市原悦子

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いちはら えつこ
市原 悦子
本名 塩見 悦子
(しおみ えつこ)
生年月日 (1936-01-24) 1936年1月24日(82歳)
出生地 日本の旗 日本千葉県千葉市
身長 160 cm
血液型 A型
職業 女優声優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
活動期間 1957年 -
活動内容 1957年:俳優座入団
配偶者 塩見哲(1961年 - 2014年)[1]
事務所 ワンダー・プロ
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビアニメ
まんが日本昔ばなし
テレビドラマ
翔べ! 必殺うらごろし
家政婦は見た!』シリーズ
おばさんデカ 桜乙女の事件帖』シリーズ
秀吉
弁護士高見沢響子』シリーズ
映画
黒い雨

市原 悦子(いちはら えつこ、1936年1月24日 - )は、日本女優声優ワンダー・プロ所属。本名:塩見 悦子(しおみ えつこ)。身長160cm、体重53kg。夫は舞台演出家の塩見哲

来歴[編集]

千葉県千葉市出身。千葉市立末広中学校を卒業後、千葉県立千葉高等学校に進学し、演劇部で活動する。

高校卒業後、早稲田大学第二文学部演劇専修を経て、俳優座養成所へと進む。同期の有名人にはジェームス三木大山のぶ代冨士眞奈美義那道夫らがいる。1957年に俳優座に入団、『りこうなお嫁さん』でデビューする。同年に新劇新人推賞を受賞し、1959年に『千鳥』で芸術祭奨励賞を受ける。さらに1963年には新劇演劇賞、1964年ゴールデン・アロー賞新人賞に輝き、新劇女優として高い評価を受ける。

1971年に俳優座を退団。1972年に番衆プロを設立。

1975年に始まった『まんが日本昔ばなし』では、すべての登場人物の声を常田富士男と2人のみで長年演じ続けて親しまれた。放映終了後から復活を望む声が多く、2005年にはゴールデンタイムで再放送された。

1983年からは『家政婦は見た!』で四半世紀以上も主役を務め、高視聴率を誇る最大の当たり役となり、土曜ワイド劇場を代表する人気シリーズとなった。

1990年、『黒い雨』の演技で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。

その他、2時間ドラマの主演を多くこなし、人気を不動のものにした。

その演技力を買われ、「俳優座が生んだ三大新劇女優」の1人と謳われている(あとの2人は岩崎加根子渡辺美佐子)。

2011年福島第一原発事故に関連して「原発ゼロをめざす7.2緊急行動」呼びかけ人を務めた[2](他に湯川れい子根岸季衣など)。

2012年S状結腸腫瘍手術のため、翌2013年1月に公開予定だった映画『東京家族』をクランクイン前に降板した[3]。なお代役は吉行和子が務めた。

2017年1月13日、自己免疫性脊髄炎の加療のため休業を発表[4]6月27日2018年NHK大河ドラマ西郷どん』のナレーションで復帰することが発表されていたが[5]11月22日、体調が優れないことを考慮して降板し、西田敏行に変更されたことが明らかになった[6][7]2018年3月21日放送の『おやすみ日本 眠いいね!』(NHK)で仕事復帰(3月12日収録)[8]

人物[編集]

2003年4月頃から眼鏡を着用している。

好きな男性のタイプについて、「危険な男性」(具体的には得体のしれない感じだという)、演じてみたい役について、「犯罪者」と語っている[9]

『家政婦は見た!』の主演を務めたが、家政婦を雇ったことはないという[10]

2015年5月22日NHK総合テレビあさイチ』出演時、放送禁止用語を連発し、司会を務めるNHKアナウンサー有働由美子が謝罪する事態となった[11]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

NHK[編集]

日本テレビ系[編集]

TBS系[編集]

  • 虫は死ね(1963年) - 愛子 役
  • 近鉄金曜劇場 / 目撃者(1964年) - 江口の妻 役
  • ザ・ガードマン 第53話「雪崩」(1966年)
  • 泣いてたまるか(1967年)
  • ポーラテレビ小説パンとあこがれ」(1969年) - ナレーター
  • 人間の歌シリーズ冬の雲(1971年)
  • 私は忘れたい(1972年 - 1973年)
  • 事件狩り(1974年)
  • 赤い殺意(1975年)
  • 岸壁の母(1977年)
  • いごこち満点(1976年)
  • 冬の運動会(1977年) - 船久保初枝 役
  • わが母は聖母なりき(1980年) - ふみ 役
  • 絶唱(1981年)
  • はまなすの花が咲いたら(1981年 - 1982年) - 金沢しず 役
  • 外科医 城戸修平(1983年)
  • ザ・サスペンス「高2の体験 闇からの殺意 盲導犬ベティの反則」(1982年12月) - 香取正子 役
  • 女橋(1983年) - 佐原ちよ 役
  • お鏡(1985年) - お鏡 役
  • 東京卒業(1996年) - 正木萌子 役
  • 水曜プレミア「大都会の女たち」(2004年5月) - 園田葉子 役
  • ハンチョウ〜神南署安積班〜 第1話(2009年4月)
  • 新参者 第1話(2010年4月)
  • 開局10周年記念ドラマ・松本清張特別企画「一年半待て」(2010年12月、BS-TBS) - 高森たき子 役 ※日本テレビ版(1976年)にも出演
  • 月曜ドラマスペシャル月曜ミステリー劇場月曜ゴールデン
    • 西新宿俳句おばさん事件簿シリーズ - 主演・里宮初子 役
      • 西新宿俳句おばさん事件簿1「私でない私の犯罪」(1993年4月19日)
      • 西新宿俳句おばさん事件簿2「霊園ツアーの犯罪」(1994年5月9日)
      • 西新宿俳句おばさん事件簿3「愛犬家に捧げる犯罪」(1995年6月26日)
    • バスガイド愛子シリーズ - 主演・徳丸愛子 役
      • バスガイド愛子1「これが最後の恋」(1993年8月30日)
      • バスガイド愛子2「みちのくの恋」(1994年10月24日)
      • バスガイド愛子3「恋は神代の昔から」(1995年11月27日)
      • バスガイド愛子4「会津磐梯山は恋の山」(1997年5月19日)
    • 弁護士高見沢響子シリーズ - 主演・高見沢響子 役
      • 弁護士高見沢響子1(1998年6月15日)
      • 弁護士高見沢響子2(1999年4月5日)
      • 弁護士高見沢響子3(2000年4月24日)
      • 弁護士高見沢響子4(2001年5月7日)
      • 弁護士高見沢響子5(2002年5月6日)
      • 弁護士高見沢響子6(2003年4月28日)
      • 弁護士高見沢響子7(2005年6月27日)
      • 弁護士高見沢響子8(2006年11月6日)
      • 弁護士高見沢響子9(2008年5月12日)
      • 弁護士高見沢響子10(2009年10月19日)
      • 弁護士高見沢響子11(2011年10月17日)
      • 弁護士高見沢響子12(2014年7月7日)
    • 楽園のライオン(2007年5月28日) - 主演・井上たつえ 役
    • ホームドクター・神村愛シリーズ - 主演・神村愛 役
      • ホームドクター・神村愛1(2012年4月9日)
      • ホームドクター・神村愛2(2013年8月26日)

フジテレビ系[編集]

テレビ朝日系[編集]

テレビ東京系[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • ゴダイゴ・ライブ(2007) - 女王 役

テレビアニメ[編集]

劇場アニメ[編集]

吹き替え[編集]

ラジオ[編集]

バラエティ[編集]

ナレーション[編集]

CM[編集]

ディスコグラフィー[編集]

  • ねねしな灯台(TBS系テレビ愛の劇場『わが母は聖母なりき』主題歌)
  • 母さんは青い空(『お待ちどおさま』主題歌)
  • きっと倖せ(『家政婦は見た!』より)
  • 見返り美人(『家政婦は見た!』より)

脚注[編集]

  1. ^ 市原悦子ショック…夫で演出家の塩見哲さん死去、女性自身報じる サンスポ 2014年6月24日
  2. ^ 「原発ゼロをめざす7.2緊急行動」
  3. ^ 市原悦子がS状結腸腫瘍で山田洋次監督映画を降板 芸能ニュースラウンジ 2012年2月4日
  4. ^ “市原悦子 自己免疫性脊髄炎で入院治療、5月復帰目指す”. スポニチアネックス. (2017年1月13日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/01/13/kiji/20170113s00041000162000c.html 2017年1月13日閲覧。 
  5. ^ “市原悦子 大河「西郷どん」語りで復帰 決め台詞は「チェスト」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年6月27日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/06/27/kiji/20170627s00041000124000c.html 2017年11月23日閲覧。 
  6. ^ 大河ドラマ『西郷どん』「語り」変更のお知らせ”. NHKドラマトピックス. NHK (2017年11月22日). 2017年11月23日閲覧。
  7. ^ “市原悦子 来年大河「西郷どん」語りを降板、代役に西田敏行…回復に「もう少し」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2017年11月22日). https://www.daily.co.jp/gossip/2017/11/22/0010754676.shtml 2017年11月22日閲覧。 
  8. ^ “市原悦子が仕事復帰!NHK「眠いいね!」で朗読、収録一発OK”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2018年3月13日). http://www.sanspo.com/geino/news/20180313/geo18031305040004-n1.html 2018年3月13日閲覧。 
  9. ^ [1],goo
  10. ^ [2],goo
  11. ^ 市原悦子が「あさイチ」で放送禁止用語を連発 有働由美子アナが謝罪する事態に,トピックニュース,2015年5月22日
  12. ^ “関西ジャニーズJr.の西畑大吾、渡辺謙主演ドラマに出演”. ORICON STYLE. (2016年10月19日). http://www.oricon.co.jp/news/2079765/full/ 2016年10月19日閲覧。 
  13. ^ 太陽の王子 ホルスの大冒険”. メディア芸術データベース. 2016年10月30日閲覧。
  14. ^ “新海誠「君の名は。」追加キャストに長澤まさみ、市原悦子、悠木碧、島崎信長ら7名”. 映画ナタリー. (2016年6月7日). http://natalie.mu/eiga/news/189903 2016年9月16日閲覧。 

外部リンク[編集]