純情きらり

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純情きらり
ジャンル ドラマ
放送時間 15分
放送期間 2006年4月3日 - 9月30日(全156回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK
脚本 浅野妙子
出演者 宮﨑あおい
寺島しのぶ
井川遥
西島秀俊
福士誠治
劇団ひとり
村田雄浩
八名信夫
塩見三省
戸田恵子
室井滋
三浦友和
竹下景子(演・語り)
時代設定 昭和3年 - 昭和23年
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純情きらり』(じゅんじょうきらり)は、2006年(平成18年)度上半期NHK連続テレビ小説作品シリーズ通算第74作目。2006年4月3日から2006年9月30日に渡って放映された。NHK放送開始80周年記念番組。

概要[編集]

原案は津島佑子の『火の山―山猿記』。脚本浅野妙子。主要な舞台愛知県岡崎市連続テレビ小説シリーズで初の愛知県を主舞台とした作品である。また、同シリーズでは1999年(平成11年)度前期の『すずらん』以来久々に太平洋戦争を取り入れた作品となる。

ヒロイン宮﨑あおいの選定については、1966年(昭和41年)度の『おはなはん』以来行われてきたヒロインオーディションを行わずに、NHKによる直々のキャスティングとなった。

関東地区では朝8時15分放映分の初回視聴率は17.7%(歴代ワースト5位)[1]。全放送を通して関東地区の最高視聴率は24.2%であった[1](いずれも2006年の記録。ビデオリサーチ調べ)。

全話を通じての朝8時15分放映分の平均視聴率は、関東地区では19.4%であった[1](同上)。

物語[編集]

昭和初期、7歳になる有森桜子は、4歳のときに母親・マサを病気で亡くしてからというもの、父親・源一郎に男手ひとつで育てられていた。

10年後、16歳になった桜子は、周囲の反対を押し切り東京音楽学校(現在の東京藝術大学)への進学を希望する。そんな矢先、父・源一郎が事故により命を落としてしまう。姉・笛子は進学に反対するが、父が遺してくれたピアノを極めようと没頭する。

翌年、桜子は幼なじみの松井達彦とともに、東京音楽学校を受験するが不合格に終わってしまう。その後、桜子は岡崎に帰ろうとするが、東京音楽学校の教授・西園寺公麿に励まされ、来年もう一度受験することを決意する。

さまざまな紆余曲折を経て、戦地から帰還した達彦と結婚する。その後結核を煩いながらも輝一を出産する。輝一に感染しないようにと決して会おうとはしない桜子に、山長や有森家の人々は輝一の姿を動画に収め、桜子の意識が朦朧とする中、病室の白壁に映して見せたのだった。

ジャズピアニストを夢見ながら、戦争に揺れる昭和の激動時代を駆け抜けるヒロイン・桜子の波乱万丈の人生を描いていく。

スタッフ[編集]

作詞 - さくらちさと、作曲 - 大島ミチル、編曲 - 佐藤泰将、歌 - 新妻聖子
  • 語り - 竹下景子(有森マサ役を兼任)
  • 副音声解説 - 江原正士
  • タイトル映像 - 伊藤有壱
  • ジャズ監修 - 藤井英一
  • ピアノ・音楽指導 - 上野朋洋、湯川珠美
  • 時代・風俗考証 - 天野隆子
  • 軍事考証 - 寺田近雄
  • 三河ことば指導 - 倉橋悦子(本編にも出演)
  • 津軽ことば指導 - 佐藤文雄(本編にも出演)
  • サックス指導 - 西村貴行
  • ダンス指導 - 二ツ森司
  • 所作指導 - 中村又蔵
  • 医事監修 - 青木正和
  • 医事指導 - 中村毅志夫
  • 助産指導 - 大葉ナナコ
  • 看護指導 - 佐藤エキ子
  • 草笛指導 - 木下吹葉
  • 料理指導 - 里見陽子
  • 仏事指導 - 金嶽宗信
  • 劇中絵画・指導 - 松田一聡
  • 擬斗 - 深作覚、村瀬良則
  • ピアノ演奏 - 湯川珠美、村田孝樹、吉井一摩、今西泰彦、上野朋洋
  • 撮影協力 - 愛知県岡崎市千葉県立房総のむら江戸東京たてもの園東京都台東区わたらせフィルムコミッション、栃木県フィルムコミッション、神奈川県立音楽堂東京藝術大学愛知大学豊橋校舎
  • 資料提供 - 無言館日比谷公会堂
  • 制作統括 - 銭谷雅義
  • 制作 - 管原浩
  • 美術 - 荒井敬、西村薫、島津桃衣子、神林篤、奥野朝子
  • 技術 - 川崎和彦、大沼雄次
  • 音響効果 - 柳川起彦
  • 編集 - 久松伊織
  • 記録 - 小林澄枝
  • 撮影 - 安藤清茂、杉山吉克、中村直史、富木雅人
  • 照明 - 新藤利夫、牛尾裕一
  • 音声 - 渡辺暁雄、中村進一
  • 映像技術 - 水元祐二、中沢一郎、武市寛之、真弓敬司、山田康一
  • 美術進行 - 毛尾喜泰、川村裕一、萩原春樹、大野輝雄
  • 演出 - 小松隆、田中健二 / 管原浩、海辺潔、福井充広、岡本幸江、石塚嘉、大関正隆、松川博敬、熊野律時
  • 制作・著作 - NHK

キャスト[編集]

原作での人物設定については、「火の山―山猿記」を参照

有森家の人々[編集]

有森桜子(ありもり さくらこ) → 松井桜子(まつい さくらこ) - 宮﨑あおい(少女時代:美山加恋
ヒロイン、有森家三女。戦争に翻弄されながらも一途に音楽を愛し、持ち前の行動力・明るさと弛まぬ努力で当初はクラシック音楽、やがてジャズピアニストを目指す。健気でポジティブな性格だが、こうと決めた事は必ず最後までやり通す意志の強さを持ち、両親亡き後は次第に有森家、さらには松井家と「山長」の精神的支柱になってゆく。紆余曲折を経て松井達彦と結婚・妊娠するが、結核に侵される。それでも前向きな桜子は出産による自身への負担を顧みず輝一を産むが隔離され、本編でその手に我が子を抱く事はできなかった。最終回では輝一に向け、苦難を乗り越え精一杯生きる人生の輝かしさ・素晴らしさ、たとえ命を失っても、マサから桜子へ、桜子から輝一へと「絆」は音楽の中に脈々と受け継がれ、どんなに辛い時でも音楽を続けていれば何時も傍で見守っている事を語っている。得意曲目は、「埴生の宿」「セントルイス・ブルース」。
最終回で静かに息を引き取ったと思われるが(原案『火の山―山猿記』でも同様)、NHKの公式回答には「最終回後の桜子は生死不明」とあり[要出典]、生きながらえた可能性もあり得る。
有森笛子(ありもり ふえこ) → 杉笛子(すぎ ふえこ) - 寺島しのぶ(少女時代:北乃きい
桜子の姉、有森家長女。モデルは、原作者である津島佑子の母・津島美知子(旧姓:石原)。桜子の通う女学校で教師をしていたが、画家の杉冬吾と結婚。3人の子供(加寿子・亨・由紀子)を授かる。冬吾には画家としての人生を歩んでほしいと思っている。何事もきっちりしていないと気が済まない几帳面かつ頑固な性格で、当初は生真面目すぎて融通が利かず、桜子と衝突する事が多かった。しかし、冬吾と結婚してからは夫の影響を受けて次第に角が無くなり穏和になっていった。有森家の長女として気丈に振る舞うが、意外に打たれ弱い所がある。終盤ではサザエさんのような独特のパーマをかけている。
有森杏子(ありもり ももこ)(一時期 河原杏子(かわはら ももこ)) → 鈴村杏子(すずむら ももこ) - 井川遥(少女時代:尾﨑千瑛
桜子の姉、有森家次女。道徳心が強く、困っている者を放っておけない心優しい性格の持ち主で、自分を犠牲にしてまで家族の事を最優先に考える傾向がある。桜子と勇太郎を進学させるために河原亮一と見合い結婚するも、夫の暴力(現在で言うDV)が原因で離婚。その後、産婆になり、さらに看護の道に進む。東京の病院で働いていた頃に、鈴村浩樹と孤児の幸に出会い、浩樹と再婚する。産婆の資格を持ちながら、なぜかすぐ近くで暮らしている姉・笛子の出産には立ち会えなかった。
有森勇太郎(ありもり ゆうたろう) - 松澤傑(少年時代:佐野観世
桜子の弟、有森家長男。八高(第八高等学校、現在の名古屋大学)、さらに東京帝大(東京帝国大学)へと進み、有森家の期待を一身に背負う。一時出征するが、直後に終戦を迎えたためすぐに帰還した。終戦後、助手として東大に残り、物理の研究をする。原案『火の山―山猿記』では、語り手(もしくは狂言回し)として重要な役割を担っていたが、本編では出番が少なく、姉3人に比べて影が薄い。
有森源一郎(ありもり げんいちろう) - 三浦友和
桜子たちの父。鉱石採集が好きな岡崎市職員。非常に娘思いの良き父親だが、台風の救助活動中に落石事故に遭って死亡する。死の直前に、大金をはたいて桜子のためにピアノを買っており、彼の形見となった。
有森マサ(ありもり まさ)・語り - 竹下景子
桜子の母。元小学校教師。子供達がまだ幼い頃に病で他界し、本編開始時点で既に亡くなっている。死後も桜子をはじめとする有森家を温かく見守る。
有森磯(ありもり いそ) → 鮎川磯(あゆかわ いそ) - 室井滋
桜子たちの叔母、源一郎の妹。おせっかい焼き。自称「岡崎初のモダンガール」で、いつも派手な衣装を身につけている。かつて東京で生活した経験があり、鮎川周助との間に私生児の和之をもうけたが、息子の将来を思って素性を隠していた。戦後、自分が実の母である事を明かし、周助と正式に結婚、東京に戻った。
沖田徳治郎(おきた とくじろう) - 八名信夫
桜子たちの祖父、マサの父。元八丁味噌蔵元「山長」の職人頭。典型的な明治の頑固親父。味噌を統制価格で売らなければならなくなった際には、味噌を水で薄めようとしたことに猛反対する愛弟子の仙吉と衝突した。しかし、他の職人達を食わせてやらなければならんという思いだったことから強行するも、「(大事な味噌に)好きこのんで俺がこんな事してると思うか!」と涙ながら激昂した。桜子と達彦の結婚を見届けるかのように、結婚式当日に亡くなった。

八丁味噌蔵元「山長」の人々[編集]

松井達彦(まつい たつひこ) - 福士誠治(少年時代:柳井宏輝、幼少時代:萩原駿行
拓司とかねの一人息子。「山長」の跡取りであるが、ピアニストを目指し、東京音楽学校に入学する。父親の死去により学校を辞めて岡崎に帰る。後に、桜子と恋仲になり婚約するが、出征することに。激戦の最中に死を覚悟し、桜子宛に遺書を残すが、かねの一周忌に生還した。戦争の悲惨さを目の当たりにし、心に大きなトラウマを背負うが、桜子ら周囲の人々の献身的な交流を通して徐々に克服。改めて桜子に告白し、共に歩んでいく。
松井かね(まつい かね) - 戸田恵子
「山長」の女将、拓司の妻、達彦の母。気が強く、桜子が達彦をたぶらかすと思って毛嫌いしていたが、次第に心を通わせていく。出征した達彦の帰りを待つが病に倒れ、桜子に後事を託して亡くなる。磯とは学生時代からの腐れ縁で、会うたびに口喧嘩を繰り広げるが、本当は心の中で互いに認め合っている親友である。
松井拓司(まつい たくじ) - 村田雄浩
「山長」の主人で、松井家の婿養子、恐妻家、達彦の父。少し気弱な性格と婿養子という立場から、妻のかねには頭が上がらない恐妻家だが、八丁味噌を心から愛している。また、息子の達彦の良き理解者でもあり、達彦の上京にも寛容な態度を示した。しかし一年も経たぬうちに、病気で急逝してしまう。
松井輝一(まつい きいち)- 竹内龍之介
達彦と桜子の息子。結核に冒された桜子とは会えずに育てられる。
浦辺仙吉(うらべ せんきち) - 塩見三省
「山長」の職人頭で、徳治郎の弟子にあたる。八丁味噌に懸ける想いは人一倍で、味噌を統制価格で売らなければならなくなった際には、味噌を水で薄めようとした徳治郎に猛反対する。
野木山与一(のぎやま よいち) - 徳井優
「山長」の番頭。ユニークな髪形が特徴で、仙吉とは名コンビ。
高島キヨシ(たかしま きよし) - 井坂俊哉(少年時代:村瀬継太
「山長」の職人。桜子に片思いする。出征中に一時帰還した際、達彦の遺書を桜子に渡す。戦後は闇市で大儲けする。
吉村タミ(よしむら たみ) - 阿知波悟美
達彦の元乳母。かつて「山長」の賄いを一手に引き受けていた。桜子の味噌屋修行のために18年ぶりに蒲郡から呼び寄せられる。達彦は幼少時代、このタミの作った「鹿の子寄せ」が大好物だった。
おふみ - 藻田るりこ
「山長」の店員。キヨシに思いを寄せるが、キヨシは桜子を思い続けているため、当初は桜子に八つ当たりすることもあった。
松浦タネ(まつうら たね) - 秋山菜津子
かねの妹。夫の利雄と呉服屋を営んでいたが、放漫経営がたたり店を閉め、「山長」に恥を知らずに居候のように転がり込んで居座る厄介者のトラブルメーカー。桜子が東京に出ている間に我が物顔で幅を利かせ、かねの死後、達彦が帰還するまで桜子を露骨に邪魔者扱いする。達彦が正式に復帰すると、傲慢な性格から孤立し始めて「山長」を去った。
松浦利雄(まつうら としお) - 六角精児
タネの夫。
松浦太郎(まつうら たろう) - 鈴木駿介
タネと利雄の息子。

岡崎の人々[編集]

斉藤直道(さいとう なおみち) - 劇団ひとり
岡崎の師範学校の物理教師。有森家の下宿人で、桜子の初恋の人。一度は桜子と婚約するが、義父の貿易会社が潰れたために多額の借金を負い、婚約を解消し東京に帰る。その後しばらく表舞台から姿を消していたが、桜子と達彦の結婚を聞くと祝いに駆けつけた。
マスター・ヒロ - ブラザートム
桜子や達彦達のたまり場、喫茶店「マルセイユ」(太平洋戦争中、敵国語が禁止された時は、当て字で「丸勢勇」)のマスター。何かと桜子たちを助ける。
西野シヅ子(にしの しづこ) - キムラ緑子
桜子の女学校時代の音楽教師。当初は学校で勝手にジャズを演奏する桜子の言動を苦々しく思っていたが、桜子が東京音楽学校を目指す決意を知ると考えを改め、ピアノの指導を行う。桜子が帰郷して非常勤講師になると、桜子を指導する。
高野薫子(たかの かおるこ) - 松本まりか
桜子の女学校時代からの親友。後に東京の雑誌社で働く。
高島専蔵(たかしま せんぞう) - 大八木淳史
キヨシの父。
小林(こばやし) - 平田満
内科医師。肺結核で倒れた桜子の治療を行う。
耕輔(こうすけ) - 大竹浩一(少年時代:下山葵
治(おさむ) - ペ・ジョンミョン(少年時代:水田吏維也
キヨシの悪ガキ仲間。戦後はキヨシと共に、闇市で商売を始める。
みさえ - 北原ひとみ
かず代(かずよ) - 春田瑠里
好子(よしこ) - 阿部麻似子
桜子の女学校時代の友人。

東京の人々[編集]

杉冬吾(すぎ とうご) - 西島秀俊
マロニエ荘の住人、津軽出身の青年画家。モデルは原作者の父・太宰治。笛子と結婚し、3人の子ども(加寿子・亨・由紀子)を授かる。自分の生活習慣に無頓着なため、金銭感覚に欠けているなど、しばしばたびたび騒動を巻き起こす。しかし温厚かつ飄々とした性格で、トラブルに遭っても動じないなど落ち着いた態度を見せ、周りから頼りにされている(『火の山―山猿記』では、厄介な性格悲観主義と太宰に似た人物像となっており、ドラマと人柄が大幅に異なっている)。同じ芸術仲間である桜子に大きな影響を与え、兄のように慕われている。
杉加寿子(すぎ かずこ) - 櫻井詩月奥山志紀佐々木麻緒
笛子と冬吾の間に生まれた一人目の子供。
杉亨(すぎ とおる) - 眞柄直輝本川嵐翔澁谷武尊
笛子と冬吾の間に生まれた二人目の子供。生まれつき目に障害(網膜症)があり将来の失明が懸念されている。音楽の素養があり桜子の傍らで演奏に耳を傾けたり、同級生の前で上手に演奏する。
花岡八州治(はなおか やすじ) - 相島一之
マロニエ荘の住人。売れない画家で、冬吾の親友。売れない頃は、詐欺まがいの占いなどで生計を立てる。杏子に想いを寄せるものの、杏子の結婚によって儚く散ってしまった。マロニエ荘の住人たちの生活を支えるため、自らの本意に反して戦意高揚の絵を描いていたが、それが災いして戦後はバッシングを受けて苦境に立ち、冬吾や八重に助けられる。
野上八重(のがみ やえ) - 原千晶
画家を目指すマロニエ荘の住人。元織物問屋の娘。守田との子を産む。
橘マリ(たちばな まり) - 椋木美羽
マロニエ荘の住人。ダンスホールのダンサーで、年による衰えに悩んでいる。
小野寺ハツ美(おのでら はつみ) - たくませいこ
マロニエ荘の住人。大阪出身。ホルン奏者を目指し、東京音楽学校を4度目の受験で合格する。達彦に恋心を抱く。
守田敏(もりた とし) - 若林久弥
画家志望のマロニエ荘の住人。八重と恋仲になるが、出征して戦死する。
鮎川和之(あゆかわ かずゆき) - 荒川優
画家志望のマロニエ荘の住人。実は磯と周助との間の子で有森姉弟とは従姉弟。磯とは2歳の頃に生き別れになっている。
鮎川周助(あゆかわ しゅうすけ) - 中山仁
磯が東京にいた頃の不倫相手、貿易商。正妻との間に子が無く、磯との間に生まれた和之を嫡男としている。和之には磯の事を隠していたが、戦後正式に磯と結婚した。
西園寺公麿(さいおんじ きみまろ) - 長谷川初範
東京音楽学校教授、ピアニスト。ピアノ塾「西園寺塾」を開いている。桜子の才能を見出し、先生として丁寧に指導する、桜子の良き理解者。軍部とうまくいかず、満州へ渡る。終戦後帰国し、音楽活動を再開させる。名前の由来は、大河ドラマ太平記』で長谷川初範が演じた西園寺公宗から。
秋山均(あきやま ひとし) - 半海一晃
ジャズサックス奏者。西園寺に才能を見込まれ、東京音楽学校への入学を勧められるものの、西園寺の用意した支度金を持ち逃げして行方不明になっていた。その後、ダンスホールの花形として活躍し、戦後は桜子に編曲を教える。
松尾(まつお) - 村杉蝉之介
西園寺の助手。桜子の弟子入りに反対していたが、西園寺の不在時には代わりに桜子の指導を行う。
岩見沢るり子(いわみざわ るりこ) - 初音映莉子
「西園寺塾」の生徒。4歳からピアノを始め、達彦と共に東京音楽学校に入学する。貧乏人は音楽をする意味がないと桜子を見下す。
岡村伊蔵(おかむら いぞう) - 外波山文明
学費を稼ぐため、桜子が働く食堂の主人。
鈴村士郎(すずむら しろう) - 苅谷俊介
隣組の組長。マロニエ荘の住人らに何かと難癖をつけるが、桜子達の努力で和解する。しかし、その直後に起きた東京大空襲で焼死してしまう。
鈴村浩樹(すずむら ひろき) - 高橋和也
士郎の息子。戦地で負傷し帰国する。父、妻、子供を東京大空襲で亡くすが、悲しみを乗り越え、何かと支えてくれた杏子と結婚する。
鈴村幸(すずむら さち) - 岩本千波新井優歌
東京大空襲で戦災孤児となり、1人で路頭に迷いながら泣いていたところを杏子が見つけ、面倒を見るようになる。後に、結婚した杏子と浩樹の養女となり、3人で暮らすことになる。

その他[編集]

河原亮一(かわはら りょういち) - 池田鉄洋
名古屋の資産家。杏子と結婚するが、杏子に家庭内暴力を振い家政婦同然に扱ったため、程なく離婚する。
河原幸恵(かわはら ゆきえ) - 山田昌
亮一の義母、亮一は養子で血が繋がっていない。頑迷な性格で河原家の格式ばかりを重んずる。
御崎しま子(みさき しまこ) - 光浦靖子
冬吾の許嫁。かつて冬吾と心中を計った。冬吾を追って上京してくる。
若山哲平(わかやま てっぺい) - 途中慎吾
戦地で達彦と同じ部隊にいた若い兵隊。撤退時に軍に見殺しにされ、結果として、哲平を見捨てることになった達彦の心に深い傷を残す。
若山百合子(わかやま ゆりこ) - 木村多江
哲平の姉。戦地から帰った達彦が桜子と共に訪ねる。
島本医師 - 阿部六郎
村木教頭 - 市川勇
飯島校長 - 大門正明
篠原先生 ‐ 伊藤昌一
沢井ウメ(さわい うめ) - 木野花
坂口良太(さかぐち りょうた) - 横田剛基
その他 - 天野勝弘村澤寿彦楠見彰太郎世古陽丸永田恵悟野村信次二宮弘子恩田恵美子笹木彰人江口ナオ田村直子松本夢子渡邉安理吉川健池波玄八佐藤祐一田辺愛美長谷川公彦土田アシモ舟久保依吹井之上隆志木幡竜吉本信也九太朗福田らん矢田耕司山本東雨音めぐみ阿部朝子高仁和絵倉橋悦子佐藤文雄志村武宣新井優歌野口雅弘木田有香戒怜菜

サブタイトル[編集]

放送週 放送日 サブタイトル
01週 4月03日 - 4月08日 父の見合い
02週 4月10日 - 4月15日 ピアノがやって来た
03週 4月17日 - 4月22日 恋のプレリュード
04週 4月24日 - 4月29日 プロポーズは突然に
05週 5月01日 - 5月06日 運命の分かれ道
06週 5月08日 - 5月13日 サクラサク?
07週 5月15日 - 5月18日 貧乏なんか怖くない
08週 5月22日 - 5月27日 初めての連弾
09週 5月29日 - 6月03日 今宵、君と踊ろう
第10週 6月05日 - 6月10日 夏の日の別れ
第11週 6月12日 - 6月17日 キューピッド志願
第12週 6月19日 - 6月24日 絆が試されるとき
第13週 6月26日 - 7月01日 私には今しかない
第14週 7月03日 - 7月08日 若女将の試練
第15週 7月10日 - 7月15日 別れのコンチェルト
第16週 7月17日 - 7月22日 磯おばさんの秘密
第17週 7月24日 - 7月29日 希望は捨てません
第18週 7月31日 - 8月05日 いつかまたピアノは響く
第19週 8月07日 - 8月12日 ショパンよ母に届け
第20週 8月14日 - 8月19日 来ぬ春を待ちわびて
第21週 8月21日 - 8月26日 生きる歓(よろこ)び
第22週 8月28日 - 9月02日 さよならを越えて
第23週 9月04日 - 9月09日 思いがけない帰還
第24週 9月11日 - 9月16日 あなたがここにいる限り
第25週 9月18日 - 9月23日 夢に見た演奏会
最終週 9月25日 - 9月30日 いのち、輝いて

総集編[編集]

放送回 サブタイトル
第1回 ピアノへの憧れ
第2回 絆(きずな)が試されるとき
第3回 若女将の試練
最終回 いのち、輝いて

放送時間[編集]

本放送
再放送
特別編
特別編(放送終了後)『純情きらりスペシャル 〜桜子と達彦、愛の軌跡〜』
総集編
5月の特別編以外解説放送あり(5月の特別編はステレオ放送)
アンコール放送
11月6日・13日は19:30から2話連続、3月24〜27日は19:00から4話連続放送
再アンコール放送
本来は19:00-19:15に放送される予定だったが、7:15から放送予定だった「カーネーション」アンコールが、出演者の不祥事により放送中止となったため、朝の時間帯に急きょ変更される処置がとられた。
他局による再放送

 ※2010年6月6日 - 第1話から毎週10話まとめての再放送

放送時間:毎週日曜日 07:00 - 09:55 (2010年9月26日 07:00 - 08:55 完)

エンディング[編集]

「わが街の音楽家」として、舞台となる愛知県で音楽活動をしている人たちを紹介している。

この作品以降、エンドカードが「(ドラマ名)終 製作・著作 NHK」となった。

備考[編集]

第14週の変則編成について[編集]

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第14週(第79 - 84回)については、7月5日は、早朝の北朝鮮によるミサイル発射実験関連のニュースにより、その日の総合テレビの放送・再放送ともに休止になったため、総合テレビの放送のみ1日ずつ繰り下げ(衛星2波は7月5、6、7日の放送分が1日先行する形での放送)となり、以下のような編成となった。

チャンネル(時間) 7月3日(月) 7月4日(火) 7月5日(水) 7月6日(木) 7月7日(金) 7月8日(土)
衛星第2(7:30) 79回 80回 81回(7:45) 82回 83回 84回
ハイビジョン(7:45) 81回
総合テレビ(8:15) 79回 80回 (休止) 81回 82回 83回 84回(8:30)
総合テレビ
再放送(12:45)
84回(13:00)

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
純情きらり