豊洲

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豊洲
—  町丁  —
晴海大橋より豊洲のビル群
豊洲の位置(東京23区内)
豊洲
豊洲
豊洲の位置
座標: 北緯35度39分16.3秒 東経139度47分47.31秒 / 北緯35.654528度 東経139.7964750度 / 35.654528; 139.7964750
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Tokyo Prefecture.svg 東京都
特別区 Flag of Koto, Tokyo.svg 江東区
地域 深川地域
人口 (2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 - 計 36,934人
等時帯 日本標準時 (UTC+9)
郵便番号 135-0061[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 足立
※座標は豊洲駅・豊洲駅前交差点付近
「ゆりかもめ」から見た豊洲駅周辺

豊洲(とよす)は、東京都江東区町名。現行行政地名は豊洲一丁目から豊洲六丁目。郵便番号は135-0061[2]

地理[編集]

深川地域内にあたる。東京都中央区月島晴海の南方、江東区東雲有明の北方、江東区枝川の西方に位置する。

鉄道の駅は東京メトロ有楽町線ゆりかもめ豊洲駅、ゆりかもめの新豊洲駅市場前駅が設置されている。幹線道路は晴海通りが通る。大まかに、北側(豊洲一丁目から豊洲五丁目)と南側(豊洲六丁目)のブロックに分けられる。東京湾埋立5・6・7号地。

利用状況[編集]

現在では高級指向を持つファミリー層、富裕層が住むタワーマンション街となっている[4]

もともとは工業地が多くを占めたが、現在は区画整理・大規模再開発が盛んで、中高層の共同住宅商業施設が多くなっている。都心にも近い一方で他地域の同水準の物件に比べて坪単価が2-3割安い豊洲では埋立地の開発が進み[5]築地市場の移転先(豊洲市場)にも決定している。豊洲では2011年平成23年)までの10年間に7,620戸もの新築マンションが供給され、駅別に見たランキングでは川崎(7,803戸)に次ぐ第2位であった[5]

アーバンドック[編集]

アーバンドックの跳ね橋と水上バスのりば

アーバンドックは、豊洲にある再開発地区であり、晴海運河に面した7街区の名称である。東京都江東区豊洲2丁目区画整理事業の一部として、石川島播磨重工業東京第一工場の跡地約50ヘクタールが再開発された。アーバンドック ららぽーと豊洲パークシティ豊洲などが立地している。

河川[編集]

地価[編集]

住宅地の地価は2017年平成29年)の公示地価によれば、豊洲4-11-30の地点で60万円/m2となっている。江東区内で最も地価が高い[6]

歴史[編集]

セブン-イレブン1号店の豊洲店

1923年大正12年)の関東大震災の瓦礫処理で当地や有明東雲などが埋め立てられた。このエリアは、1980年代後半までは主に工業地として使われていた。

工業地として発展し、20世紀後半までに、石川島播磨重工業などの工場、新東京火力発電所東京電力、廃止→新豊洲変電所)などのほかに、各種流通設備が立地し、さらに関係者向けの商店社宅等もあるという状況が続いた。この時代、日本初コンビニエンスストアとも言われるセブン-イレブン日本法人の一号店や、当時珍しかったフィットネスクラブドゥ・スポーツプラザ)が設置された。転機としては、有楽町線開通、産業構造の変化などがある。

豊洲センタービルなどオフィスビルの立地、その後の再開発や区画整理が本格化し、マンション建設ラッシュも見られ、商業地住宅地への移行が進んでいる。さらに大規模な複合商業施設の立地も進み、日々姿が変わっていく過程にある。

豊洲市場の敷地は東京ガス都市ガス製造工場(東京瓦斯豊洲工場)の跡地であるが、土壌には環境基準を大幅に上回るヒ素シアンベンゼンなどの汚染物質が含まれていることが明らかになった。これは2001年平成13年)に東京ガスが公表している。

2007年平成19年)10月6日の専門家会議ではさらに、環境基準の1,000倍に当たる高濃度の有害物質ベンゼンが検出されたと報告された。1,000倍の数値を計測した地点は、これまでの調査から、高い濃度は予想されていなかった [7][8][9]

地名の由来[編集]

1937年昭和12年)7月、この埋立地に町名がつけられる際、将来の発展を願い、豊かな土地になるように「豊洲」とした。「洲」は「州(サンズイなし)」ではない。

  • 豊洲一丁目 - 第3期隅田川改良工事の5号埋立地に成立。
  • 豊洲二丁目 - 第3期隅田川改良工事の5号埋立地および豊洲突堤埋立工事、豊洲拡張埋立工事で成立。
  • 豊洲三丁目 - 枝川改修工事の7号埋立地に成立。
  • 豊洲四丁目 - 枝川改修工事の6号埋立地に成立。
  • 豊洲五丁目 - 第3期隅田川改良工事の5号埋立地および豊洲物揚場背面埋立工事で成立。
  • 豊洲六丁目 - 豊洲突提先埋立工事で成立。

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
豊洲一丁目 1,993世帯 4,062人
豊洲二丁目 1,510世帯 3,726人
豊洲三丁目 3,238世帯 7,704人
豊洲四丁目 4,423世帯 10,804人
豊洲五丁目 2,558世帯 5,799人
豊洲六丁目 2,057世帯 4,839人
15,779世帯 36,934人

小・中学校の学区[編集]

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10][11]

丁目 番地 小学校 中学校
豊洲一丁目 全域 江東区立豊洲北小学校 江東区立深川第五中学校
豊洲二丁目 全域
豊洲三丁目 全域
豊洲四丁目 全域 江東区立豊洲小学校
豊洲五丁目 全域 江東区立豊洲西小学校
豊洲六丁目 全域 江東区立有明西学園

主な施設[編集]

豊洲

公共機関[編集]

教育機関[編集]

企業・オフィスビル[編集]

大規模集合住宅[編集]

商業施設[編集]

ららぽーと本館

その他[編集]

ガスの科学館 がすてなーに

脚注[編集]

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  1. ^ a b 世帯と人口(毎月1日)”. 江東区 (2017年12月1日). 2017年12月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年12月20日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月20日閲覧。
  4. ^ 日経スタイル
  5. ^ a b “首都圏の駅別マンション供給、川崎が首位、2位は豊洲――工場跡・湾岸の再開発映す。”、『日本経済新聞』2012年2月8日朝刊、地方経済面、東京、15ページ。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  7. ^ 江戸湊と東京湾 (PDF) 、国土交通省・関東地方整備局。[リンク切れ]
  8. ^ 東京都臨海域における埋立地造成の歴史 (PDF) 、東京地学協会。(2005年12月22日時点のアーカイブ
  9. ^ 豊洲新市場予定地における 土壌汚染対策等に関する専門家会議、東京都中央卸売市場。(2010年9月23日時点のアーカイブ
  10. ^ 区立小学校の通学区域”. 江東区 (2017年4月3日). 2017年12月20日閲覧。
  11. ^ 区立中学校の通学区域”. 江東区 (2018年4月1日). 2018年4月15日閲覧。
  12. ^ 江東区長期計画 本編(第2章 長期計画における重点プロジェクト) (PDF) 、江東区。2013年6月12日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]