ミステリー民俗学者 八雲樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

ミステリー民俗学者 八雲樹』(ミステリーみんぞくがくしゃ やくもいつき)は原作:金成陽三郎、漫画:山口譲司による漫画作品、及びそれを原作としたテレビドラマ。

週刊ヤングジャンプ」と「ビジネスジャンプ」(集英社)で連載された。

概要[編集]

本作は、日本に伝わる逸話(天狗、小人伝説、かぐや姫、山姥など)や、童謡(「花いちもんめ」)、風習(生贄、七夕、姥捨て、初夜権など)などを元とした内容になっている、本格ミステリ漫画である。山口譲司が作画を担当。対象が青年向けであり、性的な表現が多々ある。

単行本[編集]

テレビドラマ[編集]

ミステリー民俗学者 八雲樹
ジャンル テレビドラマ
放送時間 金曜 23:15 - 翌0:10(55分)
放送期間 2004年10月15日 - 12月17日(10回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
演出 麻生学
唐木希浩(5年D組
木村ひさし
常廣丈太(テレビ朝日)
原作 金成陽三郎
脚本 戸田山雅司
大石哲也
プロデューサー 江野夏平(テレビ朝日)
槙哲也
出演者 及川光博
平山あや
エンディング RAG FAIR「君でなければ」
テンプレートを表示

2004年10月15日から12月17日まで毎週金曜日23:15 - 翌0:10に、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送された。主演は及川光博

キャスト[編集]

主要人物[編集]

八雲樹
演 - 及川光博
著名な民俗学者である慈英女子大の鳥越教授助手。多忙で不在の多い教授に代わって、ゼミの面倒を見ている。涼やかな面持ちにスリムなメガネをかけており、一見するとルックスは悪くないのだが、フード付きのコートを愛用し、くるぶし丈のボトムに白いソックスを合わせるなど、どこか野暮ったく垢抜けない感が醸し出されている。ゼミの女学生からは「さえない万年助手」と馬鹿にされている(教職の階級は教授・助教授講師・助手の順で、一般に先生と呼ばれるのは講師以上である)。
興味を持ったことは、実際に試してみないと気がすまない性格で、かなりの変人かつ極度の天然ボケでもあり、相手が謙遜で言っていることを言葉通りに受け取り、微妙な雰囲気を醸し出す。また権威権力には関心が薄く、ともすれば鈍感。自分が正しいと思ったことに関しては相手が誰であろうが臆することなく毅然とした態度で臨み、歯に衣着せぬ物言いをすることもある。
アルコールに極端に弱く、僅かでも飲むと3秒で倒れる。研究のために地方に足を運ぶことが多いが重度の乗り物酔い体質で、目的地に着いた瞬間に毎回酷いことになる(乗る前に想像だけで酔うことがある)。
基本的にフェミニスト。しかし、女性からのアプローチには鈍感である。
体力には自信は無くケンカにも弱いが、妙な間合いで逃げに徹するため敵の攻撃はなかなか当たらず致命傷になることはない。襲われたり激高した時は普段の天然ぶりが嘘のような武道の実力と威圧感を見せることがある。
事件の謎を「闇」に例えて表現する。
富良野
演 - 平山あや
慈英女子大民俗学研究室の学生で、数少ない八雲の理解者のひとり。同じゼミに通う学生が有名人(鳥越教授)目当てであるのに比べ、純粋に民俗学に興味を持ち参加している。それにしては民俗学の知識は浅く、初歩的なことを知らないことが多い。
かなりの酒豪で所謂ザルで二日酔い知らず。乗り物酔いもしない。酒にも乗り物にも弱い八雲とは正反対である。
気が強く、少々の暴力には屈しない。暴漢に対しては棒切れ一本で敵を倒している。さらに第七話では一蹴りでドアをぶち破る雄姿を披露。酒を飲んで前後不覚に陥った八雲を巴投げで投げ飛ばしたこともある。
八雲によれば「独自のセンス」を有しており、一般にはグロテスクとか怖いとされている生き物が可愛らしく見えるらしい。事件に関係する過去の殺人の話には強く興味を示し、嬉々として聞き手に回っているが、実際に死体を目の当たりにするは苦手。

警視庁[編集]

羽根井豊
演 - 益岡徹
八雲と富良野が遭遇する事件に登場する警視庁刑事課の刑事
自説に対する八雲の反論で動揺すると「目が泳ぐ」ので直ぐに分かる。警察関係者でもない素人の八雲が次々と謎を解いてしまうので対抗心を燃やすが、特に悪気があるわけではない。乗り物酔い体質。
警察を退官後は小説家になるのが夢と語り、実際に執筆もしている模様。
瀧村万智子
演 - 滝沢沙織
羽根井刑事とコンビを組む女刑事。階級は巡査部長。自称モデル体型のスレンダー美人。八雲と富良野のコンビに露骨な対抗心を示し勝敗を気にしている節もあるが、八雲の依頼を受けて独自に調査をしてくれたり、捜査資料を見せてくれる。犯人に拉致された時には、拘束されたまま八雲に置き去りにされ、挙句に忘れられてしまった(結局は自力で脱出した)。
自説に対する八雲の反論で動揺すると「目が泳ぐ」のは羽根井刑事と同じ。私的な面でも羽根井刑事の手伝いをするが、男女の関係は無いと断言している。
第五話では富良野に匹敵する酒豪ぶりを発揮した(二日酔いに縁の無い富良野とは異なり、翌朝は酷い二日酔いに苦しんだ)。

その他[編集]

五十嵐里沙
演 - 北川弘美
川瀬美奈子
演 - 山口日記
鳥越太郎(教授)
演 - 鳥越俊太郎
TV出演や学会出席のため世界中を飛び回っている為、大学で学生の相手をすることは稀である模様。
著書「民俗学はスクープだ!!」

ゲスト[編集]

第1 - 2話「天狗伝説殺人事件」
第3 - 4話「記憶喪失のかぐや姫」
第5 - 6話「生けにえの島の少女」
第7話「赤い靴の秘密」
第8 - 9話「やまんばに呪われた村」
最終話「冬に咲く桜」

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

  • 原則として2話完結(第7、10話は1話完結)のストーリーとなっていた。
  • 第6話は、スペシャルドラマ「」放送に伴う編成のため、放送時間を23:51 - 24:46に変更。
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 2004年10月15日 天狗伝説殺人事件 戸田山雅司 麻生学 10.7%
第2話 2004年10月22日 天狗伝説殺人事件 <解決編> 08.0%
第3話 2004年10月29日 記憶喪失のかぐや姫 唐木希浩 11.1%
第4話 2004年11月05日 記憶喪失のかぐや姫 <解決編> 09.1%
第5話 2004年11月12日 生けにえの島の少女 大石哲也 麻生学 10.2%
第6話 2004年11月19日 生けにえの島の少女 <解決編> 09.1%
第7話 2004年11月26日 赤い靴の秘密 木村ひさし 10.2%
第8話 2004年12月03日 やまんばに呪われた村 戸田山雅司 常廣丈太 09.0%
第9話 2004年12月10日 やまんばに呪われた村 <解決編> 09.7%
最終話 2004年12月17日 冬に咲く桜 戸田山雅司
大石哲也
麻生学 08.9%
平均視聴率 9.6%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

DVD[編集]

テレビ朝日系列 金曜ナイトドラマ
前番組 番組名 次番組
ああ探偵事務所
(2004.7.2 - 2004.9.17)
ミステリー民俗学者 八雲樹
(2004.10.15 - 2004.12.17)
特命係長 只野仁(2ndシーズン)
(2005.1.14 - 2005.3.18)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]