はね駒

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はね駒
ジャンル テレビドラマ
寺内小春
演出 岡本喜侑
管野高至
大森青児
末松縁朗
木田幸紀
二瓶亙
安本稔
出演者 斉藤由貴
樹木希林
渡辺謙
小林稔侍
ガッツ石松
柳沢慎吾
矢崎滋
永島暎子
美保純
高橋ひとみ
二谷友里恵
花沢徳衛
地井武男
白川由美
丹阿弥谷津子
山内明
沢田研二
ナレーター 細川俊之
音楽 三枝成彰
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
時代設定 明治23年 - 大正元年
製作
制作 岡本由紀子
製作 NHK
放送
放送チャンネル NHK総合
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 1986年4月7日 - 10月4日
放送時間 月曜 - 土曜 8:15 - 8:30
放送枠 連続テレビ小説
放送分 15分
回数 156
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はね駒』(はねこんま)は、NHK連続テレビ小説の第36作として1986年昭和61年)4月7日から10月4日まで放送されたテレビドラマ

明治から大正に活躍し女性新聞記者の草分けといわれた磯村春子をモデルに、福島県相馬に育った「はね駒」(=おてんば娘)の主人公が、仙台の女学校で英語を学び、上京、結婚、出産を経て新聞記者の道を拓く半生を描く。寺内小春作。斉藤由貴主演。

概要[編集]

前年にデビューし、当時アイドルとして人気絶頂であった斉藤由貴が主演を務めた。

脇役陣も樹木希林沢田研二寺内貫太郎一家)、斉藤と高橋ひとみスケバン刑事)など、過去の人気作で共演した俳優同士の再共演や、それに伴う小ネタ演出が話題になった。また、白川由美二谷友里恵は親子で共演している。

主人公のモデルは、都市社会学者磯村英一の母で、女性新聞記者の草分けといわれた磯村春子1877年3月16日 - 1918年1月31日)。ストーリーには、肉親の死や戦争(日露戦争)なども織り込まれていたが、全体としては軽快なタッチで展開された。一方、オープニングテーマは重厚で重々しい曲調であった。

1986年の平均視聴率は41.7%、最高視聴率は49.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[1]。全156回[2]

NHK BSプレミアム連続テレビ小説アンコール」枠で2020年3月23日より月曜から土曜の7時15分から7時30分に、また日曜の12時から13時30分に6話連続で再放送されている[3]。主人公の出身校のモデルとされる宮城学院女子大学(旧・宮城女学校)が「東日本大震災で被災した東北の元気につながればうれしい」として再放送を働き掛け、2016年には平川新学長が「主人公の生き方が東北の人々の希望になれば」とNHKへ足を運んで、再放送の実現に至った[4]

ヒロインの斉藤はオーディションによって選ばれた。本作以降、再びヒロインオーディションが行われるようになっている。

第89回では前年放送された大河ドラマ春の波涛』の映像をアーカイブ使用して川上一座が登場している。

あらすじ[編集]

橘りんは、福島県相馬市で父方の祖父母と両親、妹と暮らしていた。りんには親の決めたいいなずけがいたが、初恋の相手である東北女学校教師・松浪毅との出会いにより、自分の生き方に対して疑問を持つようになる。そして、結婚を自ら破談にしてしまい、東北女学校への進学を志す。父親に一度は勘当されながらも、女学校の試験に合格。給費生として寄宿生活を送ることになる。

当初は成績不振で給付打ち切りの危機にも直面するが、苦学して優秀な成績で卒業したりんは女学校の教師となる。その後、妹の死をきっかけに家族と共に上京。叔父の下で働いていた小野寺源造と結婚する。

子供も生まれ、幸せな生活が続くかと思われた矢先、源造が商売に失敗し、借金を抱える。働くことを決意したりんは、新聞社の見習記者として働き始め、持ち前の情熱と行動力で、女性ならではの視点から書いた記事が評価されるようになる。

仕事と家庭の両立に悩みながらも、第一線で活躍する記者として成長していく。

登場人物[編集]

主人公[編集]

橘(小野寺)りん
演 - 斉藤由貴
本作の主人公。愛称は「おりん」。衝動的な性格で周囲からは「はね駒」とあだ名される。行き当たりばったりや、無自覚・無思考で行動してしまうことが多い。驚いたときの口癖は「ウッター!」。早起きと家事は得意である。好物は、母・やえが漬けた漬物とにしんの煮付け。
いいなずけだった越後屋新之助との縁談がまとまるも、もともと本人が乗り気でなかったことに加え、二本松で出会った松浪への恋心で「女学校に行きたい」と言い出す。一時は父・弘次郎から勘当を言い渡されるほどであったが、猛勉強の末、無事に合格。越後屋との和解を経て、弘次郎から進学を許される。
女学校へは給費生[5]として入学するも、列車の遅れで初日に遅刻をしてしまい、寄宿舎で騒動を起こしてしまう。入学後も日々の勉学や賄いの手伝いなどに忙殺され、試験の結果は散々なものであり、ついに落第点を取ってしまう。教師陣は「特定の生徒に肩入れしない」との方針だったが、必死に頼み込み、夏休み中には帰省せずに松浪との個別授業を毎日行う。
松浪が女学校を去った後も勉学に励むことを忘れず、本科4年生の時点では、校長からは助手の誘いを受けるほどになっている(賄いの手伝いは変わらず続けている)。そして、その年の夏休みにようやく里帰りを果たす。
叔父・彌七の下で働く源造は、これまで幾度もりんのことを気にかけて、何かと手助けをしていた。そして、共に三陸沖の大津波の救援活動を行った際に、源造からのプロポーズを受ける。しかし、そのことを周囲に伏せたまま、卒業後も女学校に残って教師として勤務する。
妹・みつの不慮の死によって、弘次郎が東京行きを決断。りんも女学校を辞して、一家で上京する。東京では英語塾の講師として働くが、塾自体が詐欺であったことが分かる。その後、ようやくある家での女中の仕事が見つかるも、今度は主人から手籠めにされかかる憂き目に遭う。そのような中、源造からの好意によって、洋風の新居へ橘家全員で引っ越し[6]。源造ともようやく結婚する。
結婚後も橘家とは一つ屋根の下で暮らしている。そして、下宿屋の開業や英語塾での再度の学業を経て、男子を出産。しかし、源造の事業の失敗により、借金を抱えることになる。家計を支えるため、新聞社『明治新報』の見習い記者として働き始める。

橘家[編集]

橘やえ
演 - 樹木希林
りんの母。そそっかしく、話を取り違えたりすることもしばしばある[7]。「男は弘次郎以外は知らない」と言いながら、なぜか松浪が話題に出ると照れてしまう。漬物作りがうまく、りんの好物であるが、塩加減はいい加減である。
それでも基本的には愛情深く、子ども思いの母親である。りんは2度、越後屋への嫁入りを嫌がっており、1度目は周囲をごまかして丸く収める。2度目には女学校へ行くと言い出したりんに対し、当初は素直に嫁に行くよう説く。しかし、最終的にはりんの女学校進学を応援。また、りんの兄・嘉助に対しても本人に気付かれないように、さりげなく援助をする。親元を離れたりんのことが心配で、単身で女学校へとやって来たこともある[8]
次女・みつの縁談を心配するりんには「(女学生という立場のりんは)家のためには何もできていない」と、口出しを許さなかった。しかし、みつが嫁ぎ先で体を壊し、その後亡くなってしまったときには後悔の念に駆られ、相当落胆する。その後、弘次郎の決断に従い、生まれ育った相馬を離れて東京へと向かう。
東京では、結婚したりん・源造夫婦と同居。時には、主婦としての自覚のないりんを厳しく咎めることもある。りんの勧めで下宿屋を開業すると、下宿人たちを実の子同然に可愛がる。さらに、新聞社に勤め始めたりんに代わって孫の世話をするようになり、大家族の主婦として奮闘することになる。
橘弘次郎
演 - 小林稔侍
りんの父。兄が既に戦死したため、橘家の家長である。一本筋を通す生真面目な性格[9]。戊辰戦争で二本松少年隊に所属するも生き残り、死んだ同志たちに対する罪悪感から、断髪令があっても丁髷を結っている。口数が少なく、笑顔を見せることもない。新しい時代には否定的な面が目立つ。当初は、相馬で質屋郵便局を営んでいた。
りんが言うことを聞かないときには納屋に閉じ込めてしまう。しかし、何だかんだ言っても弱く、女学校への入学を言い出した時にも、一時は勘当を言い渡したものの、入学直前に越後屋ヘ取り消しを認めてもらうために頭を下げに出向いた。
りんの女学校入学後も、口には出さないものの、りんの身を案じて物思いにふける時間が多かった[10]。りんの初帰省時には、一日中落ち着かない素振りを見せたうえ、りんのために自ら風呂を炊いていた。
みつの嫁入り後は、早く孫に「じいさま」と呼ばれたくて仕方のない様子を見せる。しかし、みつの不慮の死に責任を痛感。さらには、みつの死因は肺病であるという周囲からの誤解も感じるようになる[11]。心機一転、それまで頑なに切らなかった丁髷をみつの墓前で切り落とす。そして再起を図るため、あえて旧敵である明治新政府のお膝元である東京へ、家族全員での引っ越しを決断する。
それまでは保守的であった弘次郎も、上京後は徐々に新しい時代を受け入れるようになる。当初は荷物運びの仕事に就くも、膝や腰に負担がかかり始めたため、りんから心配される。橘家が下宿屋を始めると、りんの勧めもあって責任者に納まる。
その後、嘉助から半ば押し付けられるような形でコーヒー店を始める。元来の生真面目な性格から日々コーヒーの研究を重ね、客からも高く評価されるほどになっている。
橘徳右衛門
演 - 山内明
りんの祖父。物語開始時点では妻・ことと二本松に住んでいたが、すぐに相馬で暮らすりんらと同居する。弘次郎とは対照的に、新しい時代の価値観に理解を示す柔軟な性格である。その一方で、隠居の身であるが年寄り扱いされることを嫌い、生きがいを求めて軍夫[12]に志願しようとしたこともある[13]。弘次郎にはもっともらしい説教をするが、そのたびに、ことから小言を言われている。剣術と大工仕事が得意である。
りんには甘い面があり、些細なことでも「さすが、わしの孫だ!」と褒める。また、りんの女学校入学後は、帰省を心待ちにしていた。
みつの死後、東京行きを決断する弘次郎に対し、かつて戊辰戦争で生き残ったときの弘次郎の姿を思い出し、一定の理解を示す[14]
一家で東京へ引っ越してからは、近所の子どもに剣術や学問を教えるなどして過ごす。弘次郎が下宿の責任者に納まると、自身も弘次郎の補佐を務める。りんの妊娠が分かり、橘家が良い方向へと歩み始めた矢先に、ことを亡くすという悲劇に見舞われる。その後、りんに男子が生まれたことで自身は「大じいさま」となる。
橘こと
演 - 丹阿弥谷津子
りんの祖母。15歳で嫁いだ。夫・徳右衛門によると、若い頃は藩士の多くが想いを寄せる美人だったとのこと。りんやみつが嫁入りしても困らないよう、家事などを教え、特に針仕事ができるとよい嫁になれると説く[15]。嫁のやえのいい加減さには苦い顔をすることもあったが、常に心優しく穏やかな人柄のため、やえからは実の親同然に慕われていた。
徳右衛門同様、新しい文化に理解を示している。孫・嘉助の横浜土産にはしゃぐ姿に、徳右衛門から「おだつ」とたしなめられていた。
りんの女学校入学後は、いつ帰ってきてもいいようにと着物を縫ってくれており、帰省時には赤飯を炊いてくれる。みつの嫁入り後はひ孫のための産着を縫い、会えるのを心待ちにしていたが、身体を壊して帰ってきたみつの姿に心を痛める。
その後、一家で東京へ上京。その頃になると、物忘れや体の衰えが顕著になってくる。しかし、りんの懐妊には本人よりも早くに気付き、小物を買いに行く名目でりんを産婆に連れて行った。りんの出産を心待ちにし、ひ孫のために産着を縫っていたが、そのまま安らかに眠るように亡くなる。ひ孫に会うことはかなわなかった。
橘嘉助
演 - 柳沢慎吾
りんの兄。橘家の跡取りとして外の世界を知るために横浜で暮らしているが、本心は東北の片田舎で終わらず歴史に名を刻む仕事をしたいと思っている。
調子のいい一面があり、加えて金にだらしないところもあり、新之助からりんへの結納金を借りる名目で20円もの借金をし、これがりんを悩ませる原因となる。
借金を返済してからは横浜を離れ、しばらく音信不通になっていたが、日清戦争中に突如りんたちの前に現れ、戦争錦絵の商売を始めたい旨を弘次郎へ申し出るも、これが新たな火種となってしまう。
錦絵の路上販売では、死ぬまでラッパを手放さなかったという兵隊木口小平の美談を自ら見てきたかのように話して一儲けすると、みつの嫁入り前まで、再び相馬を離れていた。
偶然出会ったみどりからの支援で今度は活動写真に手を出し、また日本が戦争をしようとしていると聞き、日露戦争の活動写真(記録映画)を撮ろうと考えるようになる。
別れる際の挨拶は「あばよ」。
橘(吉川)みつ
演 - 小野ゆかり
りんの妹。ことから針仕事や家事を教わっている。幼い頃はりんほど家事をこなせなかったが、成長するにつれて気が利くようになっていった。姉思いで「自分がどこへでも嫁に行くから、(りんの)したいようにさせてあげて」と頼んだ。
幸助の息子の秀吉とは相思相愛だったが、縁談により、山田村の吉川家へと嫁いでゆく。
のちに妊娠するが、身重の身で農業に駆り出された[16]上、重度の脚気を患ってしまい、1日半がかりの難産の後、世間体を気にした姑によって、生まれた男の子とは引き離され実家に帰される。その後は産後不良から徐々に回復しつつあったものの、誰からともなく肺病という噂が流された結果、吉川家からは離縁される。家族はその事実を隠していたものの、納屋に隠していた家財道具一式を偶然見つけてしまったことにより、離縁されたことに気付き、絶望。気落ちしたためか、体力も落ちていき、18歳の若さで亡くなってしまう。
橘彌七
演 - ガッツ・石松
りんの叔父。りんは「おんつぁん」と呼んでいる。ある貿易の支社長として仙台から東北の特産品を買い付けて東京へ送る仕事をしていたが、りんの女学校在学中に独立、漬物の問屋から始め、梅干を軍隊に卸すようになってからは事業を拡大した。新しい時代にいち早く対応しており、古い価値観の弘次郎からは尻軽者として軽蔑されている。
源造を連れて久しぶりに相馬へ帰省したときには、あやの出産に立ち会う。
女学校の入学試験時にはりんを預かり、よかれと思って前日に飲ませたお酒によって、ひと騒動起こしてしまう。
「英語ができる」と自称するが、源造からは発音の間違いを指摘されている。
日清戦争前に独立し、嘉助の錦絵の成功に刺激されて自身も軍夫に志願し大陸へ渡るが、跳弾の破片で右腕を負傷し指が使えなくなったために半年後に帰国する(偶然、鶴次と同じ船であった)。戻ってからは「死んでいった仲間たちに申し訳ない」と言い、弱気な面を見せるようになる。
1896年、魚の大量発生を見逃すまいと源造とともに志津川町を訪れる。これは地震の予兆であり、三陸沖で大津波が発生して巻き込まれるも、無事に生還を果たす。
東京に行ってからは源造に社長の座を譲り、しばらくは一緒に働いていたが独立を考え、同時にきわに別れを告げる手紙を出して身を固めようとしなかったため、ひと騒動起こる。その後、きわと相談して生命保険の取り扱い所を始めることを決め、同居して内縁関係となる。

小野寺家[編集]

小野寺源造
演 - 渡辺謙
りんの夫となる男。名古屋出身。小野寺家の代々幼少期から出家させるしきたりに反発し、彌七に師事。商売をするために寺を抜け出してきた。それを聞いたりんは当初「半端者」「罰当たり者」とよい印象を抱いていなかった。
女学校の試験当日に寝坊し、弁当の用意ができずに昼食休憩時に空腹を我慢していたりんにふかし芋を差し入れてからは見る目が変わっていった。
松浪に対しては「勉強のさせ過ぎ」と当初批判的で、りんの帰りが遅いので迎えに行くついでに一言物申そうと家に殴り込むが、熱心な教育者として感服した様子がうかがえる(のちに、きわの店で女学校の陰謀の噂をしていた客をりんと一緒に一喝した)。
りんの夏休み中に弥七に急用ができて一晩を2人で過ごして以来、段々と無意識にりんのことが気になりだし、りんのこととなるとムキになったり絡み酒になった。りんの卒業が迫る頃には「保護者代表、夫という名目で卒業式に出る」と真剣に言い出し「行き場がなければ俺が嫁として引き取る」と上から目線のプロポーズをし、逆にりんから「結構よ!」と拒絶される。
1895年に彌七が従軍して以降、商売を引き継いでいる。
1896年、彌七とともに志津川町を訪れていた際、三陸沖で大津波が発生し、救護に回るうち一緒に救護活動をしていたりんからと両思いになる。1897年、東京でりんとの結婚を果たす。
寺での修行で身に付けたため、料理が得意である。
小野寺弘(ひろむ)
演 - 千葉拓実
りんと源造の長男。
小野寺源左衛門
演 - 江見俊太郎
源造の父。名古屋在住。源造に結婚を勧めるため、すみを連れ夫婦で上京してきたところ、引っ越してきた橘家の面々と出くわす。橘家と反りが合わない妻とは対照的に、弘次郎の人柄に感服。後に、りんと源造に男子が生まれた際は、弘次郎から一字を取り「弘(ひろむ)」と命名する。
小野寺いち
演 - 山田昌
源造の母。口数が多い。源左衛門からは「おいち」と呼ばれる。初対面時、やえから無遠慮に話し掛けられいい気がしていなかった。縁起をかつぎ、源造に「自由恋愛なんてふしだら」と言い放ち橘家とは反りが合わない。
すみ
演 - 杉山綾子
小野寺家の親戚の娘。おっとりとした話し方をする。源左衛門らが源造の結婚相手に決めて連れてきた。
小野寺建碩
演 - 加藤和夫
源造の叔父。浅草の寺の住職。志乃の尻に敷かれている。
小野寺志乃
演 - 八木昌子
源造の叔母。信心深く朝のお勤めを積極的に行う。念仏を流行歌のように口ずさむやえに注意をする。
小野寺よう
演 - 矢代朝子
建碩夫妻の娘(養女)。婿には逃げられたらしい。人前でも大声で話す。

りんの周辺の人々[編集]

松浪毅
演 - 沢田研二
りんの女学校時代の恩師であり、りんの初恋の人。妻を亡くし、婆やとの2人暮らし。
第1話にて、女人禁制の二本松提灯祭りの太鼓台に近づき男衆に弾き飛ばされけがをしたりんを介抱したところで初めて出会う。「人間である以上全ては平等だ」と諭し、その言葉はその後の彼女の生き方に大きな影響を与える。
元は徳島藩出身の武士。徳右衛門から、剣の腕は相当なものと見抜かれた。弘次郎からは「何故、武士の魂を捨てヤソになったか」と問われた際には「かつて長州征伐にも参加したものの、徳川三百年の歴史が目の前で崩れたことにより、信じていたものが失われ、その後接したキリストの教えに武士道の精神に通じるものがあると考えて改宗した」と語る。
ふだんは温厚で優しい紳士である半面、教育者としては厳しく、特別扱いはせず「言い訳しない」と注意するのが常である。成績が悪いりんを「復習しないのなら授業に参加しなくていい」などと𠮟咤し、どんな時も生徒側の立場になってくれて甘えられると思っていたりんに現実を突きつける。りんが落第点を取った際にも講義をお願いされるも「特定の生徒を贔屓しない」との信条は曲げようとしなかった。が、りんの必死の頼みに夏休み中の特別講義に付き合う。
しづとなつ、彼女らの意に賛同したくにの退学に心を痛めて「向学心を摘み取りたくない」と3人の受け入れ先を探したが、それが元で「一連の騒動は次期校長の座を狙った陰謀」と言う噂が上がってしまい、自ら学校を去る。
モデルは学校法人宮城学院(創設当時は宮城女学校)の創設者の1人である押川方義[17]。なお、モデルの押川は松山藩の出身である。
高木(橘)みどり
演 - 美保純
鶴次・松浪とともにキリスト教布教のためにやってきた女学校の生徒で、後にりんの友人となる。自由奔放でハキハキと話し、時々物事の核心を突く慣用句や四字熟語を口にする。相馬の橘家に泊まった際には寝間着を着ずに襦袢で寝ていたため、弘次郎らを困惑させた。
女学校ではムードメーカーで、田島の物まねが得意。松浪が担当する学科以外の勉学を怠ったために留年してしまい、りんらと同学年になる。
松浪が女学校を去ると彼目当てで在学していたためか中退し、単身で上京[18]。東京日報の記者として働いていた際、同じく上京したりんと浅草で偶然にも再会する[19]。その後、華族権妻となり、そこでの遺産を元手に料亭を開業。縁あって出会った嘉助の妻となり、共に日露戦争撮影のために大陸へ渡る。
折原きわ[20]
演 - 永島暎子
源造の知人。気っ風がよく、さっぱりした人柄。
仙台で小料理屋を営んでおり、彌七に気がある。惚れた男のためなら何でも尽くしてしまう半面、前後の事を考えられなくなるところがあり、女学校の入学試験のためにりんが宿泊した日の夜中、彌七の家を訪れたりんを見つけて「若い女を連れ込んだ」と誤解した。
彌七の右手が不自由になった際には、一緒になることを提案するも拒まれる。橘家が上京した後に自身も上京。後に籍を入れずに同居し、内縁関係となる。

相馬の人々[編集]

中河鶴次
演 - 矢崎滋
宣教師。りんたちからは「鶴次先生」と呼ばれる。志津川で漁師の三男として生まれる。東北女学校の教師を経て[21]、師と仰ぐ松浪と共に、北陸でキリスト教の布教活動を行っていた。当初は閉鎖的な住民たちに迫害を受けるが、地道な努力で教会が街の幼稚園・保育園代わりとして定着するようになっていた。歌の才能はあまりない。
一家で相馬に移住した際、橘家の隣人となる。自身が東北女学校の教師だった経験から、りんの進学に全面的に協力。給費生の制度の紹介や弘次郎の説得を行った。
その後、彌七と同時期に従軍牧師として中国大陸に渡り、偶然、彌七と同じ船で帰国する。
娘が3人いたが、1896年、待望の長男が生まれ、自らの名前の鶴と松浪の松を取って鶴松と名付ける。しかしその鶴松の初節句にお披露目のため志津川へ家族を連れて帰郷していた際に津波に巻き込まれ、自分だけが助かったことで絶望の縁に立たされる。同じく津波で両親を亡くして孤児となり、避難所で懐いてきたキヨを引き取る。
中河千代
演 - 岡本茉利
鶴次の妻。女児2人の子持ち。りんからは「おばちゃん」と呼ばれる。作中で、もう2人出産する[22]
三陸沖の大津波で行方不明となる。
中河あや
演 - 安達美加
鶴次と千代の長女。
千代と同じく大津波で行方不明に。
中河けい
演 - 上田愛美
鶴次と千代の次女。
上記と同じく大津波で行方不明に。
キヨ
演 - 岡村真美
志津川で津波に巻き込まれた孤児。鶴次が相馬に引き取り、心の支えとする。鶴次が教会の用事で東京に来た際、りんたちと再会する。
新之助
演 - 益岡徹
越後屋の息子で、りんのいいなずけ。楽観主義の典型的な若旦那。りんは大酒問屋の若奥様としての約束された未来を周りからも羨ましがられるも、なかなか受け入れられずにいた(新之助のことも、あまりよく思っていなかった)。しかも松浪と出会って以来、残りの人生が彼と店を支えるだけで終わってしまうのではと考えると、嘉助の金を融通してもらう時の借金のカタとして輿入れさせられるような気がしてしまい、ますます嫌われてしまう。
りんとの縁談は進学により破談となった。物語開始時点で既に父親は亡くなっており、その後およそ3年の間に正式に越後屋の主人となる。りんが帰郷した時点ではキンと結婚している。
越後屋勘兵衛
演 - 花沢徳衛
新之助の祖父。相馬市内では顔も広く一定の権力も持ち合わせている。早くひ孫の顔が見たいため、りんを実の孫のように可愛がっていたが、縁談を進めているうちに急に破談にされたために橘家に怒鳴り込む。一時は険悪な関係になりかけたものの、「娘を勘当する」と言い切った弘次郎に免じて最終的には和解する。
みつの死に関しては「親より早く死ぬことは最大の親不孝[23]」とし、りんには「みつの分も親孝行するように」と言った。
うめ
演 - 大方斐紗子
新之助の母。息子との結婚を嫌がるりんには「女の人生は自分で決めるのではなく、周りの大人が決めること」と説得する。
みつの結婚祝いに橘家を訪れるも「女は何も知らない方が幸せになれる」[24]「頭ばかり使うと子供が産めなくなるらしい」などと助言し、やえを不快にさせる。
鈴木幸助
演 - 綿引勝彦
橘家の隣人。鶴次ら宣教師らに家を貸したため、周りから白い目で見られてしまう。が、複雑な大聖堂の建設を依頼されると、大工職人の血が騒ぎ、乗り気になる。
鈴木秀吉
演 - 濱田研一郎
幸助の息子。愛称は「秀吉(ひでき)っちゃん」。手先が器用で模型が作れる。みつに惚れており、相思相愛であったが、縁談のことは知らされぬまま、幸助が世話になった親方の所へと修業に出された。
大場先生
演 - 角野卓造
りんの小学校時代の担任。
野村たま
演 - 岩本千春
りんの級友。家が貧しい上に両親も病弱なので、小学校卒業前に製糸工場に就職することになった。
後日、りんから「女学校への進学資金を稼ぐために製糸工場で働かせてほしい」と頼まれ、女工の仕事をアルバイト程度にしか考えていなかった彼女に腹を立てる。
六波羅市之丞
演 - 田武謙三
近所の巡査。「本官は」と話しだす。酒好き。弘次郎とは二本松少年隊の指南役をした時以来の間柄。
りんと新之助の縁談を取り持つも、りんの進学により破談となる。その3年ほど後、みつに縁談を持ち掛ける。
キン
演 - 入江麻友子
新之助の妻。察しがよく、りんに未練を残している新之助をたびたび強引に連れていく。
吉川たか
演 - 草村礼子
吉川家の姑。お家の安泰と迷信を踏襲することばかり気にしているが、性格は温厚で人当たりはよいほう。みつが働き者であることを自ら確かめ、非常に気に入っていた。
吉川勘太郎
演 - 佐藤B作
みつの夫。当家が吉川の本家から離れた分家であったために「武家の血を入れて格をつけたい」との意向で結婚した。しかし、みつが肺病にかかったと言う根も葉もない噂が広がり、それが吉川家は肺病にかかる血筋[25]とささやかれ一族全体にも迷惑がかかったとして、強制的に離縁させられる。

東北女学校関係の人々[編集]

二宮しづ
演 - 高橋ひとみ
東北女学校の先輩。北海道旭川市出身。成績優秀で学内で1番だといわれ、みどりからも「優しいお姉さん」と慕われる。りんとは同室である。
日本以外の国を知りたいと思って入学したものの、もともと日本人である自覚や愛国心が強く、学校の英語の時間を増やして国語・漢文を軽視する方針に不満を募らせ、校長への建白書を提出する。そして主張は受け入れられず、授業をボイコットする。
校長は主張に一定の理解を示したが「力で訴える方法を受け入れるわけにはいかない(どんなに正しくても話し合いをせず、強硬手段で結果を得ようとするのは争いや戦争を肯定することと同じである)」と退学命令を下す。そして、松浪の献身により、東京の名門である明和女学校へと転校してゆく。
明和女学校では憧れていた滝村東風の授業が受けられると喜んでいたが、後に彼が自殺してしてからは自分自身、何も食べられなくなり衰弱。くにによって仙台に連れて帰られたものの、家族の到着を待つことなく夭逝(りんは死の間際、夢枕に立った滝村から「まだこっちに来ないのか」と誘われる夢を見たこと、彼との文通文が入った封筒を受け取り「2人はプラトニックにおいて既に先生と生徒以上の関係になった故の心中なのだ」と示し源造から金を借りて生地を仕入れ、花嫁衣装を縫い上げるが、とうとう死に目には間に合わなかった)。
里見なつ
演 - 吉宮君子
しづの同級生。山形の出身。模範生と評される。寄宿舎以外の場所では彼女と行動をともにしており、一緒に授業をボイコットする(松浪には「他の人を巻き込みたくない」と言っており、ただの身勝手で行動したわけではない)。
東北女学校を辞めた場合は親から結婚させられることを嫌がっていたが、晴れてしづと同じ明和女学校への転校が決まる。
りんが一家で東京へ引っ越した際、実に5年ぶりに再会を果たす。しづが亡くなったのちも明和女学校で学び、そのまま助手として勤務していた。再会時、りんから就職の口利きを依頼されるも、厳しい旨を伝える。
水野節子→篠原節子
演 - 二谷友里恵
米沢の陸軍大佐の令嬢。母を幼い頃に亡くし、婆やが母代わりである。父親の元部下である少尉のいいなずけがおり、夫の海外駐在で恥をかかないためにも英語教育を重視する学校の姿勢や体制に従順である。
東北女学校の同級生となり、寄宿舎ではりん・しづと同部屋になる。
1895年、いいなずけの篠原少尉(演 - 吉岡祐一)と無事に結婚。
翌年に夫は昇進したため、大尉夫人となり、軍の婦人会にも所属している。大津波が発生したときには、じっとしていられず、女学校の救援隊に参加を申し出る。
浜田くに→くに・ジョンソン
演 - 菅原亜希代
東北女学校の同級生。実家は女学校の近くにあり、仙台藩の奉行職を務めていた家柄である。女学校の入学試験時に堂々と自己紹介し、りんを感心させる。
しづたちのボイコットに賛同し、彼女達に付いて明和女学校へ転校する。
クラスではしづたちを支持、かつ決められた結婚は嫌と考え、軍人家庭育ちの節子とは全く意見が合わなかった。
転校後は何事もなく学生生活を送っていたものの、しづが危篤に陥ったため、連れ立ってりんのもとへと慌ててやって来る。
のちにアメリカの軍人と結婚する。
浜田義久
演 - 塚本信夫
くにの父。現在は県の役人を退職し、悠々自適な生活である。ボイコットに対する校長の心境は「泣いて馬謖を斬る」と慮り、なつを「恨んではならない」と諭す。
浜田のぶ
演 - 川口敦子
くにの母。ボイコットに対する校長の処分を「厳しい」と感じている。
田島ぎん
演 - 白川由美
東北女学校の教師(舎監)。貞淑過ぎる面があり、人前で足を見せる洋装には反対である[26]。規律や作法にも厳しく、特に食事中のマナーに口うるさい。「規則を守ることで楽しい寄宿舎生活を送れる」と説く。語尾に特徴があり、よくみどりから物まねされている。
しづらの一連のボイコットについては「長屋の夫婦喧嘩」と評し、退学せずに校長へ謝罪するように説得する。ボイコットの件で寄宿舎で一人部屋になった節子に「(寂しかったら)私の部屋に泊まりますか?」と言うも「結構でございます!」と即答されていた[27]
長年にわたり独身で、教師になってからは外へ出ずにほとんど校内で過ごしており、イネからは「男を全く知らない」と陰口を叩かれていたが、1896年、5人の子持ちの校長の後妻となる縁談がまとまったために職を辞する。
梅沢先生
演 - 山谷初男
東北女学校の教師(鶴次の後任)。校外では柔らかい物腰で、何かと理由をつけては松浪家に押し掛ける。
家事が得意なようで、劇中では生徒に編み物を教えていた。
松浪のために作った服を持参したときに鶴次と顔を合わせるも、急に「旅慣れしていない」などと文句をつけ、小競り合いを始める。
しづらのボイコットに対しては「上の言うことが聞けない劣等生」と考え、他の教師に報告せず黙殺、自身の親戚が開校する女学校への転校を押してつけ解決しようとしていたが、松浪も独自に動いていたことを聞かされ、不信感を抱いて「裏切られた」と発言し、陰謀の噂があることを告げる。
イネ
演 - 中村美代子
東北女学校の賄いさん。通称「おイネおばさん」。りんから母のように慕われる。りんのことは「よく働く」と褒めてくれ、本来は禁止されている食堂での予習を許す。
旅籠に口減らしのための奉公をしていたが、16歳で旅籠のせがれに手籠めにされた上理不尽に追い出され、川に入って死のうとしたところをキリスト教の教師に救われたため、しづらのボイコットには否定的であった。
横山
演 - 小池栄
教頭。生徒が学校へ逆らうことを快く思っていない。
岡田ウラ
演 - 岡谷章子
明治27年時点での生徒。クラスリーダーを務める。
安西しま
演 - 渡辺多美子
明治27年時点での生徒。
林ツネ
演 - 神末佳子
明治27年時点での生徒。
黒田菊子
演 - 名川忍
父の転任に伴って明和女学校から転入してきた。洋装で非常に丁寧な言葉遣いをする。しづら明和女学校に転入した3人の様子を話す。母共々、田島の「きぐごさん(=菊子さん)」との発音が気に入らない。
菊子の母
演 - 阪上和子

東京の人々[編集]

桐山
演 - 北村総一朗
建設会社を営む男。商用で庄内地方に赴いた帰りに、志津川にある弟の家を訪れた際に津波に巻き込まれ手に軽傷を追い、避難所で彌七や源造の働きぶりを見ていた。その後、商用で仙台を訪れたついでに被災時の礼のため彌七の会社を訪れ、その時にした話が、源造が東京に出るきっかけとなる。
桐山夫人
演 - 立花房子
青柳京三郎
演 - 笠松長磨
ようが懇意にしている役者。
河井平吉
演 - すまけい
英語塾の塾長。りんを試験なしで講師として採用する。塾生高村の教科書代を立て替えたりんに罪悪感が芽生えたか「東京は怖い町」と言っていたが、その翌日に授業料や教科書代を持ち逃げする。
高村善平
演 - 川上和典
英語塾の塾生。15歳。初対面時、りんを塾生と思い込んでいた。
平岡
演 - 塩見三省
英語塾の塾生。
桂庵」主人
演 - 江藤漢斉
職業紹介所の男。りんに付いて仕事探しに行ったやえに、一日権妻(ごんさい=妾)の仕事を紹介する。
キク
演 - 北城真記子
河田家の乳母。女中としてりんを雇う。
河田順吉
演 - 渡辺寛二
キクが仕える家の主人。ある役所の係長。独り身で、りんを手籠めにしようとする。
西岡晋作
演 - 綾田俊樹
西岡組の若社長(源造の取引相手)。酒癖が非常に悪い。猫が苦手。
五十嵐平太
演 - 岡部征純
西岡組の経理。
春駒
演 - 麻茶れい
柳橋の芸者。
小川六七郎
演 - 深水三章
橘家の近所に住む帝国大学教授。小説家でもある。猫愛好家。無口で気難しく、近所で騒がしく遊ぶ子どもに「執筆の邪魔になる」と説教する。
小川ヒサ
演 - 樋田慶子
六七郎の母。自慢の息子を「先生」と呼ぶ。
津田むめ
演 - 伊藤榮子
後の津田梅子(実在の人物)。りんの憧れの人。8歳から10年間アメリカに留学し、華族女学校教師となった。日曜日に華山宅を訪れ、アップルパイを作っていたときにりんと遭遇する。
華山りょう子
演 - 山本郁子
りんの英語教師。津田むめの弟子。りんは女学校時代に新聞で知った。津田の推薦を受けてアメリカに留学し、奨学金を受けた経験がある。

橘家の下宿人[編集]

花田賢作
演 - 光石研
橘家の最初の下宿人となった学生。薩長藩閥で占められた政府に不満を持っており、政治家となるべく博多から上京した。源造の借金のため裁判所執達吏らが橘家に差押に来た際には、その法律知識を活かし、過剰な差押がないよう目を配った。
後藤彦市
演 - 斉藤暁
橘家の2番目の下宿人となった郡山出身の区役所職員。ことの話し方を聞いて同郷だと気付いた。
浦野欽三
演 - 矢島健一
橘家の3番目の下宿人となった画学生。橘家下宿前から橘家の近所で人物画を写生しており、ある日やえの姿を描いたことが縁で橘家の下宿人募集の貼り紙に気付き、住んでいた下宿先の日当たりが悪いということもあり引っ越して来た。差押騒動の際には、自作の絵画を売って金を作り、りんに差し出す。

『明治新報』の人々[編集]

津村誠吾
演 - 地井武男
麹町の新聞社『明治新報』の編集長。りんを記者見習いとして採用する。
波多野
演 - 麦草平
津村の部下の記者。
内田
演 - 松井範雄
津村の部下の記者。
北村
演 - 石丸謙二郎
津村の部下の記者。
記者
演 - 加賀谷純一小林康宏大沢彰

その他の人物[編集]

おきん
演 - 由起艶子
旦那
演 - 梅津栄
相馬の金物店の主人。新政府びいき、掛け値商売は当然という方針のため弘次郎は嫌っていたが、みつの治療費を捻出するため、背に腹は代えられず甲冑を売り渡す。
川上音二郎一座劇団員[28]
演 - 中村雅俊岸部四郎ケーシー高峰

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

放送回 放送日 演出
1 001 - 006 4月07日 - 04月12日 岡本喜侑
2 007 - 012 4月14日 - 04月19日 管野高至
3 013 - 018 4月21日 - 04月26日 大森青児
4 019 - 024 4月28日 - 05月03日 岡本喜侑
5 025 - 030 5月05日 - 05月10日 管野高至
6 031 - 036 5月12日 - 05月17日 大森青児
7 037 - 042 5月19日 - 05月24日 末松縁朗
8 043 - 048 5月26日 - 05月31日 岡本喜侑
9 049 - 054 6月02日 - 06月07日 大森青児
10 055 - 060 6月09日 - 06月14日 管野高至
11 061 - 066 6月16日 - 06月21日 末松縁朗
12 067 - 072 6月23日 - 06月28日 木田幸紀
13 073 - 078 6月30日 - 07月05日 大森青児
14 079 - 084 7月07日 - 07月12日 管野高至
15 085 - 090 7月14日 - 07月19日 木田幸紀
16 091 - 096 7月21日 - 07月26日 大森青児
17 097 - 102 7月28日 - 08月02日 管野高至
18 103 - 108 8月04日 - 08月09日 岡本喜侑
二瓶亙
19 109 - 114 8月11日 - 08月16日 大森青児
20 115 - 120 8月18日 - 08月23日 管野高至
二瓶亙
21 121 - 126 8月25日 - 08月30日 末松縁朗
22 127 - 132 9月01日 - 09月06日
23 133 - 138 9月08日 - 09月13日
24 139 - 144 9月15日 - 09月20日
25 145 - 150 9月22日 - 09月27日
26 151 - 156 9月29日 - 10月04日

エピソード[編集]

  • 沢田が演じた松浪先生は、主人公の人生を左右する恩師で、初恋の人でもあり、視聴者からの人気が高かった。主人公の在学中に女学校を去ることになる設定で、当初はそのまま再出演の予定はなかったが、視聴者から「死亡したわけではないのでもう一度出演させて」という声が多数寄せられたため、終盤で新聞記者になった主人公に再会する設定で再出演している(ただし、このときの沢田は髪形をロングソバージュヘアに変えていたため[29]、時代設定的にはやや不似合な様子となっていた)。なお、松浪は白虎隊(年齢を偽り入隊し、戦闘にも参加した)の生き残りで、主人公の父・弘次郎も二本松少年隊(戦闘には不参加)の生き残りという経歴であり、弘次郎が武士としての生き方を捨てるきっかけになったのは、末娘の死と松浪の生き方であるため、結果的に子のみならず親の人生にも深い影響を与えた人物として描かれている。

受賞歴 [編集]

主人公の母親役、樹木希林はこのドラマの演技が高く評価され、翌年、第37回芸術選奨文部大臣賞を放送部門で受賞した。同年に主演の斉藤由貴も文部大臣新人賞を映画部門で受賞し、“母娘受賞”となった。

関連商品[編集]

2001年に総集編のVHSが発売された他はソフト化されていなかったが、2020年7月に完全版DVDの発売が予定されている[30]NHKオンデマンドでの配信は行われていない。

シナリオ

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ ビデオリサーチ 週間高世帯視聴率番組10 | 過去の視聴率データ:NHK朝の連続テレビ小説
  2. ^ はね駒(156)<最終回> ―連続テレビ小説― | 番組表検索結果詳細 | NHKクロニクル
  3. ^ 再放送情報 連続テレビ小説アンコール「はね駒(こんま)」”. NHKドラマ. ドラマトピックス. 日本放送協会 (2020年2月13日). 2020年3月21日閲覧。
  4. ^ “NHK「はね駒」再放送へ 主人公出身校の宮城学院女子大が働き掛け”. 河北新報オンラインニュース (河北新報社). (2020年3月20日). https://www.kahoku.co.jp/special/spe1062/20200320_02.html 2020年3月21日閲覧。 
  5. ^ 学費を免除する代わりに、賄いの手伝いや奉仕活動を行うことが義務づけられる生徒。
  6. ^ 源造の持ち家であり、結婚後の住まいを前提とした引っ越しである。
  7. ^ 郵便箱を「便垂箱(べんたればこ)」と読むほどである。
  8. ^ その時、節子からは「お母さま」と言われ、悪い気はしていなかった。
  9. ^ 後にりんの結婚相手となる源造の父から、その人間性を「まがい物でない人」と称えられる。
  10. ^ やえが女学校へりんの様子を見に行った際には、黙って汽車代を出していた。
  11. ^ 弘次郎は元々近所付き合いをほとんどしておらず、それが誤解が広まった一因でもある。
  12. ^ 軍隊における雑用係。
  13. ^ 当然、家族からは止められている。
  14. ^ さらには徳右衛門自身も長男(=弘次郎の兄)に先立たれており、実子を亡くす辛さを理解している。
  15. ^ りんが家事を得意としているのは、ことの影響も大きい。
  16. ^ この時、りんが源造に相談して彼女を無理やり連れて帰ろうと計画し、やえと弘次郎に2人の関係に大きな変化があったと悟らせる。
  17. ^ 9月18日は宮城学院の創立記念日”. クリスチャンプレス (2019年9月18日). 2020年4月7日閲覧。
  18. ^ くにの話によると、1895年時点で「東京で小説を書いている」とのこと。
  19. ^ このことが、後にりんが新聞記者となるきっかけの一つとなる。
  20. ^ 109話にて名字が判明。
  21. ^ 彼の後任として来たのが梅沢である。
  22. ^ りんが千代の第3子出産を手助けした際、偶然にも源造が居合わせており、それが後に夫婦となるりんと源造の初対面となった。
  23. ^ 自身も息子(=新之助の父)に先立たれている。
  24. ^ 皮肉にも上京後、桂庵の主人に知識がある女学校育ちの女には働き口がないことを告げられ、その意味を思い知らされる。
  25. ^ 当時の肺病は生まれつき発症する伝染性病原体遺伝的保因者)の病気と考えられていた。
  26. ^ 親から厳しく申し付けられたらしい。
  27. ^ なお、節子役の二谷友里恵は白川由美の実の娘である。
  28. ^ 前年の大河ドラマ春の波涛で撮影された芝居シーンのアーカイブ使用(使い回し)で登場。
  29. ^ DVD-BOX『沢田研二 IN 夜のヒットスタジオ』(2011年発売)ディスク6収録映像では1986年6月時点で既にロングソバージュヘアに変えている。
  30. ^ 連続テレビ小説 はね駒(こんま) 完全版1&2 DVD

外部リンク[編集]

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
はね駒
NHK BS2 連続テレビ小説・アンコール
前番組 番組名 次番組
はね駒
NHK BSプレミアム 連続テレビ小説アンコール
はね駒