信子とおばあちゃん
信子とおばあちゃん | |
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ジャンル | ドラマ |
原作 | 獅子文六 |
脚本 | 井手俊郎 |
出演者 |
大谷直子 北沢彪 加藤道子 下條アトム 毛利菊枝 ほか |
ナレーター | 青木一雄 |
時代設定 | 現代 |
製作 | |
制作 | NHK |
放送 | |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 1969年4月7日 - 1970年4月4日 |
放送時間 | 月曜 - 土曜8:15~8:30 |
放送枠 | 連続テレビ小説 |
放送分 | 15分 |
番組年表 | |
前作 | あしたこそ |
次作 | 虹 |
『信子とおばあちゃん』(のぶことおばあちゃん)は、1969年(昭和44年)4月7日から1970年(昭和45年)4月4日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第9作である[1]。
解説[編集]
獅子文六のベストセラー小説「信子」「おばあさん」を基に、井手俊郎が脚本を担当した。佐賀娘・信子が、おばあちゃんや周囲の人たちの励ましの中、強く生きていく姿を描く。「信子」「おばあさん」はそれぞれ角川文庫で刊行されていたが、当ドラマ化にあわせて「信子・おばあさん」として角川文庫(及び主婦と友社)から刊行された。
スチル写真は残っているが、当時の放送用VTRが2インチ規格で機器・テープとも高価・操作煩雑だったことなどから映像を収録した全話のマスターテープは他の番組制作に使い回されたため、NHKに本作の映像は残っていない。
1969〜70年の平均視聴率は37.8%、最高平均視聴率は46.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[2]。
朝ドラ(連続テレビ小説)が好きだった昭和天皇のお気に入りの1作とされ、宮中へ招かれた獅子文六が「あれ(本ドラマ)は原作とは違うの」と陛下から尋ねられ「はい、まったく違うんでございます」と答えたという。
キャスト[編集]
- 小宮山信子
- 演 - 大谷直子[3]
- 小宮山佳年
- 演 - 毛利菊枝
- 信子のおばあちゃん
- 小宮山健一
- 演 - 北沢彪
- 信子の父
- 小宮山邦子
- 演 - 加藤道子
- 信子の母
- 徳田米子
- 演 - 藤間紫
- 信子のおば
- 徳田勝
- 演 - 渡辺篤史
- 米子の息子
- 欣二
- 演 - 根上淳
- 信子のおじ
- 滝子
- 演 - 丹阿弥谷津子
- 欣二の妻
- 谷口一彦
- 演 - 下條アトム
- 信子の友人
- 笹崎真
- 演 - 田村亮
- 信子の友人
- 高橋久子
- 演 - 二木てるみ
- 信子の友人
- その他
- 演 - 高峰三枝子、河野秋武、松原マモル、佐藤英夫、沢村貞子、久保菜穂子、伊藤孝雄、川口恒、中尾彬、前田吟、ミヤコ蝶々、桜田千枝子、菊容子
他
スタッフ[編集]
- 原作 - 獅子文六[1](「信子」「おばあさん」より)
- 脚本 - 井手俊郎[1]
- 音楽 - 田中正史[1]
- 制作 - 堀川浩二[1]
- 演出 - 辻元一郎[1]、平原日出夫
- 美術 - 大家靖史[1]
- 技術 - 浅川登[1]
- 語り - 青木一雄アナウンサー
脚注[編集]
関連項目[編集]
- 信子 (映画) - 小説『信子』の映画化作品(1940年)。
- 娘と私 - 1961年度に放送された朝ドラ第1作。信子の父・健一を演じた北沢彪の主演作品。役柄も「娘がいて、母が健在の男性」と、非常によく似ている(違いとしては、妻を亡くしていること)。
- 資生堂青春アワー - 日本テレビ系列のテレビドラマ枠。第1作『信子』(1964年)が同原作。
外部リンク[編集]
NHK 連続テレビ小説 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
あしたこそ
(1968年度) |
信子とおばあちゃん
(1969年度) |
虹
(1970年度) |