年末年始

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年末年始(ねんまつねんし)は、1の終わりから翌年の初頭の期間の総称である(具体的な期間は使用する場面によって異なる)。

本稿は特に断りがない限り、日本の年末年始を主題として記述している。

概要[ソースを編集]

この期間を含め大まかに12月後半のことを年末年の暮れ(としのくれ)あるいは暮れ年の瀬(としのせ)[1]1月前半のことは年始年明け(としあけ)、新年(しんねん)、年始め(としはじめ)と言うことがある。

日本の場合、災害避難所になっている場合等一部を除いて、学校冬休み)をはじめ、国や地方自治体役所官公庁)は休日(お正月休み)となる。

交通[ソースを編集]

4 - 5月の大型連休(ゴールデンウィーク)や旧盆時期(お盆休み)とともに、子供を連れて帰省したり、海外旅行(時節柄、ハワイなどの日本から近い温暖なリゾート地が多い)をしたりする家族が多く(いわゆる「民族の大移動」)、期間の初期や末期にはターミナル駅(長距離列車)や空港(航空便)が混雑したり、高速道路の一部区間が渋滞したりする。

海外旅行は近年はカップルや学生など若者が主流となっていて、子供連れは2001年アメリカ同時多発テロ後、特に2004年以降は減少傾向である[2][リンク切れ]

JRの特急回数券などの一部の特別企画乗車券が利用不可能になる繁忙期となる。ただし、日本に観光ビザで入国する外国人旅行者専用のジャパンレールパスと一部の特別企画乗車券は利用可能である。多くの公共交通機関では12月30日から1月3日の間、休日扱いのダイヤとなる[3][4]。初詣の利便のため、大晦日から元日は終夜運転を行う事業者や、最終列車の繰り下げ、始発列車の繰り上げを行う事業者も多い。また年末年始は通常ダイヤと異なる特別ダイヤで運転される場合もある。12月29日については、JRは土曜・日曜と重ならない限り平日ダイヤで運行されるが、私鉄地下鉄路線バスは事業者により平日・休日の対応が分かれる。なお、JRの首都圏における普通列車グリーン券(自由席のもの)は、12月29日は平日ダイヤで運行される場合であっても「ホリデー料金」となる。一方、日祝のみ利用可能な一日乗車券については、休日ダイヤで運行される平日は利用不可とする事業者もある。

しかしながら元日については、長距離旅客および貨物の流動が少なくなる。この日に合わせて、列車の運休を伴う工事や調整を行うこともある[5]

ETC割引制度は、年末年始であっても平日・休日の区分はカレンダーの曜日に従っている(2008 - 2009年実績)。

企業・店舗[ソースを編集]

多くの企業や店舗でも、この期間を休日(休暇、お正月休み)としているところもあるが、年末年始の時期は、クリスマス正月お年玉初売りなどに焦点を当てて、年末年始商戦をする業者も存在する。

マスメディア[ソースを編集]

マスコミ業界でテレビは12月29日から1月3日まで朝、昼のニュース番組、ワイドショーを休止して年末特番、バラエティー特番、1年のニュース、ドラマの一挙再放送、後述のスポーツ中継を放送する。ラジオはスポーツ中継とニュース特番のある日特定スポンサーの番組以外の時間は通常編成の局も多い。かつて(昭和40年代頃[6]まで)は、テレビでも一部時間帯を除き、通常編成を行っていた。

新聞もこの期間は夕刊が発行されず、朝刊のみの発行となるが、1月2日は朝刊も休刊となる。また、1月1日の朝刊は、元日特別号として通常よりページ数が多くなる。

主なイベント[ソースを編集]

12月[ソースを編集]

歳の市

1月[ソースを編集]

初詣に向かう人々

主なテレビ番組[ソースを編集]

12月[ソースを編集]

1月[ソースを編集]

日本国外の年末年始[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

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  1. ^ 「年の瀬」という言葉は、江戸時代には庶民にとって年を越えることも一苦労で、このことを越えなければ死をも待っている川の流れの速い"瀬"に喩えている。
  2. ^ 成田国際空港(株)によれば、2006年12月22日から2007年1月8日までに成田国際空港を利用する出入国者数の予測は、過去最高となる約138万人と報じられている。[1]
  3. ^ 1990年代までは12月30日も日曜と重ならない場合、平日ダイヤまたは土曜ダイヤで運行する事業者が多かった。[要出典]
  4. ^ 2000年代まで、JR路線では四国旅客鉄道(JR四国)および西日本旅客鉄道(JR西日本)米子支社管内の路線は、平日・休日の区分はカレンダーの曜日に従っていた。すなわち、1月1日をのぞく日が土曜・日曜でない場合、平日ダイヤで運行されていた。 - 『JR時刻表』(編集・発行 交通新聞社)2007年12月号において、当該管区の路線に対しては「12月30日 - 1月3日は休日時刻で運転します。」の注記がない。
  5. ^ 2006年1月1日夜間に博多駅で大規模工事を行った例や、2016年1月1日に北海道新幹線設備切替確認のため青函トンネルを通過する全ての旅客および貨物列車を運休した例など。 - 『JR時刻表』(編集・発行 交通新聞社)2006年1月号 JRニュース3頁、同2016年1月号 JRニュース2頁、『鉄道ジャーナル』(編集・発行 鉄道ジャーナル社)、2016年3月号、33頁
  6. ^ 出典:昭和45年12月21日から46年1月10日の東奥日報テレビ欄(弘前市立図書館で閲覧)から
  7. ^ 翌年1月にオーストラリアで開催されるAFCアジアカップの関係によるもの。その代り、女子の『皇后杯』が、1月1日に行われた。