もたいまさこ
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もたい まさこ | |||||||||
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第29回東京国際映画祭にて(2016年) | |||||||||
本名 | 罇 真佐子 | ||||||||
生年月日 | 1952年10月17日(71歳) | ||||||||
出生地 | 日本 東京都渋谷区 | ||||||||
血液型 | O型 | ||||||||
職業 | 女優 | ||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・舞台 | ||||||||
活動期間 | 1979年 - | ||||||||
事務所 | シャシャ・コーポレイション | ||||||||
主な作品 | |||||||||
テレビドラマ 『やっぱり猫が好き』 『こちら本池上署』 『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』 映画 『ALWAYS 三丁目の夕日』 『かもめ食堂』 『それでもボクはやってない』 | |||||||||
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もたい まさこ(本名、罇 真佐子(読み方は同じ)、1952年〈昭和27年〉10月17日[1] - )は、日本の女優。東京都渋谷区出身。シャシャ・コーポレイション所属[2]。実践学園中学・高等学校、舞台芸術学院卒業。
来歴・人物
[編集]実家はパン屋。
1972年、渡辺えりらと「劇団3○○(さんじゅうまる)」を結成[3]。当初は制作を担当していたが、役者として舞台に立つようになると、特異なキャラクターと演技が演劇界の注目を集める[3]。1986年に退団。
退団と同年、金鳥の防虫剤「ゴン」のCMで木野花と共演。同CMで使われた「亭主元気で留守がいい」のフレーズが流行語大賞の銅賞を受賞し、さらに共演の木野と雰囲気が似ていることでも話題となった。
1989年、「恩田三姉妹」として室井滋、小林聡美と共演した『やっぱり猫が好き』がヒットし[3]、一躍人気者の仲間入りを果たす。これ以降、あらゆる媒体で小林との共演が非常に多い。
1994年にエッセイ『猿ぐつわがはずれた日』を、1997年には群ようことの共著『活!』を出版した。
2007年、『それでもボクはやってない』の演技で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞[1]。
一見、おっとりした顔立ちと飄々とした演技からは意外に思われるが、劇団時代には渡辺と演技の方向性について激しく議論することもあった(例えば、『やっぱり猫が好き(NYスペシャル)』の番外編(ビデオ・DVD)では、ホテルで打ち合わせ中にタバコを吸いながら、スタッフに意見をぶつけている場面が映っている)。
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]NHK
[編集]- 大河ドラマ
- 春の波涛(1985年) - 小千代
- 銀河テレビ小説(NHK)
- 清水みなとストーリー(1986年) - まつ江
- のんのんばあとオレ(1991年) - 村木道
- 連続テレビ小説
- サザンスコール(1994年) - 松田里江
- 双子探偵(1999年) - 売店店員
- 少年たち3(2002年) - 堤判事
- 男の操(2017年) - 小島冬美
日本テレビ
[編集]- 新・熱中時代宣言(1986年) - 塩田先生
- 東京庭付き一戸建て(2002年) - 有栖川愛子
- すいか(2003年) - バー「泥船」のママ
- anego(2005年)
- 神はサイコロを振らない(2006年)
- マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(2006年) - 水島椿
- ハケンの品格(2007年) - 橋立くに子
- セクシーボイスアンドロボ(2007年) - 恵
- ハリ系(2007年) - 耳田ハリ江
- 1ポンドの福音(2008年) - 修道院長
- おせん(2008年) - 丁子
- 黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-(2010年) - 堤啄子
- シェアハウスの恋人(2013年) - 寺坂香苗
TBS
[編集]- ビートたけしの学問ノススメ(1984年) - 桃園つぼみ先生
- 時間ですよたびたび(1988年)
- さくらももこランド・谷口六三商店(1993年) - 谷口ヨシ
- こちら本池上署(2002年・2003年) - 堀内純子
- カルテット(2017年) - 巻鏡子
フジテレビ
[編集]- 月曜ドラマランド
- ひみつのアッコちゃん(1987年)
- 藤子不二雄の夢カメラ(1987年)
- 同級生は13歳(1987年)
- あまえないでヨ!(1987年)
- MORUMO 1/10(1987年) - 吹田さゆり
- やっぱり猫が好きシリーズ(1988 - 2007年) - 恩田かや乃
- 日本一のカッ飛び男(1990年) - 米田くめ子
- 世にも奇妙な物語
- 「シンデレラ」(1991年) - 有栖川絹代
- ボクたちのドラマシリーズ 放課後(1992年) - 高本郁子
- Vの炎(1995年) - 朝丘こずえ
- ナニワ金融道2(1996年10月8日、フジテレビ) - 青田久子
- きらきらひかる(1998年) - 渡辺輝子
- タブロイド(1998年) - 香月弁護士
- 古畑任三郎(1999年) - 臺もえ子
- カバチタレ!(2001年) - 大沢ヨネ子
- ディビジョン1(2004年) - 寺原祐子
- ビギナー(2003年) - 沢口裕子
- 不機嫌なジーン(2005年) - 吉田佳
- 戦士の資格(2008年) - 田端加代子
- 金曜エンタテイメント
- 美人三姉妹温泉芸者が行く!6(2001年) - 結城たまき
テレビ朝日
[編集]- 運命の恋人(1997年) - 斉藤保子
- ニュースキャスター 霞涼子(1999年) - 高山すみれ
- 砦なき者(2004年) - 小百合
WOWOW
[編集]- パンとスープとネコ日和(2013年) - 喫茶「ハッピー」のママ
- ペンションメッツア(2021年) - 森の人
配信ドラマ
[編集]映画
[編集]- 本場ぢょしこうマニュアル 初恋微熱篇(1987年) - 松浦まつ江
- 226(1989年) - 秋本サク
- 北京的西瓜(1989年) - 堀越美智
- 病は気から 病院へ行こう2(1992年) - 川添民子
- 教祖誕生(1993年) - 政子
- シャ乱Qの演歌の花道(1997年) - 小池社長
- 双生児(1999年) - シゲ
- 金融腐蝕列島(1999年) - 一条弁護士
- 真夜中まで(2001年) - 女主人
- 突入せよ! あさま山荘事件(2002年) - 中野雅人の母
- バーバー吉野(2003年) - 吉野のおばちゃん
- きけ、わだつみの声 Last Friends(2003年) - 橋本婦長
- 恋は五・七・五!(2005年) - 校長先生
- ALWAYS 三丁目の夕日(2006年) - 大田キン
- ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007年)
- ALWAYS 三丁目の夕日'64(2012年)
- かもめ食堂(2006年) - マサコ
- 花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(2006年) - 吉川のばあちゃん
- それでもボクはやってない(2007年) - 金子豊子
- めがね(2007年) - サクラ
- ネコナデ(2009年) - 鴻池真
- プール(2009年) - 菊子
- カイジ 人生逆転ゲーム (2009年) - 屋形船の女将(友情出演)
- トイレット(2010年) - ばーちゃん
- BECK(2010年) - 「斎藤紙業」の従業員(特別出演)
- マザーウォーター(2010年) - マコト
- 東京オアシス(2011年)
- ひみつのアッコちゃん(2012年) - 大庭鶴子
- 先生と迷い猫(2015年)
- モヒカン故郷に帰る(2016年) - 田村春子
- ハローグッバイ(2017年) - 小林悦子
バラエティー番組
[編集]CM
[編集]- 日本ヴィックス
- 大日本除虫菊「金鳥ゴン」(1985年・1986年。木野花と共演)
- 明星食品「明星チャルメラのりラーメン」(土橋正幸と共演)[5]
- SK&F
- エーザイ
- サッポロビール(北海道生搾り)
- カゴメ(野菜生活100)
受賞歴
[編集]- 2006年度 第30回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(『かもめ食堂』)
- 2007年度 第31回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞(『それでもボクはやってない』)
脚注
[編集]- ^ a b “Vol.28 もたい まさこさん|広報誌「ほうてらす」インタビュー”. www.houterasu.or.jp. 法テラス. 2023年11月21日閲覧。
- ^ “シャシャ・コーポレイション”. narrow(ナロー). 2016年10月15日閲覧。
- ^ a b c “もたいまさこ|人物|NHKアーカイブス”. NHKアーカイブス. NHK. 2023年11月21日閲覧。
- ^ “小林聡美&大島優子主演『コートダジュールN゜10』全話ゲスト発表”. ORICON NEWS (ORICON ME). (2017年9月22日) 2022年1月22日閲覧。
- ^ 「今月の広告批評 / 東海林さだお ; 高橋源一郎 ; 高橋章子 ; 中森明夫 ; 編集部」『広告批評』第102号、マドラ出版、1988年2月1日、104 - 105頁、NDLJP:1853067/54。