阿部祐二

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あべ ゆうじ
阿部 祐二
阿部 祐二
2019年
別名義 伊達 祐二
生年月日 (1958-08-14) 1958年8月14日(65歳)
出生地 日本の旗 日本東京都板橋区
身長 186 cm[1]
血液型 A型[1]
職業 俳優、テレビリポーター
活動期間 1983年 -
配偶者 礒村まさ子
著名な家族 阿部桃子(娘)
事務所 テンダープロ
公式サイト プロフィール
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阿部 祐二(あべ ゆうじ、1958年8月14日[2] - )は、日本テレビリポーター俳優京都美術工芸大学客員教授テンダープロ所属。

人物[編集]

東京都板橋区出身[3]板橋区立弥生小学校板橋区立上板橋第一中学校東京都立小石川高等学校早稲田大学政治経済学部卒業[2]。2019年11月より京都美術工芸大学客員教授に就任。身長は186cm[1]。妻はプロゴルファー阿部まさ子(旧姓:礒村)。長女の阿部桃子[※ 1]はファッションモデル・タレントとして活動しつつ、2017年度ミス・ユニバース・ジャパンに選出された[4]。現在は東京都江東区豊洲在住。英語が堪能であるため、外国人へも直接インタビューを行える。

ビッグモーニング』(TBS)でリポーターとしての活動を開始するまでは、雑誌『POPEYE』でモデルを務めたり、俳優としてテレビドラマに出演していた(俳優業はリポーター業と並行する形で継続)。俳優時代初期の芸名は伊達 祐二(だて ゆうじ)[3]。伊達祐二の芸名でテレビドラマ『婦警さんは魔女』(TBS)で俳優デビュー[3]

エピソード[編集]

  • 特技は剣道(1984年当時の段位は三段[3])。デビューのきっかけは、東京高田馬場のトレーニングセンターで、藤岡弘にスカウトされた[3]となっているが、異説もある[5]
  • 小学生の時にわんぱく相撲大会で優勝したことがある。これがきっかけで相撲部屋に誘われたことがある[3]
  • 大学在学中から36歳までは、芸能・取材活動のかたわら、プロの家庭教師として教え子を数々の有名校へ進学させていた。29歳の時には、家庭教師を派遣する有限会社を自ら設立している[6][7]
  • モデル・俳優業からテレビリポーターに転身した背景として、大学を卒業する頃に記者を志望していたことを挙げている。[7]
  • 2005年9月6日、『ザ!情報ツウ』に台風の現場を伝えるリポーターとして出演していた。激しい強風に飛ばされそうになりながらもしゃがみこんで耐えながらリポートした直後に、普通に歩きだした様子が放送され、やらせだという風聞が発生した。この映像はYouTubeに投稿され150万回近く再生され、テレビ関係者からも批判を受けた。阿部は風が止んだので歩いたと説明し、やらせを否定している[8]
  • 恐妻家で、2012年2月25日には、自身初の著書として、『「恐妻家」が成功する22の法則』を講談社から発売。同年6月5日には、「“恐妻家”としても話題の人気リポーター」という触れ込みで、『徹子の部屋』(テレビ朝日)へ初めて出演した[9]
    • 恐妻家になった理由として、自分が不遇の時期に結婚したことを告白。「(プロゴルファーとして有名な)妻との収入に大きな格差があった状況で結婚したことから、今でも(家庭内における妻との関係を)絶対に挽回できない」と述べている[10]
  • 2011年1月10日西宮神社で行われた福男選びの抽選で赤のくじを当て、最前列の108人枠からスタートを切った。結果は63位[11]
  • 2011年3月11日未明、浦安市内の交差点で帰宅のために乗車していたタクシーに乗用車が衝突して首第二頸椎骨折など全治3ヶ月の重傷を負い入院した。この日の午後、東日本大震災が発生したが、取材活動には加わることができなかった[12][13]。同年6月2日の『スッキリ!!』で復帰[14]
  • 『スッキリ!!』2014年8月18日放映分取材のため、前日となる8月17日に東京ビッグサイトで行われたコミックマーケットへと取材に赴いた。その最中に通りすがりの一般人から「大門巌さん」と呼びかけられ、最初は「人違いをされた」と思っていたが、その名前が自身がかつて出演していた特撮テレビドラマ特捜エクシードラフト』での役名だったことを知らされて、「思いだして嬉しくなっちゃった」と語り、困惑が感動に変わったことを番組内でコメントした[15]

出演[編集]

モデル[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

情報番組[編集]

バラエティー[編集]

アニメ[編集]

CM[編集]

PV[編集]

  • Dr.Metal Factory「Jupiter」 - 同曲収録の『カヴァメタ Now』と『カヴァメタ Then』のジャケット写真にも登場。
  • ET-KINGmother

Vシネマ[編集]

  • パチンコ放浪記(1994年)
  • コスプレ探偵(2013年)
  • 裏切りの仁義(2017年) - テレビ中継リポーター

ウェブドラマ[編集]

ラジオ[編集]

著書[編集]

脚注・出典[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 阿部がレポーターを務める「スッキリ」の元レポーターの阿部桃子(2015年3月~2017年3月)は同姓同名の別人であるがレポーターの方が阿部の娘と誤解されたことがあった。なお、娘も1度だけではあるが「スッキリ」のレポーターを務めたことがあった。

出典[編集]

  1. ^ a b c 阿部祐二 tenderpro.”. 2023年3月31日閲覧。
  2. ^ a b 『テレビ・タレント人名事典(第6版)』日外アソシエーツ、2004年6月、48頁。ISBN 978-4-8169-1852-0 
  3. ^ a b c d e f 週刊テレビ番組(東京ポスト)1984年3月9日号 p.26
  4. ^ ミスユニバース日本代表に阿部祐二レポーター娘「信じられない」と父興奮”. デイリースポーツonline (2017年7月4日). 2017年7月5日閲覧。
  5. ^ 「藤岡弘、」からスカウト…レポーター「阿部祐二」が長年ついていた“小さなウソ”が発覚”. 株式会社新潮社 (2021年11月7日). 2021年11月7日閲覧。
  6. ^ 阿部祐二”. ]speakers.jp (08). 2018年7月13日閲覧。
  7. ^ a b 阿部祐二”. ]aera (08). 2018年7月13日閲覧。
  8. ^ 台風中継の“台本”疑惑に阿部祐二が反論「風には強弱がある」”. 阿部祐二のココが現場だ!. 株式会社DMM.com (2014年9月24日). 2014年9月24日閲覧。
  9. ^ 今週の徹子の部屋 2012年6月5日(火)出演 阿部祐二
  10. ^ 「恐妻家」が成功する22の法則 第1章「社会」で成功する恐妻家の法則 17.「アスリートの妻を持つ夫は、自分もアスリートの志を持つべし」より
  11. ^ [1]
  12. ^ デイリースポーツ (2011年3月17日). “阿部祐二リポーターが交通事故で重傷”. 2011年6月1日閲覧。
  13. ^ サンケイスポーツ (2011年3月18日). “阿部祐二、交通事故…全治3カ月の重傷”. 2011年6月1日閲覧。
  14. ^ ORICON STYLE (2011年6月1日). “全治3ヶ月の重症…『スッキリ!!』阿部祐二リポーターが復帰へ”. 2011年6月1日閲覧。
  15. ^ ライブドアニュース 2014年08月18日 「スッキリ!!」レポーター・阿部祐二、コミケ会場でファンの言葉に感動 「役名で呼んでくるなんてさすがコミケ」
  16. ^ “許されぬ大人の“純愛”描く「月下香」制作開始、主演は清瀬汐希と松井健太”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年3月2日). https://natalie.mu/eiga/news/467825 2022年3月3日閲覧。 
  17. ^ 日刊スポーツ(阿部祐二リポーター32年ぶりドラマレギュラー出演) 2019年10月9日 2020年3月12日閲覧。
  18. ^ “『家政夫のミタゾノ』黒木瞳、Travis Japan松倉海斗、山本舞香らゲスト“56人”一挙公開”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年8月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2292175/full/ 2023年8月25日閲覧。 
  19. ^ 永尾まりや、世界初長編VRドラマでロボット役 「恥ずかしかった」シーン告白 |最新ニュース|eltha(エルザ)」『eltha』。2018年6月4日閲覧。

外部リンク[編集]