栄李奈
106 ちむどんどん 2022前 A 沖縄/東京 羽原大介 - 黒島結菜

歴史[編集]

そもそも、戦後、毎朝ラジオで小説が朗読されており、この枠名が「連続ラジオ小説」であった[注 5]。この枠が、小説の朗読からラジオドラマに建て替えられた。さらに、テレビ放送開始に伴って、この枠がテレビドラマに建て替えられた。この経緯から、「連続テレビ小説」という枠名になっている。ラジオドラマの名残から、初期のものは台詞よりもナレーションが多用された。その後、現代に至るまで全作品でナレーションが置かれている。また、ドラマとしての原典・雛形は十朱幸代岩下志麻らを輩出したNHKの帯ドラマバス通り裏』(1958年 - 1963年、月 - 金曜19時15分 - 19時30分)が挙げられる。

1961年度、第1作『娘と私』放送開始。本作は月 - 金の週5回放送で、放送時間も8時40分 - 9時の20分であった。第2作『あしたの風』から月 - 土の週6回放送、放送時間8時15分 - 8時30分の15分で固定され、以降約半世紀にわたって一切変更されなかった。放送期間は、4月 - 3月の1年間。1年間の長丁場であったため出演者を拘束する期間が長く、その撮影も当時の技術ではVTRの編集ができなかったため、1話15分を全て連続撮影し失敗すると初めから撮り直しする、撮って出しにほぼ類似したスタイルなど負担が大きかった。特に毎年の主演女優は必ずと言ってよいほど途中で体調を崩していた。さらに『鳩子の海』(1974年度)では脚本家の林秀彦が極端な遅筆で撮影に支障を来した。

これがきっかけとなって、次作『水色の時』から1作につき半年となり、さらに前期(4月 - 9月)放送作品をNHK放送センター制作、後期(10月 - 3月)放送作品をNHK大阪放送局制作とすることで[注 6]、余裕をもって制作に取り組めるようになる(通常簡略化して、それぞれ「東京制作」、「大阪制作」と呼ばれる。本稿もそれに従う)。以降、NHK開局周年記念作などでまれに1年作品が作られた例外を除いて、東京・大阪の交互制作の体制が維持される。2000年代後半に視聴率が著しく低下し、個別の回では視聴率が10%を切る作品も出てきたが、『ゲゲゲの女房』(2010年度前期)から放送時間を15分繰り上げるとともに視聴率は復調傾向にある。

エール』(2020年度前期)から4K制作となる。また、NHKが推進する「働き方改革」による制作現場の負担軽減を背景に、4K制作にともなう制作時間および制作費の増大への対策として週5回放送の検討が進められ[3][4]、2019年7月24日の定例会見で、木田幸紀放送総局長が正式決定を発表した[1]

変遷[編集]

特記事項[編集]

  • 1964年 うず潮 - シリーズ初の大阪放送局制作作品。
  • 1965年 たまゆら - シリーズ初の書き下ろし作品[注 9]
  • 1983年 おしん - 9年ぶりの1年度作品。視聴率ビデオリサーチ調べ、関東地区)が平均52.6%、最高62.9%を記録。
  • 1984年 ロマンス - 初の歌詞入りのオープニング曲。
  • 1994年後期 - 1995年前期 春よ、来い - 2020年時点で、シリーズ最後の1年度作品。
  • 2002年 朝ドラ初の続編私の青空2002』を放送(月曜ドラマシリーズ枠)。
  • 2009年 つばさ - 今作品(埼玉県)をもって、全47都道府県舞台地に。
  • 2011年 カーネーション - 全編、高精細プログレッシブカメラを使用した24fpsシネライクガンマ処理による収録方式を試験的に導入(2014年度上半期の『花子とアン』以降よりこの収録方式を正式採用[10])。
  • 2014年 マッサン - 在日外国人(イギリス人)が初めてヒロインとなる[注 10]
  • 2015年 あさが来た - 初の幕末を舞台としたドラマ。
  • 2018年上期 半分、青い。 - 初の聴覚障がい者を主人公とする作品。
  • 2018年下期 まんぷく - 全編、シネライクガンマに加え、VFXを試験的に導入。
  • 2019年 なつぞら - 通算100作目。1961年の第1作『娘と私』から59年目で達成した。
  • 2020年 エール - 新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言発令による一時的な制作休止により、第13週(6月22日に始まる週)を最後に放送が中断され、6月29日 - 9月11日の期間中は、第1 - 65話までの再放送(本来放送されない土曜日も放送。)でつなぎ、終了後の9月14日に始まる週より、第14週から本放送再開。本来の放送週である26週から2週短縮され、24週(11月23日に始まる週が最終週。最終話は11月27日)の放送に変更となった。
  • 2020年 - おちょやん - 前作『エール』の放送期間延長により、本来の初回スタート日である9月28日から2か月遅延となり、11月30日に変更された。
  • 2021年 - おかえりモネ - 前作『おちょやん』の放送期間遅延により、本来の初回スタート日である3月29日から1ヶ月半遅延となり、5月17日に変更された。 初の新元号「令和」以降の年が登場する作品
  • 2021年 - カムカムエヴリバディ - 前作『おかえりモネ』の放送期間遅延により、本来の初回スタート日である9月27日から1ヶ月遅延となり、11月1日に変更予定。

番組内容[編集]

通常、3月末から4月初旬ならびに、9月末から10月初旬の月曜日から放送を開始する(NHKの改編時期の都合によるもの)。

傾向[編集]

NHKドラマ番組部の遠藤理史部長によれば、ヒロイン像は大きく3つに分けられるという[11]。『おはなはん』から『おしん』までは「縛られた場所から出るヒロインの時代」、『はね駒』『ひらり』『ひまわり』『天うらら』など「女性が進出しきっていない職種で頑張るヒロインの時代」、『ちゅらさん』以降は「女性の自己実現」がテーマになっている。朝ドラのプロデューサー歴もある小林由紀子は2009年の時点で、14作目『鳩子の海』まで、15作目『水色の時』以降、42作目『青春家族』以降、62作目『私の青空』 以降と、4区分している[12]

ほとんどの作品がハッピーエンドであり、ヒロインの死を描いたものは『うず潮』『すずらん』『純情きらり[注 11]カーネーション』『マッサン』があるが、いずれも「大往生」に近いものが多い。

また一部作品では、過去の朝ドラとのクロスオーバー小道具を含む[13])や、放送している作品自体を登場人物が観るメタフィクション的な展開も見られる。例えば『おはなはん』では主人公がドラマの第1回放送を観るシーンが、『カーネーション』ではテレビ局から主人公の生涯をドラマ化する依頼が舞い込むことでこの作品の実現をほのめかし、実現された第1回放送を主人公の友人が観るシーンが、それぞれ最終回にあった。

『おはなはん』以降、「」がタイトルに含まれる作品は文字通り「」がついて高視聴率になるとされる[14][15]ことから、「ん」がタイトルに含まれる作品は5割を超えている[16]。また同様に、この作品から、タイトルが主人公の名前・呼び名そのもの、またはそれらがタイトルに入ることが多くなった。

原則として全作品がフィクションであるが、民放ドラマのような「このドラマはフィクションであり、登場人物、団体名等は全て架空のものです」「――実在のものとは関係ありません」表示はほとんど出ない[注 12]。下記の場合でも、あくまで実在の人物は「モデル」や「モチーフ」として[17]作品内では名前を変更したり[注 13]、自由に脚色・創作エピソードが加えられてきた。

21世紀に入ってからは、『花子とアン』『エール』『おちょやん』『カムカムエヴリバディ』など、昭和年間前半(1920年代1950年代)を舞台とする作品にNHK自体が登場する例も出ている。

時代設定[編集]

ほとんどが明治中期以降(1880年代以降)が舞台であり、江戸時代及び明治初期(1870年代以前)が描かれたのは『あさが来た』のみ。明治以降では時代が多岐にわたっており、現代劇では放送期間とほぼ重なる時代まで描かれることが多い。

舞台地[編集]

原則、日本を舞台地としている。東京制作では東京を中心に東日本、大阪制作では大阪(大坂)を中心に西日本の各都市を舞台地とすることが多い。舞台に一番選ばれている都道府県は、2020年度後期の『おちょやん』まで、1位東京都の48回、以下、2位大阪府31回、3位京都府12回、4位北海道9回、5位兵庫県8回、6位静岡県広島県5回、7位長野県の4回と続く[18]。80作目、2009年度前期の『つばさ』が埼玉県を舞台地としたことにより、47都道府県全てが連続テレビ小説の舞台地となった[19]。また、香川県が舞台になった作品は『あしたの風』のみで、カラー放送になってからは一度も舞台になっていない唯一の都道府県である[20]

撮影が行われたロケ地には多くの観光客が訪れることがあり、経済効果地域振興を狙ってドラマを誘致しようとする地方公共団体も少なくない。2012年には「朝ドラ舞台地ネットワーク連絡会議」が発足した。

一部分の舞台地を日本以外として設定した作品には、『凛凛と』のパリロンドン、『さくら』のハワイ、『マッサン』のスコットランド(ただし撮影地は北海道)などがある。

キャスト[編集]

主役はじめ主要なキャストは発表とともに記者会見が行われ、芸能ニュースなどで報道される。

『大河ドラマ』にもみられるように、番組スタートから数週間は子役が主人公の幼少時代を演じるストーリーが展開されるものが多いが、『あまちゃん』、『ひょっこ』、『おかえりモネ』などのように、番組が始まる段階からヒロインの成長した大人の姿から始まるもの(子役は回想などで登場する程度)もある。

主演[編集]

『おはなはん』[注 14]以来、ほとんどがオーディションで選ばれている。スターへの登竜門とも言われ、合格者のキャリアに応じて「新人発掘の場」「ステップアップの機会」としての性格を持つ。ただ、2006年の『純情きらり』以降は、オーディションを経ずに映画や民放ドラマですでに主演実績のある女優がキャスティングされることも多くなっている[21]

丁寧な役作りやリハーサル等により、俳優としての演技力を培えるため、「ヒット女優の養成所」として本枠を位置付けることもある[22]。民放の連続ドラマに比べて厳しい撮影が長期間続く特徴もある[23][24]。ヒロインを務めた若手俳優は清純・清潔・爽快な印象が強くなるため、その後の役柄が狭まるとも言われる。紺野美沙子星野知子らも自著やインタビューの中で、ヒロインのイメージと自己とのギャップに悩んだり女優活動にも少なからず影響があったと述べた。

現シリーズのクランクアップ後に、そのヒロイン役あるいは主演となる男性俳優が新シリーズの陣中見舞いをし、主演同士で縁のものを交換するバトンタッチセレモニーが、1990年代以降、恒例になっている。2016年の『とと姉ちゃん』→『べっぴんさん』へのバトンタッチセレモニーの際には、同年開催のリオ五輪の男子陸上400mリレーにおいて銀メダルを獲得したことから、次作品名の書かれたバトンを用いたイベントが行われ、次作品からも、バトンを用いて引継ぎ式が行われている。

『いちばん星』では高瀬春奈から五大路子へ、『春よ、来い』では安田成美から中田喜子へ、それぞれ主演を引き継いだ(どちらも体調不良を理由とする途中降板)。また、『和っこの金メダル』では、市川紀子(後に市川翔子に改名)の民社党広報ポスターモデル契約がヒロイン内定後に判明し、放送法第4条(政治的公平の原則)に抵触するため取り消され、再オーディションの結果、渡辺梓が選ばれた。

ダブル主演の例[編集]
  • 『青春家族』『京、ふたり』は母娘の、『おんなは度胸』は義母娘の、『ふたりっ子』『だんだん』は双子のダブルヒロイン。
  • 『カムカムエヴリバディ』は祖母・母・娘の3世代ヒロイン。
  • 『おしん』『春よ、来い』『すずらん』『カーネーション』では、前(中)後半で別の俳優がヒロインを演じた[25][注 15]。『おひさま』では、回想と現代の2人のヒロインによる形式をとった。
  • 旅路』『マッサン』は夫婦のダブル主演。

その他のキャスト[編集]

放送期間が長期にわたり、出演者も大多数必要であるため、本業は俳優でないタレントお笑いタレント歌手、また舞台となった自治体で活躍するローカルタレントなど)・文化人スポーツ選手の出演もある。特に大阪制作の作品では、関西の劇団[注 16]上方落語界、漫才・喜劇界からの起用[注 17]東京制作の作品ではフリーアナウンサーの起用も見られる。

主役オーディション最終選考で次点の候補者は、ヒロインの友人役・姉妹役・娘役などに配されることがある[26][27][28][29][30][31][32]。また、2011年以後は脇役を演じた若手女優が後にブレークする傾向が見受けられ、「新・女優登竜門」とも称されるようになる[33]。また、若手女優と同様にヒロインの相手役などの脇役を演じた男性俳優のブレークも見られるようになっている。

過去にヒロインを演じた女優が、後年別役で出演する事例もあるが、特異例として2006年下半期『芋たこなんきん』では、ヒロインの藤山直美より年下だった田畑智子小西美帆がレギュラー格で、またゲストとしていしだあゆみ菊池麻衣子の都合4人が、2019年上半期『なつぞら』では朝ドラの第100作記念のため、松嶋菜々子山口智子貫地谷しほりら、ゲスト・端役を含め歴代ヒロインとしては最多の15人が出演したことがあった。

放送日時[編集]

総合テレビにおける放送日時の変遷
期間 曜日 本放送 再放送[注 18]
 1961年4月3日  -  1962年3月30日
娘と私
月 - 金 8:40 - 9:00 13:00 - 13:20
1962年4月2日
あしたの風
- 1966年4月2日
たまゆら
月 - 土 8:15 - 8:30 12:40 - 12:55
1966年4月4日
おはなはん
-  2010年3月27日
ウェルかめ
12:45 - 13:00
2010年3月29日
ゲゲゲの女房
-  2020年3月28日
スカーレット
8:00 - 8:15
2020年3月30日
エール
- 月 - 金[注 19]

本編の本放送[編集]

日本国外(NHKワールド・プレミアムを除く)での放送時間は、いづれも当該地域の現地時間で示す。(以下同文)

2011年3月までのNHK-BSの3チャンネル時代は、旧BShiの月 - 土曜、7時30分 - 7時45分と旧BS2の月 - 土曜、7時45分 - 8時にも放送された。

本編の再放送[編集]

月 - 金曜は、NHK総合で12時45分からとBSプレミアムとBS4Kで23時からの1日2回の再放送。2019年度までの土曜日はBSプレミアムで1週間(6日分)が9時30分 - 11時に再放送されていたため、1日3回再放送されていた。

  • 総合テレビ
    • 月 - 金曜[注 19] 12時45分 - 13時
    夏の甲子園高校野球決勝戦が開催される日は原則として前倒し(12時15分 - 12時30分)となる[注 22]。また、夏の高校野球地方予選の放送が行われる地域でも、一部放送時間を移動させて放送する場合がある。さらに、緊急・重大ニュース発生時や重大な気象事案発生時および強い地震が発生した時は、放送時間の変更または放送日の移動が行われる。
  • NHKワールド・プレミアム
    • 月 - 金曜[注 19] 12時45分 - 13時
  • BSプレミアム[注 20]、BS4K
    • 月 - 金曜 23時 - 23時15分(2020年3月30日から[注 23]
過去に
  • 月 - 土曜 23時30分 - 23時45分(2017年4月3日から2020年3月28日まで)
  • 月 - 土曜 23時 - 23時15分(2012年4月2日から2017年4月1日まで)
  • 月 - 土曜 18時45分 - 19時(2012年3月31日まで)
  • テレビジャパン
    • 月 - 金曜[注 19] 10時10分 - 10時25分(東海岸) / 07時10分 - 07時25分(西海岸) / 05時10分 - 05時25分(ハワイ、アメリカ本土が夏時間の間は4時10分 - 4時25分)
  • JSTV放送
    • JSTV1 月 - 金曜[注 19] 13時45分 - 14時・18時45分 - 19時(イギリス時間) / 14時45分 - 15時・19時45分 - 20時(中央ヨーロッパ時間) / 15時45分 - 16時・20時45分 - 21時(アラブ首長国連邦時間)
    • JSTV2 月 - 金曜[注 19] 3時45分 - 4時(イギリス時間) / 4時45分 - 5時(中央ヨーロッパ時間) / 7時45分 - 8時(アラブ首長国連邦時間)[注 21]
2011年3月までのNHK-BSの3チャンネル時代
旧BS2で、月 - 土曜の19時30分 - 19時45分(2007年1月8日から)の当日分の再放送と、土曜の9時30分 - 11時の1週間6話分をまとめて再放送(1996年度から[注 24])。
  • 月 - 金曜は、BS-Hi・7時30分、BS-2・7時45分、総合・8時、総合・12時45分(再)、BS-2・19時30分(再)の1日5回の放送。
  • 土曜日は、BS-2で1週間6日分が再放送される(10時45分の土曜分の再放送が加わる)ため、1日6回の放送。
  • 2007年1月(『芋たこなんきん』の途中)から、土曜日午前の1週間まとめ再放送と別に19時30分(2011年4月からのNHK-BSの2チャンネル統合以後はBSプレミアムで18時45分、2012年4月からの『梅ちゃん先生』では23時)からの再放送も行われており、BS2 → BSプレミアムでは同じ作品が当日2回と土曜日の午前中と合わせて3回放送されている。

1週間分まとめて再放送[編集]

番組表の上でのタイトルは『今週の連続テレビ小説・○○』
  • BSプレミアム
    • 土曜[注 19] 9時45分 - 11時(1週間5回分をまとめて放送。2020年4月4日から[注 23]
    過去に
    • 土曜 9時30分 - 11時(1週間6回分をまとめて放送。2020年3月28日まで)
  • JSTV放送
    • JSTV1 土曜[注 19] 22時40分 - 23時55分(イギリス時間) / 23時40分 - 日曜 0時55分(中央ヨーロッパ時間) / 日曜 2時40分 - 3時55分(アラブ首長国連邦時間) - 1週間5回分をまとめて放送 2020年4月4日(アラブ首長国連邦時間は5日)から
    過去に
    • JSTV2 日曜 17時30分 - 19時(イギリス時間) / 18時30分 - 20時(中央ヨーロッパ時間) / 19時30分 - 21時(アラブ首長国連邦時間) - 1週間6回分をまとめて放送 2020年3月28日まで

ダイジェスト版[編集]

『○○(作品名)1週間』→『○○(作品名)・第X週』
  • 総合テレビ
    • 土曜[注 19] 8時 - 8時15分、12時45分 - 13時
    • 日曜 原則として11時 - 11時15分[注 25]
NHKとっておきサンデー』内においてのフロート番組であった時期は、毎週日曜日、おおむね午前11時5分前後から。
番組編成上の都合で『とっておきサンデー』が短縮・休止になる場合には、別枠(翌日未明など)にて単独番組として放送された。
初年度の2011年度は1週間分を23分に編集したダイジェスト版だったが、2012年度からは『とっておきサンデー』が短縮となり(『明日へ -支えあおう-』が新番組として10時台に放送される関係)、20分に縮小された。
なお2016年度からはそれまでコーナーとして内包していた『とっておきサンデー』の終了に伴い、日曜11時 - 11時20分に単独番組として編成されることになった。この名残でスポーツ中継他[注 26]で定時の時間で生放送できなかった場合には、深夜(正式な日付上月曜未明)等に移設することもある。
2020年度からは15分となり、総合テレビでは土曜日8:00と12:45[注 27]、日曜日11:00の3回、BSプレミアムとBS4Kでは土曜日7:30[注 27]に放送する[注 23]。またこれまでは番組表・放送上のタイトルは上記『○○(作品名)1週間』だったが、2020年4月以後は『○○・第X週』に改められ、また週間ダイジェストは原則としてNHKアナウンサーがナレーターを務めていたが、リニューアル後はタレントがそれを担当する作品もある[注 28]
  • BSプレミアム・BS4K
    (BSP/4Kにおいての再放送は行わない。)
開始された2012年度は毎週日曜日の午後、2013年度は毎週土曜日の深夜などに、不定期で放送された。
  • NHKワールド・プレミアム
  • テレビジャパン
    • 金曜[注 19] 21時45分 - 22時(東海岸) / 18時45分 - 19時(西海岸) / 16時45分 - 17時(ハワイ州の旗 ハワイ、アメリカ本土が夏時間の間は15時45分 - 16時)
    • 土曜[注 19] 10時10分 - 10時25分(東海岸) / 07時10分 - 07時25分(西海岸) / 05時10分 - 05時25分(ハワイ州の旗 ハワイ、アメリカ本土が夏時間の間は4時10分 - 4時25分)
  • NGN
    • 土曜[注 19] 20時15分 - 20時35分(約3か月遅れ、英語字幕付。放送前後にCMが入り、放送時間は20分)
  • JSTV放送
    • JSTV1 土曜[注 19] 6時 - 6時15分(イギリス時間) / 7時 - 7時15分(中央ヨーロッパ時間) / 10時 - 10時15分(アラブ首長国連邦時間)
    • JSTV2 金曜[注 19] 23時 - 23時15分(イギリス時間) / 土曜 0時 - 0時15分(中央ヨーロッパ時間) / 土曜 3時 - 3時15分(アラブ首長国連邦時間)[注 21]
『5分で○○(作品名)』
2019年度後期の『スカーレット』をもって5分枠ダイジェストは廃止された。
  • 総合テレビ
    • 終了時は土曜14時50分 - 14時55分、日曜5時45分 - 5時50分、同17時55分 - 18時(2015年4月より)
    (スポーツ中継や特番などにより放送時間の変更となる場合有。この場合は、土曜日22時45分から22時50分など別の枠に振り替える場合もある)
    (5時45分からの回は月末は『国際放送番組審議会報告』があるため休止、また2013年度以後、『5分で(作品名)』の最終週分は放送されず、その回は、次回の朝ドラの予告編を取り上げた『NHKプレマップ』などに差し替えられる)
    2012年度(2013年3月)まで 基本日曜18時40分 - 18時45分、2013年度(2013年4月 - 2014年3月)は日曜5時45分 - 5時50分、月曜0時5分 - 0時10分(日曜24時5分 - 24時10分)
  • NHKワールド・プレミアム
    • 日曜、21時50分 - 21時55分
    従来の枠に『NHKスペシャル』の5分版である『Nスペ5min』が編成されたため、2012年10月7日より時間帯が変更された。その2012年前期の18時55分 - 19時枠(2011年度よりも1分繰り下げ)では、前座番組『ザ少年倶楽部』が18時のニュースの放送時間拡大や大相撲中継延長に伴って開始時刻が遅れた場合は、休止または別時間帯にスライドされることもあった。
参考
NHKが発行する「放送番組時刻表」[34]における正式な番組名は『朝ドラダイジェスト』。どちらも『おひさま』(2011年度前期)から、スタートした。
NHKとっておきサンデー』内では原則として20分版を放送したが、2011年度はまれに5分版を放送したことがあった(原則として「あなたのアンコール」枠の本編時間が長い場合や特設ニュースが急遽組まれたことで変更が生じた場合に限られる)。ダイジェスト版は解説放送なしだが、字幕放送[注 29] あり。
なお、『おはなはん』、『旅路』では、1週間の内容を1時間にまとめた特集が放送されていた。

アンコール放送[編集]

太字は大阪制作。

放送期間 本放送 再放送
BS2[注 30] NHK
ワールド・プレミアム
BSプレミアム 総合[注 31] 単独枠
[注 32]
1993前 ええにょぼ おはなはん[注 33] 開局前につきなし 放送なし 放送なし
1993後 かりん おしん
1994前 ぴあの
1994後 春よ、来い 青春家族
1995前 ひらり
1995後 走らんか! なっちゃんの写真館
1996前 ひまわり 純ちゃんの応援歌
1996後 ふたりっ子 マー姉ちゃん
1997前 あぐり ハイカラさん
1997後 甘辛しゃん ふたりっ子
1998前 天うらら おんなは度胸
1998後 やんちゃくれ ノンちゃんの夢
1999前 すずらん 本日も晴天なり
1999後 あすか 雲のじゅうたん
2000前 私の青空 鮎のうた
2000後 オードリー はね駒
2001前 ちゅらさん 虹を織る
2001後 ほんまもん よーいドン
2002前 さくら 心はいつもラムネ色
2002後 まんてん チョッちゃん
2003前 こころ ぴあの
2003後 てるてる家族 ひまわり
2004前 天花 澪つくし [注 34]
2004後 わかば ええにょぼ
2005前 ファイト あすか
2005後 風のハルカ かりん
2006前 純情きらり 君の名は
2006後 芋たこなんきん
2007前 どんど晴れ さくら
2007後 ちりとてちん 都の風
2008前 放送なし[注 35]
2008後 だんだん
2009前 つばさ
2009後 ウェルかめ
2010前 ゲゲゲの女房 ちりとてちん[注 36]
2010後 てっぱん 放送なし
2011前 おひさま チャンネル廃止 放送なし 放送なし
2011後 カーネーション
2012前 梅ちゃん先生 ゲゲゲの女房 放送なし
2012後 純と愛 おひさま
おしん[注 37]
2013前 あまちゃん 純情きらり[注 38] てっぱん[注 38]
2013後 ごちそうさん ちりとてちん ちゅらさん
2014前 花子とアン カーネーション 放送なし
2014後 マッサン 梅ちゃん先生
2015前 まれ あまちゃん[注 39]
2015後 あさが来た どんど晴れ
2016前 とと姉ちゃん てるてる家族
2016後 べっぴんさん ごちそうさん
2017前 ひよっこ こころ
2017後 わろてんか 花子とアン
2018前 半分、青い。 マッサン カーネーション[注 40]
2018後 まんぷく べっぴんさん あさが来た[注 41]
2019前 なつぞら おしん ゲゲゲの女房[注 42]
2019後 スカーレット ひよっこ[注 43]
2020前 エール はね駒 純情きらり[注 44]
2020後 おちょやん 澪つくし 花子とアン[注 45]
2021前 おかえりモネ あぐり (未定)
2021後 カムカムエヴリバディ (未定) (未定)
2022前 ちむどんどん (未定) (未定)

総集編・特別編[編集]

放送時期
総集編は、前期作品は年末、後期作品は(春の)大型連休期間中の放送が、ほぼ恒例である(かつては年末に一括放送することもあった)。人気作品は、複数回放送されることもある。
2010年度までは、特別編と題して、前半のダイジェスト収録の舞台裏などをまとめた特番が放送された。
2010年前期『ゲゲゲの女房』までは基本的には1回45分を4 - 5回に分けるが、『ちゅらさん』(2001年度前期)、『どんど晴れ』(2007年度前期)は、75分×3回に分けたりするなどの例外があった。
2010年後期『てっぱん』以後は前後編2部方式を採用するようになり、2011年『おひさま』以後は、前編はいずれも放送期間中の中盤(前期は7月の海の日前後の午前中に、後期は年末年始(12月末か1月はじめ)の午前中)に先行放送し、さらに改めて前後編の完全版を、前期は10月の体育の日の午前中、後期は翌年5月の大型連休期間中の祝日の午前中にまとめて放送している。
2015年11月30日には水木しげるが亡くなったことを受け、追悼番組として同年12月5日および12日と13日に、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の総集編(全3回)が再放送された。
総集編のソフト化
総集編はかつて『雲のじゅうたん』(1976年度前期)、『おしん』(1983年度)など一部で制作されていた。『ふたりっ子』(1996年度後期)以降は、基本的に全作品で制作され、ほぼ全作品がNHK(発売元NEP)からビデオソフト(DVD・VHS・Blu-ray)化されている(総集編が放送されている『芋たこなんきん』では全話収録の完全版を含めて一切ビデオ化されていない)。
『ひまわり』(1996年前期)まではほぼ全作品で総集編が作られなかったため、NHKアーカイブス番組公開ライブラリーでは各作品の最初週と最後週のそれぞれ6回分を公開し、次作『ふたりっ子』以降の作品は総集編部分のみ公開という形態になっている。
また、『NHK連続テレビ小説 朝のヒロインたち』(発売元アポロン)という、『澪つくし』までの超ダイジェスト版(全2巻)のVHSソフトもあった。

放送休止・変更の事例[編集]

終日報道特番が行われている時でも、たいていの場合は総合テレビの本放送と再放送の15分間のみは特番を中断して朝ドラを放送する。定例的に放送パターンが崩されるのは次の場合である。

年末年始
通常12月29日 - 1月3日の計6日間は放送休止。なお、12月28日が月曜日か1月4日が土曜日(週5日制になってからは金曜日)の場合、その週の放送そのものがなく、次週の月曜から再開する場合もある。ただし、初期では上記の6日間でも放送していたこともある。
作品によっては、年末の放送最終回を総集編的な内容(主人公の回想など)としたり、劇中でも丁度年をまたぐようにするなど、年末年始編成を意識した演出が加味されることもある。なお2000年代頃より、年末年始に前半のまとめと収録の舞台裏、後半の見所を取り上げる特別編を放送することもある。
8月6日
8月6日は「広島平和記念式典」中継が8時台に入るため、式典の進行状況にもよるが、毎年8時35分頃からの放送(中国地方の5局は7時45分からの先行放送[注 46])となる。
選抜高等学校野球大会の決勝戦当日(3月末 - 4月上旬)
試合開始時刻が12時30分のため、総合テレビの再放送が正午のニュースの後の12時15分からに繰り上がる。

特番を優先して放送が行われなかったか、放送中に突発的な事件や緊急地震速報が発生して放送終了前にニュース速報が入った時には、翌日の同じ時間帯に2本続けて放送するか、あるいは1日ずつ繰り下げて土曜日に2本放送する。これは再放送の場合でも同じで、同じ回が朝と昼に必ず1回ずつ放送されるように編成が組まれる。放送の遅れは原則その週の内部で完結されているが、国家規模の天災が発生した際に放送日程を週単位で繰り下げた例が2度ある。

「翌放送日に2本分をまとめて放送」[38]の対応をとったケースには「※」を付与。

(これより後は各作品を参照)

日本国外における放送[編集]

日本国外においての、当シリーズ放送のきっかけとなったのは、1983年度1年間をかけて生放送された『おしん』で、生放送終了後の1984年にアメリカ合衆国、オーストラリアシンガポールタイ王国の4か国で最初に海外輸出されたのが始まりとされる[43]

とくに『おしん』の人気は世界的に根強いものがあり、「国際交流基金」が発展途上国に向けて日本のテレビ番組の貸し出し供給を行っていることから[43]2015年12月現在(統計以下同文)では、全世界73か国・地域[44]で放送されており、1985年に放送された中華人民共和国においては、視聴率が90%を超えた地域もあったほか、台湾中華民国)では通算27回にわたり再放送された事例(2007年7月現在)もある[43]。(当該項参照)

またこれ以外の朝ドラも、『カーネーション』(31か国)、『すずらん』(21か国)、『あまちゃん』(11か国)など多くの作品が番組販売供給により輸出[44]されているほか、現在放送されている新作についても、NHK直営の国際テレビ放送であるNHKワールドプレミアムで、放送当日の総合テレビと同時生放送が行われているほか、NHKの欧米の現地法人である「JSTV」(欧州)、「テレビジャパン」(北米)を通して、放送当日の総合テレビの放送終了後の時差[注 21]でほぼリアルタイムで放送されている。

番組の構成[編集]

オープニング・テーマ音楽[編集]

各作品、クレジットはオープニング時に表示され、その時にオープニングのテーマ音楽が流れる。当初は全てインストゥルメンタル曲であったが、90年代以降は歌詞入りの楽曲(ポップス系歌手の書き下ろし[注 47])が多く採用されるようになる[注 48][注 49]。毎週月曜日はスタッフのクレジットも流れるためテーマ音楽は長めになる(月曜は90秒、他は60秒程度)。作品によっては、オープニング映像やテーマ音楽の歌詞が途中で変化することもある。

ウェルかめ』(2009年度後期)までは、第1回と最終回を除き、開始時のアバンタイトル(導入部)は無く(第1回・最終回でもアバンタイトルを行わない作品もあった)、放送時刻と同時にオープニングタイトル(テーマ音楽)に入っていた。逆に『ゲゲゲの女房』(2010年度前期)以降は、アバンタイトル(15秒から2分程度、冒頭に「連続テレビ小説」のシリーズタイトル表示)が原則入るようになった(しかし一部の回のみアバンタイトルが入らない事もある)。また、最終回ではオープニングをエンディングとして最後に流すこともある。しかし『ゲゲゲの女房』以降の作品で唯一『ひよっこ』のみ第2話以降はアバンタイトルが入らない事が多かったため、今作ではまさに「連続テレビ小説」の原点回帰を思わせるような雰囲気となった。

エール』(2020年度前期)では、基本他の作品同様、月曜日は90秒バージョン、火曜日から金曜日は60秒バージョンだが、物語の節目の回で月曜でなくても90秒バージョンになったり、月曜でも60秒バージョンになった回がある。さらに、重苦しい内容の回などでオープニングテーマ曲が流れず、タイトルとスタッフロールのみしか流れない、オープニングカットの回がある(エール#オープニング)。

2012年には「朝ドラ50years NHK『連続テレビ小説』放送開始50周年テーマ音楽集」というCDが発売された。作品毎にサントラCDが販売されるようにもなっている。

2010年代には、朝ドラ(特に大阪放送局制作)の主題歌と歌唱アーティストが『NHK紅白歌合戦』に選出される例も多い[注 50]

楽譜も販売されている[45]

画面表示[編集]

  • アバンタイトルがある回では、画面の右下(左下や中央の場合も稀にある)に最初の5秒程度「連続テレビ小説」のシリーズタイトル表示がされる。その場合、その後のオープニングタイトル表示では「連続テレビ小説」は省略されることが多いが、作品によってはアバンタイトルとオープニングタイトル両方に「連続テレビ小説」が併記されることもある。
  • 番組開始時に画面右上に表示される「解説放送」(後述)・「字幕放送」テロップについては、一時期は月曜日のみ表示されていたが、2020年現在は全ての曜日で表示されている。
  • 字幕放送では、通常「♫」ないしは「♫(テーマ音楽)」とされるが、主題歌歌唱部分は歌詞が表示される。デュエットの記号は省略。

サブタイトル[編集]

ひまわり』(1996年前期)で初めてサブタイトル(2週で1つ)が付いた[注 51]。その後、1週単位で1つのエピソードとみなして週タイトルを設置することが定番化した(ストーリーの連続性重視の観点から『すずらん』『てるてる家族』など一部の作品を除く)。

エンディング・次週予告[編集]

さくら』(2002年度前期)以降、エンドカード(エンディング5秒)にドラマに関連した写真等のショートコーナーが設けられている(『さくら』ではアルファベットの各頭文字で始まる単語紹介。他の作品では視聴者の投稿写真、ヒロインや舞台地の人物・風景写真、作品の時代設定当時の写真など)。

エンド5秒のミニコーナーができる前は、エンドカードのところで「つづく(最終回は「完」[注 52]) 製作著作/NHK(大阪)」と表示(時間的な余りがあり、主題歌・挿入歌をエンディングに流す場合は例外として、「あした(来週)もこのつづきをどうぞ。製作著作/NHK(大阪)」としたものもあった)していたが、『さくら』以後は基本的に本編最後のところで「つづく」を入れて、エンディングでは「(作品名<表示されない場合もある>)終(完)[注 52] 製作著作/NHK(大阪)」と表示する。なお、『おかえりモネ』以後はエンドカードでの「終」の表記は廃止されている[注 53]

最終回を除く週末(土曜日)の放送では、最後に次週の予告編が末尾30秒 - 1分程度放送されている(『すずらん』は予告編無し。『エール』からは土曜日の週間ダイジェストの最後に予告編を入れ、金曜日での予告編は無し)。この予告編にも「NHKオンデマンド」でも配信している旨の字幕を出しているが、2013年後期『ごちそうさん』以後は、土曜日以外のエンドカードにも「NHKオンデマンドで配信」との字幕が表示されている。

なお、次週の本編内で流れるナレーションを抽出し、予告編で用いる手法もある。『あまちゃん』(第12週・22週)など。

字幕・副音声解説放送[編集]

1985年[注 56]から、聴覚障害者向けの字幕放送(アナログ放送では文字多重放送チューナーが必要であった)を行っており、主人公は黄色、主人公の次に重要キャラクター[注 57]は水色、語りは緑、それ以外は白で表示されている。

1990年度からは、視覚障害者向けの「音声多重放送による解説放送」を、副音声(デジタル総合テレビ、BSプレミアム、BS4Kはステレオ2音声)で行っている。NHKワールド・プレミアム(海外向けテレビ番組配信)では副音声解説放送は行われていない(通常のモノラル放送となる)。

末期の地上波アナログ放送において、連続ドラマの副音声解説が常時行われていたのは、この朝ドラとEテレの『中学生日記』、民放ではテレビ朝日朝日放送の『土曜ワイド劇場』のみであった[注 58]。(過去にはNHKの夜の帯ドラマシリーズ『ドラマ新銀河』でも実施していたほか、視覚障害者が題材となる作品でも解説が入るものがあった)。デジタル放送では朝ドラ以外の連続ドラマ(『大河ドラマ』、『ドラマ10』、『BS時代劇』など)でも解説放送を取り入れている。

なお、字幕放送のうち、毎週日曜日に放送される「NHKとっておきサンデー」での「○○(作品名)1週間」(週間総集編)については、番組進行が生放送であり、リアルタイム字幕放送の体裁を取っているため、2 - 3秒程度のタイムラグが発生するが、「とっておきサンデー」が休止となり単独での放送となる場合、および年末の週間ダイジェストの総集編が放送される時と、「5分で○○(作品名)」(週間総集編のダイジェスト版)については通常の字幕放送である。

例外として、総集編の放送でも副音声解説があるが、特別編やナビゲーション番組(上半期は大体春の大型連休海の日、下半期は年末年始に多い)では副音声解説はなく、ステレオ放送のみ行われる。また、『私の青空』や『ちゅらさん』の続編が『月曜ドラマシリーズ』や『土曜ドラマ』といった別のNHKドラマ枠で放送された際も同様であったが、『どんど晴れ』の続編スペシャルでは解説放送(アナ・デジとも)がある。なお、2011年から開始された地上波の1週間ダイジェスト(『NHKとっておきサンデー』内包「○○(作品名)1週間」と、夕方の「5分で○○(作品名)」)においては、解説放送はデジタルを含め実施されていない。

音声解説のナレーション
出演者・スタッフとしては表示されないが、副音声(ステレオ2)では「解説は○○です」と自ら名乗っている
初代: 関根信昭 (1990年度 - 2001年度)
2代目: 江原正士 (2002年度 - 2006年度)
3代目: 松田佑貴 (2007年度 - 2018年度)
4代目: 山崎健太郎(2019年度 - )

データ放送[編集]

デジタル総合テレビとBSプレミアムでは、番組連動型データ放送のサービスを展開している[46]

データ放送の基本画面(LANケーブルを接続しなくても視聴可能)では、その日の粗筋や出演者・その役柄についての説明など基本情報を収録。さらにNHKデータオンライン(LANケーブルを接続して視聴可能)を利用することによって、出演者インタビューや収録の裏話・トピックスを見ることができる。

さらにNHKネットクラブ会員に登録することによって、ドラマ放送中の時間帯(日刊での再放送は含むが、土曜日のBSプレミアム1週間分再放送と、土・日曜の「(作品名)1週間」「5分で(作品名)」は対象外)に実施されるスタンプラリーに参加することで、ネットクラブの会員ポイント(1視聴につき1点。1日最大4点)ためることができ、またキャンペーン期間中には作品関連グッズプレゼントへの応募権利が与えられるといったポイントサービスがあったが[47]、2018年9月28日にポイント付与は終了した[48]

映像比率[編集]

ハイビジョン収録は、『さくら』(2002年前期)から。

総合テレビ
  • デジタル:16:9
  • アナログ:13:9 (2004年度)→14:9レターボックス (2005-2009年度)→16:9レターボックス(2010年度-)
NHKワールド・プレミアム
  • 13:9 (2004年度)→14:9 (2005-2009年度)→16:9 (2010年度 - )
BS2デジタル放送
  • 『純情きらり』まで、初回放送はアナログ放送と同じ13:9→14:9(画角情報は4:3)、再放送は16:9での放送。2006年10月の『芋たこなんきん』から、初回放送も16:9で放送され始めた。BS2のアンコール作品の放送でもハイビジョン収録の場合、デジタルは16:9、アナログ放送、NHKワールド・プレミアムでは14:9で放送された。

データ[編集]

視聴率[編集]

関東地区において、NHK総合が1963年から1986年までの24年間、民放キー全5局を押しのけて、年間視聴率ビデオリサーチ社調べ、関東地区・世帯・リアルタイム、特記なき場合は以下略)では全日帯で1位を獲得していた[49][注 59]。朝ドラは番組創設当初から『大河ドラマ』や各種定時ニュースなどと共に、NHK総合の全日帯の視聴率において、大きく貢献してきたと言える。

かつての朝ドラの視聴者層としては、本放送の時間帯は「主婦高齢者」「時間に余裕のある自営業者」「長期休暇中の学生と家を出る時間が遅い職業人」、正午台の再放送は昼休みの休憩時間にあたる視聴者が多いとされた。1980年代までは全回平均視聴率40%以上の作品が珍しくなく、まさにNHKの看板番組であった(以下、関東地区の数値)。平均視聴率の最高は、『おしん』(1983年度)の52.6%である。そうした高視聴率の時代は、戦中と戦後の動乱期・復興期とを描いた作品が多く、実体験をした視聴者から共感を呼んだためとされる[50]

しかし、1980年代後半から2000年代は平均視聴率が低下傾向にあった。

  • 40%以上最後の作品 - 『はね駒』(1986年度前期、41.7%)
  • 30%以上最後の作品 - 『かりん』(1993年度後期、31.4%)
  • 25%以上最後の作品 - 『すずらん』(1999年度前期、26.2%)

総合テレビでの本放送の視聴率低下の理由として、数十年間で出勤時間が早まって生活環境が変化したことや1990年代からそれまで8:30開始だった民放各局のワイドショーが順に8時開始に繰り上げられたことが挙げられていた[51][52]。特に2009年度の2作品は、『つばさ』が13.8%、『ウェルかめ』が13.5%と、平均視聴率のワースト記録を連続して塗り替えた。

そこで、2010年度の改編で48年ぶりに放送時刻を繰り上げ、『ゲゲゲの女房』(2010年度前期)から8時スタートとなった。すると、同作の初回視聴率14.8%(歴代最低)を底にして視聴率が右肩上がりに推移し、平均視聴率が18.6%と前作『ウェルかめ』を5.1ポイント上回り、2009年度の悪い流れを断ち切った(第16週から最終第26週までの11週中、10週で週間視聴率〈ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム〉での「総合」[注 60]1位を占めた)。以降の作品も、民放テレビドラマが視聴率が低下するなかで、2020年度前期放送の『エール』までの21年間、平均視聴率20%台前半を維持していた。

しかし2020年後期放送『おちょやん』は『つばさ』以来の平均視聴率20%割れを記録。テレビ解説者の木村隆志、フリーライターの木俣冬、2021年NHKの総局長・正籬聡は録画機器の発達や番組同時配信アプリ『NHKプラス』の開設で視聴方法や時間が多様化し、平均視聴率を推計するリアルタイム視聴が減っていることを原因として挙げ、更に木村は、新型コロナウィルスの流行で番組スタートが12月まで遅れたこと、慌ただしい時期でのNHKのPR不足など不利が重なったこと、スタート時の世帯視聴率の低さをネットニュース等が連日報じたことが原因と推察した[53][54][55]

  • テコ入れ
    • 1996年前期『ひまわり』以後、『すずらん』『てるてる家族』を除き、連続するストーリーを重視しつつ、1週(6回)[注 61] で一つの軸となるストーリーを取り入れて読み切り仕立てとしても楽しめるようにサブタイトルが挿入されるようになる。
    • 2002年前期『さくら』以後、エンディング5秒にショートコーナーを開始した(#エンディング・次週予告参照)。
    • 2010年度の改編以降、一日に一度番組宣伝を行ったり(それまで番組開始前後にPR番組が放送されていたが、「NHKプレマップ」の開始に伴い、随時番組宣伝が行われるようになった)、日曜日に1週間のあらすじをまとめたダイジェスト版(『NHKとっておきサンデー』内での23分版や、『5分で見る○○』)を放送するようになった(『おひさま』以降)。
    • また2010年代以降、SNSの台頭に伴い、Twitterブログなどで視聴者による感想やイラスト[注 62]の投稿(NHK側から募集を呼びかける事もある)など、新たな楽しみ方も開拓されている。
  • 総合テレビにおける再放送の視聴率
    • 総合テレビにおける再放送では、通常時5%程度の視聴率(ビデオリサーチ社調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)を獲得している[56]
  • BSにおける本放送・アンコール放送での視聴率
    • 2011年4月から開始したBSプレミアムでの本放送では、4 - 6%程度の視聴率(ビデオリサーチ社調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)を獲得している[57][58]。『あまちゃん』では最高で7.9%を記録した(ビデオリサーチ社調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)[59]
    • BSプレミアムでのアンコール枠も高視聴率を獲得しているとされ、アンコール枠・先行放送および直後の『にっぽん縦断 こころ旅』と合わせ、高視聴率番組が続くため、この時間帯の地上波民放番組(主に朝の情報番組)の視聴率を食っているとの見方もある[60]

作品の現存状況[編集]

計16作品が欠品状態となっている。特に『たまゆら』(1965年度)・『信子とおばあちゃん』(1969年度)の2作品に至っては1話も映像が現存していない。また、『』(1970年度)・『繭子ひとり』(1971年度)についても1話分の映像はなく、本編の一部が断片的に残る程度となっている。

マー姉ちゃん』(1979年度前期)以前の作品でNHKに全話現存するのは、家庭用VTRで寄贈されたものを含めても『雲のじゅうたん』(1976年度前期)・『いちばん星』(1977年度前期)・『風見鶏』(1977年度後期)のみとされている。

この理由としては、当時の多くの番組にも当てはまるが、1980年頃までの放送局用ビデオテープ2インチVTR)が非常に高価かつ大型で、保管にもかなりのスペースを要したことが考えられる。また、テープが高価なため、何度も消去し他の番組に再利用せざるを得なかったこと、操作・編集も煩雑だったこと、さらに、当時は著作権法の事情で、番組の資料保存が現在ほど安易に行えなかったこと、再放送やビデオソフトの販売が想定外だったことなどが挙げられる。それでも、重要な放送回や総集編、初回あるいは最終回は資料用として保存されているケースもある。

NHKにも無い作品が、視聴者の家庭用VTRテープ(当時のビデオは20万円弱と高価で、普及率が低かった)として発見され、NHKアーカイブスに寄贈されることもある。ただし多くの場合、家庭用機器による録画であることやテープの経年劣化により、品質が良好とは限らない状態である。

続編・スピンオフ他関連作品[編集]

私の青空』『ちゅらさん』はゴールデンタイム枠の「月曜ドラマシリーズ」(『ちゅらさん4』のみ土曜ドラマにて)、『どんど晴れ』『てっぱん』『梅ちゃん先生』『ひよっこ』は、特番枠で続編が制作された。また、特別編(『純情きらりスペシャル・桜子と達彦愛の軌跡』『風のハルカ・春の感謝祭スペシャル』など)が放送された例もある。その他、『NHK紅白歌合戦』内企画として、特別編が制作されることもある(『澪つくし』『あまちゃん』『花子とアン』『あさが来た』『ひよっこ』『エール』)。

スピンオフ[編集]

詳細は各作品を参照。スピンオフは本編とは別の脚本家が担当(「作」とクレジット)する事が多い。なお、『スカーレット』第21週、『エール』第12週のように、本編内でスピンオフ同様の構成で放送するケースもある[61][62]

ちりとてちん「ちりとてちん外伝 まいご3兄弟」
2008年、「かんさい特集」枠(その後全国放送、朝ドラでは初めてのスピンオフ)。
だんだん私の"だんだん"
2009年、島根県向け「ふるさと発」枠(その後全国放送)。
つばさ「好きと言えなくて」
2009年末、総集編の放送に合わせて、番組宣伝の一環として制作。
ゲゲゲの女房「地デジ普及ドラマ・いちごとせんべい」
2010年7月、地デジ完全移行1年前にちなみ、その普及・促進のために制作。
てっぱん「番外編〜イブ・ラブ・ライブ」
2011年末、「かんさい特集」枠(クリスマス・イブの12月24日に全国放送)。
純と愛「富士子のかれいな一日」
2013年4月20日にNHK BSプレミアムザ・プレミアム枠にて放送。
ごちそうさん スピンオフスペシャル「ごちそうさんっていわしたい!」
2014年4月19日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。
花子とアン スピンオフスペシャル「朝市の嫁さん」
2014年10月18日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。
マッサン スピンオフドラマ 前編「すみれの家出〜かわいい子には旅をさせよ〜」/ 後編「たそがれ好子〜女三人寄れば姦しい〜」
2015年4月25日・5月2日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。
まれ「また会おうスペシャル」前編「僕と彼女のサマータイムブルース」 / 後編「一子の恋〜洋一郎25年目の決断〜」
2015年10月24日・31日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。
あさが来た「割れ鍋にとじ蓋」
2016年4月23日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。
とと姉ちゃん「とと姉ちゃんもう一つの物語『福助人形の秘密』」
2016年11月19日にNHK BSプレミアムにて放送。
べっぴんさん
スペシャルドラマ『恋する百貨店』
2017年4月29日にNHK BSプレミアムにて放送。
スピンオフ ラジオドラマ『たまご焼き同盟』
2017年5月4日にラジオ第1にて放送(朝ドラスピンオフドラマでは、初のラジオドラマ)。
特別編『忘れられない忘れ物〜ヨーソローの1日〜』
2017年5月6日にNHK BSプレミアムにて放送。
わろてんか『ラブ&マンザイ〜LOVE and MANZAI〜』
2018年4月21日にNHK BSプレミアムにて放送。
なつぞら『なつぞらSP 秋の大収穫祭』スピンオフドラマ「とよさんの東京物語」 / スピンオフドラマ「十勝男児、愛を叫ぶ!」
11月2日にNHK BSプレミアムにて放送。

舞台化・映画化[編集]

本編のストーリーが舞台化(『おしん』『さくら』『わかば』『だんだん』など)、映画化(『おしん』『すずらん 〜少女萌の物語〜』)。

その他関連作品[編集]

朝ドラ殺人事件
2012年。朝ドラのスタッフを主人公とした単発ドラマ。劇中劇として『ころろ』という架空の朝ドラが登場。

番組宣伝・関連番組[編集]

NHK
一般的な番組宣伝では、ステーションブレイクや、新聞広告、交通広告鉄道駅構内、電車内中吊りラッピング広告)などが挙げられる。NHK公式サイトでは2009年度まで、「連続テレビ小説」として番組ホームページが一括されていたが、2010年度以降は各作品ごと独自に作られることになった。次回作発表とヒロイン紹介は、19時台の報道番組(『NHKきょうのニュース』→『NHKニュース』→『NHKニュース7』)で毎作必ず取り上げられる。クランクアップ(撮影終了)の際には、収録スタジオに吊るされたくす玉をヒロインが割り、出演者がスピーチを行うのが恒例。この模様はNHKオンラインの「NHK_PR 会見動画」に掲載されるほか、スポーツ新聞やNHKの広報番組(1995年春改編で開始、2017年春改編で終了の『スタジオパークからこんにちは』など)で紹介されることがよくある。
主要キャストは、『スタジオパークからこんにちは』や『土曜スタジオパーク』『バラエティー生活笑百科』『鶴瓶の家族に乾杯』など、NHKの各番組にゲスト出演することが多い。
平日本放送直後に生放送される『あさイチ』(2010年開始)では、冒頭で朝ドラを観たMC陣やゲストが感想を述べる(朝ドラ受け)ことがある。2011年4月から2018年3月まで土曜日本放送直後に生放送された『週刊ニュース深読み』や2018年4月から2020年9月まで平日再放送直後に生放送される形式となっていた『ごごナマ』(2018年4月から放送時間変更[63])でも時折同様の演出(朝ドラ受け・昼ドラ受け)が行われた[64][65][66]。『あさイチ』の金曜日企画「プレミアムトーク」や『ごごナマ』のトークコーナーに、放送中作品の関連者(出演者・脚本家・主題歌担当歌手など)が出演することも多い。
総合テレビでの再放送直後に生放送される『NHKニュース』において、ニュースを担当するアナウンサーが、ニュースの冒頭でドラマの内容に合わせた表情(昼ドラ受け)をすることがある[67][68][69]
2010年3月29日以降、総合テレビでの本放送の前座番組となっている『NHKニュースおはよう日本』のローカル枠(『NHKニュースおはよう日本・関東甲信越』・『NHKニュースおはよう関西』等)のエンディングでキャスターが朝ドラの宣伝(朝ドラ送り)を行うことがある[70]。『おはよう日本』公式Twitterでは2019年9月末から、他地域の視聴者を考慮して関東甲信越版などの当該部分動画をアップする日も出てきた[71]。さらに、2020年3月2日以降はネット配信のNHKプラスで視聴可能になる。
2016年3月まで日曜日に放送される『NHKとっておきサンデー』(2011年4月10日開始)内前半部コーナー「○○一週間」(○○には放送中の番組名)で一週間分のストーリーダイジェストを放送し、『とっておきサンデー』の出演者が朝ドラの感想や翌週の展望予想トークを行っていた。2016年4月からは、『とっておきサンデー』番組終了(後半の広報・自己批評部を『どーも、NHK』へ移行)に伴い、『とと姉ちゃん一週間』以降は日曜日11時 - 11時20分の独立した番組として放送されている。
関西発ラジオ深夜便』で2012年4月から2014年5月まで、中村宏がアンカーを担当する第1・3金曜日の翌日未明(第1・3金曜日深夜)で、同年上半期の『梅ちゃん先生』をスタートとして、過去に遡って朝ドラの主題歌(稀に挿入歌)を毎回1 - 2曲(稀に3曲)放送した。
思い出のメロディー』や『わが心の大阪メロディー』で作品が取り上げられたり、ヒロインや出演者が司会を務めることがある。
NHK紅白歌合戦』は、朝ドラ主題歌の歌手の選出や、関連演出が多く行われる。特に放送中の年度下期の作品はほぼ毎年のように宣伝演出されている。
その他
  • 2004年度前期『天花』まで、中日新聞社系列の地方新聞(中日新聞北陸中日新聞日刊県民福井東京新聞)で朝ドラヒロイン執筆のコラム「スタジオ日記」が週1回掲載されていた。
  • 東京ニュース通信社のテレビ情報誌『TVガイド』でも、ヒロインを冠とした1ページ記事を連載したり、Yahoo! JAPANのYahoo! TVでNHKエンタープライズとタイアップしてweb連載を掲載したりしている。
  • 東京制作のヒロインは中央競馬NHKマイルカップのゲスト出演や表彰プレゼンテーターをする場合がある。
  • 大阪制作のヒロインや出演者は毎年、10月ないしは11月の「社会人野球日本選手権大会の開会式・始球式」、2月3日開催の「成田山不動尊の豆撒き」や、3月の「びわ湖開きの来賓ゲスト」としての出席が恒例のようになっている。
  • 民放各局では、朝ドラの出演経験者(特に主役)の起用や帯ドラマ制作などの動きはあったものの、朝ドラ関係の直接の報道は少なかった。しかし2010年代に入ってからは、最終回前後に民放の番組に原案者やドラマ出演者が出演するという展開が見られることもあり、民放各局が放送中の朝ドラにちなんだ特集(舞台地やヒロインの職業・人物モデルを取り上げたものなど)を行うこともある。
関連特番
  • 「NHK大阪放送局開局85周年記念番組 懐かしの大阪局制作“朝ドラ”全部見せます!」
  • 「連続テレビ小説50年!日本の朝を彩るヒロインたち」
  • テレビ60年 連続テレビ小説「あなたの朝ドラって何!」
  • 「JOBK放送開始90周年記念 大阪発朝ドラコンサート」
    • 2015年11月21日19時30分 - 20時45分(総合テレビ・関西ローカル)、同11月23日11時30分 - 12時45分(BSプレミアム)
    • 大阪局制作の朝ドラ全39本の主題歌・曲にスポットを当て、その楽曲の生演奏を中心に、大阪発朝ドラにゆかりのあるヒロインとのトークショーを交えたNHK大阪ホールでのコンサートを放送。
    • 司会・杉浦圭子(「青春家族」=東京発、「あさが来た」)
    • ゲスト・純名里沙(「ぴあの」ヒロイン・主題歌担当)、三倉茉奈・佳奈(「ふたりっ子」〈少女編〉、「だんだん」ヒロイン)、オーロラ輝子(河合美智子「ふたりっ子」挿入歌担当)、桂吉弥(「ちりとてちん」)、元ちとせ(「まんてん」主題歌担当)、HY(「純と愛」主題歌担当)、波瑠(「あさが来た」ヒロイン)、玉木宏近藤正臣(以上「あさが来た」)

受賞歴[編集]

以下の他、作品に対してだけでなく、出演者やスタッフが受賞していることもある。本項では個人賞の表彰は割愛する。

関連商品[編集]

グッズ
ちゅらさん』では、劇中に登場するキャラクター「ゴーヤーマン」のグッズが人形根付絵本などで展開された。『ウェルかめ』では「かめっ太」のグッズが販売された。『あまちゃん』では約200点以上の関連グッズが販売され[90]、他の作品でも雑貨・日用品・食品・カプセルトイなどが販売されている。グッズ商品の企画・販売はNHKエンタープライズが行っている。
書籍
各作品ごとに『ドラマ・ガイド』がNHK出版から販売されている。ドラマの放送に合わせ、前半・後半(Part1・2)の2冊に分けて販売される場合が多い。
週刊誌『NHKウイークリーステラ』(NHKサービスセンター)では、放送中の朝ドラ出演者・スタッフへのインタビューや次週のあらすじなどが掲載されており、番組終盤には(『ちりとてちん』をきっかけに)臨時増刊として 「メモリアルブック」が発売されるようになった[91]。またこれとは別に(『あまちゃん』以降)、NHK監修の上で有志による「公認ファンブック」等が発売される例も出てきた。
ノベライズ本も上下巻形式などで毎作販売されている。シナリオ本は『おしん』(全4巻)『ふたりっ子』(全5巻)『あまちゃん』(全2巻、電子版も[92])『ごちそうさん』(全2巻)で発売された。
作品によってはコミック化もされている(『おしん』『ぴあの』『天うらら』『やんちゃくれ』『すずらん』『ちゅらさん』『おひさま』『マッサン』など)。
てるてる家族』『ごちそうさん』『まれ』など料理菓子を題材にした作品では劇中に登場したメニューのレシピ本が、『あまちゃん』『まれ』『半分、青い。』『なつぞら』では、ヒロインをモデルにした写真集が発売されている。
2015年10月17日には、朝ドラ放送55年(NHK90周年)を記念して、『朝ドラの55年〜全93作品完全保存版』 ISBN 978-4144072130 (NHK出版)が発売された。同書籍には、発行時点で放送されていた「あさが来た」までの全93作品についての簡単なあらすじを初め、主要なヒロイン16人、主要男性主演者4人、その他民放のドラマ製作責任者や本番組の演出家、脚本家などへのインタビューを多数掲載している。
着ボイス
2010年代の『あまちゃん』『マッサン』『あさが来た』では着信ボイス(着ボイス)の配信も実施された[93][94]

備考[編集]

  • かつてテレビ東京を除いて民放各局は総合テレビでの朝ドラ本放送が8時15分開始だったことに合わせ、8時30分からワイドショーを編成していた。しかし1990年代から民放キー局4社(日本テレビTBSフジテレビテレビ朝日)の朝のワイドショーが、テレビ朝日(1993年4月 - )、フジテレビ(1999年4月 - )[95]、日本テレビ(2004年10月 - )、TBS(2014年3月末 - )の順でそれぞれ8時開始に繰り上げた[96]。これらのことが2000年代中盤から後半における本放送の視聴率低迷の一因に挙げられた。
  • 8:00からワイドショーを編成する民放各局は朝ドラおよび『あさイチ』への対抗策として、「朝ドラ放送中の8:00から15分間になるべくCMを入れる」「(朝ドラから『あさイチ』に切り替わる)8:15ちょっと前に1番大きな特集を流す」などの構成を取っている[97][98][99][100]
  • 航空自衛隊小松基地は2015年10月下旬から、基地周辺に住んでいる視聴者に配慮し、F15戦闘機の訓練飛行開始時間を慣例の8時から約10分早めた[101][102]
  • 2015年度末をもって東海テレビ制作・フジテレビ系列『東海テレビ制作昼の帯ドラマ』が終了したため、2017年度および2019年度にテレビ朝日系列にて『帯ドラマ劇場』が編成された以外は『連続テレビ小説』が日本の地上波で基本的に唯一の帯ドラマとなっている[103][104]。2016年度・2020年度以降および『帯ドラマ劇場』が中断した2018年度も一時期を除き[105]、『連続テレビ小説』が日本の地上波で唯一の帯ドラマとなった。
  • 地上波での本放送・再放送に加え、BSでの先行放送・再放送や録画での視聴が可能となり、視聴者による視聴形態も多様化している。視聴形態による「早○○」「朝○○」「昼○○」「夜○○」「週○○」「録○○」[106]という言葉も生まれている[107]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 新型コロナウィルスにより6月末-9月中旬に初回生放送が中断(この間再放送実施)、また終了が2020年11月まで延期
  2. ^ 新型コロナウィルスにより2020年12月-2021年5月まで放送時期を延期
  3. ^ 新型コロナウィルスにより放送開始を2021年5月-10月まで放送時期を延期
  4. ^ 新型コロナウィルスにより放送開始を2021年11月に延期(終了時期未定)
  5. ^ 2019年現在、ラジオ第2放送で放送されている朗読とは別枠。
  6. ^ おんなは度胸』(1992年度前期)から『ぴあの』(1994年度前期)にかけては、『君の名は』(1991年度)が1年作品であった関係から、前期(4月 - 9月)放送作品がNHK大阪放送局制作、後期(10月 - 3月)放送作品がNHK放送センター制作と、逆パターンになっていた。
  7. ^ 東日本大震災の発生によりアナログ放送終了延期に伴う
  8. ^ 当初は23分。
  9. ^ ただし今作品は小説家・川端康成によるもので、脚本家による書き下ろし作品は『』が最初。
  10. ^ 2002年の「さくら」においても、日系人がヒロインであったが、純粋な外国人ヒロインは初めてとなる。
  11. ^ ただしNHKの公式回答では「最終回後の桜子は生死不明」とされている。
  12. ^ ゲゲゲの女房』、『花子とアン』、『とと姉ちゃん』など登場人物のほとんどが実名の作品は、エンディング画面下部に「このドラマはフィクションです」との断り書きが表示された。
  13. ^ マー姉ちゃん』(田河水泡菊池寛)、『ハイカラさん』(津田梅子山川捨松)、『よーいドン』(人見絹枝)、『ゲゲゲの女房』(水木しげる)、『花子とアン』(村岡花子)『あさが来た』(土方歳三五代友厚)など、実名を用いている作品もある。
  14. ^ 厳密にはオーディションではなかったという樫山の本人談もある(田幸、253 - 254頁)。
  15. ^ 「ちりとてちん」では五十代の主人公がナレーションで過去を振り返る設定であるが、劇中は声のみで出演(別役で出演)のため「ヒロイン」には該当しない。
  16. ^ NHK大阪放送劇団」「関西芸術座」「劇団そとばこまち」「劇団立身出世劇場」など。
  17. ^ 特に、お笑い芸人の藤井隆内場勝則は、自らの所属事務所創設者のモデルが主人公の『わろてんか』に序盤から最終回までレギュラー出演した。
  18. ^ 徳島県を除くNHK教育が未開局の地域では、『娘と私』の再放送時間帯には学校放送番組が放送されていた。
  19. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『エール』より、土曜日(テレビジャパン、JSTVのグリニッジ標準時採用地域(=イギリスなど。夏時間時除く)は時差の関係で金曜)は後述する週間ダイジェストと次週の予告となっている(金曜日での次週予告はない)。
  20. ^ a b BSプレミアムでは独自のポイントサービスであるBSマイル対象番組の一つとして扱われていた(2016年終了)。
  21. ^ a b c d JSTV2の放送は日本の総合テレビジョンとの同時生放送である。
  22. ^ なお2016年以降の夏の甲子園決勝戦は選手の健康面を考慮し14時開始だったため、通常と同じ時間の再放送だった。
  23. ^ a b c 土曜15分ダイジェスト・次週予告の再放送がBSプレミアムと4Kでは行われなくなった。
  24. ^ 1994・1995年度はBS2で23時台を基調とした夜間の再放送があったが、開始時間が不安定だったため、その代替として新設された。
  25. ^ 2019年度までは原則11時 - 11時20分
  26. ^ 日曜討論』、『春・夏の高校野球』など
  27. ^ a b 『スカーレット』まで、土曜日の本編放送回の枠。
  28. ^ 『おちょやん・第X週』は、本編でもナレーターを担当した桂吉弥が兼任した。
  29. ^ 『とっておきサンデー』はリアルタイム字幕放送を使用(微妙な遅延はあるものの、予め入力したものをタイミングに合わせて表示)。『とっておきサンデー』休止による単独番組扱いの場合、字幕放送は収録番組と同様、予め入力したものをタイムラグなしで表示。5分版は2011年度は字幕を放送しなかった(ただし『とっておきサンデー』の放送がある時はリアルタイム字幕あり)が、2012年度から実施された。
  30. ^ 7時46分 - 8時1分(7時30分からの朝ドラ最新作の先行放送枠の直後の放送)
  31. ^ 総合テレビにて、月 - 金16時20 - 50分放送(2話連続放送)ただし、総合テレビ枠であるため、国会・大相撲・高校野球中継などの場合は休止するなど、番組編成は総合的に判断する[35]
  32. ^ 7時15分 - 7時30分(7時30分からの朝ドラ最新作の先行放送枠の直前の放送)
  33. ^ 本作のみ8時30分から。
  34. ^ この期間のみ、別作品をアンコール放送。
  35. ^ NHKニュースおはよう日本』放送時間拡大に伴い、枠を廃止。
  36. ^ BS-hi、月曜1時10分 - 2時40分(日曜25時10分 - 26時40分)に1週6日間まとめて再放送。
  37. ^ BSプレミアム、日曜10時 - 11時30分に1週6日間まとめて再放送。
  38. ^ a b 本来朝のアンコールでは『カーネーション』(大阪制作)を、夜のアンコールでは『純情きらり』(東京制作)を再放送としていたが、『カーネーション』に出演していた俳優が不祥事により逮捕されたため、急きょ変更された。(俳優逮捕でNHK朝ドラ再放送差し替え - デイリースポーツ、2013年3月6日)
  39. ^ 土曜18時から一週間分の再放送あり
  40. ^ 2018年4月10日から10月29日まで放送
  41. ^ 2018年11月6日から2019年6月12日まで放送
  42. ^ 2019年6月17日から2020年1月10日まで放送
  43. ^ 2020年1月28日から7月2日まで放送
  44. ^ 2020年7月8日から2021年1月8日まで放送
  45. ^ 2021年1月26日から放送
  46. ^ 2010年までは、広島・岡山・松江・山口の各局は8時50分頃からの放送、鳥取局は他地域と同じ8時35分頃からの放送であった。
  47. ^ 2015年上期の『まれ』(主題歌『希空〜まれぞら〜』)では、1番をヒロイン・土屋太鳳が、2番を一般公募による作詞をした。
  48. ^ ロマンス』が歌詞入りの朝ドラオープニングタイトル第1号ともいわれる。(歴代の『朝ドラ』主題歌 - アカイさんノートNHKブログ
  49. ^ 2021年現在、『おかえりモネ』までで『あまちゃん』が最後のインストゥルメンタル曲。
  50. ^ 例外として『第71回NHK紅白歌合戦』は2020年度前期『エール』の主題歌、GReeeeNの『星影のエール』が選ばれている。
  51. ^ 1991年度1年を通して放送された『君の名は』でも、途中からサブタイトルが付けられ、数か月を一括りとして「第2部」「第3部」…と表示された。
  52. ^ a b 作品によっては「おわり」「おしまい」など。
  53. ^ NHKが2021年度の番組からエンドカードでの「終」の表記を廃止したことによる。
  54. ^ 2人はドラマ「釣りバカ日誌」で恋人を演じており、濱田は釣竿を持って登場し釣りバカ日誌の恒例のセリフを織り交ぜた漫才風に次週を紹介した。
  55. ^ その際に使用されていたテロップは『あさイチ』(総合テレビ版本放送の後座番組)で使用されている名前・予告表示のテロップだった。
  56. ^ 実際には、1983年度下半期=同10月(『おしん』途中)から試験放送として実施、本放送は1985年11月からである。
  57. ^ 物語がある程度進んだ頃に、オープニングで2番目に出てくる登場人物がほとんど。
  58. ^ 常時ではないものの、日本テレビ(関東ローカル)『ゴゴドラ』(ドラマ再放送枠)でも一部の作品で実施していた。
  59. ^ 1978年の年間視聴率は、全日帯ではNHK総合とTBSとが10.1%で同率1位であった。なお、この年(1978年)にはTBSが年間視聴率で3冠王を獲得している。
  60. ^ 週間の全局全番組という意味であり、「NHK総合テレビジョン」の視聴率とか「総合視聴率」(=「リアルタイム視聴率」と「タイムシフト視聴率」の和集合)の意ではない。
  61. ^ 『ひまわり』は2週単位(12回)。
  62. ^ 2013年の『あまちゃん』では通称「あま絵」と呼ばれて注目され、以降「◯◯(作品の略称)絵」という呼び方が定着する。

出典[編集]

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参考文献[編集]

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  • 歴代作品一覧
  • ステラMOOK 『テレビ50年』(NHKサービスセンター、2003年発行、pp. 180–187)

外部リンク[編集]

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