鈴木美穂 (報道記者)

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すずき みほ
鈴木 美穂
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 東京都
生年月日 (1983-10-16) 1983年10月16日(35歳)
血液型 O型
最終学歴 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
職歴 日本テレビ報道記者兼キャスター
活動期間 2006年 - 2018年
ジャンル ニュースキャスター
配偶者 あり
出演番組・活動
出演経歴 スッキリ
情報ライブ ミヤネ屋(隔週交代)
Daily Planet内「Social Wennovators TV」(不定期) リアリTV
NEWS ZERO
news every.
ZIP!

鈴木 美穂(すずき みほ、1983年10月16日 - )は、日本の元ニュースキャスター、報道記者。NPO法人マギーズ東京・共同代表理事。

人物[編集]

小学生時代から企画をすることが好きで、遠足の昼ごはんが外で食べられなかったのが、保護者のサインを集めた上でそれを可能にしたり、クラスの結束を高めるために体育館でのカラオケ大会を企画したり、思ったらすぐに行動するタイプだったという。小学5年生のある時、学校の先生からニュースを見てるか聞かれた時には、当時の本人はアニメかドラマしか見ておらず、ニュースは世の中の怖いことを伝えているという感じしかしていなかったことから、その時はニュースは好きじゃないと答えたが「テレビの向こう側から伝える人に、美穂さんみたいな人がきっと向いてると思うの」と先生から言われたことで、その日の夜にニュースを見てみたら、海外から中継している女性キャスターが映っていたのを見て、スーツの着こなしがおしゃれに見えて「この人は世界中の色々なことを知っているスーパーウーマンだ」と思い、この人みたいになりたいと、テレビ局に入ることがこの時から人生の目標になったという[1]

大学3年生の時に日本テレビのコンパニオンを務め、ここで日本テレビの雰囲気が気に入ったことで同局を目指すようになり[2]2006年日本テレビ入社。その後、報道局で社会部、政治部記者、宮内庁担当記者を経て、2017年1月から2018年6月までから社会部記者と『スッキリ』『情報ライブ ミヤネ屋』のニュースコーナーを兼任していた。報道局社会部ニュースデスク業務と社長室CSR事務局も兼務する。

2008年、日本テレビ入社3年目の時に乳がんに罹患したことから、本業の傍らがん患者を応援する活動を始めることなる。

2009年に若年性がん患者団体「STAND UP!!」を発足する。2013年にがん患者のためのワークショップを開催するプロジェクト「Cue!」を始める。2015年訪問看護師の秋山正子と共に、英国発のがん患者と家族のための新しい形の相談支援の場を日本に作るべく、NPO法人「マギーズ東京」を発足する。2016年にがんに影響を受けた全ての人が無料で利用できる「マギーズ東京」を東京都江東区にオープンさせた。「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」チーム2017賞受賞[3]する。 2018年12月31日で日本テレビ放送網を退社した。

経歴[編集]

  • 1983年 - 東京都で生まれて横浜で育つ[4]
  • 小学校6年生からシカゴで生活し、中学校3年生で帰国[4]する。
  • 慶應義塾女子高等学校慶應義塾大学を卒業[4]する。
  • 2006年 - 日本テレビに入社し、報道局に配属されて1年目はAD、2年目から記者[4]を務める。
  • 2008年 - 乳がんと診断をうけて、8ヶ月間休職して治療[5]に専念する。
  • 2009年 - 1月、社会部に復帰する。
  • 2009年 - がん患者向けフリーペーパー「STAND UP!!」を創刊する。
  • 2012年 - 政治部へ異動する。
  • 2013年 - がん患者向けワークショップ「Cue!」を始める。
  • 2014年 - 6月に社会部へ異動して厚生労働省を担当[6]する。
  • 2014年 - 9月から「マギーズ東京」のためのクラウドファンディングを2ヶ月間行い、2200万円集める。
  • 2015年 - 4月にNPO法人「マギーズ東京」を発足して共同代表理事に就任する。
  • 2015年 - 7月に闘病記録をリアリTV「Cancer gift(キャンサーギフト)がんって、不幸ですか?」で放送する。
  • 2016年 - 10月に東京都江東区で「マギーズ東京」を開く。
  • 2016年 - 12月に「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」でチーム2017賞を受ける。
  • 2017年 - 1月から『スッキリ!!』『情報ライブ ミヤネ屋』でニュースコーナーを担当する。
  • 2017年 - 6月から日テレNEWS24の『Daily Planet』で「Social Wennovators TV」を不定期で担当する。
  • 2017年 - 10月10日の放送中の番組内で、一般男性と結婚すると明らかにした[7]
  • 2018年 - 6月1日の『情報ライブ ミヤネ屋』にて、ニュースコーナーの降板及び報道記者専任となることを明らかにした[8]

出演番組[編集]

現在[編集]

過去[編集]

乳がん経験について[編集]

  • 入社3年目の2008年に、入浴中にシャワーを浴びていたときに右胸のしこりに気づき、会社の診療所から紹介された病院で検査を受けたところ、「残念ながら、悪いものがうつっていました」と、乳がんを告知[9]される。
  • がんは、2つ合わせて5センチの大きさだった。[6]
  • 手術後は、抗がん剤治療、放射線療法ホルモン療法分子標的治療[6]と、さまざまな治療を受ける。
  • 絶望感の中で唯一浮かんだ希望は、「がんになったからこそ伝えられることが、私にはきっとある。必ずこの経験を活かせる日がくる」[9]という思いであった。
  • がんの告知を上司や同僚に打ち明けた際に、先輩が「何があっても美穂は絶対に戻ってくる。そして、伝えようと思う時がくる。そんな日のために、記録しておこう」と言ったことを機に、告知6日後の精密検査から治療の様子を映像として同僚や家族が記録した[9]
  • 撮影記録を編集し、2015年7月のリアリTV「Cancer gift(キャンサーギフト)がんって、不幸ですか?」で放送した[10]

患者会「STAND UP!!」について[編集]

  • 治療中に「闘病中の自分と同じように苦しんでいる人のために、何かしたい」と思い、2009年に松井基浩と若年性がん患者向けのフリーペーパー「STAND UP!!」3万部を発行し、全国のがん拠点病院においてもらう活動を始めた[6]
  • SNSmixi上で、35歳以下のがん患者を募り、実名で顔出しでがん体験の記録を依頼した[6]
  • フリーペーパー発行をきっかけに組織が拡大し、現在は「35歳以下でがんに罹患した人のための患者会」として、フリーペーパーの作成・配布、イベントの開催、外部イベントへの参加、月1回のチャット会、メディアを通じた啓発活動など[11]を行う。

闘病者向けワークショップ「CUE!」について[編集]

「マギーズセンター東京」について[編集]

学生時代のエピソード[編集]

学生時代、アルバイトでお金を貯めては、バックパッカーとして30カ国以上を訪問した[4][2]。日本テレビ入社前研修の2日前、滞在先のインドからの帰国日に貴重品を全部盗まれ、「帰国出来なかったら内定を取り消されるかもしれない」という不安の中、その時は一緒に行った女友達に金を借りて三輪タクシー大使館に行こうとしたらよくわからないホテルで降ろされ、だまされたことで再び無一文になり、そこから取りあえず徒歩で銀行に行って、そこからヒッチハイクで欧米人夫婦に大使館まで送ってもらい、大使館からも金を借りることが出来たなど融通してもらって帰国することが出来た。この時、日本テレビに事情を伝えた所「どう帰国できるか見ものだな」と言われたという。帰国した時、集合場所の新橋には間に合わなかったが、研修先の軽井沢に先回りして、インド風の服のままで研修参加者のみんなを出迎えることが出来たという[2]

入社前の研修の課題は「3か月間『ママチャリ日本縦断』」で、全県に友達を作ることを目標とし、行った先々で出会った人の家に泊めてもらい、仕事を手伝ったりインタービューしたりなどのその人たちとの日々を5分間のビデオにまとめるという内容で、これで研修をクリアした[2][12][13]

バブル時代は子供にもかかわらず楽しんだという。

脚注[編集]

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  1. ^ 日刊ゲンダイ 2019年4月23日 11面『喜怒哀楽のサラリーマン時代』
  2. ^ a b c d 日刊ゲンダイ 2019年4月24日 11面『喜怒哀楽のサラリーマン時代』
  3. ^ 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017発表!(4/4)”. 日経ウーマン. 2017年10月10日閲覧。
  4. ^ a b c d e another life. 「あの人もがんになったのだから、大丈夫」そんな存在になるために、再び描く未来。
  5. ^ 【要約】乳がん経験者 鈴木美穂さん”. がんノート (2017年10月10日). 2014年8月30日閲覧。
  6. ^ a b c d e ハフィントン・ポスト LIFESTYLE JAPAN マギーズ東京プロジェクトの鈴木美穂さんに聞く「突破力のあるチームの作りかた」(全文)
  7. ^ 「スッキリ」ニュース担当の日テレ・鈴木美穂記者、結婚報道突っ込まれ頬を赤らめる”. スポーツ報知 (2017年10月10日). 2017年10月10日閲覧。
  8. ^ “「ミヤネ屋」鈴木美穂キャスター卒業、社会部記者に”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2018年6月1日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201806010000423.html 2018年6月2日閲覧。 
  9. ^ a b c logme 「がんって、不幸ですか?」日テレ報道記者・鈴木美穂氏が語った乳がん闘病から7年間の記録
  10. ^ 日本テレビ リアリTV公式サイト 放送内容
  11. ^ 若年性がん患者団体 STAND UP!!
  12. ^ 日刊ゲンダイ 2019年4月25日 13面『喜怒哀楽のサラリーマン時代』
  13. ^ Yahoo!ブログ(Go for it! ぶちかませ)

外部リンク[編集]