家売るオンナ

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家売るオンナ
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本テレビ
製作総指揮 伊藤響CP
演出 猪股隆一
佐久間紀佳
山田信義
脚本 大石静
プロデューサー 小田玲奈
柳内久仁子AXON
出演者 北川景子
工藤阿須加
千葉雄大
イモトアヤコ
鈴木裕樹
新木優子
本多力
臼田あさ美
梶原善
仲村トオル
ナレーター 中村啓子 (第5話を除く)
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
データ放送 データ放送
エンディング GReeeeNbeautiful days
時代設定 2016年
連続ドラマ
放送時間 水曜 22:00 - 23:00(60分)
放送期間 2016年7月13日 - 9月14日(10回)
外部リンク 公式サイト
帰ってきた家売るオンナ
放送時間 金曜 21:00 - 22:54(114分)
放送期間 2017年5月26日(1回)
外部リンク 公式サイト

特記事項:
連続ドラマ初回は10分拡大(22:00 - 23:10)。
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家売るオンナ』(いえうるオンナ)は、2016年7月13日から9月14日まで、日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は北川景子で、日本での放送の1時間後には「Your Home is MY BUSINESS」のタイトルで香港フィリピンタイインドネシアカンボジアで、1週間後に韓国台湾アメリカでもそれぞれ放送された。

2016年7月スタート連続ドラマ、初回視聴率第1位[1]

2017年5月26日の21:00 - 22:54(JST)に、その続編である『帰ってきた家売るオンナ』(かえってきたいえうるオンナ)が同局系『金曜ロードSHOW!』特別企画・7daysTVスペシャルドラマとして放送された[2]

あらすじ[編集]

天才的不動産屋・三軒家万智。彼女に売れない家はないという。客の抱える個人的な問題をも慧眼で察知し、容赦なく関わりながら、家という人生最大の買い物を型破りな方法や手段で豪快に売りまくる彼女の働き方・生き方に、次第に周りの人間も影響を受け、感化されていく。

キャスト[編集]

テーコー不動産株式会社 新宿営業所売買仲介営業課[編集]

三軒家 万智(さんげんや まち)(30)
演 - 北川景子
主人公。チーフとしてテーコー不動産株式会社の目黒営業所から新宿営業所売買仲介営業課に異動してきた、売上成績がトップクラス[注釈 1]の営業。部下に仕事を指示した後に発する「ゴー![注釈 2]」や「家を売るためです」が口癖。趣味は「家を売ること」。
「私に売れない家はありません!」と豪語する自信家。神出鬼没で、物音を立てずに突然背後に現れたりする。「家を売ること」に異常なまでに執着しており、契約を成立させるためなら、部下である庭野達の担当する顧客を横取りしたりするなど強引な手段を取ることも厭わない[注釈 3]。古典的手法であるチラシの作成・配布から、SNS・ハッシュタグを利用した現代的な情報拡散術まで、あらゆる営業方法を得意とする。
「家を売る」仕事に人一倍熱心に取り組む理由について、当初は「お金を稼ぐためです」と話していたが、第7話にて、「借金を返済できずに家を追い出された過去から自分自身を解放するため」と明かしていた。新宿営業所に配属される前は、目黒営業所に5ヶ月、その前には飯田橋営業所に3ヶ月勤務していた。
言動は常に機械的かつ無表情で笑顔などは滅多に見せず、年下の部下である庭野達に対しては、基本的に呼び捨てにし、下僕のように扱う態度をとっている。屋代が手渡した「部下指導マニュアル」は、中身を開くこともなく受け取って3秒でゴミ箱に2度とも捨てた。
独身で「結婚して愛するパートナーと家庭を持つこと」を望んでおり、何度も婚活パーティーに参加しているが毎回失敗している[注釈 4]。「2人のキス現場を見た」ことを明かし、万智の前で屋代の気持ちを問う庭野に対し、屋代は沢木の言葉を引用し「光輝く特別な存在だ」と告げ、万智は若干の動揺を示す。次いでこころに「サンチーさんは2人をどう思っているの」と問われ、庭野や屋代に少なからずも好意を抱いているものの「彼らが私を『女』として愛していない以上、私も(庭野と屋代を)『男』として見ることはない」と語る。
過去に一家惨殺事件が起きた現場である邸宅(俗に言う「事故物件」)に住んでおり、万智によると、時折ドアがひとりでに開いたりすることもあるらしいが、それでもその家に住み続けるのは、本人曰く「家」には罪がなく、「家賃が5万円で安いから」とのことである。
高校2年生の時に両親を事故で亡くし、父親が抱えていた膨大な借金を返済[注釈 5]するために家を売るが、全額返済には至らなかった。さらに、万智の借金返済を手助けしたり、彼女を引き取る人は誰もいなかったため、ホームレスとして公園で生活していた。一週間後に肺炎で倒れて病院に搬送され、退院後に養護施設に引き取られるが、施設での生活に嫌気が差して抜け出し、お金を稼ぐために昼夜を問わず働き続け、物語が始まる一年前に借金の返済を終えた。
最終話にて、テーコー不動産本社が密かに進めていた再開発計画に反対する行動(こころの店存続と、万智の客のためのビル一棟売却)を取ったため、屋代と共に会社をクビになり、都内のとある海沿いの町で、屋代と二人で「サンチー不動産」という不動産会社を営んでいる。なおこの時は彼女が社長となっている。
続編の二時間スペシャルでは、短期のバイトとして一時的にテーコー不動産に復帰した。
庭野 聖司(にわの せいじ)(25)
演 - 工藤阿須加
営業。まっすぐで誠実な性格ながら、営業成績は下から2番目の若手社員。売上のない月を作ってしまい、軽いスランプに陥っていた。客の要望に忠実に応えようとするあまり、万智のように客ごとに綿密な戦略を立て、購入契約にまで持ち込むことできない。新居を早急に求める多忙な客を8回も内見させており、屋代からは「持って行き方が悪い」万智からも「だから庭野に家は売れない」と言われ続ける。
物静かな人物だが、深酔いすると相手に乗せられたり、感情を表出することもある。
万智が新宿営業所に来て間もない頃は、「夢のように美しく、鬼のように恐ろしい」彼女の常識破りの手法に反感を持ち、振り回されることも多かったが、彼女の言う事は乱暴ながらも核心を衝いており、担当客と真摯に向き合い、彼ら彼女らの幸せな人生のために仕事をしていると徐々に悟るようになり、密かに彼女に好意を抱き始める。「家を売るのが仕事、そのために必要な行動を起こす」重要性を万智から学びスランプを脱出した。最終話で足立から「(万智に)深川営業所への異動の噂がある」と聞かされ、自分の気持ちを伝えられず悶々としていたところ、万智が会社の計画に背き、辞職をも覚悟で仕事に臨もうとしていることを知り「自分も辞めます、これからもチーフと一緒に仕事がしたい」と懇願するも、「甘ったれるな!」とビンタをくらい、突き放される。万智はビルの一棟売却に成功し、こころの店を護り、生き直すレールを敷くことでバレリーナの母娘を救う。2人の抱擁を見つめる庭野の瞳は、力強くも優しく、涙で潤んでいた。それがテーコー不動産で万智を手伝った最後の仕事となる。
1年後、新宿営業所の様子や望月母娘の近況を綴った手紙をFAXで万智と屋代の職場であるサンチー不動産へ送信する。
続編の二時間スペシャルでは、課長になった布施からの使いとして、庭野が万智を招聘するために訪問したところから話が始まる。
屋代 大(やしろ だい)(49)
演 - 仲村トオル
課長。コンプライアンスと組織の結束を重視する穏健派。バツイチで独身。「女性不信」(万智談)。
かつては「ミスター・テーコー不動産」と呼ばれるほど成績抜群で女性社員らからもモテていたが、課長となってからはコンプライアンスと売上アップというなかなか折り合いが付きにくい至上命令の板挟みで委縮していた。そのためか、夏の管理職人事では同期が何人も出世したが、自分は昇進できなかった。
転勤してきた万智の暴走には当初慌てふためいていたが、彼女による「家の爆売り」で課の営業成績がグンと急上昇したこともあり、万智の実力を次第に認め、信頼し、美加の徹底教育を依頼したり、社員をきちんと叱れるようになるなど、徐々に感化されていく。
万智と参加した料理婚活の帰り道、途中で立ち寄ったバーで飲んだお酒に酔った勢いもあり、タクシーの車内で「君は凄いが、僕はダメだ」と嘆いたところ、万智から7年前の自分と万智との間にあった意外なエピソードを聞かされ、自分を励まそうとした彼女に思わずキスをしてしまう[注釈 6]
最終話にて、行きつけのバー「ちちんぷいぷい」のママである珠城こころから、「ビル取り壊しのため、立ち退きを迫られて困っている」と相談を受け、取り壊しを回避するべく奔走するが、その取り壊しが、テーコー不動産が進める再開発計画の一環であり、さらに上層部から「計画の妨げをすれば厳しい処分を下す」と釘を刺され諦めようとする。しかし、その態度について万智から「会社の犬」と非難され、万智がビルの一棟売却に成功した後、「責任を取る」形で万智と共に会社を辞め、彼女と共に「サンチー不動産」で働く。なおこの時は屋代が課長(他に社員がいないため事実上の平)となり、社長となった万智と立場が逆転している。
続編の二時間スペシャルでは、顧客に子供を押し付けられたため、万智がいない間は仕方がなく面倒を見ながら、離島で一人で仕事をこなしていた。
白洲 美加(しらす みか)(28)
演 - イモトアヤコ[3]
営業。三軒家からはフルネームかつ呼び捨てで呼ばれている。入社前は他の仕事をいくつか経験しており、不動産に関する専門知識は皆無、宅建資格も持っておらず、未だに売上実績がない、営業成績最下位の社員。やる気もないイマドキな新人社員で、仕事(主にチラシのポスティング)を途中で放り出してカフェでお茶するなどズル休みすることも少なくない。そのため、布施は白洲の不真面目な勤務態度が、新宿営業所の営業成績が伸び悩んでいる要因、屋代も自分の出世を妨げている最大の要因と考えており、二人は万智に依頼し、「いい加減で目障りな存在」として最も厳しい「スパルタ指導」を受けさせている。基本的に周りがよく見えておらず、特に屋代に対しては、すれ違う際、追い抜く際など、なぜか無意識のうちに体当たりをかまし、何度もぶつかる。お酒を飲むと喜怒哀楽が激しくなり、最後には寝てしまう。寝言も非常に多い。
足立には好意を抱いており、万智の「指導」に耐えきれず「もう仕事を辞めたい」と泣き出しては「足立さんがいるから」という理由で立ち直って会社に留まっている。
第7話にて、父の浮気がきっかけで両親の離婚が成立。更に、母の依頼による実家の取り壊しと土地の売却を万智が独断で進めるのを阻止するため、実家と土地をセットで買ってくれる客を探そうと初めて真剣に仕事に取り組むがうまくいかず、それでも実家の取り壊し阻止を諦めきれずに立て籠り騒動を起こす。そして、説得に現れた万智から「白州美加は、私自身のように過去に囚われたままでいてはいけない。自分を解放するべきだ」と諭され、ようやく実家の取り壊しを受け入れた。離婚した両親は万智の計らいにより近隣の部屋にそれぞれ居住し、良好な関係を再構築する。この件によって美加は万智を尊敬、信頼し始める。
最終話にて、あと一歩のところで不動産の契約が成立しそうになったところを、他の不動産会社に顧客を横取りされたことにひどく落ち込み、さらにその様子を見ていた万智から「貴女は仕事に向いていない。会社を辞め、守ってくれる人を探しなさい」と言われ、休みがちになる。その日の帰り道に、偶々すれ違った足立に結婚とキスを迫るが、両方とも断られた。
万智と屋代が会社を辞めた後に退社したらしく、足立にフラれた現場を見ていた宅間と結婚して姓を「宅間」に変え、妊娠した。
続編の二時間スペシャルでは、バイトの事務員として復帰したが、仕事は相も変わらずで子育ても母親に任せるなど手を抜きまくっていた。最後には二人目を妊娠した。
足立 聡(あだち さとし)(28)
演 - 千葉雄大
営業。自分の見た目を武器に売り上げを伸ばす、課内のエース社員。あだ名は「(足立)王子」。笑顔の毒舌家。口癖は「(女性に好かれ易い)僕って罪だよな」。
新宿営業所でトップの営業成績を誇っていたが、万智がチーフとして赴任した直後に、彼女に追い越される[注釈 7]。ある日、自分の顧客が万智の担当物件のチラシをきっかけに購入申し込みに来店し、彼女が見送る現場を目の当たりにし激昂するが、万智からは「3ヶ月も放っておいて(=自己責任である)」と返され、プライドの高さゆえ順位や売り上げ額に固執してしまい、顧客への丁寧な営業を怠っていたこと、上司である万智を敬わず、距離を置き敵視していた姿勢に気付かされる。
白洲から頻繁にハートの絵文字入りのメールを送られているが、迷惑がっており、メールを開いてはすぐに削除している(白洲とはなるべく関わらないようにしている)。ただ、健気に万智を想い慕う後輩、庭野の気持ちを知ってからは、こころと共に、庭野の恋を応援するようになる。
幼い頃、父親が愛人を作って家を出てしまい、母と苦労して育ったことから「自分は誰とも結婚しない、僕はみんなのものだから」と決めている。この言葉で白洲は、ようやく足立を諦める。
第6話にて、保険会社「ライフ・プレジデント生命」からのヘッドハンティングを受けるが、「もう少し不動産の仕事をしたい」として断った。
万智と屋代が会社を辞めた後、チーフとして働き始める。
続編の二時間スペシャルでは、売り上げは相変わらず好調だったが態度も相変わらずで、社の売り上げの低迷など気にもとめない様子だったが、最後には改心した。
布施 誠(ふせ まこと)(50)
演 - 梶原善
営業。基本的に無気力で出世を諦めているベテラン社員。既婚。珠城からは「フセプー」と呼ばれている。
課の人間が物件の売り上げを報告すると、まどかが「~さん、今月~件目、我が社の売り上げ額~万円♪」と笑顔で営業成績ボードに記入を行い、続けて布施の「よっ、〜!」の掛け声を合図に、皆で拍手をして課の仲間を讃えるのが恒例となっている。
屋代の先輩社員であり、かつては屋代が目を見張る程の売上成績を誇っていたが、女性問題で失敗して以降は、ほとんど成績が振るわなくなった。
チーフである三軒屋のことを、(「『さんげんやチーフ』という呼び名は長すぎる」という理由で略して)「サンチー[4]と呼んでいる一方で、彼女が新宿営業所に異動してきた経緯に疑問を抱いている。
様々な地方のお国言葉を自在に話せるという特殊な技能を持つ。
屋代のよき相談相手であり、若手社員たちともコーヒーを片手に気軽にコミュニケーションをとることを厭わない。万智の卓越した能力をいち早く見抜いた人物でもある。
万智と屋代が会社を辞めた後は、課長を務めている。
続編の二時間スペシャルでは、ライバル社の追い上げをうけて社の売り上げが落ちたため、打開策として万智を招聘することを提案した。
八戸 大輔(はちのへ だいすけ)(34)
演 - 鈴木裕樹
営業。帰国子女だが、非英語圏の外国人(ロシア人)の客に対して一方的に得意の英語を使い、役に立たないどころか何故か怒らせてしまった。
万智の事を生理的に受け付けず、課内で「反サンチー同盟」なるものを作っている。
後輩ながら優秀で課長の信頼も厚い足立への敵対心は強いが、まだ若い庭野には優しさも見せる。
続編の二時間スペシャルでは、中国語も話していた。最後は下の名前を改変した。
宅間 剛太(たくま ごうた)(36)
演 - 本多力
営業。三軒屋からは「宅間さん」と呼ばれている。
人は好いが押しが弱く、今一つ成績を上げられていない社員。
八戸が作った「反サンチー同盟」のメンバーではあるものの、第6話では万智の命令に対して意外に気が利くところを見せた。
足立とは前髪を流す方向が逆。白洲に対しても他の若手男性社員ほど冷淡な態度は取らなかった。後に、彼女の夫となる。
続編の二時間スペシャルでは、白州が子育てや仕事に対して手を抜きまくるため、その分負担が増えて仕事でも家でも休む間がなく、テレビを見る間もなかったので最近の流行を全く知らなかった。
室田 まどか(24)
演 - 新木優子
デスク。いつも片手には美顔ローラーを持ち、勤務中も肌の手入れに余念が無い。話に絡んでくることがないため台詞は非常に少ないが、噂話は好きで、他の社員と楽しんでいる。
第6話で既婚男性と不倫関係であることを課内で打ち明けた。
電話受付や来客接待、お茶汲み、ホワイトボードの個別営業成績表記入など、一般事務が主な業務であるが、万智が契約書の作成に自分を携わらせたり、ワンコールで真っ先に電話を取ってくれること、万智宛てに担当した客から礼状の葉書が来たことなどから、彼女の仕事に対する強い情熱をよく知っている。
第2話では、万智の仕事と城ヶ崎家の前進を、フォロワーシップで陰ながら支えた。
続編の二時間スペシャルでは、一切登場せず、どうなったのかも語られていない。

その他[編集]

珠城 こころ(30)
演 - 臼田あさ美
屋代が行きつけのバー「ちちんぷいぷい」のママ。屋代の部下達もしばしば来店する。マドラーを用いたおまじない「ぷいぷい」で、屋代の疲れを癒やしたり、庭野の行動を操ることにも成功する。亡き母と多くの時間を過ごした店を継いでおり、母の服やファッションアイテムを独自のコーディネートで着こなす。万智が常連の屋代に連れられ初来店した際には、笑顔で彼女を歓迎した、優しい心の持ち主。
バーの入ったビルを万智が一棟売却で護ったことにより、上の階のバレエ教室に通う子どもたちが来店するようになり、ちちんぷいぷいは昼間の営業、喫茶店業務も始め、従業員を雇うほど繁盛するようになった。

ゲスト[編集]

第1話[編集]

土方 弥生
演 - りょう
大学病院の産婦人科医。庭野の担当客だが、自身の条件に合う家が見つからず、困っている。幼い息子を世話してくれていた義母の他界により、彼に日々寂しい思いをさせていることに心を痛めており、現在は「夫婦の勤務地である病院に近いこと」が最優先条件だが、屋代から「今週中に土方夫妻に家を売れないなら、担当者を変える」とプレッシャーを掛けられていた庭野は、病院から車で15分もかかる、またも条件に合わない物件を案内してしまい、弥生を落胆させる。この内見に同行しており、こだわり条件の1つだった「リビングイン階段」の必要性について疑問を投げかけ、翌朝に9回目の内見アポを強引に迫る万智の姿勢に当初は不信感を持つが、自分達の抱える問題と真のニーズを見極め、わずか1日で息子も夫も納得する部屋を用意した彼女の行動力に驚く。最後には「医者や弁護士と同じように、人の人生を背負っている貴女は、私たち以上に『先生』だと思ったわ」と万智の完璧な仕事ぶりを称賛する。
土方 亨
演 - 外川貴博
大学病院の脳外科准教授。弥生の夫。病院の近くで、新築3LDK一戸建ての物件を探している。実家を離れたがらなかった息子の蒼穹が、新居の内見に来る気になったことを褒める。万智の案内した物件は夫妻の想像していた家とは程遠いものだったが、幼い息子が「今」いかに自分達家族の愛情と存在を必要としているかを痛感し、購入を決める。
土方 蒼穹(そら)
演 - 間中斗環
弥生と亨の一人息子。保育園児。共働きで泊まり勤務もある多忙な両親に代わり、祖母に甘く育てられた。彼女の死を受け容れられず、思い出の詰まった家も離れたがらず、転居には反対している。当直勤務を控えた弥生が8度目の内見を終えた直後、亨も急に病院に泊まることになり、万智が申し出て庭野と共に、土方家で彼の面倒を見る。世話の一切を庭野に任せて一旦外出し、用事を終えた万智が深夜に戻ると、蒼穹は自室で庭野の腕や手をしっかりと握りしめたまま、2人で熟睡していた。翌朝、両親の勤務する病院の新生児室へ連れて行かれ、弥生が誕生を援けた、生まれたばかりの赤ちゃんたちを見ながら、万智から「生と死」についての話を聴く。
小金井夫人
演 - 梅沢昌代
庭野の担当客だが、気に入っているマンションの一室を、何度内見してもなかなか契約しようとない。内見自体を夫とのデートのように楽しんでいる。決断を勧める度に再検討の理由を見つけ、次回へ引き延ばす。万智の常軌を逸した作戦により、ようやく購入に踏みきり、「おかげで最高に幸せです」と礼状を送る。

第2話[編集]

城ヶ崎 良樹
演 - ビビる大木
就職後すぐに海外出張先での失態で挫折し、20年間2階の自室で引きこもりを生活をしている中年男性。両親とも20年顔を合わせておらず、食事も階段の昇降が必要な自室前まで母親に運ばせ、用件等は命令口調でのメール送信で済ませていた。万智の過激な作戦によって彼を1階リビングへ呼び寄せることに成功するが、両親、万智、庭野と数秒対面した後、再び急いで自室へ戻る。「家に物凄い美人が来た」「(庭野に)おっさんと言われた」ことに衝撃を受け、ずっと執筆を続けている自分のブログに綴る。翌日、件の美人不動産屋女性社員が新居提案のため再び来訪し、良樹は万智が自室に入ることを許可するが、極度のシャイ状態となっていた彼は、扇風機のダンボール箱に入ったままで万智(と庭野)を迎え、20年ぶりに他者と会話する。自分の現状に本気で向き合い、今後の生き方の提案を書類にまとめた封筒を置いて、万智は部屋を去る。良樹はその封筒を、ぎゅっと抱きしめた。
ブログの読者に「まどか」というHNの女性がおり、万智の作成した最強サバイバルプランによって自立を決意した彼を、応援コメントで励ます。
城ヶ崎 泉
演 - 木野花
良樹の母。20年間引きこもりの息子を案じて、夫と二人暮らしと偽り、テーコー不動産に住み替えの相談をしてきた。売却査定のため訪れた庭野にさえ、良樹の部屋は「物置だから」と見せようとしない。近所の住人には「息子は海外へ赴任している」ことにしているが、住人たちは毎夜自宅2階の窓から空を見上げる良樹の存在に気付いている。いつか彼が外に出てくれるであろうことを期待し、綺麗に磨いた革靴を常に玄関に用意しつつも、外部者が良樹を刺激することは極端に恐れており、良樹と直接会って対話するという万智と、その要望にメール返信で即応じた良樹に驚嘆する。
城ヶ崎 秀人
演 - 猪股俊明
良樹の父。穏やかな人柄だが、屋代の指示により、泉が提示した条件より高額なマンションを内見させたうえ、比較的安価な物件の購入希望理由を問う庭野に不快感を示す。同行していた万智が介入し、問題の本質が明らかになる。膝を患っており、万智が紹介した、1階で階段のない2LDKマンションを気に入る。
テレビレポーター
演 - 柴田美咲[5]
後に城ヶ崎一家をレポートするテレビリポーター。
井上
演 - 諏訪太朗
万智にマンションの2部屋(隣り合った2LDKと1LDK)を売って欲しいと頼んだオーナー。息子夫婦が暮らしていた部屋にはボルダリングウォールが設置してあり、取り外さなければならないかと相談したところ、意外にも「このままで良いです」と言われ、安堵する。

第3話[編集]

夏木 桜
演 - はいだしょうこ
相続した遺産で購入したマンションの売却をするために新宿営業所に相談に来た、独身で1人暮らしの歯科衛生士。課の他の社員が現地販売に出払っていたため、万智が担当し、その日のうちに売却査定のため桜の部屋を訪問する。「ちょっと散らかっている」と謙遜する桜が玄関を開錠し扉を開けた途端、あらゆる物が次々に万智の頭部へ容赦なく落下してくる。服や雑貨など、すべてに思い出があり、自力で片づけができず、部屋には物があふれていた。
保坂 博人
演 - 中野裕太
万智の客で、両親も姉弟もおらず、一戸建て住宅に1人で暮らしている。部屋数の多い実家を売却し、都心のワンルームマンションへの住み替えを検討している。「生きるとは削ぎ落とすこと、人間関係も同じ」と語る極度のミニマリスト。考え方が対極的な桜は、かつて自分が捨てた恋人だった。屋代からの「万智と行動を共にし、逐一様子を報告してくれ」との命令により、庭野も共に担当する。ある満月の夜、夕食の買い出しの帰りに謎の女性占い師から声を掛けられ、無料で「運命の色」診断を受ける。
山那
演 - 辺見マリ
足立・庭野ペアが現地販売中のサンルーム付豪邸を購入した客。飼っているカメ(リク君)を溺愛しており、彼のために歌を唄うこともある。
八戸
演 - 神戸浩
大家族の父で、布施・八戸ペアが担当するバストイレが2つずつ付いた外国人向けマンションを購入した客。
足立クラブのマダム
演 - しのへけい子中島奏おぐちえりこ[6]
足立のファンで、足立が現地販売をしているときに追っかけをしてくるマダム集団。千歳烏山には、足立が建売物件を7戸も現地販売した「足立タウン」が存在するという。

第4話[編集]

沢木 峰乃
演 - かとうかず子
カリスマ料理研究家。屋代が新人の時から担当していた顧客。テーコー不動産社長から7億円のマンションを売るよう命じられた屋代が久しぶりに来訪し、住み換え購入の検討を要請される。逆に屋代は沢木から、若く上品な女性を1人同伴しての、婚活クッキングスクールへの当日参加を急遽求められる。意外にも同行と参加を自ら希望した万智の料理の腕や、女性としての素晴らしさ、輝きを気に入り、屋代に説く。翌日、自身が抱えている重大な問題を屋代に告白する。
富田 清太郎
演 - 渡辺哲
白洲が夜の公園で出会った、一見ホームレス風の男性。酒に酔ったOL風の女性がベンチでひとり眠っているのを見掛けて心配し、声を掛け、カップ酒を振舞いながら美加と楽しい時間を過ごす。見た目とは異なり、かなりの財産家。自宅の購入を希望している。翌朝、不動産会社社員である美加を訪ねるが、高額な物件を購入できる人物ではないと思い込まれていたため、美加に慌てて追い返される。一方、万智は一目見ただけで、彼の正体を見抜く。
西出(にしいで)
演 - 越村公一(第10話にも登場)
「テーコー不動産」営業担当常務。本社での会議・表彰の場で、売り上げ上位営業所を発表する役を担う。新宿営業所は万智の着任により、前回の13位から、2位にまで大躍進を遂げた。1位の世田谷営業所とも僅差であり、屋代は喜びのあまり、課へ報告の電話をかける。

第5話[編集]

日向 詩文(ひゅうが しふみ)
演 - ともさかりえ
庭野の担当客で、雑誌週刊ファクトと契約するフリージャーナリスト。「私に暴けない悪事はない」「汚い奴らは眠らせない」がモットー。裏金問題で大臣を失脚させた経験を持つ。万智とは性格や仕事への姿勢が似ているだけでなく、意外な接点を持っており、そのことが後に、万智と庭野との距離を縮めたり、彼女に強いライバル意識を持っていた足立が万智を信頼するきっかけとなる。
草壁 歩子(あゆむこ)
演 - 山田真歩
万智の担当客で、出版社の校閲部に勤める会社員。散財をせず、質素な木造のアパートに暮らし、いつかマンションを購入するためにコツコツ貯金している。真面目な仕事ぶりだが、詩文には「校閲の鬼」と呼ばれ、「言論の自由の侵害である」と酷評され嫌われている。美加が郵便受けにポスティングしていた誤字脱字の全く無い完璧なチラシに惹かれ、その日のうちに新宿営業所を訪れ、紹介されていたマンションを内見する。そのチラシの作成者であり、ファッショナブルで颯爽と生き、自信を持って仕事をする万智との出会いにより、彼女の担当物件の購入を前向きに検討する。
水道橋 千代子
演 - 草村礼子
日向と草壁に勧めていたマンション708号室の階下、208号室の住人。大家族に育ち、1人暮らしを謳歌していた老女だが、現在は終活を進めている。電球の交換など、頼み事を溌剌とこなす庭野を頼もしく思い、「結婚したいと思ったことはなかったが、貴方のような息子が居ても良かった」と笑顔で語る。

第6話[編集]

宮澤 和之
演 - 東根作寿英
足立の顧客で、老舗和菓子屋「みやざわ」の5代目社長。妻と娘、息子がいる。礼央奈のために家族には秘密でマンションを一室購入しようと足立に依頼する。しかし妻の昌代に不倫がバレてしまい、家庭崩壊の危機を迎える。和之は妻との復縁を選択し、手切れ金で部屋は買うが礼央奈とは別れると足立に告げる。
宮澤 昌代
演 - 田中美奈子
和之の正妻。3年前に足立から購入した新居で幸せに暮らしていたが、店が息子の誕生を記念して新しい和菓子の発売を始めた頃から、夫の異変を感じていた。ある日、和之の鞄から1LDKマンションのチラシを発見。翌朝早く外出した夫を尾行し、足立と部屋を内見する和之と見知らぬ若い女性の姿にショックを受ける。新宿営業所を訪れ「夫も貴方も許せない」と足立を責め立てるが、万智に「あくまで夫婦間の問題である」等、正面から指摘され、離婚届を残し実家へ戻る。
奥平 礼央奈
演 - 小野ゆり子
和之とは愛人関係。広告代理店勤務のデザイナー。和菓子屋「みやざわ」新商品のパッケージデザインの仕事がきっかけで、和之との不倫を始める。内見を繰り返すうちに、宮澤が足立に命じ、自宅と職場の間に部屋を買おうとしていることに気付き、「都合のいい女」にされようとしている不満と不安を足立に語る。
半田 かおり
演 - 西慶子
母と共に暮らす物件の購入を検討している、庭野の客。(万智の喝入れによって)自分達のために積極的な行動をとってくれた庭野の仕事ぶりを称える。
半田 さとみ
演 - 片岡富枝
かおりの母。立川にある一戸建ての内見は3回目で気に入っているものの、隣家からはみ出している樹木に不快感を示し「隣人がどのような人物か知りたい」と庭野にせがむ。結果を告げられ安心したさとみは、娘の後押しもあり、物件の購入を決意する。庭野が真っ先に報告した相手は、屋代ではなく万智だった。
府川
演 - 小林隆
半田母娘が購入を検討している物件の隣家に住む男性。台風の接近により、自宅の鉢植えの植物たちを安全な場所に避難させる。ある日、隣家の売買仲介を担当しているという不動産営業の若い男性が緊張しながら突然訪ねて来る。訪問の理由はよくわからないが、とりあえず迎え入れ、特別なお茶をご馳走する。
みどり
演 - 小林きな子
病院のオペ室に勤務する看護師で、事故物件の内見者。早朝、万智があらゆる場所に置いてきたチラシを持参し、その日、一番にやって来た。
伊佐 のぶ子
演 - ふせえり
事故物件の内見者。ネット上でこの物件を知り、価格の安さに惹かれ、夫と共に訪れる。
伊佐 洋
演 - 村松利史
事故物件の内見者。
五味 良夫
演 - 大下源一郎
ライフ・プレジデント生命第一営業本部シニアマネージャー。客を装い足立を指名し訪ねるが、実は彼のヘッドハンティングが目的だった。
厚遇を約束し、逆訪問での面会まで成功するが、最終的には破談になる。しかしこの一件は足立に自信を持たせ、大きな励ましとなった。

第7話[編集]

白洲 貴美子
演 - 原日出子
美加の母。夫である保の不倫に激怒し、離婚と自宅の売却を決意する。娘の美加へ依頼するが強く反対され、万智が担当することになる。家屋も土地も名義は貴美子だったため、売却はスムースに完了し、万智の紹介したマンションで快適な生活を始める。
続編の二時間スペシャルでは、美加が産んだ子供の面倒を見ていることが判明した。
白洲 保
演 - モロ師岡
美加の父。何度も不倫を繰り返してきたが、今回は本気だとして離婚届を置き、夜中に浮気相手のもとへ出て行くが、結局捨てられ、数時間後には帰宅。売却査定に訪れていた万智が一旦席を外すと、激しい夫婦喧嘩が始まる。貴美子に復縁を迫るが、彼女の怒りは鎮まらなかった。
続編の二時間スペシャルでは、元妻や娘と違って特に登場しなかった。
竹野内 幸一
演 - 大河内浩
竹野内工業社長。屋代の顧客の一人であり、娘佑奈の結婚相手探しを屋代に依頼する。30歳までには結婚させたい。相手に求める条件は「仕事ができ、学歴が良く、身長は屋代程度に高く、性格も良い」ことである。屋代が課内の社員を消去法で検討した結果、佑奈より4歳年下ではあるが庭野しか該当しなかった。
竹野内 佑奈(29)
演 - 華子[7]
屋代の得意先、竹野内工業の社長の末娘。長髪で淑やかな美人。クッキングスクールの師範だが、何度見合いしてもなかなか成婚にまで至らない。
久保田
演 - 佐伯大地[8]
庭野と佑奈が訪れた住宅展示場にいた不動産営業マン。同業者であるが、若い庭野よりスキルが高い。
酒本 理恵
演 - 櫻井淳子(第8話も出演)
屋代の元妻。客としてテーコー不動産新宿営業所を訪れ、「大ちゃん」と呼びかけ、屋代を困惑させる。

第8話[編集]

前原 あかね
演 - 篠田麻里子
テレビで人気絶大の「お天気お姉さん」(気象予報士)。テレビ日本「モニモニ モーニング」のアイドル的存在で「6時58分の恋人」の異名を持つ。局に近い4LDK以上の物件購入を希望している。CMやグラビアでも活躍しており、主に男性ファンが多いが、最近は予報を外すことが増えている。番組に抜擢される前は、地方局で忙しく働く津田のアシスタントを務め、津田から気象に関する様々なことを学んでいた。
津田 順
演 - 和田正人
前原の夫兼マネージャー(本人も気象予報士)。家事一切をこなすが、周囲に結婚の事実は隠している。担当は足立(と庭野)であったが、あかねの指示もあり、屋代に「もっとしっかりした人を」と希望し、以降は万智が担当することになる。気象予報士としての感性や高い能力は健在で、身体で感じた風や空気の温度湿度、空の様子で、数時間後のポイント予報を的中させるほどの腕を持つ。しかし万智は、打ち合わせのための自宅訪問時に彼の持つ秘密に気付いてしまう。
石橋
演 - 住田隆
テレビ日本「モニモニ モーニング」キャスター。
酒本 理恵
演 - 櫻井淳子(前回から引き続き出演)
20年前に屋代と結婚した元妻。子供は居ない。かつてテーコー不動産では受付嬢として勤務していた。仕事人間だった屋代は土日も忙しく働いていたため、結婚して幸せを掴んだものの、理恵は寂しさを感じていた。10年前、置き手紙1枚を残して、突如家具と共に屋代のもとを去り離婚したが、その後再婚した相手とも今年4月に別れ、慰謝料代わりに豪邸を譲り受ける。この物件の売却と新しいマンションの購入を屋代に依頼し、「大ちゃんともう一度やり直したい」と告げる。屋代との披露宴の司会を担当した1人が当時屋代の上司だった布施であり、彼とも面識がある。

第9話[編集]

雨宮 礼
演 - MEGUMI
庭野の担当客で、家族3人で暮らす新居を探しており、数か月に亘り何度も内見しているが、夫の憲一がなかなか決断しない。雨宮夫妻親子の不仲に気付いた万智が内見に同行したところ、昨年の法事で姑が親族に語った「あんな嫁とは1億円貰っても同居する気はない」「あの嫁が産んだと思うと孫も可愛いくない」との言葉を聞いたことを告白する。義父義母の将来は、同居している義姉の波留が、生涯独身のまま面倒を見ると思っている。
雨宮 憲一
演 - 竹森千人
雨宮家長男(礼の夫)。内心では両親との同居を考慮しているものの、礼と共に実母の愚痴を聴いてしまう。3人で暮らす新居の購入には踏み切れずにいる。
雨宮 もも
演 - 須田理央
礼・健一夫妻の娘。次の新しい家での生活を楽しみにしている様子。初対面の外国人・ビクトルにも臆することなく優しく話しかけ、すぐに打ち解ける。
雨宮 波留
演 - 八木優子[9]
雨宮家長女。憲一の姉。両親と同居している。ぽっちゃり体型で社会人経験、恋愛経験は無いが、スーパーで出会った留学生ビクトルに強く愛されており、密かに交際中。外国人のビクトルが理解し易いよう、ゆっくり丁寧に言葉を選んで話す。礼儀正しく母親や礼ほど気は強くないおとなしい女性だったが、ビクトルとの同居・結婚・ナイジェリアへの移住を決意してからは、自分の思いを家族に真っ直ぐにぶつけ、万智の援けで家を出て、アパートでビクトルと暮らし始める。
ビクトル・ムサ
演 - 星野ルネ
ナイジェリア人。雨宮波留の交際相手。万智の行きつけの中華料理屋で働きつつ、日本の大学院建築学を学んでいる。修了後来年春に母国へ帰国予定。大勢の外国人と芳しくない環境での共同生活を送っており、万智からもらった名刺を頼りに、波留と暮らせるアパートを求めて新宿営業所を訪ねる。万智がいつも頼むメニューであることから、万智を「餃子のおねえさん」と呼ぶ。父とその7人の妻、15人の子供で共に暮らし育った身であり、雨宮家の不仲が理解できない。万智に相談するため再び新宿営業所を訪れ、屋代、布施、まどかたちに温かく迎えられる。
今泉 亮太
演 - 大西武志
「週刊新代」編集長。万智を「美人悪徳不動産屋」として記事にしようと、美加に近付きカフェに誘い、万智のこれまでの仕事内容を訊き出し録音するが、その情報を基に取材したところ、万智の客が意外にも全員新居での現状の生活と、親身になってくれた彼女の仕事ぶりに満足していることを知る。記事を差し止めるよう依頼するため抗議に来社した屋代とは数分で和解し、屋代を通じて万智に、なかなか売れない自分の二世帯住宅の売却を依頼する。
雨宮 嘉一
演 - ト字たかお
足立の担当客で、礼の舅。元中学校長。昨年、心筋梗塞を患った。新居を探して数か月になるが、内見を繰り返している。
雨宮 智代
演 - 鷲尾真知子
礼の姑。波留の結婚を望んでおり、独身の足立に、さりげなく波留との交際・縁談を持ち掛ける。夫婦揃って、波留に恋人が居ることは知らない。

第10話[編集]

望月 葵
演 - 凰稀かなめ
万智の担当客で、元プロのバレリーナ。娘の怪我をきっかけにバレエ教室も閉鎖し、車椅子の必要な娘と一緒でも暮らし易い、バリアフリーの家を探している。夫はシンガポールにて仕事をしており、もう何年も会っていないが、お金だけは惜しみなく送ってくるという。夫には現地に別の女性と子どもがいる。
望月 カンナ(15)
演 - 堀田真由
葵の娘。バレエコンクールを前に事故で脚を怪我をし入院している。医師からは完治を告げられているが、車椅子で病院の豪華特別室での生活を続けている。「貴女は逃げている」と指摘されたことで万智を嫌うが、母親の意外な習慣を知らされ、万智の謀ったちょっとした仕掛けにも引っ掛かり、新居内見を承諾する。

帰ってきた家売るオンナ[編集]

一ノ瀬 定男
演 - 笑福亭鶴瓶[10]
テーコー不動産のイメージキャラクター「住もう君」の着ぐるみアルバイトをしている謎の男。
葉山 友明
演 - 要潤
有名子役タレント葉山蓮の父親兼マネージャー。
淀川 水樹
演 - 芦名星
超極貧シングルマザー。
遼河夫妻
演 - 遠山俊也明星真由美
超潔癖症の夫婦。
門脇 茂一郎
演 - 須永慶
中国人
演 - 矢野浩二
日本の不動産を爆買いする。
後藤
演 - 佐藤正和
雑司ヶ谷のタワーマンション808号室の住人。
堂坂 沙羅
演 - 古畑星夏
ペット用の住居を探している女子大生。
道端 杏
演 - 江口のりこ
一ノ瀬の娘。
鍵村 洋一
演 - 草川拓弥
テーコー不動産の新人営業マン。
葉山 蓮
演 - 五十嵐陽向
有名子役タレント。葉山友明の息子。

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率[12] 備考
第1話 2016年7月13日 わたしに売れない家はない! 天才的不動産屋現る! 猪股隆一 12.4% 10分拡大
第2話 2016年7月20日 常識に囚われるな! 天才的不動産屋VS最強ひきこもり!! 10.1%
第3話 2016年7月27日 真夏の現地販売会! ミニマリスト男とゴミ屋敷女の恋!? 佐久間紀佳 12.8%
第4話 2016年8月03日 ホームレスにも家爆売り! 衝撃キスそしてGO 12.4%
第5話 2016年8月10日 独身女の家探し!! 庭野が万智の客を横取り!? 猪股隆一 9.5%
第6話 2016年8月17日 王子が愛人に家を売る!? 夏の夜の事故物件お泊まり会 山田信義 11.6%
第7話 2016年8月24日 最凶ダメ社員ついに覚醒!? 庭野お見合いへGO! 猪股隆一 10.8%[13]
第8話 2016年8月31日 芸能人の家探し! 屋代と元嫁の復縁に万智は…!? 佐久間紀佳 10.8%[14]
第9話 2016年9月07日 三軒家流・二世帯住宅爆売りプロジェクト始動! 山田信義 12.4%[15]
最終話 2016年9月14日 さらば三軒家万智!進退をかけた最後の家爆売り! 佐久間紀佳 13.0%
平均視聴率 11.6%[12] (視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)
SP 2017年5月26日 帰ってきた家売るオンナ 猪股隆一 13.0%

受賞[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

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  1. ^ 第4話での営業推進定例会議では、「第1四半期 個人売上第1位」を表彰された。
  2. ^ この時、風が入る演出が入ることが多い。
  3. ^ 第5話では、庭野に顧客を横取りされた。
  4. ^ 屋代はその理由について、「無表情で近寄りがたい雰囲気」が原因だと考えている。
  5. ^ 借金の相続放棄は可能であったが、万智は周囲の大人からその事を教わらなかった。
  6. ^ この時の様子を庭野に目撃されていたが、第8話で庭野本人から聞かされるまで、屋代は気づいていなかった。
  7. ^ 第6話では、自分の顧客を横取りした万智と激しい口論を繰り広げていた。
  8. ^ 第5話は庭野聖司役の工藤阿須加が担当。また、最終回ではエンディングに流れた。

出典[編集]

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  1. ^ トップは北川景子! 夏ドラマ初回視聴率ランキングトップ10!”. ザテレビジョン (2016年7月26日). 2017年7月26日閲覧。
  2. ^ “北川景子主演『家売るオンナ』SPドラマで復活”. ORICON NEWS. (2017年4月26日). http://www.oricon.co.jp/news/2089731/full/ 2017年7月26日閲覧。 
  3. ^ “イモトアヤコ、日テレ連ドラ初出演 脱“太眉”で女優モード”. ORICON STYLE. (2016年5月24日). http://www.oricon.co.jp/news/2072124/full/ 2016年5月24日閲覧。 
  4. ^ 放送時の字幕の表記より。
  5. ^ 出演情報 本日21:00~22:54 「幸せ!ボンビーガール2時間SP」で柴田美咲さんが…(「家売るオンナ公式Twitter、2016年7月18日)
  6. ^ しのへけい子 Twitterより(2016年7月27日)
  7. ^ 華子Twitterより(2016年8月24日)
  8. ^ 佐伯大地Twitterより(2016年8月21日)
  9. ^ ハニートラップ八木 Twitterより(2016年9月7日)
  10. ^ “鶴瓶、『家売るオンナ』SPで北川景子とドラマ初共演”. ORICON NEWS. (2017年5月9日). http://www.oricon.co.jp/news/2090371/full/ 2017年7月26日閲覧。 
  11. ^ “GReeeeNが3年ぶりにドラマ彩る、北川景子「家売るオンナ」主題歌書き下ろし”. 音楽ナタリー. (2016年6月16日). http://natalie.mu/music/news/191064 2017年7月26日閲覧。 
  12. ^ a b “北川景子「家売るオンナ」最終回 番組最高13・0%で有終の美!夏枯れ、五輪に負けず健闘”. スポニチアネックス. (2016年9月15日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/15/kiji/K20160915013355600.html 2016年10月1日閲覧。 
  13. ^ “北川景子「家売るオンナ」視聴率好調10・8%!2週連続2桁マーク”. スポニチアネックス. (2016年8月25日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/25/kiji/K20160825013226890.html 2016年8月25日閲覧。 
  14. ^ “北川景子「家売るオンナ」視聴率10・8%!終盤戦へ好調2桁マーク”. スポニチアネックス. (2016年9月1日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/01/kiji/K20160901013267520.html 2016年9月1日閲覧。 
  15. ^ “北川景子「家売るオンナ」視聴率12・4%!4週連続2桁マーク”. スポニチアネックス. (2016年9月8日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/08/kiji/K20160908013313400.html 2016年9月8日閲覧。 
  16. ^ “夏ドラマNo.1、「設定の妙」高評価の『家売るオンナ』”. ORICON NEWS. (2016年10月21日). http://www.oricon.co.jp/news/2080258/full/ 2017年7月26日閲覧。 
  17. ^ 第90回ドラマアカデミー賞 最優秀作品賞”. ザ・テレビジョン. 2016年11月18日閲覧。
  18. ^ 第90回ドラマアカデミー賞 主演女優賞”. ザ・テレビジョン. 2016年11月18日閲覧。
  19. ^ 第90回ドラマアカデミー賞 助演女優賞”. ザ・テレビジョン. 2016年11月18日閲覧。
  20. ^ 第90回ドラマアカデミー賞 監督賞”. ザ・テレビジョン. 2016年11月18日閲覧。

外部リンク[編集]

日本テレビ 水曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
世界一難しい恋
(2016.4.13 - 2016.6.15)
家売るオンナ
(2016.7.13 - 2016.9.14)