うず潮 (小説)

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うず潮』(うずしお)は、林芙美子1947年に『毎日新聞』紙上で発表した小説である。林の戦後最初の新聞小説で、映画化、テレビドラマ化もされた。

あらすじ[編集]

戦争で夫を亡くした高浜千代子は、5歳の子どもを神奈川県二宮町の託児所に預けて、東京で住み込みの料理店に勤める。そんな千代子を慕うのは、岡山出身で、千代子の兄(戦争中は教師であったが、戦後公職追放を受けた)の教え子であった杉本である。京都に住む兄の家でめぐりあった2人が、さまざまな困難に立ち向かいながら、新しい愛をはぐくむ姿を、2人の周囲の人物をからめながら描いた作品である。

映画[編集]

1952年[編集]

1952年11月6日に公開。監督は原研吉、制作は松竹

キャスト(1952年)[編集]

1964年[編集]

1964年11月22日に公開。監督は斎藤武市、制作は日活

キャスト(1964年)[編集]

テレビドラマ[編集]

武田ロマン劇場版[編集]

1962年7月5日と同年7月12日の2回に渡って、日本テレビ系列の『武田ロマン劇場』(武田薬品工業一社提供木曜22:30 - 23:15)で放送。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

日本テレビ系列 武田ロマン劇場
前番組 番組名 次番組
うず潮

連続テレビ小説版[編集]

うず潮
ジャンル ドラマ
放送時間 月曜 - 土曜8:15~8:30(15分)
放送期間 1964年4月6日 - 1965年4月3日
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK大阪
原作 林芙美子
脚本 田中澄江
出演者 林美智子
日高澄子
ほか
ナレーター 白坂道子
時代設定 大正末期から昭和26年
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1964年4月6日から1965年4月3日まで放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の第4作[1]

解説[編集]

少女期の貧しい生活にもへこたれず、明るく生きていくヒロインの生涯を描いた。原作は林芙美子の「うず潮」「放浪記」など。

本作は、ヒロインに無名の新人を起用した最初の作品であり、NHK大阪放送局が製作した朝ドラの第1号でもある。その後1975年下半期の「おはようさん」まで、大阪製作の朝ドラはしばらく途絶えた。

視聴率が記録されている最初の朝ドラでもあり、本作の放送された1964〜65年の平均視聴率は30.2%、最高視聴率は47.8%である(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[2]

NHKには第309話と第310話(最終話)の映像が現存する。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
うず潮

脚注[編集]

外部リンク[編集]