おっさんずラブ

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おっさんずラブ
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
脚本 徳尾浩司
プロデューサー 貴島彩理
神馬由季
松野千鶴子
出演者 田中圭
吉田鋼太郎
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
年の瀬 変愛ドラマ第3夜(単発版)
放送時間 土曜0:40 - 1:40(60分)
放送期間 2016年12月31日(1回)
出演者 落合モトキ
宮澤佐江
外部リンク 公式サイト
土曜ナイトドラマ(レギュラー版)
放送時間 土曜 23:15 - 翌0:05(50分)
放送期間 2018年4月21日 - 6月3日予定
出演者 林遣都
内田理央
金子大地
伊藤修子
眞島秀和
児島一哉
大塚寧々
エンディング スキマスイッチ「Revival」
外部リンク 公式サイト
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おっさんずラブ』は2018年4月21日から、毎週土曜日23時15分から翌0時5分のテレビ朝日系「土曜ナイトドラマ」枠で連続ドラマとして放送しているテレビドラマである[1]

連続ドラマ化される前に、2016年12月31日0時40分から1時40分(30日深夜)に『年の瀬 変愛ドラマ第3夜』として単発放送されている[2](こちらは関東ほか一部地域のみで放送)。

単発版と連続版は、田中圭吉田鋼太郎の出演及び役名、大まかな枠組みは共通しているものの、その他出演者や設定、勤務先などまったく異なるいわゆるパラレルストーリーである。

あらすじ[編集]

まったくモテない33歳の春田創一が会社上司の黒澤武蔵と会社後輩(ドラマスペシャル版では長谷川幸也、連続ドラマ版では牧凌太)の2人の同性に告白され、ピュアな恋心のラブストーリーとして描いている。

ドラマスペシャル版[編集]

キャスト(ドラマスペシャル)[編集]

春田創一(はるた そういち)
演 - 田中圭
主人公。33歳。アイデアグッズ販売会社の商品開発部に勤務している。仕事は真面目、人づきあいも悪くないがモテない。後輩である長谷川とルームシェアをして暮らしている。
黒澤武蔵(くろさわ むさし)
演 - 吉田鋼太郎
春田の所属する部署の部長。バツイチの50代。部下の面倒見も良いため信頼と尊敬を寄せられる男気溢れる人物。しかし、プライベートは密かな性癖がある。
長谷川幸也(はせがわ ゆきや)
演 - 落合モトキ
春田の会社の後輩。通称「ハセ」。1年ほど前から春田とルームシェアをしており、家事全般をこなしている。実は春田に想いを寄せている。
湊あすか(みなと あすか)
演 - 宮澤佐江
春田と同期入社の同僚。独身。春田とは何でも言い合える善き友人関係を築いており、歯に衣着せぬ物言いをする男前な女性。自宅はかなり汚部屋だがあまり気にしないズボラな性格。

スタッフ(ドラマスペシャル)[編集]

  • ゼネラルプロデューサー - 三輪祐見子(テレビ朝日)
  • プロデューサー - 貴島彩理(テレビ朝日)、神馬由季(アズバーズ)、松野千鶴子(アズバーズ)
  • 演出 - 瑠東東一郎
  • 制作協力 - アズバーズ
  • 制作著作 - テレビ朝日

連続ドラマ版[編集]

キャスト(連続ドラマ)[編集]

主要人物[編集]

春田創一(はるた そういち)〈33〉
演 - 田中圭[1]
主人公。天空不動産東京第二営業所に勤務する営業部員。自他共に認めるお人好し。仕事ぶりは非常に真面目で、顧客の要望に親身になって耳を傾ける姿勢を信条としている。
人懐っこく、付き合いも悪くないがモテない。結婚願望もあり運命の出会いを求めて合コンに参加することもある、いわゆるノンケ。好きなタイプはロリで巨乳。家事全般が苦手である。ゾイドのコレクター。
これまで同性を恋愛対象と考えたこともなかった。しかし、黒澤と牧の2人に告白をされて、困惑しながらも拒絶することなく対峙している。黒澤からは「はるたん」と呼ばれている。
30年もの結婚生活を捨てる覚悟をしてまで自分との交際を望む黒澤の情熱に感謝の念はあるものの、恋愛対象として見ることは出来ないと誠心誠意を以て伝えた。
自分の心中でその存在が大きくなっている牧に対する想いが特別な感情であることに気付き、営業所にいる同僚たちの前で交際宣言をした。
牧凌太(まき りょうた)〈25〉
演 - 林遣都[1]
天空不動産の本社開発事業部から東京第二営業所に異動してきた営業部員。入社4年目。
営業所に配属された当初はウィークリーマンションに住んでいたが、春田に誘われて彼の実家でルームシェアをすることになった。家事全般に長けており、同居を始めてからその一切を担っている。
同性愛者である。春田に想いを寄せていたが、性的少数者である自分に対して嫌悪の目を向けられることや拒絶されることを恐れて胸に秘めていた。しかし、黒澤が春田にアプローチしたと知ってからは対抗意識を燃やし、春田に不意打ちでキスを仕掛け、黒澤と春田が2人でランチをとっていた場所に乗りこんで黒澤に堂々宣戦布告をした。
春田に改めて交際を申し込み、受け入れられた。男性同士の恋愛は牧の方が経験も知識もありイニシアティブをとっているが、同性との交際は初めてで戸惑い気味の春田の気持ちを尊重しており、未だそれ以上の行為を強く求めることはしていない。自称:巨根。
以前は武川と交際していた。
黒澤武蔵(くろさわ むさし)〈55〉
演 - 吉田鋼太郎[1]
天空不動産東京第二営業所に勤務。営業部長であり春田の直属の上司。営業所を天空不動産きってのトップセールスに導く統括力・指導力を如何なく発揮する“理想の上司”。部下からの信頼も厚い。
10年前のある出来事をきっかけに春田に恋をしてしまう。しかし、自分のことを“尊敬する上司”と慕う春田との良い関係を壊す勇気もなく、また自身に妻がいることもあり、それ以上を望む欲求は抑えていた。ただ、密かに表情豊かな春田を隠し撮りした画像を愛でることだけは抗えず、オフィスのパソコンにフォルダを作って保存していた。
ある朝、通勤中に春田が痴漢に間違われたところに遭遇。すぐさま助けに入って事無きを得た。ただ、その際のアクシデントからスマホの待ち受け画面を春田に見られてしまう。これをきっかけに心のが外れ、愛の告白をする決意を固めた。
春田のことを「はるたん」と呼んでいる。“春田”には仕事の出来る敏腕上司として威厳をもって接しているが、“はるたん”に対しては仕草もやや乙女チックになってしまう。LINEなどでは、語尾に「〜だお」と付けることがある。
思い込んだら一途な面がある。かつては蝶子に何度フラれてもアタックをし続けて結婚に至った実績がある。春田への想いも10年あまり、人知れず温め育んでいた。
料理が得意。二段の弁当箱いっぱいにおかずを詰め、ごはんの上には海苔で春田の顔を描いたキャラ弁を作って持参したこともある。
昭和37年6月13日生まれ。昭和63年に蝶子と結婚。平成30年5月15日、離婚届提出[注釈 1]

天空不動産東京第二営業所[編集]

栗林歌麻呂(くりばやし うたまろ)〈23〉
演 - 金子大地
営業新人部員。通称「マロ」。
営業成績は優秀だが、誰に対しても若者言葉で対応するイマドキの若者。自分よりも後に営業所に配属された牧に対しては「この営業所では先輩」という態度で接している。そういう態度を良しとしない教育係の春田に窘められるが、パワハラと受け取られて辞められては困ると瀬川が割って入り収めることもしばしばある。
ちずを気に入りデートに誘い出すが、彼女の気持ちが全くこちらに向いていないことに寂しさを覚える。ちずの本心を思い、不器用な言葉と気のない素振りをして席を立った。
瀬川舞香(せがわ まいか)〈45〉
演 - 伊藤修子
営業部員。個性的な話し方と笑顔で人を惹きつけ、営業成績は常に上位。昔は職場の華だったと自画自賛するが真相は謎である。
人間観察力が鋭く、また、恋愛において偏見を持たない。合点がいった時や閃いた時の口癖は「チーン」。
宮島亜紀
演 - 真木恵未
営業部員及び一般事務。
相原
演 - 西村誠治
営業部員。
長濱翔太
演 - 小玉丈貴
営業部員。
武川政宗(たけかわ まさむね)〈44〉
演 - 眞島秀和
営業部主任。独身貴族。潔癖症で常に整理整頓を気にする神経質な面がある。普段は理知的でクールな立ち居振る舞いだが、感情的に叱咤することがある。
牧の元交際相手。4年前、大学生だった牧が就職活動をするにあたり、武川にOB訪問を申し込んだことから始まる。武川は多忙な時間を割いて応じたが、牧は覇気がなく内向的な態度だったため立腹して追い返した。後日、街頭でサンドウィッチマンの格好でチラシ配りをしていたところに牧が訪れ、手伝ってくれたことから絆される。牧は不動産関係に特別興味があったわけではないが、たまたま天空不動産の社員紹介ページに掲載されていた武川の一文を読んで感銘を受けて就職希望先に選んだ、と述べた。その後、恋人として付き合い始めるが、本社勤務の牧との生活すれ違いによって別れた。しかし、別れたことをずっと悔み、未練を持ち続けていた。
牧が春田と同居していることを知り、牧への恋慕が再燃。プライドをかなぐり捨て「牧から手を引いて欲しい」と春田に土下座して頼み込んだ。

その他[編集]

荒井ちず(あらい ちず)〈27〉
演 - 内田理央[3]
春田の幼なじみ。気が置けない間柄で、何でも言い合える関係。春田が男性に告白されて困っていると相談をした時、同性愛に偏見を持っている春田の考え方を窘めた。
以前の職場の飲み会の席でセクハラしてきた取引先の偉い人を殴って会社を辞職したが、現在は転職が適い広告代理店に勤務している。兄の店では看板娘として手伝っている。
幼なじみとして接してきた春田が牧と恋愛関係にあると知ってから、心が落ち着かない。
荒井鉄平(あらい てっぺい)〈38〉
演 - 児島一哉
「居酒屋わんだほう」の店主。ちずの兄。本名は荒井鉄夫[注釈 2]
創作料理の新メニューを考案しては店のメニューとして掲示しているが注文が入ったためしがない。それらを春田に勧めるが、食材の組み合わせも味つけも斬新すぎて不評である。
黒澤蝶子(くろさわ ちょうこ)〈50〉
演 - 大塚寧々
黒澤武蔵の妻。プロポーズを断り続けても諦めなかった武蔵の情熱と不器用さを好きになり、20歳の時に結婚した。昭和42年7月2日生まれ。旧姓・西園寺[注釈 3]
結婚30周年を迎え、この先も平穏に夫と暮らしていくものだと信じていた矢先、突然離婚を切り出されて困惑する。武蔵が「はる○…」と寝言を言ったことから不倫を疑い、翌日に会社を訪れ「ハルカという名の浮気相手」を探すため春田に協力を要請した。一緒に行動を共にし、春田の人の良さを目の当たりにして好感を持つ。
武蔵の口から想い人が女性ではなく男性で、更にその相手が春田であると告げられてパニック状態に陥った。春田を「破壊神」となじり、夫の不倫相手として訴える証拠を押さえるために行動を追っていたところ、武蔵がフラれる現場に遭遇。隠れて見てもらい泣きし、憑きものが落ちたように怒りは終息した。
フラれてもなお諦めきれずに来る日も来る日も独り泣き濡れている武蔵の姿を見て別の感情が動きだす。以前のように、夫の愛情が一身に注がれることはないのだと悟り、和解による円満離婚[注釈 4]をする。そして一転して、武蔵の恋を応援する立場に変わる。

ゲスト[編集]

episode1
春田の母
演 - 栗田よう子
実家住まいで家事を全く手伝わず、自立しない息子に愛想を尽かして家を出ていった。
episode2
棚橋一紀
演 - 渋谷謙人
春田の地元の後輩で小説家。春田から「カズ」と呼ばれている。
自身の書いた小説『陸嬢』が縁で陽菜と結婚し、新居を探すために春田の勤める天空不動産に妻と一緒に訪ねる。
棚橋陽菜
演 - 吉谷彩子[4]
棚橋の妻で陸上選手。『陸嬢』のモデル。
棚橋と内見中に自分のことしか考えない夫に激怒する。
episode4
石川豪介
演 - 加藤啓
「真堺コーポレーション」代表取締役。
鉄平に近所にタワーマンションが建ち1階にテナントとして入れると嘘をついて、「居酒屋わんだほう」の店を騙し取ろうとした。
episode5
剣崎達巳
演 - 永瀬匡
バラエティーで人気沸騰中の俳優。人気女優の室川檸檬と密かに交際している。
「セレスタワーマンション葛西」を内見したいと天空不動産に依頼し、春田が担当する。剣崎は隠しごとをしないオープンな性格であるため、室川との交際を隠していることも不本意であり、世間に知られたとしても堂々と振る舞えば良いと考えている。しかし、清純派女優として売っている室川はそれを好しとせず、意見の相違が生じて口論となった。その現場を週刊誌カメラマンに撮られたが、翌日に緊急会見を開き、室川と結婚を前提に交際をしていると公表する。
室川檸檬
演 - 生駒里奈[5]
朝ドラ『全部、赤い。』に主演している人気女優。
「セレスタワーマンション葛西」を内見したいと天空不動産の本社に依頼し、牧が担当する。清純派女優として仕事をしている自分のポジションを把握しており、イメージが崩れるスキャンダルは御法度であるため警戒心が大変強い。マンションのセキュリティについて矢継ぎ早に質問するこだわりをみせた。剣崎と交際していることが世間に知られないように注意を払いつつも同じマンションに住みたいと望んだが、やはり警戒するに越したことはないと一旦白紙に戻すことを提案する。しかし、現場に駈けつけた牧のカミングアウトに心を動かされ、翌日、剣崎とともに記者会見を行い、堂々と交際宣言をした。

スタッフ(連続ドラマ)[編集]

  • 脚本 - 徳尾浩司
  • 主題歌 - スキマスイッチ[注釈 5]「Revival」(AUGUSTA RECORDS / UNIVERSAL MUSIC LLC[7]
  • 音楽 - 河野伸
  • 法律監修 - 佐藤大和(レイ法律事務所)
  • 取材協力 - OPEN HOUSE
  • 制作協力 - アズバーズ
  • ゼネラルプロデューサー - 三輪祐見子(テレビ朝日)
  • プロデューサー - 貴島彩理(テレビ朝日)、神馬由季(アズバーズ)、松野千鶴子(アズバーズ)
  • 演出 - 瑠東東一郎、山本大輔、Yuki Saito
  • 制作著作 - テレビ朝日

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
episode1 4月21日 OPEN THE DOOR! 瑠東東一郎
episode2 4月28日 けんかをやめて 山本大輔
episode3 5月05日 君の名は。 Yuki Saito
episode4 5月12日 第三の男 瑠東東一郎
episode5 5月19日 Can you "Coming Out"? 山本大輔
episode6 5月26日 息子さんを僕にください!
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ episode5 離婚届記入欄より。
  2. ^ episode4 食品衛生責任者・火元責任者より。
  3. ^ episode5 離婚届記入欄より。
  4. ^ episode5 離婚届記入欄“離婚の種別”項より。
  5. ^ episode4で通行人役(共にノンクレジット)として登場する[6]

出典[編集]

  1. ^ a b c d “田中圭&吉田鋼太郎の“純愛”ドラマ、連ドラ化 林遣都も参戦”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年2月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2106464/full/ 2018年4月28日閲覧。 
  2. ^ “田中圭×吉田鋼太郎で“おっさんずラブ”「こんなにテンションの上がらないキスシーンや壁ドンはない」”. music.jpニュース (music.jp). (2016年12月11日). http://music-book.jp/video/news/news/130397 2018年4月28日閲覧。 
  3. ^ “内田理央、おっさんの恋合戦に「キュンキュンする」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年3月9日). https://www.oricon.co.jp/news/2107196/full/ 2018年4月28日閲覧。 
  4. ^ “「ビズリーチ!」でブレークした吉谷彩子、『おっさんずラブ』第2話出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年4月28日). https://www.oricon.co.jp/news/2110511/full/ 2018年4月28日閲覧。 
  5. ^ “生駒里奈、乃木坂46卒業後初のドラマ出演決定「緊張してます」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年4月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2110414/full/ 2018年5月13日閲覧。 
  6. ^ “スキマスイッチ、『おっさんずラブ』出演 田中圭&林遣都とドラマ初共演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年5月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2111017/full/ 2018年5月13日閲覧。 
  7. ^ “スキマスイッチ、ドラマ『おっさんずラブ』主題歌提供 生演奏に田中圭が感激”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年4月7日). https://www.oricon.co.jp/news/2109148/full/ 2018年4月28日閲覧。 

外部リンク[編集]

テレビ朝日系列 土曜ナイトドラマ
前番組 番組名 次番組
明日の君がもっと好き
(2018年1月20日 - 3月10日)
※ここまで23:05 - 23:59に放送
おっさんずラブ
※ここから23:15 - 翌0:05に放送
-
テレビ朝日系列 土曜23:15 - 23:59枠
明日の君がもっと好き
※23:05 - 23:59
おっさんずラブ
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テレビ朝日 土曜23:59 - 翌0:05枠
TVクリップ
おっさんずラブ
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