メイド刑事

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メイド刑事
ジャンル アクション
小説
著者 早見裕司
イラスト はいむらきよたか
出版社 ソフトバンククリエイティブ
レーベル GA文庫
刊行期間 2006年4月 - 2009年7月
巻数 全9巻
漫画
原作・原案など 早見裕司
作画 宇佐美道子
出版社 ソフトバンククリエイティブ
掲載誌 FlexComixブラッド
FlexComixネクスト
レーベル フレックスコミックス
発表期間 2007年10月12日 - 2008年12月16日
巻数 全3巻
その他 2008年6月に掲載誌移動
テレビドラマ
監督 藤岡浩二郎山下智彦橋本一
制作 テレビ朝日東映
放送局 テレビ朝日
放送期間 2009年6月26日 - 2009年9月11日
話数 全11話
テンプレート - ノート 

メイド刑事』(メイドデカ)は、早見裕司による日本ライトノベル作品。はいむらきよたか・画。また、それを原作とする宇佐美道子漫画作品及びテレビ朝日系列で放送のテレビドラマ。

ストーリー[編集]

日本有数の名家・海堂家の当主にして29歳で警察庁長官(ドラマでは京都府警察本部本部長)に就任した海堂俊昭の専属メイドである若槻葵は、普段は海堂家に仕えているがそれは表の顔。事件が起これば俊昭の命で警視監(同じく京都府警特命刑事)として巨悪の巣窟に身を投じ、潜入捜査を行う。

そして犯罪の証拠を掴むと特注のクイックルワイパー(キューティークリーナー)を武器に敢然と闘い、成敗するのである。

登場人物[編集]

主要人物

若槻 葵(わかつき あおい)
本作の主人公。清瀬七中に在学時、父が汚職事件で自殺したと偽装され、母が自殺した後初代清瀬チームの頭(ヘッド)に拾われた。その後、三年前まで三千人を率いるレディース『関東流れ星連合』の二代目総長。『命知らずの葵』とも呼ばれたほどだった。国家特種メイドの資格を有し、日本有数の名家・海堂家に仕える17歳の少女。但し、それは表向きの顔であり裏の顔は主人である京都府警本部長・俊昭より警視相当の地位を拝領している警視庁特命刑事である。
俊昭の命で住み込みのメイドとして潜入捜査を行い、犯罪の証拠を挙げて摘発するのが基本パターンであり、決め台詞は、小説・コミックでは「悪党ども、冥途が待ってるぜ!」、テレビドラマでは「悪の汚れ、お掃除させていただきます。」。
普段は眼鏡っ娘だが、眼鏡を外すと態度が一変して攻撃的になる。また、同じ清瀬出身の中森明菜の曲を海堂からもらったMP3プレーヤーに入れ、事件後によく曲を聴くシーンがある。
海堂 俊昭(かいどう としあき)
29歳にして警察庁長官(ドラマでは京都府警察本部本部長)に就任した俊英。通常の捜査では手が出せない権力者の犯罪を摘発するため、葵に潜入捜査を命じる。第8方面本部長の時、ローラー作戦により、レディースだった葵たちを追い詰め、葵をタイマンで下し、家に引き取りメイド刑事にした。
朝倉(あさくら)
海堂家に代々、仕えている老執事。家事一切の最終決定権者であると共に、独自の情報網を駆使して警察庁長官である俊昭をサポートする。
ニキータ
国家資格などとは無縁だが、家事も戦闘能力もすご腕のメイド。ひとつの屋敷にとどまらず勤め先を転々とするため、流れメイドと呼ばれている。ペティナイフを使った攻撃を得意とする。新興IT企業への潜入捜査で葵と対峙するが、互いに実力は認めている。面白いことには首を突っ込み、お祭り騒ぎと子供が好きで、嫌いなものはハーブティーと警察。
ルカ(浜地聖(ルカ))
朝倉の孫である。親友の堀之内静香(後述)のためにクラスメイトを殴った後、母に心無い一言を言われ、家出。その後、四代目総長曜子が率いるレディースに拾われたが、今は葵と一緒に海堂家のメイドとして働いている。最初、葵やさくらに反発していたが数々の事件を通しておとなしくなっていった。スーパーボールを使った攻撃が得意。

警察関係

梶 裕行(かじ・ひろゆき)
警察庁特捜班の警視正。葵を娘の様に思い手助けをしてくれる。独身。
堂本
岩手県出身の国家公安委員長。葵のようなメイド刑事や、警察庁特捜班を作るのを認可した。山口県出身の政治家の娘と結婚したが、よく海堂家へ食事に来たり、人目を忍んで友人から借りたという別荘へ遊びに行くというおちゃめな一面も見せる。この点で梶曰く枠から外れた人と表現されている。
伊原
警視庁警視。堂本のSPのリーダー。葵やルカの淹れた紅茶を気に入って別荘での事件後海堂家へ飲みに来た。
桜木
姉尾県本部長警視監。極度のマキャベリストで、本部長になった後八時ルール(午後八時以降は外出許可証が必要)を制定、また『黄金の剣』を利用して自分に反対するものを徹底的に粛清していった。海堂の同期で警察庁長官への道中であったが、第3方面本部長時代に立てこもり事件で、人質の安全を最優先せず犯人を捕らえようとし、人質を負傷させ、下半身不随にしてしまい警察庁長官への道を閉ざされた。

敵対組織

あの方
巨悪。木之上(後述)や桜木を利用し、海堂や葵を追い詰めようとしている。
黒須 貴美香
あの方に仕える白メイド。貿易商の娘。わなを仕掛けるため、佐原家に仕えていた。また、木之上を利用した。彼女の体には軽い金属の鎧のようなものをつけ、カチューシャには刃物を仕込んであるため白バラで金属の匂いを消している。奥飛騨忍群を従える。
黒須 真奈香
貴美香の双子の妹。姉同様、あの方に仕える白メイド。桜木を利用するため桜木家に一時仕えていた。姉とともに、葵からは邪悪な白メイドと呼ばれている。

武装・小道具[編集]

クイックルワイパー
メイド刑事と海堂宅メイド、どちらの立場としても葵の主要武器。
本来は花王が発売している住宅用清掃剤・器具などの総合ブランドで、この名前からもっとも一般的にイメージされる清掃用具のこと。
ただし葵が使用しているものは警察庁特製の特殊重合金を素材とした、その重量を2kg程度にまで抑えた“特命刑事用の特殊武器”である。
38口径通常型弾丸位なら、直撃を受けても破損しない“しなり”と“強度”を持つ。
先端のワイパー部を取り外すと中に刃が仕込まれており、槍として使用することも可能。
市販製品(使い捨ての布部分)との互換性もあり本来のお掃除用具としても使用可能で、本来メイドとして働く葵にはどちらかと言えば清掃用具として使用する用途の方が多いと思われる。
商標であるためコミック版及びドラマCDでは「クイック・ワイパー」、テレビ版では「キューティ☆クリーナー」という呼称に変更されている。
メイドの一里塚
「冥途の一里塚」[1]に引っ掛けている。
作中、主要武器のクイックルワイパーしか携帯していないはずの葵であるが犯人達の悪事を暴く際にどこからともなくドライアイスの煙と共に用意される“桜の代紋”(旭日章 (警察章))と並ぶ水戸黄門の印籠的アイテム。
不思議なことに、作中のどの犯人達もまずこの「メイドの一里塚」を見てかなり驚いている様子から少なくとも本作品世界の裏社会では都市伝説的に噂に上っている一品と推察される。
毎回クライマックスの際、この一里塚の上に葵が立って口上を述べていることからも形状的にはそれなりの大きさで人一人が乗っても問題無い程度の強度と重量があると思われる。
メイドの土産
逮捕した犯罪者達が連行される際、葵がそっとレースのハンカチに包んで渡す品。
犯人達に改心して欲しいという、葵の気持ちが込められた品物である。
ただし今まで明確な説明が一度も出てこないため、この贈り物がどんな物であるかは不明。
ペティナイフ
流れメイドのニキータの主要武器。
見た目の形状は一般家庭のキッチンでよく見る“柄の黒い包丁”に似てる物が多いが、ニキータの武器としては“Henckels ミラノ ペティナイフ”の様な柄と刃が一体形状のデザイン的にもナイスなペティナイフをイメージとしている[2]
スーパーボール
ゴム材質の球状の玩具で、ルカの主要武器。
サイズの大きいモノはかなりの反発力とそれなりの重量を有するので、直撃でも怪我はしないものの当たると痛い。

書誌情報[編集]

ソフトバンククリエイティブGA文庫刊。
  1. 2006年4月15日発売 ISBN 4-7973-3444-4
  2. 2006年7月15日発売 ISBN 4-7973-3669-2
  3. 2006年11月15日発売 ISBN 4-7973-3774-5
  4. 2007年3月15日発売 ISBN 978-4-7973-4141-6
  5. 2007年9月15日発売 ISBN 978-4-7973-4291-8
  6. 2008年2月15日発売 ISBN 978-4-7973-4615-2
  7. 2008年7月15日発売 ISBN 978-4-7973-4924-5
  8. 2009年2月15日発売 ISBN 978-4-7973-5358-7
  9. 2009年7月15日発売 ISBN 978-4-7973-5493-5

漫画化作品[編集]

2007年10月12日よりウェブコミック誌『FlexComixブラッド』(Yahoo!コミック内)で連載開始、2008年6月10日より掲載誌を『FlexComixネクスト』へ移した。同年12月16日、最終話掲載。作画・宇佐美道子。

単行本
  1. 2008年2月12日発売 ISBN 978-4-7973-4648-0
  2. 2008年8月9日発売 ISBN 978-4-7973-4964-1
  3. 2009年1月8日発売 ISBN 978-4-7973-5216-0

ドラマCD[編集]

2008年9月25日発売。

キャスト

テレビドラマ[編集]

メイド刑事
ジャンル テレビドラマ
放送時間 金曜日23:15 - 翌0:10(55分)
放送期間 2009年6月26日 - 9月11日(11回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 藤岡浩二郎
山下智彦
橋本一
原作 早見裕司
脚本 真部千晶
波多野都
末安正子
ハセベバクシンオー
岩下悠子
松田知子
プロデューサー 島川博篤(テレビ朝日)
榎本美華(東映)
小柳憲子(東映)
出演者 福田沙紀
原田龍二
的場浩司
中山恵
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テレビ朝日系列の『金曜ナイトドラマ』枠(毎週金曜日23:15 - 翌0:10、JST)で2009年6月26日から9月11日まで放送された日本のテレビドラマ。主演は福田沙紀[3]

概要[編集]

物語の舞台を京都に設定し、金曜ナイトドラマ枠では初めてとなるオール京都ロケとなった。他にも登場人物の追加など、原作からの変更点は多い。また、この枠の夏クールのドラマとしては珍しく、6月末からのスタートとなっている(これは毎年7月中旬にある全英オープン・ゴルフや、世界水泳ローマ大会の放送があり、それに伴う休止など変則処置があったことも影響する)。この他、放送直後からテレビ朝日が開始する動画配信サービス「テレ朝動画」にて有料動画配信を行っていた[4]

2010年1月21日に全話収録のDVD-BOXが発売。

キャスト[編集]

主人公[編集]

若槻 葵
演 - 福田沙紀(幼少期:前田莉緒
本作の主人公。18歳。幼い頃に父が冤罪によって追い込まれ自殺、その葬儀で母が倒れそのまま死去し両親を相次いで失う、いじめによって居場所が無くなりレディースの総長をしていたが、掃討作戦で海堂とタイマン勝負し敗北。そんな自分に手を差し伸べてくれた海堂のために厳しい訓練を経てメイド刑事となった。
海堂の命令によりいわくつきの屋敷にメイドとして潜入。メイド時は完璧な仕事をしながら証拠を収集、制裁時には「悪の汚れ、お掃除させていただきます!」の決め台詞と共に、特殊重合金製の専用武器「キューティー☆クリーナー」を振るい、犯罪者をなぎ倒す。
普段はしっかりとしたメイド口調だが、戦闘時や気に食わない人間を相手にしたときにはレディース時代のような粗暴な口調で話すことも。また、仲のいい曜子と話す際は普通の女の子らしい口調でやり取りをしている。
潜入捜査としてコスプレを披露することも多く、本編中では通常のメイド服、レディース時代の特攻服の他に、中学生の時の制服[5]、女医(2話)女剣士(3話)町娘(4話)ネコミミメイド(7話)ウエディングドレス(8話)掃除用の服(9話)キャバクラ嬢(10話)を披露している。

京都府警[編集]

海堂 俊昭
演 - 原田龍二
京都府警察本部長(警視監)で葵の主人。クールな印象だが、実は熱血漢。周囲からの信頼も厚く、葵とのタイマンにも勝利するなどまさにパーフェクトな男。
梶 正治
演 - 的場浩司
京都府警本部捜査一課の刑事。階級は警部補(係長)。海堂の大学時代の先輩だったが、海堂が国家公務員第一種試験に合格、キャリアとなったため立場が逆転した。現在でも関係は良好で、葵にも捜査情報を提供するなど良き協力者でもある。チンピラの様な風貌だが実際は明るくお人好しな性格。一方で犯人に対してはいかなる事情があろうとも厳しく接する。ただ、少しおっちょこちょいでもあり、葵に不審者と間違われ痛い一撃を喰らうこともしばしば。実はMission10で登場するキャバクラの常連(しかもデブ専)である。
百瀬 玲子
演 - 中山恵
京都府警本部捜査一課の刑事。梶の部下として動いている。優しく真面目な性格で警察内のムードメイカー的存在。葵とも連携で事件解決の手伝いをすることもあるが、大活躍の葵に憧れて潜入捜査やコスプレに挑戦したり、時には仕事ということも忘れ個人的に憧れのターゲットに接触する暴走状態になることも。

海堂家[編集]

朝倉
演 - 品川徹
海堂家執事。主人の海堂に対する忠誠心は高く、豊富な知識と経験を持つ。また、葵を立派なメイドにした立役者。過去はかなり謎めいている(戦時中は少年衛生兵だった、舞妓を半年かけて口説いたなど)が、信頼できる人物。葵のおとり結婚式に神父として潜入したことも。
坪内 さくら
演 - 大島蓉子
海堂家のコック。得意料理はパン。葵の不在時はメイドの仕事もするが、少し雑である。明るい性格で葵の母親的存在。

その他[編集]

伊藤 曜子
演 - かでなれおん
葵のレディース時代の後輩。本人はまだ現役で、葵を「姐さん」と呼ぶ。葵に忠誠心を持ち、彼女や警察への協力を惜しまない。レディースということもあり明るい性格だが、それがもとで自分や潜入中の葵の正体がばれそうな時も。葵の要請でメイド喫茶やキャバクラに潜入する際も特攻服で行くなど作戦が破綻しそうな時もあるが、何故か「ツンツン系が良い」として受け入れられてしまう。レディースとあって京都の道路事情に詳しい。
若槻 夕子
演 - 安井牧子(Mission1、Mission2)
葵の実母。夫の葬儀の直後、急逝する。

ゲスト[編集]

Mission 1
宗一郎の妻、現在は病に伏せており車いす生活をしている。元々名士の家系であり、家柄と関係なく付き合ってくれた宗一郎と恋愛結婚するが、純粋だった宗一郎を権力の亡者にしてしまった事を悔やんでいる。
京都府議会議員。仙石家に入ったことで政界に進出。現在は国政進出をもくろんでいる。
仙石家のハウスキーパー。仙石家に仕えるメイドのトップでもある。
仙石家に古くから仕えるメイド。新参者の葵に厳しく接するが、完璧な実力を見てからはやさしく接するようになる。
Mission 2
三津田家の次男。医者の家系に生まれながら医学部に落ち続け結果断念し、現在はフリーター。しかし、本人はそのことを悪く思っておらず、自分のやりたいことをやれればいいと思っている。
三津田家の長男。三津田総合病院で働く外科医で常に上を目指そうと努力を怠らない。そのせいか、努力もせず医者になれなかった勇次と努力せず院長夫人の座を手に入れた朋美を嫌っている。
勲の後妻で、秀一、勇次からは義母。早く息子達と打ち解けるよう努力しており、勇次とはすぐに打ち解けたが、秀一とはまだ打ち解けていないことを気にしている。
三津田総合病院院長。ゆくゆくは秀一を次期院長に、勇次も病院の事務職に就かせようと考えている。
勲と秀一を病院まで送り届ける運転手。
葵がレディースから抜けた後に就任した三代目総長。海堂に誘われ警察に入った葵を「警察の犬」と軽蔑している。
Mission3
アイドル出身の女優。呪われた映画といわれる「戦国女子高生」の主演を務める。自らを天才女優と称し、演技に対するプライドと実力は高い。夫の青柳とはいわゆる「セレブ婚」だが、それゆえよくない噂も多い。
瞳の夫。IT企業で財を成したセレブ社長。「戦国女子高生」も妻を女優として大成させるために彼が出資金を集めて制作した。実は若いころはアクションスター志望であり、その実力は葵と並ぶほど。
瞳が所属する事務所の専務。やや言動がオカマっぽい。
Mission4
お茶屋「花村」の女将。祇園に対する高いプライドを持っており舞妓や客に非常に厳しく、無粋な客を出入り禁止にすることもあるが、そのせいで舞妓に逃げられることも多く、花村の財政も苦しくなっている。
元々は花村の芸妓だったが、現在は独立し、通いで花村に勤めている。
花村の舞妓。花街の習わしや掟に厳しく、仕込みとして入った葵にも厳しく接する。プライドも高く、桃花や偶然会った曜子と衝突することも。
花村の舞妓。葵より年下だが、序列が近いことからすぐに打ち解ける。
弁護士。鈴花や桃花を呼んで下品な遊びをしたため、花村を出入り禁止された過去を持つ。
和菓子店の店主。吉乃とかなり親しい関係にある。
Mission5
ミステリー作家の巨匠、島崎絵里子の娘。数年前に兄の圭輔を事故で失うが、突如現れた圭輔を財産目当てに現れた偽物と警戒し、警察に捜査を依頼する。
香奈子の実の兄。数年前に事故で亡くなったはずなのだが、突如として現れる。
圭輔の大学でのサークル仲間。
香奈子の叔母。叔母なら圭輔を見破れるだろうと差し向ける。
Mission6
指定暴力団・中与志組の組長。先代の組長の妻で、夫の死去後跡目を継ぐ。女組長として舐められないよう阿久頭組に気勢を張る一方、普通の女性らしい一面もある。「極道の息子」という立場の和真のことを思い、北海道へ養子に出させようとする。
中与志組の若頭。顔は強面だが、極道らしく情にもろい。
中与志組の組員。先代組長の追っかけで極道の世界に入った。オカマで男好き。体中にきつい香水をつけており、あまりのニオイに葵のくしゃみが止まらないほど。
中与志組の組員。和真の命の恩人として葵に優しくする。
中与志組の幹部。かなりのギャンブル好きで借金が多い。
中与志組の組員。対立相手の阿久頭組に突撃し半殺しにされる。キャバクラ好きでかなりの金額を貢いでいる。
元京都府警暴力団担当刑事であり、梶も尊敬していた。夜道を歩いているところを何者かによって後ろからハサミで刺殺される。刑事時代は中与志組を目の敵にしていたらしいが…
智子の一人息子。何者かに誘拐されかけた所を道に迷った葵に助けられる。小学生らしく母親の智子を大事に思っている。
阿久頭組の組長。中与志組と敵対中。女組長の智子を見下し、自らの傘下にしようと企む。
先代の中与志組組長。カリスマ性があり、男からも女からも好かれていた。智子は和人が平の組員の頃、極道と知らずに付き合い始めた。
Mission7
伊波家に仕えるメイド。後輩として入った葵をいじめるなど当初から敵対する。2本の鋼鉄製クツベラを用いた戦闘力は葵と互角レベル。
インターネットゲームの開発企業「リバティゲート」の社長、一応社長なのだが見た目は「ただの濃いオタク」。かなりステレオタイプ(というより放送当時から見て数年前レベル)なオタクでメイドが大好き。
リバティゲートの常務取締役であり、実質的な権力者。会社運営からメイドの教育まで伊波を回りを完全にサポートしている。
メイド喫茶に勤務していたが、瀕死の状態で発見され、謎の言葉を残し息絶える。失踪していたコスプレメイドの1人。
Mission8
大道寺家の遠縁。両親を早くに亡くし、たらい回しにされていたところを先代に引き取られる。大道寺家内での立場は低く、摂子と鮎子にいびられる日々を送るも気丈に振る舞う。
京都の名家である大道寺家の当主、海堂の後輩でもある。由香子と婚約する予定だったが由香子は殺害されてしまう。家のしきたりにより先代の死後1年以内に結婚せねばならず、知里と婚約を結んだ。しかし、知里が来てから怪奇現象が相次ぎ使用人が困っているということで海堂に助けを求める。
大道寺家に古くから仕える庭師。忠宏が幼少の頃何度も助けられたらしく「大道寺家の守り神」と呼んでいる。一見すると幽霊のような身なりと顔つきで、その風貌は霊や呪いを信じない葵ですら「ミイラを見てしまった」と動揺するほど。
先代の後妻。大道寺家内でも忠宏をコケにするほど傲慢にふるまい、沙織や葵をいびる。大道寺家の「呪い」の発端となった女性によく似ているらしい。
摂子の連れ子。傲慢さは母譲りで摂子とともに沙織や葵をいびる。食事の場にて「あなたの席、ないから」と葵に言い放ち、葵が(あれ?どっかで…)と心の声を話すシーンがある。
忠宏の婚約者。大道寺家のしきたりにより数週間前から大道寺家に住み始めるが、ずっと部屋にこもりっきりになってしまった。霊感が強いらしく、大道寺家には霊がいると怯える。ウエディングドレスを試着している最中に何者かによって襲われ、軽傷で済んだものの忠宏との婚約を破棄した。
忠宏の前の婚約者。何者かによって睡眠薬を飲まされ、ウエディングドレスに「呪」と書かれた状態で殺害された。
Mission9
老舗割烹旅館「梅むら」の若女将。半年前までは居酒屋のホールスタッフをしており、それが縁で幸広と結婚。結婚後は梅村で働いている。しかし、親バカの鈴子と頼りっきりの幸広の板挟みで悩む日々を送っている。
「梅むら」の女将。毎年発表される「旅館王」を2年連続で獲得しており、今年も獲得せんと躍起になっている。「大切な息子をたぶらかした」として梢に対して厳しく接しており、特に金勘定に対してはヒステリーなほど厳しくしている。一方で幸広に対してはすぐに板長に就かせるなど親バカなきらいがある。
「梅むら」の板長。鈴子の息子であり梢の夫でもある。先代が厳しかったことに反発し家を飛び出し、半年前まで居酒屋の板長を務めていた。そこで梢と出会い結婚。先代が亡くなったことを期に梅むらに戻る。しかし、気が弱い上に料理の腕はそれほどでもないらしく、梢からも呆れられている。梢が受けた仕打ちと同じ痛みを味わおうと自らを痛めつけるクセがある。
グルメ評論家。通称「旅館王子」、自分自身も「王子」と呼んでいる。本職である大学教授の傍らグルメ評論家としても活動し、今年度の「旅館王」の審査員長も務める。かなりのキザでウザい言動を行う葵の苦手なタイプ。常に自前の食器を持ち歩いている。
「梅むら」の仲居。同じく仲居として入った葵に梅むらや西園寺について話す。
「梅むら」の板前。街中で自殺したところを発見される。3年かけ立板になり、次期板長との呼び声がかかっていたが、先代の死と同時に幸広が帰り、鈴子により幸広を板長にしてしまったためひどく落胆していた。
Mission10
美容アナリスト。世間からは「美のカリスマ」と呼ばれており、美容体操を収録したビデオが爆発な売上を記録した旬な人。大きな花柄の洋服がトレードマーク。ファンを「ハニー」と呼ぶなど外来語を使うことが多く、葵も理解が追いつかなかったほど。何者かによって粧子に似た服を着た女性が襲撃される事件が相次ぎ、粧子にも襲撃予告が来たため警察が警護を申し出るも拒否。そのため、葵が身辺調査兼警護として送り込まれる。かなりの自信家で葵の警護も最初は拒否するが、ボブを取り押さえたことから「面白い」として雇うようになる。京都郊外に大豪邸を持ち、ボブらメンズと共に暮らしている。
粧子の姉。粧子のマネージャーも務め、粧子を裏で献身的にバックアップしている。姉として粧子の身を案じている。
粧子の妹。美を追求し奔放な生活を送る粧子とその下で働く悦子を嫌っている。
美容アナリスト。粧子のライバルであり、美容ネタのパクリ疑惑やブログの順位など何かといろいろなことで火花を散らしている。
粧子のメンズ。黒人ながら下駄を履いているという奇妙ないでたち。粧子に近づいたところを不審者と間違えた葵に取り押さえられる。ボブに限らず粧子のメンズは中国風・カウボーイ風・ラテン風と全員奇妙な恰好をしている。
祇園のキャバクラ「ageアゲ」の店長。違法賭博で稼いだ2000万の使途不明金が流れていると噂されている。
Last Mission

スタッフ[編集]

楽曲[編集]

4話では葵が持つ携帯の着メロにも使われている。

放送日程[編集]

Mission 放送日 サブタイトル 潜入先 脚本 監督 視聴率
Mission 1 2009年6月26日 京都セレブ夫人を救え!! 仙石家 真部千晶 藤岡浩二郎 9.5%
Mission 2 2009年7月03日 メイド刑事、誕生の秘密! 三津田家 8.2%
Mission 3 2009年7月10日 天才女優をボディーガードせよ! 右京映画撮影所
青柳家
波多野都 山下智彦 9.4%
Mission 4 2009年7月24日 京都祇園・花街へ潜入!
舞妓vs芸妓 女のバトル!!
祇園のお茶屋・花村 末安正子 8.0%
Mission 5 2009年7月31日 女帝と呼ばれたミステリー作家の
トリックを暴け!
島崎家 ハセベバクシンオー 橋本一 8.2%
Mission 6 2009年8月07日 「極道の妻」の一人息子を救え! 中与志組の屋敷 真部千晶 9.2%
Mission 7 2009年8月14日 監禁された美少女メイドたちを救え! 伊波家兼オフィス 岩下悠子 藤岡浩二郎 6.8%
Mission 8 2009年8月21日 呪われたウェディングドレスの謎を追え! 大道寺家 波多野都 5.4%
Mission 9 2009年8月28日 グルメ評論家の裏の顔!
最高級旅館の秘密を暴け!
老舗割烹旅館・梅むら 松田知子 山下智彦 7.3%
Mission 10 2009年9月04日 京都・美女連続殺人事件の謎を追え! 宇野家 波多野都 8.8%
Last Mission 2009年9月11日 海堂死す!? 大隈家 真部千晶 藤岡浩二郎 9.6%
平均視聴率 8.22%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
  • 7月17日は「第138回全英オープンゴルフ 第2日」放送のため休止
  • 7月31日は「第33回全英リコー女子オープンゴルフ 第2日」放送のため一部の遅れネット局はMission5に限り同時ネットで放送[6]
  • 8月14、21日は「熱闘甲子園」の放送のため30分遅れの23:45開始

遅れネット局[編集]

各話のシナリオの基になった原作(小説)[編集]

  • Mission 1 - 1巻1話がベース
  • Mission 2 - 1巻3話がベース
  • Mission 3 - 2巻1話がベース
  • Mission 4〜Mission 6 - ドラマオリジナル
  • Mission 7 - 1巻2話がベース
  • Mission 8 - 2巻2話がベース
  • Mission 9〜Last Mission - ドラマオリジナル

その他[編集]

テレビ朝日系列 金曜ナイトドラマ
前番組 番組名 次番組
名探偵の掟
(2009.4.17 - 2009.6.19)
メイド刑事
(2009.6.26 - 2009.9.11)
マイガール
(2009.10.9 - 2009.12.11)

脚注[編集]

  1. ^ ちなみに本来の意味の冥途(冥土)は死後の世界。“一里塚”というのは距離を知るために昔の道に一定の間隔で設けてあった塚(土盛り)のこと。有名な一休法師が「門松や 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」と詠んだされる。
  2. ^ ペティナイフの“ペティ”とは小さいと言う意味で、2本目以降に揃えるナイフのこと。ステーキ等に付け合せるジャガイモや人参の面取りや野菜の飾り切りなど、大きな庖丁では面倒な細工時に用いるナイフである。刃物のカテゴリとしては、刃渡り11 - 15cmのものがペティナイフと呼ばれる。
  3. ^ スポーツニッポン:福田沙紀 メイド刑事に!名前の由来もアノ刑事(アーカイブ)
  4. ^ テレ朝、課金機能を搭載したFlash形式の動画配信サービス
  5. ^ 顔は見えないものの福田本人が演じている(DVD第3巻特典映像より)
  6. ^ 東日本放送朝日放送熊本朝日放送

外部リンク[編集]