東風万智子

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こち まちこ
東風 万智子
プロフィール
別名義 真中 瞳(旧芸名)
生年月日 1979年10月30日
現年齢 42歳
出身地 日本の旗 日本大阪府大東市
血液型 A型
公称サイズ(2009年12月時点)
身長 / 体重 167 cm / kg
スリーサイズ 83 - 58 - 85 cm
靴のサイズ 24.5 cm
活動
デビュー 1999年
他の活動 女優タレント
事務所 クリオネ
モデル: テンプレート - カテゴリ

東風 万智子(こち まちこ、1979年10月30日 - )は、大阪府大東市出身[1] [2] [3]鳥取県鳥取市生まれ)の女優クリオネ所属。

旧芸名は真中 瞳(まなか ひとみ)。

来歴・人物

二人姉妹の長女として生まれ、父親と母親は共に公務員で、妹は5歳年下であった。同居していた祖母と母親の仲が悪かったが、祖母、母親それぞれから溺愛されたゆえ、どちらにも気を使わなければならなかった[4]。子供の頃は家族の中に自分の居場所がないように感じていて、常に人の顔色を伺っていた。両親の別居に伴い、小学6年で叔母の家に預けられると、中学2年の時に離婚したため、高校3年まで叔母の家で暮らした。

小学校時代の成績はトップクラスで、自分から立候補して色々なクラス委員をやった。小学4年の時に学校のお楽しみ会で脚本・演出を担当した創作ミュージカルが好評を得たことで芝居の面白さに目覚め、中学2年の時に見たドラマ「この世の果て」に感動して本気で女優を目指すようになる。中学卒業後は進学せずに女優を目指すつもりであったが、周囲の説得で大阪女学院高校に進学。進学後初めて受けたCMオーディションは最終選考まで残ったが落選。ひたすらオーディションを受けるも落ち続けたがそれでも女優を諦められず、上京して埼玉女子短期大学英語科[2]に進学した19歳の時にオーディションに合格、渡辺プロダクションのレッスン生となった。女優のほかにバラエティー番組もやるという条件で[2]、歌や演技、ダンスなどのレッスンに励んでいたが、ある日言われるままにドラマのオーディションを受けると合格。

1999年日本テレビのバラエティー番組『進ぬ!電波少年』にて真中 瞳[5]の芸名でデビューし、番組の企画「電波少年的ハルマゲドン2」「電波少年的80日間世界一周」でブレイク。ハルマゲドンでは1人暮らしをしていた埼玉県アパートから土屋敏男プロデューサーに目隠しをされて東京都内の広場に連れて行かれ[2]、初対面の男性と3ヶ月間も有刺鉄線で囲まれた核シェルターで共同生活を送り[6]、別れ際には男性に「ねえ、キスしようか」と言ってを絡ませる大胆なキスシーンを演じてお茶の間の度肝を抜き、一躍有名になった[7]コラムニストナンシー関は「ここ10年に見たテレビの中で一番困ったと言っていいシーンなのだ。市原悦子セーラー服シーンより、浅香光代脂肪吸引手術シーンより『困』」と振り返っている[8]。世界一周ではチューヤンとのコンビで、ヒッチハイク経験者・チューヤン顔負けの図抜けたサバイバル精神を発揮[9]。旅費が尽きるとフランスパリでモデル料がたった3000円にも関わらず[7]ヌードモデルとして働いたり、病気になったチューヤンの治療費を稼ぐためにタイホステスにも果敢に挑戦[9]。身体を張って八面六臂の大活躍で、大注目を集めた[9]2000年テレビ朝日系ニュース番組『ニュースステーション』の金曜日スポーツキャスターに抜擢されると、同年にはドラマ『編集王』(フジテレビ系)で女優デビュー。短大は仕事のスケジュールがきつくなったことで事務所と相談し、ニュースステーション出演が決まる前に中退した[2]。原稿を読むのも、取材するのも初体験で、スポーツの現場を訪れるのは月に1、2度で、当然のことながらインタビューするのは初対面の選手ばかりであった[2]10月Jリーグの試合を国立競技場で取材したが、実はサッカーの試合を見るのはこの時が2回目であった[2]。小・中・高校と続けたバレーボール以外のスポーツは、ルールから勉強する状態であった[2]。2000年のシドニーオリンピックでは0泊3日の弾丸取材を敢行し[10]2002年ソルトレークシティオリンピックではメインキャスターを務めた[11]2001年には映画「ココニイルコト」で初めて主演を務め、第26回報知映画賞最優秀新人賞をはじめ6つの映画賞を受賞する。同年にはこれまでの半生をつづったエッセイ「ワタシハココニイル」(幻冬舎)を刊行。映画の撮影終了直後に書き始め、構成にも頭を抱えながら約2ヶ月も文章と格闘し、原稿用紙236枚にしたためた力作であった[4]。以後はドラマ、映画、舞台などで活躍するが、2006年夏に所属事務所であったワタナベエンターテインメントを辞める。元々「海外に住んで、英語を勉強してみたい」という昔からの夢があり、オーストラリアに約1年半語学留学[12]レストランウェイトレスアルバイトと語学学校の生徒を両立し、帰国後は大阪の実家に戻った[12]。家族から特に急き立てられることもなく、高校を卒業してすぐに上京していたこともあり、ゆっくりと家族と過ごすことができた[12]。活動休止中は芸能界復帰の気持ちが薄く[12]、都内でOLとしても働き[13][14][15]、電話対応やお茶出しに掃除をしたりしていた[12]2009年に入ると、旧事務所のプロフィール欄から名前が削除され、一部報道では引退したと伝えられていた[16]

2009年には芸名を東風 万智子(こち まちこ)に変え、同年10月15日から19日にかけて墨田区アサヒ・アートスクエアで上演された音楽朗読劇「HYPNAGOGIA」に出演し、復帰していた事が報じられた[17]。新しい芸名は、本名の読みが「まちこ」のため、芸名も同じ読みに合わせた結果決まったという[18]。また、菅原道真太宰府に流され、京都を離れる際に詠んだ和歌東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」にもインスパイアを受けて名付けられている[12]

なお、芸名は「こちまちこ」と回文になる。

出演

テレビドラマ

真中瞳 名義

東風万智子 名義

バラエティ・情報番組

真中瞳 名義

東風万智子 名義

映画

真中瞳 名義

東風万智子 名義

CM

舞台

  • オーバーシーズ(2003年)
  • タイタス・アンドロニカス(2004年)
  • シカゴの性倒錯(2004年)
  • 女殺油地獄(2005年)
  • グリマー・アンド・シャイン(2005年)
  • LOVE30(2006年) 
  • HYPNAGOGIA(2009年)
  • くちづけ(2010年)
  • 音楽劇 探偵~哀しきチェイサー(2011年、2013年)
  • Jellyfish-岸辺の亀とクラゲ(2011年)
  • 負傷者16人(2012年、新国立劇場
  • 付きまとう褐色(2013年)
  • ガラスの仮面(2014年8月15日 - 31日、青山劇場) - 水城冴子 役
  • Bunkamura25周年記念 ジュリエット通り(2014年)
  • すべての犬は天国へ行く(2015年10月1日 - 12日、AiiA 2.5 Theater Tokyo) - エリセンダ 役[28]
  • ガラスの仮面(2016年9月1日 - 11日、大阪松竹座/9月16日 - 26日、新橋演舞場) - 水城冴子 役
  • A NEW MUSICAL JAM TOWN(2016年)
  • タクフェス第5弾 ひみつ(2017年)
  • 音楽劇 大悪名 The Badboys Last Stand!(2017年)
  • 三人姉妹(2018年)
  • シブヤクチュアリー(2018年)
  • 「新 かぼちゃといもがら物語」#4 幻視 神の住む町(2020年)
  • 「新 かぼちゃといもがら物語」#5 神舞の庭(2020年)
  • イロアセル(2021年)

ラジオ

書籍

受賞

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 公式プロフィール”. クリオネ. 2014年5月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 日刊スポーツ・芸能・インタビュー・真中 瞳
  3. ^ 【楽天市場】ブロードバンド・ショッピング・TV
  4. ^ a b スポニチアネックス 芸能 本音でトーク
  5. ^ 芸名も憧れの女優・黒木瞳にあやかった。
  6. ^ 真中瞳 ひっそり引退の真相 | リアルライブ
  7. ^ a b SANSPO.COM アイドル図鑑
  8. ^ ナンシー関「何だかんだと」世界文化社、2001年10月1日ISBN 4418015248、p20。
  9. ^ a b c 突然テレビから消えた女優・真中瞳の今
  10. ^ アーカイブ 2001年12月12日 - ウェイバックマシン
  11. ^ マイク君 - ソルトレイクシティーオリンピック特集
  12. ^ a b c d e f 東風万智子、改名までの空白の3年間を独占告白「アルバイトをしながら」
  13. ^ 真中瞳が東風万智子に改名後初の舞台 nikkansports.com、2010年7月7日
  14. ^ 真中瞳改め東風万智子、改名後初舞台「くちづけ」開幕 日テレNEWS24、2010年7月7日
  15. ^ ごぶさたアラサー。改名してから初舞台なんです テレ朝newsl、2010年7月7日
  16. ^ 真中瞳 ひっそり引退の真相 リアルライブ2009年7月11日
  17. ^ “芸名新たに真中瞳が活動再開「女優一本でやっていきたい」”. J-CASTニュース. (2009年11月20日). http://www.j-cast.com/2009/11/20054467.html?p=all 2014年5月6日閲覧。 
  18. ^ 週刊プレイボーイ』(集英社)2009年12月14日号掲載インタビュー
  19. ^ TBS | ディスカバ!99 #6
  20. ^ 日立 世界・ふしぎ発見!
  21. ^ 公演内容詳細/プロパガンダ・デイドリーム
  22. ^ 輝くとき
  23. ^ 今夜もドル箱!!:テレビ東京
  24. ^ バックナンバー | 笑×演 | テレビ朝日
  25. ^ 選「ヤマユリ咲き誇るゴミ処理場」 -逆転人生- NHK.JP
  26. ^ 「大阪・“食いだおれの街”の絶品パン」 - パン旅。 - NHK.JP
  27. ^ 「夫が残した"終わらないブログ"」 -逆転人生- NHK.JP
  28. ^ 乃木坂46松村沙友理&桜井玲香が初ラブシーン挑戦”. 日刊スポーツ (2015年10月1日). 2015年10月2日閲覧。
  29. ^ Wayback Machine
  30. ^ 嘘とギター | NHK オーディオドラマ

外部リンク