義母と娘のブルース

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義母と娘のブルース
漫画
作者 桜沢鈴
出版社 ぶんか社
掲載誌 主任がゆく!スペシャル
レーベル ぶんか社コミックス
巻数 全2巻
テレビドラマ
脚本 森下佳子
演出 平川雄一朗、中前勇児
制作 TBS
放送局 TBS系
放送期間 2018年7月10日 -
話数
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

義母と娘のブルース』(ぎぼとむすめのブルース)は、桜沢鈴による日本漫画作品。『主任がゆく!スペシャル』(ぶんか社)にて連載された。血の繋がらない母娘の辿る20年間の軌跡を描く。2018年7月にTBS系でテレビドラマ化された。

あらすじ[編集]

岩木亜希子は32歳の若さで部長になった、仕事一筋のバリバリのキャリアウーマン。そんな彼女は先妻を亡くした宮本良一と結婚し、小学生の娘みゆきの母親になることになった。しかし仕事一筋の彼女は世間の母や主婦とはズレており、慣れない家庭生活で失敗を繰り返す。みゆきは亜希子のそんな姿を恥ずかしく思い、しばしば反発する。お互いの姿に戸惑いつつも、距離を縮めようとする義母と娘だったが、良一もまた病により余命僅かとなっていた。

良一との別れから数年後、みゆきは高校生に成長し、亜希子も一人前の主婦となっていた。みゆきは同級生から告白を受け、付き合い始めるが、ある理由で疎遠となったヒロキの姿を見かけた事で、異性や恋愛について深く考えるようになる。一方、新たにパン屋でアルバイトを始めた亜希子は、不真面目な店長と共に店の経営を立て直すべく奔走する。

母娘の出会いから約20年、ヒロキと結婚したみゆきは家を出て、姑のいびりに耐えながらも家事と子育てに追われる日々を送っていた。亜希子はコンサルタント会社を立ち上げ、再びキャリアウーマンとしての道を歩み始める。そんなある日、久々に実家へ戻ったみゆきは老後の準備を進める亜希子の姿を見て、自分を育ててくれた義母に対してできることは何か悩むようになる。

登場人物[編集]

岩木亜希子(いわき あきこ) → 宮本亜希子(みやもと あきこ)
仕事一筋のバリバリのキャリアウーマン。32歳の若さで部長。良一とみゆきからは聖徳太子や千手観音に例えられるほど有能である。また部下を育てる力に長け、取引先の接待術にも優れたまさにスーパー部長。
宮本良一と結婚し、みゆきの義母となる。結婚後は退職して専業主婦。結婚当初は家事が不得手であったが、みゆきが高校生になるころには上達している。
みゆきの高校進学を機に近所のパン屋「フランセ」にパート勤務をし、業績を改善。この経験を活かして経営コンサルタント会社を立ち上げた。
仕事一筋過ぎて世間の常識に疎い面があり、おしゃれができなかったり、みゆきの一般常識に関する質問をビジネス用語の質問と勘違いしてそれを教えてしまったりしている。恋愛にも疎かったが、良一に対しては結婚後に愛情が芽生え、良一だけを生涯愛し続ける。
宮本良一(みやもと りょういち)
みゆきの父で亜希子の夫。前妻(みゆきの実母)とは死別している。余命僅かで身寄りもいないため、自分の死後にみゆきを託せる相手を求め、亜希子と再婚する。その結果亜希子は退職したため、「(ライバル会社のスーパー部長と結婚して会社を辞めさせ、結果的に自社の仕事を増やした)救世主」と呼ばれるようになった。
入社八年目にして花見の場所取りをする、自社の入札金額をライバル会社にいた亜希子に言ってしまうなど、決して有能とは言い難いが、人柄が良く、上司に可愛がられていた。
再婚から約1年後、病気が悪化して亡くなる。
宮本みゆき(みやもと みゆき)
良一の娘。当初は義母になる亜希子に対して反発していたが、徐々にズレてはいるものの一生懸命な亜希子を受け入れていく。良一の葬儀の日に初めて亜希子を「おかあさん」と呼んだ。亜希子の教育の結果、姿勢や箸などの立ち居振る舞いは完璧だが、勉強は九九を間違える程できない。また亜希子が一般常識をビジネス用語で教えてしまったため学業には役立っていない(CD→「譲渡可能定期預金証書(Certificade of Deposit)」など)。ただしビジネス用語には詳しく、告白の返事を「鋭意検討して善処する」と言ってしまうほど。
大学卒業後ヒロキと結婚し、二児の母となる。
ヒロキ
みゆきの小学校のクラスメート。実母の死後ふさぎこんだみゆきを心配してちょっかいをかけていたがのちに友人関係となる。しかし些細なことがきっかけで絶交してしまい、高校生になるまで会話もなかった。高校生になってからみゆきとの交友が再開し、麦田章(下記参照)の恋路をみゆきと応援する。大学卒業後みゆきと結婚し、二児の父となる。
母は小学校時代はボスママで、結婚して間もなかった亜希子と保護者会で2時間にわたるバトルを繰り広げた因縁がある。
麦田章(むぎた あきら)
宮本家の近所のパン屋「フランセ」の店主。腰を痛めて隠居した父から店を受け継ぐ。元ヤンキーで、それもあって店の売り上げは悪かった。年齢は亜希子より一回り以上年下。
亜希子がスーツでパートに面接に来た時には国税局か保健所の抜き打ち検査だと勘違いし、履歴書の立派さに持て余しかけ、大企業の元エリートだと金銭感覚は普通ではないと思って一度採用を見送るが、パンの耳を欲しがったのを見て採用。その後店の立て直しをする中で亜希子に惹かれ、退職の際に告白するが玉砕する。
下山さん(しもやまさん)
宮本家の近所の噂好きなおばさん。情報通で、企業の会長のゴシップを話したのがきっかけで亜希子と親しくなる。その噂好きはみゆきが結婚後里帰りしたときも変わらなかった。

書誌情報[編集]

  • 桜沢鈴 『義母と娘のブルース』ぶんか社〈ぶんか社コミックス〉、2011年2月14日発売、ISBN 978-4-8211-7118-7
  • 桜沢鈴 『義母と娘のブルースFinal』ぶんか社〈ぶんか社コミックス〉、2012年6月14日発売、ISBN 978-4-8211-7307-5
  • 桜沢鈴 『義母と娘のブルース 新装版』ぶんか社〈ぶんか社コミックス〉、全2巻

テレビドラマ[編集]

義母と娘のブルース
Stepmother and daughter’s Blues
ジャンル テレビドラマ
放送時間 火曜 22:00 - 23:07(67分)
放送期間 2018年7月10日 -
放送国 日本の旗 日本
制作局 TBS
演出 平川雄一朗
中前勇児
原作 桜沢鈴
『義母と娘のブルース』
脚本 森下佳子
プロデューサー 飯田和孝
中井芳彦
大形美佑葵
出演者 綾瀬はるか
竹野内豊
佐藤健
ナレーター 上白石萌歌
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
データ放送 データ放送
エンディング MISIA「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」
時代設定 2009年4月 -
外部リンク 公式サイト
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2018年7月10日からTBS系「火曜ドラマ」枠で放送されている。主演は綾瀬はるか[1]

キャスト[編集]

主要人物[編集]

岩木亜希子
演 - 綾瀬はるか(幼少期:藤本ばんび)
トップシェアの金属会社「光友金属」で働くキャリアウーマン。
宮本良一
演 - 竹野内豊
みゆきの父。老舗の金属会社「桜金属工業」で働いている。
宮本みゆき
演 - 上白石萌歌[2](幼少期:横溝菜帆
良一の一人娘。
麦田章
演 - 佐藤健
第2話時点で正体不明の男。職業を転々としていて、第1話ではバイク便の青年。第2話では花屋として登場している。

光友金属[編集]

前原大輔(まえはら だいすけ)
演 - 村本大輔ウーマンラッシュアワー[3]
亜希子の部下。
田口朝正(たぐち ともまさ)
演 - 浅利陽介
亜希子の部下。
亜希子に想いを寄せている。

桜金属工業[編集]

猪本寧々(いのもと ねね)
演 - 真凛
良一の部下。
笠原廣之進(かさはら ひろのしん)
演 - 浅野和之
良一の上司。

その他[編集]

黒田大樹(くろだ ひろき)
演 - 大智
みゆきの小学校時代のクラスメイト。
友井智善(ともい ともよし)
演 - 川村陽介
麦田の友人。
西条乙女(さいじょう おとめ)
演 - 橋本真実
みゆきの通う学童保育の職員。
宮本愛(みやもと あい)
演 - 奥山佳恵
みゆきの実母で良一の亡き妻。
下山和子(しもやま かずこ)
演 - 麻生祐未
「下山不動産」所属。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 桜沢鈴『義母と娘のブルース』(ぶんか社刊)
  • 脚本 - 森下佳子
  • 音楽 - 高見優、信澤宣明
  • 主題歌 - MISIA「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」(アリオラジャパン[4]
  • ナレーション - 上白石萌歌[5]
  • 劇中アニメ制作 - 福地亮介、シオガマノブユキ
  • 参考文献 - 『小ネタの恩返し』、『言いまつがい』(株式会社ほぼ日
  • 古語指導 - 山田順子
  • 医療指導 - 岩崎善毅
  • お天気 - 森朗
  • 調理指導 - 赤堀博美
  • フィギュア制作 - 3Dayプリンター
  • アクションコーディネーター - 佐々木修平
  • 腹踊り指導 - 水木あお
  • プロデュース - 飯田和孝、中井芳彦、大形美佑葵
  • 演出 - 平川雄一朗、中前勇児
  • 製作著作 - TBS

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル[6] 演出 視聴率
第1話 7月10日 33才独身部長女子が突然の義母宣言!?
私は貴女に就職します!!
平川雄一朗 11.5%[7]
第2話 7月17日 最愛の娘の家出!?そして私は制服を脱ぐ 11.3%[8]
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)


TBS系列 火曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
花のち晴れ〜花男 Next Season〜
(2018年4月17日 - 6月26日)
義母と娘のブルース
(2018年7月10日 - )
中学聖日記
(2018年10月 - 〈予定〉)

脚注[編集]

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  1. ^ “綾瀬はるか、竹野内豊と初共演で夫婦役 『義母と娘のブルース』実写化”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年5月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2110521/full/ 2018年5月16日閲覧。 
  2. ^ “上白石萌歌が綾瀬はるかの娘に!TBS7月新ドラマ「義母と娘のブルース」”. スポニチアネックス (スポーツニッポン). (2018年6月24日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/06/24/kiji/20180623s00041000576000c.html 2018年6月24日閲覧。 
  3. ^ “ウーマン村本 TBS「義母と娘のブルース」で連ドラ初出演も自虐「ドラマの好感度が…」”. スポニチアネックス (スポーツニッポン). (2018年6月24日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/06/24/kiji/20180623s00041000358000c.html 2018年6月24日閲覧。 
  4. ^ “MISIA×GReeeeNが初コラボ 綾瀬はるか主演ドラマ主題歌に決定”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年7月5日). https://www.oricon.co.jp/news/2114906/full/ 2018年7月6日閲覧。 
  5. ^ “上白石萌歌、綾瀬はるかと“母娘”に ウーマン村本は連ドラ初のレギュラー”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年6月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2114285/full/ 2018年6月25日閲覧。 
  6. ^ Paravi 義母と娘のブルース
  7. ^ “綾瀬はるか主演「義母と娘のブルース」初回視聴率は11.5%で好発進”. スポーツ報知. (2018年7月11日). https://www.hochi.co.jp/entertainment/20180711-OHT1T50073.html 2018年7月11日閲覧。 
  8. ^ “綾瀬はるか主演「義母と娘のブルース」第2回は11.3%で2ケタ維持”. スポーツ報知. (2018年7月18日). https://www.hochi.co.jp/entertainment/20180718-OHT1T50069.html 2018年7月18日閲覧。 

外部リンク[編集]