木野花
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きの はな 木野 花 | |||||
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本名 | 木野目 留美子 | ||||
生年月日 | 1948年1月8日(73歳) | ||||
出生地 |
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身長 | 160 cm[1] | ||||
血液型 | A型 | ||||
職業 | 俳優、演出家 | ||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 | ||||
配偶者 | なし(離婚歴あり) | ||||
事務所 | 吉住モータース | ||||
公式サイト | 木野 花 プロフィール | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『あまちゃん』 『銭の戦争』 映画 『愛しのアイリーン』 CM 金鳥 | |||||
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木野 花(きの はな、本名:木野目 留美子、1948年1月8日 - )は、日本の女優、演出家。青森県出身。吉住モータース所属。青森県立青森西高等学校、弘前大学教育学部美術学科卒業。身長160cm、血液型はA型。
人物・来歴[編集]
大学時代は彫塑で粘土を練って彫刻を制作していたが、自身の才能に限界を感じ、大学卒業後に中学校の美術教師(私立か国公立なのかは非公開)となるも、現実の仕事とのギャップに悩んで1年で退職。
仕事のストレスで神経性胃炎や偏頭痛を患っていた頃、ふと見つけた雑誌のページのアングラ演劇特集を見て「これだ」と感じて演劇の世界へと飛び込む。「学生気分を吹き飛ばし、3年後には教職に戻ろうか」と気軽に考えて活動を始めたが、1974年に女性5人とともに劇団青い鳥を結成し、アングラ演劇ブームの代表的存在となる。
1986年、劇団を退団。同年に出演した金鳥ゴンのCMでの「亭主元気で留守がいい」のセリフが新語・流行語大賞の銅賞を受賞したことで注目される(共演したもたいまさこと雰囲気が似ていることも話題になった)。
その後は劇団☆新感線の公演に参加したほか、名脇役として活躍している[2]。
2018年の『愛しのアイリーン』で第92回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞を受賞[3]。
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
NHK[編集]
- 少年たち2(2001年) - 原君子
- どんまい!(2005年) - 倉田純子
- 連続テレビ小説
- マチベン(2006年) - 盛岡校長
- 魂萌え!(2006年) - 西崎美奈子
- わたしが子どもだったころ(2008年) - 椎名タネ
- スキップ!〜商店街が生んだアイドル〜(2009年) - 北山美鈴
- ラストマネー -愛の値段-(2011年) - 戸田雅美
- いつか陽のあたる場所で(2013年) - 柏田園長
- 実験刑事トトリ2(2013年) - 久保美千代
- 進め!青函連絡船(2016年) - 田村テル[4]
- プリンセスメゾン(2016年) - 井川流
- 女の中にいる他人(2017年) - 田沼初江
日本テレビ[編集]
- 火曜サスペンス劇場
- 「女検事・霞夕子6」(1988年) - 林田綾子
- ギネ 産婦人科の女たち(2009年) - 泉沢園長
- 連続ドラマ小説 木下部長とボク(2010年) - 春日さん
- Piece(2012年) - 七尾君子
- 獣医さん、事件ですよ(2014年) - 田村絹代
- 家売るオンナ(2016年) - 城ヶ崎泉
- フランケンシュタインの恋(2017年) - 日立叶枝
- 金曜ロードSHOW!
- 「視覚探偵・日暮旅人」(2015年) - 園長先生
TBS[編集]
- うちの子にかぎって…(1984年) - 中上久子
- 恋はミステリー劇場
- 「モモ子シリーズ3」(1985年)
- 西田敏行の泣いてたまるか(1986年)
- 男たちによろしく(1987年)
- ヤンキー母校に帰る(2003年) - 高橋貴子
- 3年B組金八先生(2004年 - 2005年) - 板橋香奈(校長)
- 正しい恋愛のススメ(2005年) - 木原順子
- 浅草ふくまる旅館(2007年) - 福丸はな
- 夫婦道(2007年) - 米倉茜
- アザミ嬢のララバイ(2010年) - おいねの侍女
- うぬぼれ刑事(2010年) - 安藤サツキ
- 名もなき毒(2013年) - 杉村正子
- SAKURA〜事件を聞く女〜(2014年) - 矢吹薫
- 死幣-DEATH CASH-(2016年) - 山岡紫乃
- この世界の片隅に(2018年) ‐ 刈谷タキ
- グランメゾン東京(2019年) ‐ 相沢百江
- 月曜ゴールデン
- 「捜し屋★諸星光介が走る!3」(2007年) - 岩崎雅代
フジテレビ[編集]
- ウソコイ(2001年) - 天野志津江
- ナースのお仕事(2002年)
- 恋ノチカラ(2002年) - 倉持澄子
- 天体観測(2002年) - 井上佐知子
- 曲がり角の彼女(2005年) - 倉田ミホ
- Ns'あおい(2006年) - 夏目彬の母
- 花嫁のれん(2010年) - ナレーション
- 白衣のなみだ(2013年) - 吉野秀実
- ほんとにあった怖い話「女子高大パニック」(2013年) - 友川康代
- 銭の戦争(2015年) - 白石三保子[5]
- 猫侍 Season2(2015年) - タエ
- 黄昏流星群(2018年)
- 絶対零度 (テレビドラマ)(2020年) - 杉原佳代
- 金曜プレステージ
- 「津軽海峡ミステリー航路」(2006年) ‐ 桜庭校長
- 赤と黒のゲキジョー
- 「黒い看護婦」(2015年) - 総婦長
テレビ朝日[編集]
- 下北サンデーズ(2006年) - 里中花
- 炎神戦隊ゴーオンジャー(2008年) - 魔女博士・オーセン(お仙)
- 警視庁捜査一課9係(2010年) - 恩田真理
- ゼロの真実〜監察医・松本真央〜(2014年) - 友部葵
- 女囚セブン(2017年) - 平塚うめ
- 土曜ワイド劇場
- 「警視庁女性捜査班」(1999年 - 2003年) - 松原登茂美
- 「鉄道捜査官」(2000年) - 内田珠子
- 「変装捜査官・麻生ゆき」(2004年) - 河合頼子
- 家政夫のミタゾノ 第4シリーズ(2020年) - 古川美緒子
テレビ東京[編集]
- ハッピィ★ボーイズ(2007年) - キャサリン・ブラガンサ
- トラブルマン(2010年) - 佐々木民子
- ウルトラマンギンガ(2013年) - 白井杏子
- 三匹のおっさん〜正義の味方、見参!!〜(2014年 - 2017年) - 信本克恵
- 怪奇恋愛作戦(2015年) - 草壁静子
- ドクター調査班〜医療事故の闇を暴け〜(2016年) - 華岡育世[6]
- 絶メシロード 第9話(2020年) - 岡本澄子
- 浦安鉄筋家族(2020年)- ナレーション/大沢木鶴子
WOWOW[編集]
- てやんでいBaby(2008年) - 富沢のぶ子
- プラチナタウン(2012年) - 田中先生
- 配達されたい私たち(2013年) - 勝田幸奈の母
- 硝子の葦 〜garasu no ashi〜(2015年) - 宇津木とし子[7]
バラエティー番組[編集]
- オレたちひょうきん族(フジテレビ) - 主に後期に準レギュラーとして出演していた。
- 秘密のケンミンSHOW(2007年 - 、読売テレビ) - 青森県民
- にじいろジーン(2012年7月1日、関西テレビ)
- みいつけた!(2014年 - 、NHK・Eテレ) - てけばあ役(声の出演)
情報番組・ドキュメンタリー[編集]
テレビアニメ[編集]
- こどものおもちゃ(1996年 - 1998年) - 倉田実紗子
映画[編集]
- 会社物語 MEMORIES OF YOU(1988年) - 木村台子
- 北京的西瓜(1989年)
- 病は気から 病院へ行こう2(1992年) - 赤間百合子
- そして天使は歌う ぼ・ぼ・僕らは正義の味方(1997年、喰始監督) - 地球王子の妻 役[8]
- ばかのハコ船(2003年) - 酒井君江
- ヴィタール(2004年) - 大山のり子
- トニー滝谷(2004年) - アパートの管理人
- スウィングガールズ(2004年) - 高橋店長
- 理由(2004年) - 美容院の先生
- 世界はときどき美しい(2005年) - 静江(花乃子の母)
- 明日の記憶(2006年) - 恩田施設長
- 嫌われ松子の一生(2006年) - 女性警察官
- 素敵な夜、ボクにください(2007年) - 木村清美
- ハッピーフライト(2008年) - 斉藤利江
- 魔法遣いに大切なこと(2008年) - 白石沙織
- K-20 怪人二十面相・伝(2008年)
- 童貞放浪記(2009年) - 金井淳の母
- 必死剣 鳥刺し(2010年) - 女中・はな
- ホームカミング(2010年) ‐ 佐藤里香
- うさぎドロップ(2011年)
- 極道めし(2011年) - 相田千鶴
- はやぶさ/HAYABUSA(2011年) - 水沢和代(恵の母)
- シェアハウス(2011年) - 花恵
- ヒミズ(2012年)
- 大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇](2012年) - 同心・井岡
- 鍵泥棒のメソッド(2012年) - 水嶋京子
- すーちゃん まいちゃん さわ子さん(2013年) - 木庭葉子
- ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル(2013年) - 白井杏子
- さよなら渓谷(2013年) - 水谷夏美の母
- 娚の一生(2015年2月14日) - 坂田佳代
- 恋人たち(2015年) - 高橋敬子 [9]
- 猫侍 南の島へ行く(2015年) - タエ
- 愛しのアイリーン(2018年) - 宍戸ツル
- 十年 Ten Years Japan「美しい国」(2018年11月3日、フリーストーン) - 天達[10]
- 母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年) - ばあちゃん
- 윤희에게(2019年) - まさこ
- MOTHER マザー(2020年) - 三隅雅子
舞台[編集]
- 来来来来来(2009年)
- アウェーインザライフ(2010年)
- ハーパーー・リーガン(2010年)
- 月にぬれた手(2012年)
- 夜中に犬に起きた奇妙な事件(2014年)
- 書く女(2016年) - 樋口たき[11]
- リトル・ナイト・ミュージック(2018年)
- 月影花之丞大逆転(2021年)
CM[編集]
受賞歴[編集]
- 第92回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(『愛しのアイリーン』)
著書[編集]
- 『おでかけ気分 アレレッどこまで 木野花スーパーエッセイ』学陽書房 1987
- 『櫻の園-最後の楽園』 (木野花ドラマスタジオ台本シリーズ 1) Voicing 2009
- 『夜の森』 (木野花ドラマスタジオ台本シリーズ 2) Voicing, 2009
- 『喝采-旅芸人の唄』 (木野花ドラマスタジオ台本シリーズ 3) Voicing, 2009
脚注[編集]
- ^ “木野花プロフィール”. 吉住モータース. オリジナルの2013年5月25日時点におけるアーカイブ。 2013年5月25日閲覧。
- ^ “木野花 「女囚セブン」平塚うめ役”. 毎日新聞. (2017年5月18日) 2017年6月24日閲覧。
- ^ “2018年 第92回キネマ旬報ベスト・テン”. キネマ旬報者 (2019年2月5日). 2019年2月4日閲覧。
- ^ “八甲田丸で撮影中!出演者が意気込みを語る!”. NHK PR. (2016年6月1日) 2016年9月1日閲覧。
- ^ “草なぎ剛、主演ドラマで大島優子と三角関係 どん底ホームレスの復讐劇”. modelpress. (2014年12月1日) 2014年12月1日閲覧。
- ^ “中越典子&忍成修吾&高畑淳子ら、谷原章介主演「ドクター調査班」への出演が決定!”. cinemacafe.net. (2016年3月20日) 2016年3月22日閲覧。
- ^ “相武紗季主演ドラマ『硝子の葦』から裸のポスター公開、追加キャスト9人も判明”. (2015年1月17日) 2015年1月17日閲覧。
- ^ “そして天使は歌う ぼ・ぼ・僕らは正義の味方” (日本語). 映画-Movie Walker. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “橋口亮輔監督「恋人たち」、光石研ら個性派の共演者たちが明らかに!”. 映画.com (2015年5月11日). 2015年5月11日閲覧。
- ^ “是枝裕和が総合監修『十年』公開日決定、石川慶×太賀「美しい国」は“徴兵制”施行された日本描く”. 映画ランドNEWS (ホットモブ・ジャパン株式会社). (2018年8月15日) 2018年8月15日閲覧。
- ^ “樋口一葉役に黒木華、二兎社が『書く女』を10年ぶりに再演”. CINRA.NET (株式会社 CINRA). (2015年10月25日) 2015年10月25日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 木野花 - 吉住モータース
- 木野花 - allcinema
- 木野花 - KINENOTE
- 木野花 - 日本映画データベース
- Hana Kino - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- 木野花 - NHK人物録
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