家政夫のミタゾノ

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家政夫のミタゾノ
ジャンル テレビドラマ
放送時間 金曜23:15 - 翌0:15(60分)
放送期間 2016年10月21日 - 12月9日(8回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
製作総指揮 内山聖子(ゼネラルプロデューサー)
監督 七高剛
小松隆志MMJ
片山修 (テレビ朝日)
脚本 八津弘幸
小峯裕之
山岡潤平
西荻弓絵
出演者 松岡昌宏
清水富美加
余貴美子
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
エンディング TOKIO「愛! wanna be with you...
外部リンク 公式サイト
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家政夫のミタゾノ』(かせいふのミタゾノ)は、2016年10月21日から12月9日まで、毎週金曜日23時15分 - 翌0時15分にテレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマである。主演はTOKIO松岡昌宏[1]

あらすじ[編集]

比較的手頃な料金で、家政婦を派遣してくれる「むすび家政婦紹介所」。その紹介所で働く三田園薫(みたぞの かおる)は、実は「家政婦」ではなく"女装"をしている男性、つまり「家政夫」である。神出鬼没で、料理・洗濯・掃除といったあらゆる家事においてプロ級の腕前を持つ三田園が、派遣先での仕事をこなしながらその家庭の裏に蔓延る「根深い汚れ」を暴いていく。

キャスト[編集]

主要人物[編集]

三田園 薫(みたぞの かおる)
演 - 松岡昌宏
むすび家政婦紹介所所属の派遣家政夫。女装している男性だが、女性として勤務。口癖は「痛み入ります」。紹介所内では男だと全員に認識されているが各派遣先ではまちまち。
家事が全てこなせる他、手先が器用で家の中に仕掛けられた盗聴器を発見するためのトランシーバーを自作したり[2]、施錠されているアタッシュケースを鍵を使わずに解錠したり[3]、止まってしまっていた柱時計を修理する[4]技術も持っている。身体能力も高く[5]、多数の資格を所持している。常にクールかつ無表情であり、派遣先の家庭の家具などを見て、家庭内の問題を炙り出すことを得意としている。プライバシーを暴く依頼を持ちかけられると「考えたこともない」とうそぶくが、言い回しを変えさせた上で受けたりもする。
劇中、指を鳴らしたり[6]、手を叩いたり[7]すると場面の進行が止まり、彼が自己紹介と共にその日の家事のポイントを紹介する[8]。また、「フライング」と称しクライマックスで登場する家事のポイントをほのめかす[9]
えみりの頭にメガネ拭きをかけたり、彼女の口から「ペチャパイ」と言わせる等、意地悪をすることもある。
第3話の終盤では初めて女装を解いた姿を見せた。
第6話ではえみりによって仕事中にカツラを奪われ、派遣先に男性であることがバレそうになり、咄嗟に近くにあった麦わら帽子を被ってカムフラージュした。
実はオバケが苦手という弱点がある(第7話では、夜中に突然物音が響く度に驚いて大きく飛び上がって奇声を発する等、普段の冷静さとは正反対で感情を露わにした)。
最終話では劇中で初めて「承知しました」と発言した。また過去に三田園がジャーナリストであったこと、生前に家政婦を務めていた妹・康江が居たことが藤川より語られるが、後にそれは三田園自身が藤川に吹き込んだ作り話であることが明らかになった[10]
花田 えみり(はなだ えみり)
演 - 清水富美加
むすび家政婦紹介所所属の派遣家政婦。25歳[11]。明るく優しい性格だがドジであり、常に三田園の言動に翻弄されている。三田園とペアを組む事が多く、なぜ彼が女装しているのかと強い興味を抱く。第6話では三田園の代理として家事ポイントを紹介した。実家は使用人もいる裕福な家庭。その家の事情で1度家政婦を退職するつもりでいたが、仕事を本気で続けたいと決意し、父から勘当されて家政婦を続けることになる[12]
藤川 蘭(ふじかわ らん)
演 - 柴本幸
むすび家政婦紹介所所属の派遣家政婦。他人の不幸話やゴシップネタが大好物[13]。好き嫌いがはっきりしており、意見はきっちりと言うタイプ。第3話のえみりの話より、彼女より年上と思われる。
有沢 春希(ありさわ はるき)
演 - 堀田茜
むすび家政婦紹介所所属の派遣家政婦。お金に困っていて、幾つもの修羅場を重ねた後、結に雇ってもらう。紹介所での噂や悪口が大好物[13]。第3話のえみりの話より、彼女より同年代か年下と思われる。
阿部 真理亜(あべ まりあ)
演 - 平田敦子
むすび家政婦紹介所所属の派遣家政婦。紹介所唯一の既婚者。大の甘党で、常にケーキ等を食べている[5]。経験に裏付けされた情報量の多さから、年齢の割にはあらゆるジャンルの流行りに精通している。
結 頼子(むすび よりこ)
演 - 余貴美子
むすび家政婦紹介所の所長。従業員たちに「派遣先に深入りするな」とたびたび口にはするが、紹介所内でされる派遣先の噂話にはいつも加わっており、あっけらかんとした性格。
三田園が女装をして働いている理由について、何らかの事情を知っている模様。

ゲスト[編集]

第1話[編集]

小津鮫 洋一郎
演 - 板尾創路
東京都知事。老人たちが住みやすいシルバータウンを作ろうとする。実は別荘に政党や建築会社から得た不正献金を隠している。それが暴かれた後、都知事を辞職し、黒幕の存在を記者会見で暴露した。
小津鮫 清美
演 - 赤間麻里子
洋一郎の妻。都知事の妻として良いように演じていたが、陰で万引きしている。
小津鮫 直太朗
演 - 柾木玲弥
洋一郎・清美の息子で大学生。周りの人間を見下しているが、洋一郎と飯塚との電話で裏口入学させられたことを知り、ショックを受け発狂する。
小津鮫 美帆
演 - 畑芽育
洋一郎・清美の娘で私立の中学生。えみりにパスタ料理を作るように言うが、土壇場で中華が良いと迷惑をかける。自作自演で父への脅迫状を書き、それを三田園に見られてしまう。また、そのことで弱みを握られ、家事をさせられた[14]。昔みたいに笑顔で過ごせないことに非常に不満を持っている[15]
飯塚
演 - 蒲生純一
洋一郎の秘書。

第2話[編集]

木杉 舞
演 - 小林涼子
アナウンサー。愛称は「キスパン」。「お嫁さんにしたいNo.1女子アナ」。
自分の仕事を増やすためには、双子の子供の存在が邪魔だと考えている。生放送で子持ちだと暴かれて地方局で再度アナウンサーの仕事をする。
木杉 登代子
演 - 山口智恵
舞の母。
木杉 璃子
演 - 堰沢結衣
舞の娘で双子。
木杉 優太
演 - 羽村仁成
舞の息子で双子。
中井 達也
演 - 渡邉紘平
プロデューサー。
白岡 一馬
演 - 弓削智久
プロ野球選手。舞との交際の噂がある。
野口 正晃
演 - 松下洸平[16]
劇団に所属する俳優。ケーキ店でアルバイトをしている。

第3話[編集]

徳山 康介
演 - 小西遼生
「とくやまグループ」社長。見た目は好青年だが好色でえみり以外[17]にも破廉恥行為を働いた。見合い相手との結婚を断り、会社や家を売り払ってドバイに家を買って再度家政婦を雇おうと考えていた。春日井のことを「かあさん」と呼ぶが、それは「家政婦さん」の略であり、実際は他の家政婦同様バカにしていた。春日井たちによって脱税を暴かれた[18]
坪田 秋枝
演 ‐ 阿南敦子
徳山家・家政婦。三田園やえみりの指導係的立場。春日井に従順だが、グラスの磨きを無駄にされて、三田園の指示の元、見合いでデザートに出すアイスクリームをわざと外に出して溶かしてしまう。
毛利
演 ‐ 小杉幸彦
徳山の見合い相手の父(社長)。徳山に一方的に娘・さやかとの婚姻を断られる。
春日井 福子
演 - 夏木マリ
徳山家・家政婦(総取締役)。18歳の冬に保護施設を追い出されて、徳山家で寂しく座っているところを父に拾われて家政婦として40年勤める。絶対的権力を持ち、康介の会社の経営方針にも口を出す。徳山の父からオリジナルワインを渡されたが、それは安物にラベルを貼られたものと知り[19]、2人ともに絶望し、かつて解雇された家政婦たち[20]と共に反逆する。徳山と一緒に脱税に関わったが執行猶予がついた。

第4話[編集]

勅使河原 忠
演 ‐ 森下哲夫
勅使河原グループの社長。
勅使河原(玉置)美津子
演 ‐ 中村静香
忠の継妻。歳は40も若い看護師で、病院に勤務している。彼への愛を周囲に魅せる中、高カロリーの食事[21]を摂らせるなどの行動から、益美にはカネ目当ての再婚と思われ、紹介所の家政婦たちには後妻業を疑われる。忠の死後、遺産を受け取り、やはり後妻業をしていて、三田園を悔しがらせる。
勅使河原 章一
演 ‐ 林泰文
勅使河原家・長男。益美の夫。優柔不断な性格。
勅使河原 益美
演 ‐ 西尾まり
章一の妻。美津子の行動を怪しく思っており、彼女の調査を三田園に依頼する。しかし自身は安達と不倫しており、暴かれた後は3人ともに勅使河原家を追われる。
勅使河原 真吾
演 ‐ 夙川アトム
勅使河原家・次男。美津子の身体を覗いたり、部屋の盗聴を行ったりする。根暗な引きこもり。
安達 裕一
演 ‐ 管勇毅
忠の顧問弁護士。

第5話[編集]

新田 和臣
演 ‐ マギー
自身の勤めていた会社が倒産し、それ以来空き巣を行っている男。安藤家に侵入した際、なぜかアイリから父を演じるように頼まれる。本物の強盗を退治後、初犯であったため、執行猶予の判決を受ける。
安藤 アイリ
演 ‐ 豊嶋花
安藤家の一人娘。当初、新田に拘束されるが、自力で解いた後に自分の父として振舞うよう新田に迫る。本物の強盗を退治後、両親でなく新田に抱きつく。
安藤 隆利
演 ‐ 桜井聖
アイリの父。弁護士。アイリに対して愛情がない様子。
安藤 冴子
演 ‐ 森谷ふみ
アイリの母。弁護士。

第6話[編集]

金森 八重子
演 - 浅田美代子
えみりの中学時代の恩師。かつての教え子から慕われていると思われていたが、一成がいなくなった寂しさから脅迫して金を巻き上げていて、恐れられている[22]
金森 一成
演 ‐ 君嶋麻耶
八重子の息子。ミュージシャン。とある理由から母である八重子を見限り、家を出て行った。
脅迫された元教え子
演 - 沢井美優
タレントとして活動するが、整形している事実を八重子に知られて脅された。縁切のお守りを渡し、絵馬に縁切及び八重子の死を願うことを書いた。
演 - ねりお弘晃
警察官として勤務するが、かつて万引きしていた事実で八重子に脅された。賞味期限の切れたバームクーヘンを渡した。

第7話[編集]

松丸 保志
演 - 温水洋一
老舗干物店「松丸商店」の社長(六代目)。
松丸 保晴
演 - 温水洋一(2役)
老舗干物店「松丸商店」五代目社長。8年前に借金により会社を傾かせて失踪し、亡くなったとされたが屋根裏で閉じこもっていた。
松丸 聖子
演 - 濱田マリ
保志の妻。
松丸 りん
演 - 新井美羽
保志・聖子の娘。
小森 タキ
演 ‐ 松本海希
老舗干物店「松丸商店」の従業員。
大村 大蔵
演 ‐ 春延朋也
老舗干物店「松丸商店」の従業員。
松丸 保子
演 ‐ 上村依子
保晴の妹。

最終話[編集]

富田 その子
演 ‐ 片瀬那奈
「カリスマ主婦」と呼ばれ、人気を博している。が、他の主婦から投資詐欺で得た資金でホスト遊びをしている。健吾がいなくなってからも、彼のポイントカードを貯めていた。だが、三田園によってその資金をホストに貢いでいたことを暴かれ、挙句の果てにはポイントカードを切り刻まれた[23]
富田 毅
演 ‐ 田中偉登
その子の息子。実は女装癖がある。父と思っていた三田園と相撲をとっていた。[24]
大森
演 ‐ 街田しおん
中林
演 ‐ 笠木泉
小木 康江
演 ‐ 小林きな子
その子からカルチャースクールを作るために投資金100万円を支払う。
富田 健吾
演 ‐ 田中直樹(特別出演)
その子の実の夫、毅の実父。三田園とそっくりで当初、三田園が父と勘違いさせるほどだった。実は、その子が家に飾ってあった写真は彼女が加工をしていたため、健吾の顔が三田園に瓜二つの顔となっていた。そのため、えみりはその子の夫が三田園と勘違いしていた。
妹・康江
演 - 榮林桃伽

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 監督 視聴率 備考
第1話 10月21日 史上最恐の“女装”家政夫ミタゾノ降臨! 八津弘幸 七高剛 8.2%[25]
第2話 10月28日 覗かれる女子アナ!!嫁にしたいNo.1の秘密…乱れた私生活と隠された双子!? 6.7%[26]
第3話 11月04日 最強のライバル出現!ミタゾノ大奥編、突入!? 小松隆志 7.5%[26]
第4話 11月11日 vs後妻業のオンナ!?40歳下の若妻の秘密…下着に隠す10億円!! 小峯裕之 片山修
第5話 11月18日 泥棒が家主のフリ!?謎の天才少女と秘密の親子ごっこ!? 山岡潤平 小松隆志
第6話 11月25日 黒い噂の熱血教師!!ミタゾノの熱愛発覚と奪われし禁断のヅラ 八津弘幸 七高剛
第7話 12月02日 幽霊と仲良く暮らす家に"死者が蘇る"秘密の部屋 西荻弓絵 片山修
最終話 12月09日 ミタゾノが捨てた妻と子!?ついに明かされる壮絶過去! 八津弘幸 七高剛 8.0%[27]
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

受賞[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ TOKIO・松岡昌宏、家政夫役でドラマ主演 その名は“ミタゾノ””. ORICON STYLE (2016年8月25日). 2016年12月21日閲覧。
  2. ^ 第4話より
  3. ^ 第6話より
  4. ^ 第7話より
  5. ^ a b 第2話より
  6. ^ 第1話、第2話、第6話、最終話
  7. ^ 第4話、第7話
  8. ^ 第3話、第5話では人気のない所で行った。また、第6話は紹介をしていないが、えみりの言うことは聞こえており、その内容は「62点」と採点していた。
  9. ^ 第6話におけるえみりも同様。
  10. ^ ただし、その後のエンディングで三田園が、康江が死亡した場所に献花をしていたため、妹の存在は真実の可能性がある
  11. ^ 第6話より
  12. ^ 第6話より
  13. ^ a b 家政夫のミタゾノ 人物紹介ページ
  14. ^ 結局は三田園によって家族の前で暴かれた
  15. ^ 三田園は家族写真を見て、昔は家族一緒に笑顔だったが、年を経るにつれて笑顔がなくなったことに気付いていた
  16. ^ 家政夫のミタゾノ 公式ツイッター
  17. ^ 2人の前に派遣された藤川や有沢もひどい目に遭わされていた。徳山の否定で春日井に解雇された家政婦が大勢いた
  18. ^ 国税庁の職員が調査に来た日に、掃除と称して身の回りのものを散らかし、レプリカと偽った高価な壺や芸術品を壊しまくり、中から預金通帳や印鑑を、本棚の奥の隠し部屋から金塊を見つけた。
  19. ^ 女性を口説く際に同じ手を使っていた
  20. ^ 三田園がえみりに解雇された家政婦リストをメールで送信し、えみりが連れてきた
  21. ^ だが、実際には忠のことを気遣ってヘルシーな料理を作っていた。
  22. ^ 三田園は慕われていると言われる割に部屋の掃除ができてないことに気付いた
  23. ^ 直接三田園の仕業と知った初めてのケース
  24. ^ 三田園も父親のフリをし、「強くなったな、毅。」と毅に言った。
  25. ^ “女装・TOKIO松岡の「家政夫のミタゾノ」 初回8.2%と好スタート”. スポーツ報知. (2016年10月24日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161024-OHT1T50074.html 2016年10月24日閲覧。 
  26. ^ a b 『家政婦のミタゾノ』、TOKIO・松岡の「代表作になる」!? 視聴率も同時間帯1位連発”. サイゾーウーマン (2016年12月9日). 2016年12月13日閲覧。
  27. ^ TOKIO松岡、ココリコ田中に「似てねぇよ!」食い気味にツッコミ”. テレビドガッチ (2016年12月12日). 2016年12月13日閲覧。
  28. ^ 【第6回 OCドラマ賞】TOKIO・松岡昌宏が「女優賞ではなく男優賞」受賞”. ORICON NEWS (2017年1月23日). 2017年1月24日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テレビ朝日 金曜ナイトドラマ
前番組 番組名 次番組
グ・ラ・メ!
〜総理の料理番〜

(2016年7月22日 - 9月9日)
家政夫のミタゾノ
(2016年10月21日 - 12月9日)
奪い愛、冬
(2017年1月20日 - 3月3日)