スミカスミレ

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スミカスミレ
ジャンル レディースコミック
漫画
作者 高梨みつば
出版社 集英社
掲載誌 Cocohana
レーベル マーガレットコミックス
発表号 2013年10月号 -
発表期間 2013年 - 連載中
巻数 既刊8巻(2017年1月現在)
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スミカスミレ』は、高梨みつばによる日本漫画作品である。2013年10月号から『Cocohana』(集英社)に連載されている[1]。単行本は2017年1月現在既刊8巻[2]

2016年テレビ朝日系で桐谷美玲の主演でテレビドラマ化された。

あらすじ[編集]

如月澄は、厳格な父親に逆らえず、子供の頃から家の手伝いをし、祖母の介護と家事のために高校を中退、やがて父、母の介護をし続け、恋を知らないまま60歳になった。母が亡くなってようやく自分のための時間が出来たと言われても、何をしたいのか分からなかった。母の写真を探していた澄は、幼い自分が怖がり母がしまったままになっていたカキツバタと黒猫が描かれた古びた屏風を見つける。縁(ふち)で指を切ってしまい、絵に血が飛んでしまうが、なぜか蒸発してしまう。見間違いだったのだろうかと訝る澄だったが、その夜、屏風から現れた黒猫は、(れい)と名乗り、男の形(なり)に姿を変え、封印を解いた主である澄の願い事を叶えるという。

黎から生気を分け与えられ、60歳から17歳の女子高生へと若返った澄は、如月すみれと名乗り、地元の高校へ転入する。黎の助けを借りながら青春を謳歌するすみれは、クラスメイトの真白勇征と付き合うことになり、初めての男女交際に心を躍らせる。ある日、勇征の自宅で犬の出産に立ち会ったすみれが感動のあまり発した言葉で、真白家の蔵にあった屏風から妖艶な女性・雪白がはい出てくる。その屏風は、黎の屏風と対になっていた、黎の婚約者が封印されていたものだった。

雪白は、許嫁である自分よりすみれを優先する黎に苛立ちを覚えながらも、黎にならってこの世界で生きていくため、真白家の家政婦となる。時は流れ、すみれは3年に進級。大学進学を決めたすみれは、勇征と共に受験勉強に励む。勇征が志望大学に合格を決めて間もなく、連絡が途絶え心配したすみれが自宅に電話をすると、勇征が入院したと知らされる。しばらくして出た検査結果は、勇征が非常に珍しい心臓病にかかっているという知らせだった。このままでは勇征の命が危ういと知ったすみれは、黎が自分のために分け与えた生気を勇征にあげてほしいと頼み込む。雪白は、生気を勇征に与えれば、すみれは元の60歳の姿に戻るがそれでも良いかと念を押す。

登場人物[編集]

如月 澄(きさらぎ すみ) / 如月 すみれ(きさらぎ すみれ)
花き農家に生まれ、厳格な父親の方針で、子供の頃から友達との遊びより家の手伝いを優先し、事故に遭った祖母の介護と家事のため、高校を中退。祖母、父、母の介護をし続け、恋愛を知らないまま60歳になった。赤面症。愛猫の名は「じゅり」。
母の葬儀を終え、昔のアルバムを探していたところ、黒猫の屏風の縁で指を切ってしまい、屏風に血が飛び、黎(れい)と名乗る猫が現れ、「青春をやり直したい」という澄の願いを叶える。澄の遠縁の如月すみれという女子高生として、高校に通い始める。
黎(れい)
カキツバタの屏風に封印されていた化け猫。封印を解く鍵は、処女の生き血と願い事で、願い事が成就した時に完全に屏風の呪縛が解ける。主であるすみれを様付けで呼ぶが態度は大きく、早々に願いが成就するように、すみれの恋の相手を真白と見当を付け、親しくなるきっかけを作るなど手助けをする。
対になる屏風に婚約者が封印されており、主の願い事が成就した時、もしくは主がある言葉を口にした時に封印が解ける。
真白 勇征(ましろ ゆうせい)
すみれのクラスメイト。背筋を伸ばして真剣に授業を聞くすみれの姿に惚れる。
母の葬儀を終え、バスで骨壷を抱えた澄に席を譲ってくれた好青年。兄がいる。市議会議員を務める父親とは確執がある模様。豪邸に住んでいる。
由ノ郷 千明(よしのごう ちあき)
すみれのクラスメイト。美人。亜梨紗にいじめらしき行為を注意し、逆に仲間外れにされるようになり、不登校になっていたが、すみれの話を聞いて登校を再開、下の名前で呼び合う仲になる。
幸坂 亜梨紗(こうさか ありさ)
すみれのクラスメイト。高飛車な性格。真白のことが好き。
福屋(ふくや)
すみれの隣の席のクラスメイト。
小倉(おぐら)
如月家の隣人。澄の飼い猫が糞をしたなどと言いがかりをつけたり、すみれを訝しんだが、黎の術により好意的になる。
雪白(ゆきしろ)
真白家所有の屏風に封印されていた、黎の許嫁。勇征から黎の匂いを感じ取り、封印を解く言葉を言わせるような状況に仕向けた。経緯に無理があったためか、黎の人化の術にその影響が出てしまった。

書誌情報[編集]

テレビドラマ[編集]

スミカスミレ 45歳若返った女
ジャンル テレビドラマ
放送時間 金曜 23:15 - 翌0:15(一部地域を除く)(60分)
放送期間 2016年2月5日 - 3月25日(8回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
演出 今井和久MMJ
小松隆志(MMJ)
宮岡太郎(MMJ)
原作 高梨みつば
脚本 古家和尚
嶋田うれ葉
プロデューサー 横地郁英(GP、テレビ朝日)
大江達樹(テレビ朝日)
神通勉(MMJ)
出演者 桐谷美玲
松坂慶子
及川光博
町田啓太
小日向文世
ナレーター 山崎岳彦
音声 ステレオ放送
字幕 字幕放送
エンディング 秦基博スミレ
外部リンク 公式サイト
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スミカスミレ 45歳若返った女』(スミカスミレ 45さいわかがえったおんな)のタイトルで、2016年2月5日から3月25日まで毎週金曜日23時15分 - 翌0時15分に、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」で放送された(ただし一部地域では放送時間が異なる[注釈 1])。桐谷美玲の主演[3]

キャスト[編集]

主要人物[4][5][6]
椿丘大学 黒崎ゼミ[5][6]
天楽寺[5][6]
その他[6]

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 2月05日 イケメン20歳と禁断の初恋!?お姫様だっこ 古家和尚 今井和久 7.8%[12]
第2話 2月12日 45歳若返ったはずが65歳に逆戻り!!年下の彼と二人きりの夜… 4.6%[12]
第3話 2月19日 つき合って下さい!!45歳下と涙のデート!?遊園地で大パニック 小松隆志
第4話 2月26日 45歳下と初キス!!彼の家に婚約者が!?
第5話 3月04日 さよなら!余命わずかの初カレ…!!最後のスキー旅行 宮岡太郎
第6話 3月11日 本当は…65歳です!涙の告白!! 嶋田うれ葉
古家和尚
小松隆志
第7話 3月18日 最終章!プロポーズは突然に!!合コンで…年下カレと復活愛!? 古家和尚 今井和久
最終話 3月25日 最終回!涙の結末!!駆け落ちで…大惨事!?ウエディングの奇跡 古家和尚
嶋田うれ葉
小松隆志
平均視聴率(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

原作との主な相違点[編集]

  • 澄の年齢が「65歳」、すみれの年齢が「20歳の女子大生」に引き上げられている。そのため、若返って編入するのは、高校ではなく、若い頃に合格していた大学に変更された。また、澄は高校を卒業して大学にも合格したが、家庭の事情で入学できなかった設定になっている。
  • 「黎の封印が完全に解かれていない為、子(ね)の刻(午後11時から午前1時)の間は若返る前の本来の姿である「如月澄」に戻ってしまう」というドラマオリジナル設定が追加されており、澄とすみれが頻繁に入れ替わる(原作に入れ替わり要素はない)。
  • 天野 早雲(住職)、天野 慶和(早雲の息子)、叶野 りょう(慶和の彼女)といったドラマオリジナルキャラが存在し、彼らの活躍エピソードが追加されている。
  • 社会人編になっても、雪白は独身のまま。(原作の社会人編では、雪白は結婚し、双子を出産している)
  • ドラマ7話までで、ストーリーが原作に追いついてしまったため、ドラマ8話は、原作を生かした、ドラマオリジナルストーリーとなっている。
  • 原作では、大学進学の学費を作るため、高校卒業時に、澄が住んでいた家を売却したので、社会人編では、すみれは、賃貸アパートに住んでいるが、ドラマでは、家は売却せず、社会人編になっても、すみれは、生家に住み続けている。
テレビ朝日 金曜ナイトドラマ
前番組 番組名 次番組
サムライせんせい
(2015年10月23日 - 12月11日)
スミカスミレ 45歳若返った女
(2016年2月5日 - 3月25日)
不機嫌な果実
(2016年4月29日 -6月10日)

脚注[編集]

注釈[編集]

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  1. ^ 朝日放送(ABC)は土曜(金曜深夜)0時24分 - 1時24分、静岡朝日テレビ(SATV)は金曜23時45分 - 翌0時45分に放送

出典[編集]

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  1. ^ 高梨みつばがCocohanaで新連載、60歳が17歳の女子高生に”. コミックナタリー (2013年8月28日). 2015年7月4日閲覧。
  2. ^ a b スミカスミレ|高梨みつば|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2017年1月26日閲覧。
  3. ^ 桐谷美玲、中身は 65歳の異色ヒロインに“合格” 『スミカスミレ』連ドラ化”. ORICON STYLE (2015年11月19日). 2015年11月19日閲覧。
  4. ^ 金曜ナイトドラマ スミカスミレ 45歳若返った女 毎週金曜よる11時15分”. tv asahi. 2016年3月20日閲覧。
  5. ^ a b c d 3月18日放送分のあらすじ(第7話)”. Yahoo! JAPAN. 2016年3月20日閲覧。
  6. ^ a b c d スミカスミレ 45歳若返った女 第6話 視聴率・感想・ネタバレ・あらすじ・キャスト・動画【テレ朝 桐谷美玲主演ドラマ】”. ドラマちゃんねる (2016年3月18日). 2016年3月20日閲覧。
  7. ^ 松坂慶子、桐谷美玲と二人一役 1月期ドラマ『スミカスミレ』キャスト追加発表”. ORICON STYLE (2015年12月1日). 2015年12月1日閲覧。
  8. ^ 竹内涼真、初の等身大の大学生役 テレ朝『スミカスミレ』出演”. ORICON STYLE (2016年1月5日). 2016年1月5日閲覧。
  9. ^ 秋元才加、わが人生に悔いなし 劇中でキャンパスライフを満喫中”. ORICON STYLE (2016年2月12日). 2016年2月12日閲覧。
  10. ^ 高杉真宙、1月期のドラマで“読経ダンス”に挑戦「やさしく見守って」”. ORICON STYLE (2015年12月10日). 2015年12月10日閲覧。
  11. ^ 秦基博、桐谷美玲ドラマにアップテンポなラブソング提供”. 音楽ナタリー (2016年1月21日). 2016年1月21日閲覧。
  12. ^ a b やっぱり桐谷美玲じゃ…『スミカスミレ』第2話にして視聴率5%割れの窮地に!”. 日刊サイゾー (2016年2月18日). 2016年2月20日閲覧。

外部リンク[編集]